Menu
 > レビュワー
 > ramo さんの口コミ一覧
ramoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ナック
シュールなオープニングと、街中をベッドで走るシーンは良かったですね。当時の空気感が伝わってくる、あの時代にしか作れない独特の雰囲気が懐かしく感じられました。60年代に「ポップ」と呼ばれた風潮の代名詞的なシーンだと思います。そんな時代に生きる若者を年寄りが批判する。このコントラストがストーリー全体を引き締めて、暴走気味で崩壊寸前の展開をどうにか防いでいたように見えました。  ただ、評価できるのはそこくらい。なんだか、当時の若者の理解不能なノリを、勢いだけで映画にしちゃったような印象でした。映画作品を楽しむというより、自分が「子供だった頃の時代の雰囲気を懐かしく思い出すための材料」としてなら、まぁ観て良かったかなぁ・・・という程度の映画だと思います。この映画を観ていたら、街中やテレビで「ハチのムサシは死んだのさ」が流れていた頃の様子が頭に浮かんできました。そういえばその頃、日本でも似たような映画やドラマが作られ、テレビなどで目にした記憶がありますが、今から思えば、この映画のサルマネだったのかも・・・?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-11 23:45:32)
2.  コレクションする女 《ネタバレ》 
鑑賞中は面白さをさほど感じなかったのですが、見終わってこの映画の意図を理解し、もう一度見返すと、「イマイチかな・・・」と思ったのは作品のせいではなく、自分の理解力が不足していただけでした(^^;  理想のタイプの女性でもなく、いろんな男とヤリまくるアイデに批判的な態度をとるアドリアンですが、別荘で一緒に過ごしているうちにだんだんとアイデに魅かれていきます。  このオトコも「自分はモテる」と思ってる自惚れ屋。最後、アイデといい感じになり「これから一週間、この女とヤリまくるぞ~!」と思った自分を納得させるために、「これまでの出来事はすべて僕を得るための策略だったのだ」「その策略によって僕自身を守ってきた道徳の砦は崩れた」などと、湧き上がってきたスケベ心をすべてアイデのせいにして、「僕は悪くないのだ」と自分自身に言い聞かせます。 でもアイデにフラレそうな気配濃厚になると、その瞬間を回避するが如く車を走らせ、「やっぱり一人でバカンスをのんびりと過ごすぞ~!」「遂に静寂を手に入れたぞ~!」と、自分のカッコ悪さを認めたくない独白が次々と・・・。  別荘に戻った彼は、自由や静寂を手に入れたのではなく、一人ぼっちになっただけ。木陰で本を読もうとする姿からにじみ出るポツ~ン感といったらもう・・・ それで結局、元カノのいるロンドンへ向かおうとするそのクソダサい姿に、最後大笑いさせてもらいました。  また、「プロローグ1 アイダ」も、最後まで見終わってからもう一度見ると「なるほど!」でしたね(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-01 11:52:51)
3.  モード家の一夜 《ネタバレ》 
教訓シリーズ3作目の主人公「私」が出会った、対照的な二人の女性。まず、離婚歴のあるモードの家に泊まることになった時は、宗教や哲学などの小難しい会話に自分のポリシーや主義を重ね合わせ、結局据え膳は食わずに終わります。 成り行きとはいえ、裸の女性が隣で寝ている。でも彼女を抱くのは自分の主義に反するから抱かないのだ・・・と思ったら、向こうが迫ってきた! そりゃもう手が出るよ・・・いや待て、ここは本能で行動すべきではない・・・という心の声が聞こえてきそうなグダグダな様子。結局モードに「ハッキリしない男は嫌い!」と罵られますが、そりゃ当然です(笑)  その後、意中の女性フランソワーズと出会い、最終的に結婚に至ります。 5年後に家族で海水浴に行くと偶然モードに出会い、フランソワーズはダンナとモードの過去ではなく、「自分の過去の秘密」に不安を覚えますが、それを察した彼は、モードとの一夜を「最後の火遊び」という嘘で、お互い昔のことはもういいじゃんみたいなノリで丸くおさめます。  モードともフランソワーズとも同じようなシチュエーションなのに、モードが相手では自分のポリシーを曲げることはできなかったけど、妻になったフランソワーズの揺れる感情に気付いた瞬間、やさしい嘘がついポロッと・・・。 自分の主義・信仰というカチカチの石頭に人間らしいあたたかさが生まれた、地味だけど良いラストシーンでした。  ちなみに、第3作目の制作年が、4作目の「コレクションする女」よりも遅いのは、制作に取り掛かったものの、いろいろな大人の事情で制作が遅れ、後から作り始めた4作目の方が先に完成してしまった・・・ということらしいです。まあ、どちらを先に見ても問題ないと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-30 00:10:04)
