1. SLAM DUNK
「バスケ漫画に名作なし」というジンクスを唯一免れている作品。主人公・桜木花道の印象が連載初期はも・ひとつ(実際、連載自体危なかった)だったが、坊主頭になったあたりから俄然と面白くなり、ラストまでそのテンションは衰えることなく突っ走った感じ。言うまでもなくバスケ漫画の金字塔である。 9点(2007-10-08 01:01:13) |
2. スピリットサークル
《ネタバレ》 輪廻転生、復讐劇、青春群像、中二という要素をごっちゃにしつつも、一切のブレを感じさせない水上悟志の器用な作家性を、一巻からではあるが楽しませてもらった。 8点(2012-12-25 04:54:03) |
3. 昴
曽田正人のワルノリ(?)とバレエの相性が意外とマッチしていて面白かった。 様々な悲劇が主人公・スバルを襲うが、昴のバレエに対するスタンスと、舞台以外の日常生活のフテブテしさは安定しているという点に、安心。 終盤の絵の荒さも、特に気にならず。 8点(2009-07-27 06:36:35) |
4. 鈴木先生
《ネタバレ》 極々日常的に起こりうるアホ臭い位にミニマムな問題に対して、必要以上に煩悶しまくる主人公「鈴木先生」の思案シーンが、他の「教師が主人公の学園マンガ」の追従を許さない位に面白い。言っちゃ悪いが、鈴木先生が苦労し、悩み、汗をかき、ボロボロになるたびに、面白くなる。 8点(2007-11-14 01:36:51) |
5. ストッパー毒島
好きな野球漫画を三つ挙げろと言われれば、大嫌いな水島新司作品の中で唯一好きな「球道くん」と、ミーハーといわれようが「おおきく振りかぶって」、そして「ストッパー毒島」ですね。(次点はちばあきお・キャプテンか?) ハロルド作石のサービス精神・エンタテイメント性と野球漫画の普遍的な面白さが実にマッチしていて面白い。 7点(2008-11-29 23:39:41) |
6. すくらっぷ・ブック
《ネタバレ》 これまた懐かしくも甘酸っぱいラブコメ。牧歌的な絵柄に反して熱く、ドロドロしていて面白かった。特筆すべき台詞回しの「クサさ」は、クセになる珍味。ダメな人には寒く、カユイだけだが。もぉ、オールディーズといってもイイ位の、隠れた懐メロ名曲的作品。 6点(2008-03-13 00:47:13) |