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TERRAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 491
性別 男性
年齢 60歳
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1.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
素晴らしい。『シャル・ウィ・ダンス』などの甘ったるい予定調和は好きになれなかったが、この映画は全く別の次元。実に硬派で見応えのある素晴らしい作品。実は先日、自分も、非常に理不尽な職質を受けて「話を聞かせてくれ」と警察署に連れ込まれ、ちゃんと話せば分かってくれるだろうと同行したところ、向こうには端から話など聞く気は無く、あれよあれよと言う間に書類を作成されて送検されてしまった経験がある。軽犯罪法違反だかなんだかで拘留などは無く、お巡りの態度も映画のように傲岸では無かったが、それでもこちらの言い分などは全く聞き入れず、強引に自分で話を作りながら調書を作成して行く様子を目の当たりにした。3時間ほど拘束され、コトが終わった時の自分の感想は、警察など2度と信用しない。この世に正義など無い。といったものだった。TVでのインタヴューに監督が答えていたのだが、この映画はかなり綿密な下調べに基づいていると言う。つまりこの映画は、今の日本の司法の現実を描き出している。被疑者の敵は国家権力なのだ。国家権力としては、立件した以上無罪は敗北であり、なんとしても有罪にしようと画策する。捜査上の手落ちはスッ惚けて隠し、出せと言われた証拠は不見当と言い逃れてそれが通ってしまう。対する被疑者側は、検証ビデオを作り、証人を探し……、しかしあそこまでやってもダメなのか。判決では、屁理屈としか言いようのない理由で証拠が否定されていく。役者では、正名僕蔵演じる証拠を吟味して先入観を持つことなく判決を下そうとする裁判官と、彼から変わった小日向文世が良い味を出している。小日向は最初から被疑者を疑い、上から見下ろすような眼で偏見に満ちた口調で質問をする。司法モノと言うと、大岡裁きではないが人情味溢れた正義の味方的な裁判官が描かれることが多いが、そんなものは夢物語なのだろう。この映画は、司法の問題点を見せつけ、何らかの自衛の必要性を考えさせる傑作だ。
[地上波(邦画)] 9点(2008-03-02 13:31:30)(良:2票)
2.  エクソシスト ディレクターズカット版
基本的な評価は劇場公開版に準ずるんだけれど、さすがに配給会社の目は節穴ではないな、と。だって新たに差し込まれた部分、いらないもん。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-19 07:11:38)
3.  ドーン・オブ・ザ・デッド
内容なんて有って無きに等しい数あるゾンビ物の中で、かなり良くできた作品。もう4~5回は観てる(年に一度くらいは見てしまうw)のだが、それでも鑑賞に耐える珍しいゾンビ物でしょう。俊敏なゾンビ、スーパーマーケットへの立てこもり、ゾンビの出産、チェーンソーでのぶった切り等など、オリジナルであるロメロの『ゾンビ』はもちろん、以後のゾンビ物の面白いところ取り詰め合わせ、といった感じ。 ロメロが「走るゾンビなどゾンビじゃない」って言ったって? そりゃきっと悔しかったんだよ。w 俺なんか、のろのろ歩くゾンビの間をジェイミー.L.カーチスが駆け抜けていくシーン観て「なんじゃ、こりゃ? こんな奴ら脅威でもなんでもねぇじゃねーか!」と突っ込んだクチだから。w
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-12 17:04:41)
4.  コーヒー&シガレッツ
全く予備知識無しで、タイトルに惹かれて鑑賞。もっと小粋でスタイリッシュな映画かと思いきや…………なんじゃこりゃ? ヘンな映画~っ! だけど気がつけばプッと吹き出し、ケタケタと笑ってる自分がいる。いったい誰だよ監督は? と見ればジャームッシュじゃないか! そりゃ一筋縄では行かないはずだわ。いや、ほんとバカバカしい。安っぽい。こんなに豪華な顔触れで、ここまで安っぽく見せるのもある意味技術だね。さすがにインデペンデントの雄と呼ばれる監督だけある。自分は11話全て楽しめました。ちくしょー、無性にタバコが吸いたくなってきた。それも1mgだの5mgだのというチンケなヤツじゃなく、どっしりと重たいヤツを。もうっ、せっかく止めたのに! ……あ、そうだ。止めたからこそ堂々と吸えるんだっけ?www
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-11 03:12:58)
5.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
