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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
初見は、公開から4,5年たったころで私まだ二十歳前だった頃。池袋か新宿の名画座でのことでありました。  純な私は「こんな面白い映画があったのか!」とすごい衝撃を受けたのです。 あの「いかにも強そうな中ボスをめんどくさそうに撃ち殺すインディ」シーンが実に斬新。ノリツッコミの境地ですよね。 確かにクライマックスとか「何故?」と突っ込みたくなる要素は満載ですが、そういう突っ込みを全て「どうでもいい」と思わせてくれるだけのインパクトがある娯楽映画の王道です。。    初見のとき自分に与えたそのインパクトを考えて10点。非常に主観的ではありますが、僕の中で、映画を観るという行為に与えた影響は極大なのです。  
[映画館(字幕)] 10点(2003-11-20 00:43:28)
2.  E.T.
E.T はただもうE.Tだから10点。公開時、映画館で流した高校時代の自分の涙に10点。いっしょに見に行き、あきらかに泣いていたにもかかわらず上映後「泣いてない」と言い張った袴田君に10点。  
10点(2003-11-18 00:33:18)(笑:2票)
3.  ダイ・ハード
「なんでそんなに評判いいのかわからん。単なるアクション映画じゃん」と言った知人がいたが、そう、これは単なるアクション映画です。 でも「お約束」を完璧にこなせば、それだけですごい傑作になることを証明した映画。  
10点(2003-11-17 22:53:58)(良:3票)
4.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
マイ10点オブ10点で、マイオールタイムベストなこの映画については、すでに語りつくされているのでただ点数を入れるのみです    当時、貧乏学生だったのに高価だったカルバンクラインのパンツを買い込んでしまったのがなつかしい思い出。    あーなぜかこの映画に関しては3部作の1作目という捕らえ方をする方がいらっしゃるようですが、この映画はこれで1本の完結した映画なんですけど..   BTTFに関しては、後の2本はフアンサービスのオマケ(いや、ほんとはもちろんお金儲けのためですが)にすぎないわけですから..(ま、おまけも十分面白いんですけどね)   例えば、ダイハードを評するのに、2や3も合わせての評価なんてしないじゃないですか。それと同じのはずなのに..    
[映画館(字幕)] 10点(2003-11-17 22:11:05)(良:1票)
5.  DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令
これ登録されたんですか…  島本和彦の「アオイホノオ」を地で行く(あの漫画にはあるあるしか感じない)同世代のオタクとしては、普通にレビューを書きようがない作品です。 レビューというより当時の思い出話風になりますが…  私が庵野さんと初めて会ったのはナウシカの巨神兵だったかマクロスのモンスターの原画を描きに上京してたときなんですが、その少し前に「愛国戦隊大日本」とペアで撮られた同人作品がこの映画。 当然、当時リアルタイムでDAICONの上映会で観た作品であって、こんなのまともに点をつける事なんかできません。  庵野が大学の課題で提出した「室内で撮られたウルトラマン」を原型に同人映画化したもので、撮影場所は確か鳥取だったと思います。バグジェルの爆発は想定の倍以上でスタッフは相当慌てたそうな。(実際あの火柱はかっこいい) この作品、何がすごいって登場するマットアローや街並みや基地は全てペーパークラフト。つまり紙を切った貼ったで自作したもので、それでこのクオリティなんですから「オタクってすごい…」としかいいようがありません。 その一方で出演者の演技は学芸会レベルのひどいもので、同じ演者でもまだ愛国戦隊大日本のときの方がまともに見えたんですが、これはこちらが内容をシリアスに振った分、素人演技が丸出しになってしまう事の影響でしょう。 (しかし一部日本劇場アニメに観られる声優を使ってないアニメの棒演技を思い起こせば大差ないようにも思えちゃうんですが)  演技をしようと一応がんばってる素人軍団を観ていると、普段当たり前のように観ている役者の演技って実はすごいんだな…と再確認させてくれる映画でもあります。  またこの主題歌の「戦えウルトラマン」は、本来の「帰ってきたウルトラマン」用に作られた主題歌なんですが、内容が暗すぎるという事で「ボツ」になったもの。 実際聞くとこちらの歌の方が断然かっこよくて、「え、これがボツになってあの間抜けな歌が主題歌になったの?」と当時は思ったものです。 またこのDAICON版帰ってきたウルトラマンのおかげでこちらの歌が広く認知されたためボツ主題歌にも関わらず今は普通にカラオケ配信されています。  演出は、当時のオタクとして当然の実相寺昭雄をリスペクトしたアングルとカメラワークなんですが、実際にこれを観た実相寺はこの作品を酷評していて「いや情け容赦ねーな」と思いましたとさ。  と、まったくまとまらずにオタクが知ってる知識を書き散らかすコーナーになってしまいましたが、自分の青春にリアルタイムで直結している作品故、低得点はありえません、とはいえさすがに10はないので笑9にしときます。
[試写会(邦画)] 9点(2023-07-09 13:38:58)
6.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
1作目の小粋さは微塵もない..1作目を見たときのセンスオブワンダーな感じは全然ない..けどこれはこれで面白かった!面白かったんだよ! 
