Menu
 > レビュワー
 > 完璧主義 さんの口コミ一覧
完璧主義さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 8

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ベニスに死す
ルキノの傑作、映像美と音楽、そしてルキノの美、人の階級差から出るダークな力、ルキノのキャラはいつも人間として相手にしたくない人ばかりなのだ、冷酷で行動が読めない、頭がいいというのか?軍事関係ぽい人が出てくる。だからダーク、一番怖い人間という動物を、あるがままに描いてるところも怖いが、そこに興味が芽生え、好きになってしまう、自分が怖い、やはり俺は闇が好きなのだ!
9点(2002-11-14 15:43:26)
2.  道(1954)
フェリーニの名声を不動のものとした作品、悲しげでありながら、痛いほど残酷、フェリーニがいかにストーリテラーであるか示した作品だろう。正と不の力が融合し、見た後に残酷なほどのメッセージを感じる。それは、フェリーニのねらいであったに違いない。正と不というのはいつも隣り合わせ、あまり混ざることはないが、お互いのいい部分をうまく出し合っている。そして反則といえる、ニーノロータの音楽、傑作!
9点(2002-11-14 15:24:40)
3.  チャップリンの独裁者
チャップリンの最高傑作だろう。野心作というのは、いつも完璧映画より上に行く、たとえば、ルキノ作品では、野心作が地獄に落ちた勇者ども、傑作がベニスに死す、ゴダールでは野心作が勝手にしやがれ、傑作が気狂いピエロなど、何かに挑戦した映画は評価が高い。だからチャップリンでは、傑作はモダンタイムズだろう。モダンタイムズのチャップリンの神業演技、とても見せ場を多くチャップリンのすべてが詰まっている。歌うし、おもしろいし。独裁者では監督としての力を感じる。面白いとかいうよりも、。ヒトラーをどう面白くするかを考えているところを評価する。フライパンたたきとか、地球儀の風船など、巨匠らしい演技や構成をした、最後の演説は、まさに見せ場であり、すべてあのシーンのための物語と思わせる、ほど画面いっぱいに力があふれていた。2時間という長編でありながらここまでの完成度にしやげた所もこの作品のすごいところだろう。
9点(2002-11-14 15:10:56)
4.  気狂いピエロ
ジャンリュックゴダールの最高傑作、頭を麻痺させながら、疾走する展開力、すべてが新鮮、名手ラウールクタールの撮影などもいい、勝手にしやがれの進化系といえよう、なぜここまで点が低いのだろう、誉れ高い作品なのに?
9点(2002-11-14 14:44:45)
5.  七人の侍
日本一の映画、黒澤作品の中でも群を抜いて点数が高い、3時間以上あるが、本当に楽しく飽きずに見られる。娯楽映画の金字塔!7人の侍が画面内に確かに存在している。黒澤作品は、登場人物を感情移入させるのがうまい、それにより緊張感や展開をたのしめる。こういう人情劇を傑作にするのが一番難しい、ちょっとでも演技をオーバーに演じるとただの感動ものに終わってしまう。それをうまく考慮して、編集したのだろう。それにしても一つ一つの場面からただよう、暖かさといったらすごいよ。あの飽きない構成と歴史に残った雨の中での決闘で使った技巧、瞬間場面転換を使いここまで高く評価されたのだろう。
9点(2002-11-01 15:47:13)
6.  2001年宇宙の旅
言わずと知れたSF映画の金字塔、その完成度は未知の力を放っている。内容が理解されてから評価が一気に高くなった映画であるが、賛否両論が激しい、なぜなのかそれは演技面からだと思います。しかしそれはキューブリックのねらいではないかと思います。あくまで映像がメインなのだ、有名な俳優や感情深い脚本は邪魔でしかない、映像と俳優が画面の中でぶつかり合いにならぬように、SFの最低限の演技、脚本で、映像メインで集中してみることができる。この映画は2時間以上のわりには、短く感じさせてくれる力を秘めた作品、そして映像美、迫力ある音楽、斬新な構成力によって、見てる人を本当の宇宙にいるかのような気持ちにさせてくれる。そこの所をわからないと、この映画のよさなどわかるわけがない。この映画は大画面テレビとドルビーデジタルシアターシステムがあれば、なおこの映画の偉大さが理解するだろう。なんどもいいますが、映画がつまらないだろうが、ひまだろうが、面白いだろうが、得点重視なので僕には関係ありません。点数が高い作品がすきなのです。評論家に似た、点数をするかと思います。 
9点(2002-11-01 15:26:17)
7.  地獄に堕ちた勇者ども
ヴィスコンティの野心作、あのダークの雰囲気から繰り出すオーラ、その人間の孤独に秘めた野心で、画面にひきこまれるほどの魔力を放つ作品。ヴィスコンティ映画ならではの遅いカメラワーク、そして完璧なまでのカメラピントで、人間のダークさが見える。ヴィスコンティのすごい所は、外面の冷酷さだけをうつすが、映像力というべきなのか?画面から人の内面が見えるのだ。 外からのダークな力からの緊張感、画面からただよう、人の内面による冷静さ、このダブルの魔力からは、すごいオーラが画面いっぱいに放っている。一度見るより2度見よう。この映画のすごさが改めてわかるから!
9点(2002-11-01 14:58:46)
8.  8 1/2
フェリーニの最高傑作、あの想像力といい、映像テクニックといい、もう完璧!、この映画を見てわからなかった人は、フェリーニの作品を見るのはよしましょう。ものちょっと年をとってからね。
10点(2002-10-31 19:28:45)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
9787.50%
10112.50%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS