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アラジン2014さんのレビューページ
プロフィール
コメント数 18
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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1.  アストリッドとラファエル 文書係の事件録 《ネタバレ》 
去年NHKで放送されているのを見てからドハマりしました。「私は適任」完璧志向でパズルや事件を解くことが得意なアストリッドだったが、自閉症の症状は深刻で世間との関わり方で苦労する。自閉症特有のあらゆる仕草を表現していて、最初は本物なのかと思いました。そんなアストリッドの才能を見抜き何とか活躍させ、そして守ろうとするラファエルの心の動きも素晴らしく、二人のやり取りを見ていると心にグッとくるものがあります。  自閉症の描き方が素敵なことは当然ですが、同時にミステリー部分も全く手を抜いておらず、高い次元でこれらが融合しています。ストーリーは王道のミステリー&刑事モノですが、アクションは少な目で全体的に落ち着いています。一見すると地味に思えますが本筋のミステリー部分の知能指数は高めで、考古学、歴史、医療、音楽、化学、SFネタなどバランスよく織り交ぜられていて毎回飽きさせません。 そんな高度で多彩なミステリーと同時進行でアストリッド(自閉症の彼女)の過去も絡んできて、ドラマは複雑かつ巧妙に流れます。いろんな意味でカギとなる素敵なパズルも沢山出てきて、何となくオシャレで大人向けのドラマに仕上がっています。  個人的には毎話入っているエピローグ的な部分が最高に素敵です。ラスト付近に簡素に1分程度でまとめられていますが、アストリッドの心境や過去が判明する裏話的な小話にはウルっとさせられます。また、アストリッドの少女時代の役柄の女の子が非常に上手く、見た目がよく似ていることはもちろんのこと、こちらもやはり本物の自閉症のように見える演技が心底素晴らしいです。  現在日本ではシーズン3が終わろうとしていますが、すでに日本でも人気ですのでシーズン4はすぐに放送されると思います。本国ではシーズン4まで放送済みで、すでにシーズン5まで放送が確定しているようです。できればNHKバージョンの吹き替えが入ったディスクを発売していただきたいです。(本作においてはアストリッドの声を担当している貫地谷しほりさんがとても上手でした。ちょっとしたしぐさやため息なども緻密に表現されていて、よりドラマチックに仕上がっていたと思います。オリジナル音声版と比較してみましたが日本語版のほうがずっと良いと思いました)
[テレビ(吹替)] 9点(2023-09-02 23:56:20)
2.  チェルノブイリ
ジャレッド・ハリス(レガソフ)とステラン・スカルスガルド(シチェルビナ)を筆頭に、全ての役者のやり取りが本当に素晴らしくて引き込まれました。映像はもちろん、ドラマの構成も申し分なく、そして何より5話(5時間)で終わってくれるのが見やすくて良かったです。もう本当に、凄いドラマとしかいいようがないです。(TVドラマなので限定的にしか放送されていないのが本当に残念です。あと、原音は英語でロシア語でないことを不満に思う書き込みも見られましたが、個人的にはあまり気になりませんでした。それよりも断然吹替をお勧めしておきます。専門用語なども多いので文字で見るより耳で聞いたほうが没入感が増して判りやすいと感じました)  チェルノブイリの当時、私は10代でしたがあまり深くは考えませんでした。もちろん何が起きてどうなっているのかはTVで見て知っていましたが、あくまで遠い国で起きた他人の問題という認識でした。このドラマを見ると他人事どころか、場合によっては地球に誰も住めなくなるのかもしれないという危機感を感じました。真面目な話、被爆国である日本ではこのドラマを正月にでも一挙放送すべきだと思いました。  (エアコンを使って部屋を暖めつつ、パソコンでこの文章を書きながら言うことではないのですが)トラブルが起きた時に人間が対処できないような装置・技術は使うべきではないと感じました。原発反対とまではいいませんが、チェルノブイリがどうなったかくらいは見ておくべきだと思います。ラスト、実際の人物たちのその後が丁寧に描かれていた点も非常に素晴らしかったです。10点満点なのは疑う余地のないところですが、内容が重すぎるので1点減点しておきます。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2020-12-17 21:27:47)