9点(2003-11-27 08:27:51)
7.  ミッドナイト・ラン
この映画は、だれが書いてもわりと同じような感想になるタイプの映画でレビューが難しい…という事でちょっと違った事を書いてみます。  この映画の役者のキモと言えば、デニーロの相方を務める会計士のデューク役を演じたチャールズ・グローディンでしょう。 ものすごくはまり役に感じるこの役ですが、そもそもこの役、最初はブルースウイリスがやる予定だったのです。 しかし、B・ウイリスが「ダイハード」を選んだためこの映画を降板。 結果としてチャールズ・グローディンが演じる事になったのですが、B・ウイリスだったらだいぶ映画の雰囲気も評価も変わっていたかもしれませんね。  さてチャールズ・グローディン、あまり日本での知名度は高くありませんが「デーヴ」「ウーマンインレッド」「愛が微笑む時」「ベートーベン」それに「天国から来たチャンピオン」等、「観終わった後にほっこりする映画」にばかり出演しています。 まさに「ほっこり俳優」「ハートウォーミング俳優」と呼んでも過言ではないでしょう。(個人の感想です) たとえば「天国から来たチャンピオン」では大富豪の妻と不倫し大富豪を殺そうとする少し抜けた秘書を演じてるわけですが、あの役など個人的に大好きです。  ちなみにこの映画も天国から来たチャンピオンも、地上波ではテレビ朝日の日曜洋画劇場で放送されているのですが、そのときの声優はともに羽佐間道夫。 特にミッドナイトランのテレビ朝日版吹替え版は(wikipediaによると)「吹替え映画史上最高傑作」と言われることもあるそうなのですが、いかんせん現在ではそれを観る方法がありません。 そこまで絶賛される吹替えならぜひ一度観てみたいものですが、果たして死ぬまでにその機会があるでしょうか…
[DVD(字幕)] 8点(2016-11-17 01:14:14)
8.  U・ボート
戦争映画というと「事実を元にしつつ派手にドンパチする娯楽作」が主流だった時代に全く違うスタンスで投じられた戦争映画の傑作。 公開当時、映画の内容とめずらしいドイツ映画(今のように多彩な映画が上映される時代ではなかったので)という事でずいぶん話題になったのですが、劇場に足を運びたくなるような映画ではなく後日レンタルビデオで観たのが初見です。 「潜水艦映画にハズレなし」を体現するような映画で、とにかく暗くて重いストーリーを類まれな緊張感でぐいぐいと最後まで引っ張って見せてくれたあげく、最後にはあっけないほどの虚しさを味合わせてくれる情け容赦ないストーリー。  観ている途中の圧迫感はほんとうにしんどくて、観ていてつらいのですがこの潜水艦に乗っている乗員同様逃げだす事が許されないのです。やっとほっとしたと思ったら最後のアレですからね… それほどの「潜水艦に乗ってる感」を観客に与えてくれる映画なんかそうはないわけで、この映画が戦争映画の傑作である事は間違いないんですが、しかし基本的に陽性の映画を好む僕としては「面白いか?好きか?」と聞かれると、素直に「うん」と言い難いところもある映画です。  それでも、それでも「…好きじゃないけど面白い」と最後には言わされてしまうほどの力がある映画で、紛れもない傑作であることは疑う余地がありません。とくに戦争の虚しさを味合わせてくれる有名なラストは、映画史上に残る傑作ラストシーンだと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2016-11-12 11:00:02)(良:1票)
9.  フライングハイ 《ネタバレ》 
30年ぶり?くらいに観ました。昔観たときは単なるバカ映画くらいの印象だったのですが、あらためて今(2013)見るとめっちゃめちゃ面白いです、この映画。この映画から感じるものすごく懐かしいテイストは何か…、そう子供の頃見ていた「新春スターかくし芸大会」の中で放送されていたドラマのそれとそっくりなのです。ずっこけとか日本でもアメリカでもまるで同じ。 その70年代の低俗ギャグのテイストが、今観ると新鮮でめっちゃ面白くて驚きました。 この作品の見所はなんといっても「自動操縦士」これにつきます。結婚おめでとう!てかでもそうすると途中のあのシーンは浮気だよねww
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-10 19:08:17)
10.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