評判の良さに観てみたら、コレは確かに面白い! テンポが良くて、2時間以上の長尺を飽きさせない。べつにディズニーランドが好きなわけでもないし、特にジョニー・デップやオーランド・ブルームのファンと言う訳でもないんで、そんなに何かを語れるほどの感慨は持てなかったけど、クリフハンガー物としてすごく良く出来てる。実は『カリブの海賊』って乗ったことないんだけど、ぜひ一度乗ってみたくなった。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-15 20:06:43)
6.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 
クリーチャーの造型や特撮頼みが主流となり、懐かしのゾンビまでが復権したこけおどし全盛のホラー映画界にあって、非常に真面目に作られた作品で好感度は高い。 今や善と悪との戦いも『コンスタンティン』の様にスペクタクルじゃなきゃ映画じゃない! とばかりにドタバタと描いてみせるハリウッド流において、むしろこっちの方が強く深く印象に残るのは皮肉なモンだな。 もっとも、これはホラーと言うよりは、オカルト映画であり、法廷劇なんだが……。ホント、派手なSFXなどは一切無し。オドロオドロシイ姿の悪魔も一切出てこない。  映画は、エミリーの死を裁く法廷の進行を中心に事件が振り返られていく。 「彼女は単なる精神病であり、薬の投与で治せたんじゃないのか? それを止めて実効の無い悪魔祓いなどという儀式で結局死に至らしめた神父は殺人ではないのか?」  この糾弾に立ち向かうヤリ手女性弁護士。当初全く悪魔など信じていなかった彼女の身辺にも、次々と不可思議なことが起こり始める。この辺りの演出も非常にオーソドックスだが上手い。 でも、この映画のテーマはそんなホラー描写には無い。最後に明かされるエミリー自身の選択。信仰とは何か? 生と死とは? 結局、映画自体は結論を出さない。ただ、神父が事実上無罪になったという事態を画くだけ。あとの判断は観客に委ねられる事となる。  同様のテーマを持った『エクソシスト』とは対極のスタンスで作られている。『エクソシスト』は、原作から科学的、医学的アプローチを試みる部分をばっさりカットして、オカルトホラーに徹して見せた。こっちは、現代という時代を踏まえて論理的解釈を推し進めながら、オカルティックな部分も否定しない。 まあ、どう転んでもデート映画には向かないが、ホラーファンなら観て損は無い。それも一人でじっくりと。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-09 18:35:46)(良:3票)
7.  マッハ!!!!!!!!
何を隠そう(何も隠すことは無いが……)、私、格闘映画マニア&コレクターなんですが、コレは久々に手放しに面白かった! と言えた映画。生身の人間がやるアクションの素晴らしさが「これでもかっ!」っつーくらい詰まってる。全盛期のジャッキー以上ですよ、コレは。最近のワイヤーに頼りすぎたクンフー映画は、コレを見て猛省して欲しいね。何人かの人が書いておられましたが、『CGを使わないとか、ワイヤーアクションが無いとか、それは手段であって……』と言うご意見。僕もその通りだと思います。『マッスルヒート』のレヴューに同様のことを書きました。結局、出来上がった作品がよければ、特撮だろうが生身だろうが観てる方には関係ないんだよね。でも、それがココまで凄いと話は別。私としては、その気になりゃここまで出来るんだぁ~、って辺りを楽しみたい。評判の悪いお話も、この手の映画としてはまあ及第点でしょ。目新しさは何も無いが、頭を抱えるような破綻も無い。まあ、ハム・レイは無理に殺すことも無かったんじゃないか? とは思うけどね。ラストは二人仲良く出家でも良かったんじゃない? それから同じシーンの別角度からの繰り返しも、あれだけ体張ってスゲェ事やってるんだもん、そりゃとっくり見て欲しいでしょうよ。大きな心で楽しんであげようよ~。それはともかく、ムエタイは昔は泰拳法っつって中国拳法を基に持つって言われてたんだよね。トニー・ジャーの演武する古式ムエタイの型を見ると、それもうなずけるような気がする。ま、ナンにせよ、最近のラクしすぎてるクンフー映画には、強烈な一喝になりそう、っつーか、なって欲しい映画です。
[DVD(吹替)] 8点(2005-09-18 04:01:06)(良:1票)
8.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
「1」で8点付けちゃったから、もう1ポイント上げてやりたい所だが、さすがに9点までは点けられなかったなぁ…。「1」や「スコーピオン・キング」から、使いまわせる所は使いまわして安く上げ、その分CGに金注ぎ込みました、って感じ? でも、1作目を上回る出来だったとは思う。「1」を踏まえた設定やギャグ、キャラクターが上手く活きており、楽しめる「2」になってました。ただ、あのCGのロック@蠍の化け物は無ぇなぁ~。安手のTVゲームみたいだよ…。手ぇ抜くなILM!
