101. PSYCHO-PASS サイコパス
《ネタバレ》 システムに全任せした打っ飛んだ世界と、現代社会との地繋がりを感じさせる時代設定に「?」とコクビを傾げざるを得ない。 「堅強にして単純極まりないイージーなシビュラシステムに何の疑問を持たずに生活するとか、そこまで人類(社会)ってアホですかね?」と。 何か醒めた目でしか観れませんでした。 [DVD(日本アニメ)] 5点(2018-10-24 01:31:34) |
102. 十二大戦
《ネタバレ》 細田直人×西尾維新というタッグが、まさかの消化不良。 12人のキャラ掘り下げが出来なかった…というか、まあ12話で主要キャラ12人中の11人が死んじゃうようなアニメですから、掘り下げようも無いんですけどねぇ。丑と寅の馴れ初めや、申の詭弁、酉のスタンスなど、面白かったんですけど、何しか惜しい。 しかし、最後に明かされた子のスキルと「何でも一つ、願い事が叶う」という難問に懊悩する展開は、嫌いじゃない。 ネズミ年生まれの私としては、少し甘めの及第点。 そんな私ですが、次週予告の「clap you hands!」は、毎回ダサいと思ってました。 [DVD(日本アニメ)] 5点(2018-06-08 04:30:54) |
103. 真夜中のオカルト公務員
《ネタバレ》 褒めるところも貶すところも、特に見つからないそこそこアニメ。 痛快でもハートフルでもダークファンタジーでもない。ホントに「そこそこ」なんですよ。 深夜勤務の公務員、異界の存在の声が理解できる「砂の耳」を持つ新人公務員(元・安倍晴明)、ホストあがりの公務員、サラッサラヘアの美形公務員、無気力と見せかけて有能というテンプレ公務員(上司)という四人が、まぁ都内のオカルティックな事件を解決する!というアニメなんですが… 原作が薄いのか、制作会社がイマイチなのか、観ていたオッサンたる私が悪かったのか、よくわかんねぇ。 なんだかなぁ、オッサンヲタに向いてないアニメなのかもなぁ。とはいえ、対象年齢や性別が掴めないアニメなのも、確かなんだが。 [DVD(日本アニメ)] 4点(2019-10-07 04:18:30) |
104. かくりよの宿飯
《ネタバレ》 脚本、演出、構成、動画、音楽、キャスト陣、すべてが凡庸。 2クールでやらざるを得なかった(と思しき)原作の尺を思えばさもありなん、なんですけど、全話に亘る平坦っぷりが残念。 第一話から最終話まで、どこにも見せ場がなかったように思える。 そして、キモでもある「かくりよに現世の料理を振舞って無双す!」というお題目の割に、料理の描写が乏しく、気合不十分。全然美味しそうに見えなかった。夜食テロアニメにもなりえる格のある題材だっただけに「なんで料理描写をテキトーに抜いてんだ」と、ちと憤慨。 同系統ともいえる、ファンタジー世界に洋食を振舞って無双す!というアニメ「異世界食堂」の料理描写は素晴らしかったぞ。見習うべき。 [DVD(日本アニメ)] 3点(2019-03-09 05:14:40) |
105. BEATLESS
《ネタバレ》 「超高度AIと人間が寄り添う未来予想図」が本作のメインテーマなんでしょうが、ぶっちゃけ「コトナカレ主義の大企業とふわふわした童貞」が、萌えみのある自立型AIとアレコレ抗争しちゃう「なんだかなぁ」的な近未来アニメ(最終的に童貞に委ねられちゃう)でした。 「万策尽きた!」という断末魔めいた弱音が、一話から最終話に至るまで、延々と耳に障るアニメでした。 何と全24話中、四度の総集編。しかも、その四度の休憩(総集編)を挟んだにもかかわらず、作画も動画も絵コンテも始終にわたり脆弱。キャラは安定しねぇ、動画はスッとろい、コンテも地味地味。おかげで、このアニメの「伝えたいこと」が、常に蒙昧で薄弱。 キャスト陣も、ちょっと酷い。声優のテクニック不足はともかく、誰のデレクションや音響監督!と思ったら、菊田浩巳。何やってたんだ菊田さん。女性陣のキャストが酷かったが、どっこい主人公役も酷かった。 2クールも使ってこの出来では、流石に擁護しきれない感がある。初代OPだけ、ちょっとカッコよかったので、オマケの2点。 [DVD(日本アニメ)] 2点(2019-01-07 05:04:26) |