1作目とうってかわって押井ワールド全開の第2作。 当時、原作フアンの知人には押井うる星が嫌いという人が何人かいて、曰く 「うる星ってのはあくまでドライで軽いのがウリなのに、押井ものはウエットで思弁的にすぎる。」と。 このあたり「あんなのルパンじゃない」と「宮崎カリ城」を否定するルパンフアンと構図的に似ているところ。  宮崎ルパンも押井うる星も、「こっちでなくては」という熱烈フアンがいるのもまた確かで、  結局映画化する際に原作に100%忠実な映画化を狙うのでなければ映像作家の作家性が 加わることは避けては通れないところだし、そもそも原作にあまりに忠実に映画化するのは 「映像化の意味ないじゃん」という当然の問題が発生するわけだから、全然これでいいわけだ。 そもそも、ほとんどの原作付き映画は原作フアンから「歯牙にもかけない」ような扱いをうけることが多いことを考えると、 アンチからもそれなりに意識された発言をされる宮崎、押井はやはりたいしたものなんだろうなぁ。とも思うのである。(今回なんか偉そうな書きっぷりになった..) 
8点(2004-02-05 15:51:37)
11.  タンポポ
漫画『美味しんぼ』のヒット等で、これから日本にグルメブームがくるかも...という時代に作られたグルメ娯楽映画の傑作。 この映画については作られた時代背景を知らずに今の感覚で観ると評価を間違える可能性があります。     この映画が作られた頃は今のようにラーメン情報が巷に氾濫しているような時代では決してなく、 まだ荻窪ラーメンあたりが世に知れはじめたばかりで、例えば愛川欽也がテレビ「探検レストラン」でつぶれかけた荻窪のラーメン店を支援してたりしてた頃。    (その番組から誕生して今も残ってるものというと駅弁の「元気甲斐」とキリンビールの「ハートランド」くらいだなぁ、って閑話休題)    その頃のグルメというのは「小金持ちが金にあかせて高いものを食う」みたいなイメージに留まっている時代で、 この映画はそういう「グルメって高けりゃいいんだろう信仰」みたいなものを正統派グルメとして批判した映画。    間違ってもグルメブーム批判映画なんかではなく、「グルメ礼賛おいしいもの万歳」映画なのでそこはお間違えないように。    映画中に出てくる食べ物がこれほどうまそうな映画は他にないのでは? 
8点(2004-01-08 15:21:26)(良:1票)
12.  蒲田行進曲
今でも年に一回くらいは「銀ちゃん!」「あがってこい!」と蒲田行進曲ゴッコをしてしまう。 最後の「これは映画だ!」的大団円シーン、大好きです。 
8点(2003-12-02 22:34:01)
13.  プロジェクトA子
くりぃむレモンシリーズとして製作されていたはずなのに、いつのまにかこんなすごい(?)もんになったという日本アニメ史上に残る金字塔的怪作(?)。    80年代の日本アニメ風景..気分を象徴する要素を集約したようなアニメで、一般の方にまともに映画として推奨するのはどうかと思うが、こういう80年代ジャパニメーションが、たとえば後に米国映画のマトリックスなんかに繋がっていくわけだから馬鹿にしてはいけないのだ。    音楽は当時旬のリッチー・ジトー/ジョーイ・カーボーン。無駄に贅沢だ.. デビューしたての林原めぐみが意外な脇役で出ていたりして油断もすきもない。  
8点(2003-11-30 00:31:42)(良:1票)
14.  天空の城ラピュタ
素直に面白いアニメ。  実に真っ正直なつくりの冒険アニメ。   ただ、本映画内のキャラやシチュエーション等は「未来少年コナン」や「さらば愛しきルパンよ」等、宮崎駿の過去作にてすでに世に出ているものがほとんどで、あくまでの過去の集大成映画にすぎない本映画は、宮崎アニメの集大成的「漫画映画」として評価するか、過去作の2番煎じに過ぎないアニメとして評価するかでちょっと評価が微妙になるかなと。  僕は割と素直に面白いと思いますんで、この点数で。 
8点(2003-11-18 19:39:00)
15.  遊星からの物体X
この映画を初めて見たのは、三鷹か吉祥寺の名画座でのエイリアンと2本立て興行。 エイリアンがえらく面白かったこともあって相対的にこっちの方はイマイチ感を強く感じたのだが、その後何回か見て「いやいやこの映画も相当面白いぞ」と。     最初にエイリアンと併映だったのがいかんかったわけだ。  「ここでくるか?ここでくるか?」と緊張感のあるシーンでずっと引っ張られ しかも「ここでくるだろう」というシーンできっちり「バクー」「ピギャー」と きてくれるので、安心。(って、安心はどうか?)   カーペンターお得意の単調な音楽もこの映画に関してはぴったりでした。 