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-08-08 16:48:28)
9.  リプレイスメント
ひょっとしたら、キアヌの作品で一番イイかも知れない。(笑 何も期待せずに見たら、それくらい当たりだった拾い物的作品。バカバカしいくらい単純な話に、アメリカ人が好きそ~なバカギャグがちりばめられており、ほんっとに何も考えずに観れる。ありきたりだとか予定調和だなんて言っちゃいけない。この手の映画においては、それは“安心感”というのです。日本人の扱いも、まあこれくらいなら許してやろう。(^^; ヒロインのオネーチャンも美人だし、良いんではないでしょうーか。この女優さんって、TVシリーズの方の「インターネット」 の主役だよね? 違う???
8点(2005-01-12 20:39:17)(良:1票)
10.  ドラキュリア 《ネタバレ》 
この10数年内に作られた吸血鬼モノでは、かなり良い出来だと思う。ちゃんと原作に敬意を払った上で、新解釈を加えた現代のドラキュラ物になっている。ドラキュラの取り巻きの女吸血鬼を3人で止めておいた辺りや、マリーの親友の名前がルーシー・ウェステンラだったり…。さすがウェス・クレイブン! マニアのくすぐり所を知ってると言うか。しかも、ドラキュラが陽光、十字架、銀に弱い理由として、彼の起源をイスカリオテのユダに持って行った辺りは、やられた~って感じ! よく、ドラキュラに気品やエロティシズム、闇に生きる者の悲哀etcなんぞを求める人がいるが、そんなモンは全て後の誰かが言い出した後付であってね。観る人がそう感じたければそう思っといてイイんじゃない? 程度のものなのよ。現に原作のドラキュラにはそんな描写は一切無いしね。要はモンスターは恐怖の対象であるべきであってさ。ま、それはともかく、またこの映画の面白い所は、ヘルシングとドラキュラの「娘」の奪い合いだという所。ドラキュラの血を注射して現代まで生き続けたヘルシング。その娘であるマリーは、ヘルシングの娘であると同時にドラキュラの血を継いだ娘でもあり、この辺りの設定も上手い。細かい所で展開が少々強引だったり、サイモンとかいう若い男の存在にあまり意味が無かったり、という難点や、ヘルシングが半ばであっさり死んでしまう残念さなど(やっぱりドラキュラVSヘルシング父娘の対決は観たかったなぁ…)はあるが、それを補って余りある斬新な話は十分に楽しめた。
8点(2004-08-13 02:47:37)(良:1票)
11.  ダブルマックス
まあ~、ベタと言うか、関西ノリと言うか。www 20年前の香港映画のノリです。おそらくは目指してるのも、元気だった頃のジャッキー・チェン映画のパロディ的な路線ではないか、と。 で、そう書いてしまうと2番煎じのような感じがしますが、でもこれはこれでまとまりも良く、頑張って作ってます。アクションだろうがギャグだろうが、呆れるほどの馬鹿を堂々とやってのける腹の太さには感心しました。w トニー・ジャーの出演シーンは、セリフやアクションから決めポーズまで、完全に監督(とスタッフ)のセルフパロディ。『マッハ!!!!!』を観た人は楽しめるハズです。ま、出演者も半分くらい被ってますしね。www とにかく、よく出来てるとは言わないけれど、楽しめる映画ではあるでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-16 23:56:29)
12.  サイドウェイズ