3.  ウエストワールド 《ネタバレ》 
哲学的で理屈っぽいSFがお好きでしたらハマると思いますが、それらに興味がない人でしたら苦痛かもしれません。ノーラン&JJ特有の「なんか小難しくて眠たくなる」系のドラマで、引き伸ばし感や中だるみ感は結構強めです。ホスト側が無益にループを繰り返していることを強調したいがあまり何度も何度も同じ映像を見せたり、運営側とパーク内、更には過去の記憶を行き来することで服装や人物が頻繁に切り替わるのがとてもややこしくて混乱します。哲学的なセリフと相まって非常にテンポが悪く、全体的に流れが澱んでしまっています。(一話58分と普通のドラマより若干長いのも余計に眠気を誘います) 反面、ウィリアムの冒険活劇や黒服の男の謎の行動、ヘクター&アーミスティスのシーケンスはとても単純で俗っぽく、食いつき抜群です。終盤には黒服の男がまさかのアレだったという怒涛の展開が待っており、一気に伏線回収へ向かいます。ちなみにS2の8話も”恐怖の亡霊”先住民のアキチタが実はアレだった的な美しい流れが素晴らしく、ラストに向けて一気に面白くなります。  深く考察できる人には本当に興味深いドラマです。また、ラストの気づきも素晴らしい。機械の記憶は100%鮮明であり、そしてコピーを繰り返せば永遠の命があるということを私も忘れていました。哲学的、SF的、AIモノとしてはやはり他を圧倒するレベルの奥深さで、多少の矛盾に目をつぶればとても楽しめる唯一無二のドラマです。S2はホスト側の視点で話が進み、アクションシーンが多くなりますが哲学的なカラーはきちんと残っています。願わくば大人向けのまま引き延ばさずにシーズン3で綺麗に終わってほしいものですがシーズン5まで決まっているようです。個人的には吹き替え版推奨。(しかしS1は本当に素晴らしい。嫌悪感しかなかった黒服の男が二度目の鑑賞では共感しかありません。この辺の作り込みは本当に感動的ですらありました)  【追記】 2021/9やっとシーズン3を見ました。結論から書くと個人的にはかなり良かったです。雰囲気もブレードランナー2049よりずっと良いしビジュアル的には現在最高レベルだと思われます。問題は脚本です。商業的に仕方ないとはいえ、せっかくS2で綺麗にまとまっていたものを無駄に広げてしまったという蛇足感はあったと思います。 S2でアキチタやメイヴの娘などヘブンに行ったモノたちのデータを探索不明な座標に送ったまでは脚本としてもよく出来ています。そのまま外に出たいと願ったドロレス他と黒服の男らの戦いの末、鍛冶場とウエストワールドが崩壊する。で十分綺麗だったと思います。まだ先の話ですがS4-S5まで制作が決定しているようですが、このままいくと不安しかないですね。いい加減アメリカも引き延ばす方向でなく、「有終の美」の方向でドラマを完成させていただきたいものです。南無。  【追記】 2023/8無事にシーズン4まで全完走しました。個人的にはやはり制作陣が望んだシーズン5をもって綺麗に終わらせていただきたかったです。まあ商売なのは理解しますが、こういったファンあってのクリエイティブ芸術的なエンタメ商品はきちんと最後まで描き切るのがファンに対する礼儀だと思いますがね。ファンの気持ちを無視したワーナーには心底ガッカリしました。  で、シーズン4の本編に関しては満足と不満足が同居するなんとも複雑なラストシーズンでした。個人的にはシーズン3&4をワンセットと考えれば十分納得できる流れではありましたが、本作を含む後半戦もシーズン1&2同様に丁寧かつじっくり描いていただきたかったところです。確かにシーズン4で表面上はきちんと終わっていますが、ファンの目から見るとやはり無理やりシーズン4で終わらせちゃったという感覚は結構強めです。ちなみにワーナーに問い合わせましたら、日本では4K盤もコンプリートBOXも販売する予定は無いそうです。(マジでガッカリ。。やはり調子が良かったS2で綺麗に終わらせておくべきでした)