8点(2003-11-18 19:04:51)
16.  ニューヨーク1997
異論は沢山あると思いますが、私にとってリーヴァンクリフの代表作と言うと何故かこの映画です。  アーネスト・ボーグナインもいい感じだし、カーペンター&カートラッセルのすぐれたB級娯楽映画ですが、そういう脇の俳優陣がいいんだよねぇ。    「スネイクと呼んでくれ。」 
8点(2003-11-17 22:52:32)
17.  48時間
昨日、テレ東で放送されているのをひさびさに観たんですが、なんと吹き替えが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョンなんですよ! 私なんかが昔テレビでこの映画を観たときは当然「石田太郎と下条アトム」バージョンだったわけですが、その後見かけるバージョンはエディは山寺宏一(まぁ持ち役ですからね)、ニックノルティはだいたい大塚明夫のバージョンなんです。 そんな中、2020年の今テレ東で放送されたのが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョン! いやぁ懐かしい、これですよこれ。  もうこれ映画本体の感想でもなんでもないんですが、なんか原点を見た感じでめちゃくちゃうれしかったのです。 えぇうれしかったんですよ。  こういう映画の楽しみ方もあっていいですよね。
[地上波(吹替)] 7点(2020-03-05 13:08:14)(良:2票)
18.  ペイルライダー
もうベタベタに西部劇のお約束を積み上げたザ西部劇映画。  これだけ定番の展開であれば、大外れなどあるわけもなく最後まで面白く観ることができます。  が、しかし、残念ながらこの映画ならではの新しいものが何もないんですよね。 過去大量に存在する西部劇の名作群、特に「シェーン髪バーック」的な映画ですでに描かれた内容がわりとそのまんまであり、新作のオリジナル映画でありながらまるで架空の西部劇映画をリメイクしたかのような映画になっています。  1985年にはすでに西部劇は過去の映画になっていたわけで、わざわざ新作で映画を作るなら、何かその時代的な新しい要素を加えた方が意味があったんではないでしょうか。 たとえばリメイクであっても「3時10分、決断のとき」なんかは単純なリメイクではなく「今の時代の西部劇」として新しい要素を魅せてくれて傑作となっていたわけで、この映画にはそういう要素がないのは残念です。  とはいえ、「古き良き西部劇」をそのまんま新しく作るという行為にも、それなりに意味はありますから、それが必ずしもこの映画の弱点というわけでもありません。 「あえて言えばそういう要素がほしかった」というだけの話であって、この映画自体、十分面白いと思います。 ただ、新しいものが何もない、というだけの話です。
[地上波(吹替)] 7点(2017-08-15 21:16:45)
19.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
グロい、途中から耐えがたいほどいろいろとグロい。 グロくて観てるのがつらいのにそれでも最後まで観せてしまのは、そこらに大量に転がっている凡百のB級ホラー映画とはわけが違うってとこでしょうか。  主人公にはほとんど同情の余地はないし、あの状態でなおせスにやさしくできるヒロインもちょっとどっかおかしいと思うし、途中セックスセックス言い続ける編集長も人としてどうかと思うし、しかしそんな登場人物3人が迎えるラストには深い哀愁がただよっているわけで、こんな頭おかしい登場人物ばっかのグロ映画で哀愁漂わすとは、一時期のクローネンバーグはほんと天才だったのかもしれない、と思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-25 19:04:02)(良:1票)
20.  死霊のはらわたII 《ネタバレ》 
どうしてこうなった?と問い詰めたくなるような2作目。これだけ役者のテンションが高い映画って他にあるでしょうか?いやない(反語)。1作目よりもアマチュア映画っぽくなってるってどういうことなの?と思いつつ、もはや宴会芸レベルで自分の右手と熱く闘う姿に観客はもう釘付けです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 09:33:52)
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