 オリジナルは未見。でも、この雰囲気や展開は結構好きだ。濃すぎるほどの役者陣だけに、コレくらいの薄味のストーリーと演出がちょうどいい。  小日向が「俺は何も無い日常が描きたかったんだよ!」とグチり、拗ねるシーンがあるが、あれは分かるなぁ~! 映画を観る度にドタバタと派手な事件が起きる。物書きとしては「嘘付け! そんなスペクタクルな人生送ってる奴がドンだけいるんだよ!」なんて思っちゃう。そして、何にも無かったけど、なぜか心に引っ掛かってる思い出を基に、「そういう話もあっていいんじゃないか?!」とかなんとか思っちゃう。だけどねぇ~……。実際問題、そんな話なんて誰も読みたがらない、見たがらないんだよね。www だって、それはみんなそれぞれが自分の思い出を持ってるから。で、映画や小説くらいヒーローやヒロインになって、自分が体験したことのない事件で活躍したいんだな。w 結局、有名レストランの店長じゃなく、キャプテン忍者としての大介がモテるんだよね。  そしてこの映画も、比較的起伏のない平坦な展開ではあるが、終わってみればそれなりの結果が出ている。これはこれで上手い作りだと思う。  冗談も、生瀬のボケに小日向のツッコミと、抑えが利いた大人向け(?)の笑いでなかなかでした。  ってことで、大盤振る舞いだっ、7点あげちゃおう!www
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-22 22:47:41)
13.  サマータイムマシン・ブルース
くっだらねぇ~。w でも、くだらないが良くできてる。www  話の面白さよりは伏線の見事さを楽しむ映画。  序盤こそ投げっ放したようなシークエンスが続き、なんじゃコレ? 状態なんだが、仕切り直した中盤以降は手品の種明かし的な楽しみがあって、「ほーほー、なるほど!」と仕掛けの巧さに舌を巻く。  時間SFモノにパラドックスは付き物だが、細かな部分の辻褄合わせも極力破綻無いように頑張ってるし、何よりこの監督が撮ってこれだけ面白いんだから、本当に良く出来た脚本だと思う。  ストーリー的に、タイムマシンを使って何かをしようと欲を出すと、話の矛盾が大きくなるものだが、タイムマシンを使うことによって起きる矛盾を食い止めようとする物語の設定が、結果として(話は小さいが)上手くまとまった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-31 15:22:17)(良:2票)
14.  悪夢のエレベーター
なかなかお見事な一本。序盤から中盤にかけては、よくあるスラップスティック・コメディかと思いきや、劇中で登場人物たちが演じる芝居の中に上手く伏線を潜り込ませてあり、終盤でスルスルと繋がってミステリーとしてもそれなりにまとまった。ストーリーテリングの妙として、ありふれた題材もまだまだ工夫次第で面白く見せられるよ、という“技有り”な秀作でしょう。原作を読んでみたくなりました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-22 17:20:35)
15.  マインドハンター
 予備知識ゼロ、よって期待もゼロの状態で観たのだが、なかなかどうして面白かった。レニー・ハーリンにしちゃあ、かなり上位に入る面白さなんじゃないかな。クリスチャン・スレーターとヴァル・キルマーの意表を突く使い方もイイね。細かいことを言い出したらツッコミ処満載(例えば、最初のピタゴラスイッチのようなドミノ倒しは、いつ仕掛けたんだ? とかね……)ではあるのだが、各シークエンスそれなりに緊張感のある展開とテンポの良さで強引に持って行ってしまう。  まあ結末は仕掛けのための仕掛け、騙しのための騙し、みたいなところはあるけどね。犯人を分析し裏をかいて時計を進ませ、発光する粉を塗る、ってのはイイけど、誰が犯人かを確かめる前に消火器でぶん殴るかぁ? 映画だから「殴り方が弱いぜ」で済むけど普通は死ぬぜ。w ってか、何のための罠だよ。  でも、そんな詰めの甘さを差っ引いても、2時間弱十分に楽しめます。B級と言ってしまうには惜しい、A級半の作品。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-08 19:20:53)
16.  ハッピーフライト(2008)
よく出来ていると思う。 一応、田辺誠一と綾瀬はるかが主人公なのか、ポスターなどでメインを飾っていたが、基本的には空港を舞台にした群像劇なので、登場人物それぞれにドラマがある。 また、普段は日の当たらない裏方さん達もしっかり描けていて好感が持てる。特に、若い整備作業員が失くしたスパナ一本を、全作業員総出で探し回るシークエンスは良く描けている。 そして、各部署いろいろありながらも、最後のサスペンス(?)に雪崩れ込む……。まぁ映画の性格上、大きな事故に到らない事は容易に想像はつくが、それでも笑い半分、緊張半分の見せ方は上手い。 登場人物が多く、ともすればトッ散らかりそうな設定を、きれいにまとめた脚本と演出は見事です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-24 21:18:39)(良:1票)
17.  デトロイト・メタル・シティ
楽しめました! まずは松山ケンイチと松雪泰子のナリキリぶりにビックリ。脇も宮崎美子や大倉孝二、岡田義徳らがしっかり固めてあるから、まずは安心して観ていられるし、ジーン・シモンズの登場には、KISSに憧れてギターを始めた自分としては大満足! 話も、ずいぶん端折ったり表現が丸くなったりしているがほぼ原作通りでファンも楽しめるはず。ただまあ、残念なところもいくつかはある。さすがに金玉ガールズのepは火事を出すわけには行かなかったのか、あっさり終わっちゃってたし、最後のジャックとの対決ライブも妙に間が悪くて今一つ緊張感が無い。この2点は本当に残念。 この映画は観る人を選ぶと言うか、原作を知らない人が観たら何が面白いのか分からん映画だとは思う。でも原作ファンにはなかなかのヒットなんじゃないかな。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-06 13:08:22)
18.  Sweet Rain 死神の精度
原作未読、予備知識一切無しで観ましたが、結構楽しめた。金城の飄々とスッ呆けた死神がイイ味を出してます。皆さん書かれてますが、途中で「オムニバスなのかな?」と思いきや、3話構成の一本のお話。テンポも良く、それぞれの話が重すぎることなく、かと言って軽過ぎもせず、良いバランスだったと思う。ただ、残念なのは1988~2028に掛けての話らしいが、その時代感が全く伝わってこないこと。第3話で一恵が70才という事は、1話目の一恵は30才だったんだな……。それにしちゃ若いな。w ともあれ、最近酷い映画ばかり観てたせいか、自分的には結構ヒットでした。7点くらいあげちゃいましょう!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-27 00:29:27)
19.  クリスマス・クリスマス
今やメジャーでありながらも、どこかアングラな匂いを残した役者ばかりを集めて作った傑作喜劇。その空気感を楽しむ映画なんだろうな。でも好きだなぁ、このセンスは。設定からして小劇団風のナンセンスに満ちていて、前半はバカバカしく笑わせて、後半はちょっとイイ話に。はっきり言って、お話としては大した話じゃないけれど、それでも役者の力量があるから、しっかり観られる作品に仕上がっている。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-06 17:01:05)
20.  デンジャラス・ビューティー
ストーリーと言い、展開と言い、特に目新しい物は何も無いけれど、気楽に観られて楽しく笑える佳作。脚本も演出も、過不足無くまとまってテンポも良い。最近、妙に凝っちゃって大風呂敷を広げ過ぎて最後に畳み切れない、製作者の独り善がりとも言えるような作品が多い中、こういう王道的コメディは安心感があってイイね。
[ビデオ(吹替)] 7点(2008-03-07 19:49:45)
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