4.  シュザンヌの生き方 《ネタバレ》 
鼻持ちならないクソ男・ギヨームの犠牲者だと憐れんでいたシュザンヌが結婚して幸せに。ベルトラン君、自分より下に見ていた相手に逆転サヨナラホームランを食らい、「見下された感じ」「土壇場で僕らに復讐した」などと言ってますが、君さぁ、そんなことだから試験に落ちるわ、ソフィーも失いそうになるわ、踏んだり蹴ったりみたいなことになるんだよと教えてあげたいですね。これが、この作品における若い男子への教訓でしょうか(笑)  だいたい、シュザンヌのようなタイプの女性は、ギヨームやベルトランに対して「してやったり」みたいなこと、これっぽっちも考えていないと思います。おそらく「はい、遊びの章はここまで。次からは新章“結婚”が始まりま~す」的な感覚なのでしょう。彼女にとってギヨームやベルトランは所詮、シュザンヌ人生劇場の雑魚キャラに過ぎず、場面転換するとお役御免的存在。それが「シュザンヌの生き方」なんですよね。こういう女性、今も昔も、どこの国にもいますよね。 最後は、「えっ、誰それ?」的な男性と結婚するシュザンヌ、人生経験値の低いストーリーテラーのベルトラン。ふと夏目漱石の「三四郎」を思い出しました。ただ、三四郎と違うのは、ストーリーや登場人物に好感が持てないところ。お子ちゃまと不思議ちゃんとバカ、誰とも関わりたくないですねぇ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-15 20:12:42)
5.  モンソーのパン屋の娘 《ネタバレ》 
拍子抜けするほどあっさりとしたハッピーエンド、アホだけど憎めない自惚れ男と、まだ手垢のついていないような女の子。短時間で恋愛映画の魅力が充分に楽しめました!  サブレを2つ手にすることでデートの誘いにOKする女の子、その様子がとてもかわいくて印象的でした。しかし主人公のオトコは、本命が現れると簡単にデートの約束をすっぽかしてしまいます。まるでサブレの包み紙をポイ捨てするかのように・・・。 でも自惚れの強い主人公が勝手に「彼女は自分に好意を持ってる」と思い込んでいただけで、おそらくパン屋の女の子は大してダメージを食らったわけでもなく、その後この男のこともあっさり忘れてしまった・・・それを物語るのが、あのラストシーンなのでしょうね。  主人公はロクでもないヤツですが「その気持ち、わかるわー!」と共感できる心理描写も多数。好きな女性のことをあれこれと考えて街をウロウロする様子や、さほど好きでもない相手なら気楽に話せて簡単にデートにも誘うなど、まるで自分の恥ずかしい行動心理を映像化されたようで、ちょっとこそばゆかったです(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-16 21:42:18)
6.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 
終わった瞬間、思わず「おぉー!」と唸ってしまいました。滅びの美学をコンセプトにした哀しくも美しい一級品の恋愛映画で、「昔の特撮モノ=子どもだましのしょぼい映画」という偏見を根底から覆してくれました。 ガス人間になってしまった水野が、藤千代の表現する美に魅かれ、藤千代自身にも魅かれ、そんな彼の一途な思いに命をかけて応える藤千代のすさまじい生き様。とても深い人間ドラマでありながら、不思議と重苦しさは感じられません。そしてラストのインパクトある締めくくり方! この独特のクオリティーは、現代の感覚や技術だけでは決してマネすることができない、当時の空気感・時代性からしか生み出せないような気がします。 また、舞台に立つ人間にとって、自分の芸に惚れ込んでくれる人というのは、自分自身を愛してくれる人以上に大切に思えることがあります。一流の舞台人を輝かせ続けたいという理由から犯罪を繰り返す水野の思いは、最後まで彼女と運命を共にした爺やの気持ちに通じるものがあり、舞台に生きる人なら少なからず理解・共感できると思います(踊りの家元という設定はそこまで狙ったわけではないと思いますが)。  自分が知っている八千草薫は「やさしい感じの上品なおばさん」というイメージでしたが、若い頃は、あんな目力のある凛とした女性(を演じることができる役者)だったことに驚きでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-12 21:04:00)(良:1票)