[インターネット(吹替)] 9点(2019-08-17 14:46:17)
4.  ダウントン・アビー
世界的人気も納得のドラマです。大したエロもグロもありませんがビックリするほど熱中できます。アメリカの連ドラと違って1シーズン8話前後なので集中力も切れませんし内容にもムダがありません。まさに脚本とテンポの良さが光っていますね。 登場人物が皆一生懸命で純粋、イイ人が多くて見ているこちら側もホッコリしっぱなし。大人向けの恋愛&ヒューマンドラマです!【海外モノの連ドラは吹き替えがお勧めだと思います!】
[テレビ(字幕)] 8点(2017-10-10 16:27:37)
5.  ゲーム・オブ・スローンズ
噂には聞いていましたがここまで面白いとは!かなりの数の海外ドラマ~映画を見てきましたが、これほどの完成度のものは他にありません。人生の中でこのドラマに出会えて幸せだと思えるほどのものです。真面目な話、リアル志向でドギツイ残酷描写の数々、本物の人間ドラマが見たい方にはこのドラマしかありません!(ファンタジーだと敬遠なさっている方はその考えを改めるべきです、全く的外れですから)  アメリカ産などにありがちな中だるみ感もなくどんどん先が見たくなりますが、これは1シーズン10話という潔さもドラマの完成度を高めているように思われます。とにかく捨てエピソードは一切なし、映画ファンの皆さんに広くお勧めしたい正に本物のドラマ、Best of the best!!!(難点を挙げるとするならば、このドラマを知ってしまうと他のかなり完成度が高いドラマや映画を見ても物足りなくなってしまう点です。。)  ちなみに字幕と吹き替えを比較しましたが、特にこのドラマの場合は地名や専門用語も多いので断然吹き替え版のほうが理解も深まってより楽しめます!  PS 2020年に三度目の鑑賞を終えました。Best of the best!!!には違いないのですが、どうにもS7以降が暗すぎて疲れのほうが大きい作品です。いや確かに全体的に非常に重苦しい作品なのは最初から判っている事実なのですが、S7以降の異様な重苦しさとファンタジー路線が強くなりすぎる感じは、簡単には感情移入させてくれず、まるで「素人さんお断り」的な強気な作品作りになっています。複数回鑑賞した結果、個人的にはS2~S6が特に面白く、S1、S7、S8はマニアックすぎてチョット疲れてしまいました。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-08-27 01:54:54)
6.  ウォーキング・デッド
ゾンビ物としてはかなりリアルで面白い部類に入ると思います。特にS1を筆頭に~S3くらいまでは神がかった仕上がりになっています。かなり設定が甘い点(ご都合主義)と、シーズンを重ねるごとにマンネリ化してしまったのは残念ですが、S3くらいまでは心底楽しめると思います。グロ耐性ある方には強くお勧めできるドラマです!【私の持論ですが海外の連ドラは基本的に吹き替えがお勧めです】
[DVD(吹替)] 9点(2016-07-08 01:22:31)(良:1票)
7.  シャーロック
シーズンの話数を減らして(一時間半×3話=1シーズン)丁寧に作られているドラマです。物足りないくらいですが、見る側の負担が少なく集中力も切れません。そしてとにかくその完成度の高さに驚きます。 原典ファンやグラナダファンを敵に回さない程度に、適度に崩してある点、またキャスティングが非常に魅力的な点も高評価です。もしまだ未見の方がいらっしゃるなら、、見ないと損!と言い切れるくらいのドラマだと思います!※ただしシーズン3から一気にトーンダウンしてしまった感じを受けるので、個人的にはS2までの6話で一区切りとしたいです(S3とスピンオフ、S4はオマケかなあ)。。【私の持論ですが海外の連ドラは基本的に吹き替えがお勧めです】
[テレビ(吹替)] 10点(2016-03-11 14:47:19)
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