1. アンダーカレント
《ネタバレ》 人物像の配置や、静謐に展開する物語の丁寧さは、完璧。まったくと言ってもイイくらいに、隙がない。 10点(2007-11-30 21:56:48) |
2. あしたのジョー
主人公ジョーをはじめ、段平、力石、マンモス、カルロス、等々、名脇役の見事さが、際立つ。ボクシング漫画というより、人間ドラマ的な要素に惹かれた。 ホセ戦の前に葉子とジョーが語りあうシーンは、ボクシング漫画とは思えないほどのロマンティックさ。 このシーンは何度読んでもグッとくるトコロ。 10点(2007-10-11 04:57:14) |
3. アドルフに告ぐ
複雑に絡まった人間模様を、これ以上なくスッキリと纏め上げている。手塚嫌いな私ですが、この隙の無さは驚愕です。 9点(2009-09-11 03:21:05) |
4. アイアムアヒーロー
《ネタバレ》 洋邦各メディア問わず、かなりの高水準ゾンビ作品。 体を許した相手であろうが、足の臭いにイチイチ恥ずかしがるつぐみが可愛くて仕方なかった。ゴミ回収車のシーンは、本気で悲しかった。 8点(2016-01-01 03:06:58) |
5. 愛気
格闘技描写の「あり得そうであり得ない」ギリギリの点を、実にうまくユラユラしながら描いている。主人公の「トンガリ過ぎたサドっぽい正義感」が面白いが…えっと…どのへんが「愛」気なの? ちょっと謎めいたタイトルである。 7点(2012-02-04 00:50:58) |
6. あずまんが大王
あずまきよひこのギャグ間合いって、秀逸です。ちょっと前まで「いわゆる萌え4コマってゆージャンルのオタク支持系のマンガなんでショ?」と見くびってました。同じように見くびっている人には、ソコソコ薦められなくも、無い。ま、この当時のあずまきよひこの絵って、ぶっちゃけ私も苦手なんですが。 7点(2008-04-07 04:30:45) |
7. 青い花
正直百合物って、超苦手なんです。が、やはりここは志村節。イライラしたりネチネチしたりウットリしてしまいがちなジャンルにもかかわらず、緩々と淡々と物語をこなして行く手練は見事。 【追記】2011年発行の最新刊・6巻で、物語が静かに急展開!ホント、志村貴子って曲者です。 7点(2007-12-05 05:44:27) |
8. あさひなぐ
登場する女子キャラ群を、薄っぺらい友情に落ち着かせない作者のヒネクレ方が面白い。 6点(2012-12-25 04:17:11) |
9. あぁ播磨灘
数ある角界漫画のなかでも、「あぁ播磨灘」はソコソコ異色で面白かったと思う。 しかし、手に汗握るような展開が皆無なのは、ちょっとつまらない。 全然関係ないが、「ああっ播磨灘っ」と表記すると、タイトルに余計な萌え要素が。(ホント蛇足) 6点(2011-06-27 00:43:47)(笑:1票) |
10. アカギ
《ネタバレ》 「天」からスピンアウトしてきたカリスマキャラ「アカギ」の闘牌伝説。 元ネタの「天」を読んでいれば「アカギは死なない」というネタバレ的な安心感があり、それが非常に邪魔。ソコソコ面白いのだが熱中できない。まぁ、独特な福本的マージャン理論が楽しめればそれでいいかな?とは思うが。 6点(2009-04-02 20:32:01) |
11. ARMS
皆川亮二の絵と七月鏡一の軍事オタクっぷりが非常にマッチしていて、面白かった。ちょっとトンデモ気味になるのも、少年誌ならではのご愛嬌か。 超人である、という事の苦悩をキッチリ描いてある(特に巴武士が)のも好印象です。流石、小学館っぽい。 最終回はちょっとキレイにまとめ過ぎかも?と感じたが、面白い少年漫画が読めたという達成感はキッチリ残りました。 6点(2009-03-18 18:51:49) |
12. 荒川アンダーザブリッジ
荒川住人のボケとリクのツッコミに固定しきった展開に正直飽きてきている。最近、絵も荒い。しかし、隠されている重要らしきスジと巻末にあるフルカラーの良さが気になってしょうがないのも確かで、無視できないんですよね中村光。 6点(2008-10-18 01:30:56) |
13. あぶさん
中盤以降、水島新司が箱庭感覚で描いたとしか思えない展開にウンザリ。 2点(2009-09-11 03:24:01) |