7.  皆殺しの天使 《ネタバレ》 
つきあいの飲み会とかで、帰るタイミングを逸してしまって、もう帰りたいのに帰れない・・・ってパターン?  もし「不条理なブラックコメディ」という解説を読まずに見ていたら、漂流教室やCUBEのような展開を予想していたかもしれません。それでも途中までは「これのどこがコメディなの?」と思いましたが、当時のブルジョアたちのバカバカしい常識やプライドを皮肉った心理劇とわかり、確かにこれはコメディでした(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-23 10:18:45)
8.  電送人間 《ネタバレ》 
天知茂の明智小五郎シリーズとウルトラQを混ぜ合わせたような映画でした。ツッコミどころが多いとかそういうことよりも、単にストーリーがつまらないのが致命的。人間を電送するというアイディアがまったく活きていませんでしたね。SFとしては中途半端、犯罪・推理ものとしても成り立っておらず、メッセージ性も皆無。鑑賞ポイントは、制作当時の時代感を多少味わえる程度かも・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-08 18:53:57)
9.  妻は告白する 《ネタバレ》 
真実が徐々に顕わになっていくような法廷サスペンスとしての面白さはさほどないものの、ザイルを切った本当の理由、そして雨に濡れて会社にやってくるあの名シーンのつながり方がすごいです! それに、無罪判決の瞬間をあんなにあっさりと・・・。このシーンを「無罪!ジャジャ~ン!」と安い2時間ドラマのように妙に盛り上げないのは、この映画の鑑賞ポイントは、無罪だろうが有罪だろうが、そんなことはどっちでもよくて、彩子の愛情表現こそがこの映画のテーマだからなんでしょうね。こういう見せ方、作り手の意志がしっかりと伝わってくるし、とても印象に残ります。 個人的なことですが、映画はいつも、誰が出ているかではなく誰が作ったかで観る観ないの目安にしていますが、若尾文子だけは別。映画としての評判はさほど高くなくても、この人が出演しているとわかれば、まず観ます。観客にそう思わせる力のある俳優さん、今はほとんどいないのではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 7点(2017-10-07 21:34:06)
10.  東京おにぎり娘
CGで作られたのではない、本物の昭和の風景を見られたことだけで大満足! 自分が子供時代を過ごした頃の空気感が伝わってくるようで、とても懐かしい気持ちになれました。出てくる人のキャラが無理なく立っているからか、普通のシンプルなホームドラマなのに、なぜか見ていて飽きないし、引き込まれますね。 ちょっと変な例えですが、複雑なトリックやウラに隠された人間模様など、ありとあらゆるアイディアをごってりと詰め込んだ最近の推理小説よりも、江戸川乱歩の短編「二銭銅貨」の方が何倍も面白い・・・この映画を観て、ふとそんなことが頭に浮かびました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-05-05 20:15:36)(良:1票)
11.  卍(1964) 《ネタバレ》 
なんだか、光子以外はみんなアホ丸出し、という印象で、特に後半の、光子をめぐっての夫婦の会話は、滑稽さを通り越して嫌悪感を覚えました。しかし、若尾文子がだんだんと魅力を発揮してくれて、この作品はそれだけで満足です。特に、胸元をチラつかせながら「さあ、口を開けてぇな」と薬を飲ませるドSシーンには思わず興奮!(笑)  でもやっぱり、映画全体の印象としてはイマイチ。解説のようなセリフが多過ぎて、映像としての工夫や、役者の演技力を生かす手法が、もっと他にあったのでは?と思います。 エロティシズムを表現するためなんでしょうが、序盤の光子の中途半端な裸は、ただのサービスカット程度にしか見えず、脱がさなくても淫靡さを表現するような方法などいくらでもあるのだから、工夫してほしかったですね。 また、最初に「観音様をイメージしたデッサン」のシーンを見せておいて、最後は「光子観音様として締め括る」なんてのは、ププッ!と吹き出してしまうくらい、トホホな演出でした。 原作は読んだことがないのですが、どうせなら、光子と夫婦の狂気をもっと強調した方が、作品として面白くなったかも・・・という気がします。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-04 20:17:02)
12.  いそぎんちゃく
なんとなく淫靡な気配がしたので観てみたら、だいたい予想通りでした(笑)。ただ、渥美マリの演技の稚拙さは仕方ないにしても、主役を張れるような器の役者ではないように感じました。まぁあの当時で、これほどまでのエロ路線まっしぐらなら、そこそこ話題になったんでしょうが、やはりエロだけでは本当のスターにはなれないんですねぇ・・・。なんだか、若い頃に観た日活ロマンポルノみたいな感じでした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-09 22:06:37)
13.  雁の寺 《ネタバレ》 
何なんだ~、この面白さは!! いや、面白いというより、ものすごい!と叫びたくなるような映画でした。慈念が、出生の過去から逃れてやってきた寺でもアホ坊主にいじめられ、それでも健気に頑張っていくのか・・・と思ったら、心を惑わす里子の存在。だんだんと寺の仕事も任されるようになり、そうなると、あんなアホ坊主のひとりくらいは・・・となるのは当然の展開ですね。不謹慎ながら、これで里子と慈念はめでたしめでたしというブラックな締め括りかと思ったら、いい意味で裏切られました。そんな安っぽい話ではありませんでしたね。ラストの、白黒からカラーへの転換、賛否両論あるでしょうし、自分もあれがいいのか悪いのか理解できませんが、とにかくすごい挑戦だと思います。印象深かったのは、慈念の「トンビはね、ためてますねん」というセリフで心の葛藤を表現するシーンはすごかったです。サスペンス調になった時のカメラワークも斬新だし、なんといっても若尾文子のエロさがハンパないです!特に「また見られてしもた」は、最高でした(笑) 
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-22 22:20:56)(良:1票)
14.  「女の小箱」より 夫が見た
ストーリーそのものよりも、出演している役者の個性に脱帽といった感じです。若尾文子のきれいさ、ハンパないですね!ただ美しいだけでなく、まるでフェロモンの塊のようです。あの時代に、こんなエロい人がいたなんて、昔の人がうらやましいです(笑)。でも役者としてすごいと思ったのは、やはり岸田今日子でした。特にラストの狂気はこの人にしかできないっていう怪演!それにしても、川崎圭三演じる夫のアホさ加減や、兄さんの間抜けな価値観は、今の時代だと袋叩きですね(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-10-01 19:59:10)
15.  小早川家の秋
小津監督の映画はこれが初見。調子のいいオヤジが死ぬまでは平凡な話で、正直、かなり退屈でしたが、死んでからラストまでがインパクトありましたね。それまでの話は「長い前ふり」という印象でした。笠智衆、出番は少ないけど、最後の「死んでもどんどん生まれてくる」というセリフが効いてましたね。個人的には、妾の現代風な娘と、冒頭のバーの女給さんが好きでした。原節子という女優を見るの、これが初めてで、子供の頃は美人の代名詞というような情報がインプットされていましたが、あんな不気味な顔だったとは・・・(^^;
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-27 00:07:45)
16.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
まったく前知識なく見たため、なんだかよくわからないまま話が進んでいきましたが、でも退屈することなく、気がつけば「えっ、もう終わり?」と、時間を忘れてしまうほど楽しめました! さて、内容について自分が感じたことは、例の黒い板のようなもの、あれは宇宙力の象徴のひとつで、人類の科学力など、宇宙的スケールからすると微粒子にも満たない程度のもの、お釈迦様の手のひらの孫悟空みたいな・・・ということでしょうか。最後の赤ちゃんは、地球の人類もいつか滅び、でも宇宙の力はまた別のカタチで新しい生命を生み出す・・・ということですかねぇ? また、コンピューターのハルとのやりとりは、将来ますます加速するであろう科学偏重社会に対する皮肉、ということだと思いました。 宇宙の神秘は、人間の思考で解明できるほど単純なものではなく、現代風の解釈を加えるなら、人間が戦争やら核兵器やらでいろいろやらかして人類が滅んだとしても、宇宙規模でみれば、人類の歴史など所詮は瞬き程度のもの云々・・・。この映画は、人類の思考では到底理解不能なスケール感を、少しでも表現しようとしているのかな?そんな風に感じました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-26 19:11:37)
17.  しとやかな獣 《ネタバレ》 
愉快なコメディーかと思って見始めたら、最後は笑えない結末でしたね。特にラストの山岡久乃、すご過ぎる!しかもそこで終わらないで、遠くから見た高層団地を初めて映して締めるというセンスに驚きです。この映画の目的って、高度経済成長の副産物に対する皮肉なんでしょうが、それを団地の一室だけで展開させるってすごい!また、蕎麦を食べるシーンで踊り出す兄妹、そしてものすごい色の夕焼け・・・このシュールさをこの時代に成り立たせていたとは・・・。こういうセンスを真似しようとして大失敗している日本映画、昔は(今も?)たくさんあったような気がします。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-06-15 22:15:25)(良:1票)
18.  世にも怪奇な物語
三話を、別々のタイミングで見てしまったので、その時の気分で印象はかなり変わりますが、1話目はあまり好みではありませんでした。2話目が一番面白いと思いましたが、でもそれほど好きな話でもありません。3話目は、わけがわからないところも多かったにも関わらず、目が離せませんでした。ポーは好きですが、この映画はそれほどでも・・・って感じです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-06-08 16:17:42)
19.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
子供の頃に、ワクワク・ドキドキ・ハラハラしながら観ました。いま思えば、「体内を冒険する」という発想、素晴らしいですね。心臓が鳴る前に通り抜けられるか・耳の付近を通過中にハサミを落として大騒ぎ・博士が白血球に食べられるなど、見どころ満載で最初から最後まで目が離せませんでした。もちろん、今の大人が初見で楽しめるクオリティではありませんが、名作であることには変わりないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-05 16:39:00)(良:1票)
20.  大脱走 《ネタバレ》 
子供の頃に観て感動した映画も、いま観るとガッカリ・・・ということはよくありますが、この映画はまったく色あせることなく、再びワクワクしながら鑑賞しました。特に、トンネルの完成からラストまでは一切目が離せませんね。また、脱走計画の「プロ」達がそれぞれいい仕事をし、素晴らしいチームワーク(?)も加わって計画が進んでいく様子は、なんだかとても楽しくて、とても戦争をテーマにしている映画とは思えないほどでした。大人数で何かを計画・進行すると、反対分子が現れて必ず諍いやもめごとが起こるのですが、そういうシーンがなかったのがいいですね。最後は50人も銃殺されたりと、やるせない部分もありますが、見終わって「楽しかった!」と思える戦争モノ、少ないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-03-03 19:09:20)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS