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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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421.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 バトルロワイヤルの盗作問題で話題になった本作ですが、実際観たら明らかに別物。 なんかよくあるデスゲームもののひとつです。実際に殺し合いが始まってからの雰囲気は、バトルロワイヤルではなくHUNTER×HUNTERのハンター試験に近いものがあります。 参加者が24人もいてしかも戦闘開始までたっぷり時間があるのに個々を全く描いてないので主人公以外は誰と誰が戦ってるのかがピンときません。あまりにピンとこないので親切な製作者サイドが最初に半分殺してくれますが…いや、それもなんか違うし、半分に減ってもやっぱりピンときません。 とにかく殺し合いが始まるまでが長すぎる上に、そこまでが全部無駄なわけです。 別にこのサイトの平均点ほどとことんつまんないわけではないですが…別に面白くも無いなというのが率直な感想です。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-07-21 15:28:02)(良:1票) 《改行有》

422.  アイアンマン3 《ネタバレ》 正直、アイアンマン1、2ともそこまで面白い映画ではないし、アベンジャーズはつまんないし…、そんな流れで全く期待せずにみたアイアンマン3なわけですが、シリーズ初の楽しめる娯楽映画になっててびっくり。 スタッフ、何かふっきれたの??って感じで素直に楽しめました。エンディングもシャレオツ。 ぶっちゃけアイアンマンはこれだけ観てればいい…けど、それじゃ話がわかりませんねw [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-14 23:14:16)(笑:1票) 《改行有》

423.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 地球人と謎の宇宙人(スーパーマン)が手探りで信頼を築きあげながら共通の敵と戦う物語。 そういう意味ではウルトラマンと基本コンセプトは同じ。 定番スーパーマンをいかにも2010年代のアメリカ特撮映画っぽく再構築した最新作で、ストーリー展開も特撮シーンの数々も「どっかで見たような」雰囲気ですべて構成されていますが、しかし最初から身バレした状態で新聞社に勤めるクラークケントって設定も斬新です。 しかしこういうアメリカ映画にありがちな突っ込みどころは満載。 とりあえず「真空は平気なのにクリプトンの空気だと具合悪くなるナウ」とか「8トンほどの船をお父さんはどうやって納屋に運んだんだ?」とか…まぁいろいろあるわけですが、地球の空気に順応すると目からビームが出せるようになるらしいクリプトン人ってどういう体の構造なんだろう? [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-12 23:18:31)(笑:1票) 《改行有》

424.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 以前単発で見た事はあるんですが、あらためてJJ版を3作続けて鑑賞したのでレビュー書き換えます。 1作目のレビューにも書きましたが、2作目は1作目よりやりすぎ感が増してしまい、残念ながら1作目よりだいぶ落ちる映画となってしまいました。 2作目は1作目よりスケールアップしないといけない…という事情はわかるんですが、1作目が絶妙のバランスだったので、それをスケールアップしちゃうともうただの食傷やりすぎ映画になってしまう。このバランス感は難しいよなぁ、と思うわけです。 あと冒頭部、短いクライマックスから入るのはいかにもJJエイブラムスなんですが、サイモンペッグが出ているせいで「MIといっしょじゃねーか」という印象がぬぐえません笑 また(以前は字幕で観たので何も思わなかったんですが)吹き替え版だと1作目と2作目で役名が変わっています。 これは統一しないと詳しくない人は混乱するだけなのでよくないと思うんですが…旧テレビシリーズの役名でいくならそれでなぜ押し切らなかったのか、と。 この映画で唯一1作目より優れているところは、アリスイブの下着姿のシーン。 あれはすばらしい。ビバ!ですよビバ! だがいいのはそこだけで1作目よりはだいぶ落ちる映画になってしまったな、と思います。 あと旧カーンの逆襲を見てた自分からするとカーンのキャラ変わりすぎだろ、と笑 まぁ例えばルパンシリーズの「マモー」もいろいろ変わってるので、ま、そういうもんなんでしょうけどね。[地上波(吹替)] 7点(2014-07-12 21:45:38)(笑:1票) 《改行有》

425.  野蛮なやつら/SAVAGES 《ネタバレ》 この映画の最大の問題点は、ヒロインであり語り手であるオフェーリア自身に全く魅力が無い事でしょう。 脳みそお花畑で恵まれて現実が見えずに道をはずれたわがまま娘を相手に、どうしてそこまで命がけでがんばろうとするのか?そこに全然説得力を感じないので、どうにもこうにも困ってしまいます。 物語の核として重要なヒロインがただ人生なめてるだけの我侭放蕩娘じゃ、面白い映画はできないと思うんですよね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-10 18:11:57)《改行有》

426.  クロニクル 《ネタバレ》 わざわざPOVで撮る必要性が全くわからない映画。 高校生の等身大の日常を描きたいとかそういう意図なのかもしれませんが、観てる側がPOVの必然性を感じないわけですから意味はありません。 大昔からありがちな卑屈な主人公の青春暴走話で、映画の内容自体に新味は全くなく、とにかく主人公の卑屈かつ厨二体質に全く共感できないので「ほんとダメダメ主人公だな」で終わっちゃうそんな映画。 当時一部で絶賛されてましたが、その理由が全然わかりません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-02 23:23:22)《改行有》

427.  ダーケストアワー 消滅 《ネタバレ》 ジャッジドレッド(2012)でめっちゃ素敵なヒロインを演じたオリヴィア・サールビーが、実にパッとしないヒロインを演じているのがこの映画。 名前を見るまでとても同じ人とは思えないくらい、こっちの映画ではパっとしない彼女なんですが、役どころとしては地味な一般ぴーぽーな旅行者なわけで、役作りとしてある意味当然なんでしょう。 で、この映画「どうせつまんないB級映画なんだろうなぁ」なんて思って観はじめると…あれ、意外と面白いですよ?? 人がひゅーっと粉砕消滅する映像の面白さや、男気とケレンミにあふれるロシア自警団の人たち等、面白い要素がテンコもり。 もちろん、突っ込みどころも多々あるわけで、最大の難点は主人公のだらしなさ。てか(主人公だと思い込んでいた)他のメンバーが死ぬことで「え?お前が主人公だったのか!」と観客がわかるという…いやいや、そんな主人公見た事ないぜ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-28 07:00:55)《改行有》

428.  ジャッジ・ドレッド(2012) そもそも映画に出てくる女優さんなんて綺麗なのは当たり前の事なのです。 だから普通に映画を観ていても「この女優、いいなぁ」なんて思う事なんかほとんどめったにないわけですが…しかしこの映画のオリヴィア・サールビーにはやられました。 「凛々しいルーキー」という役どころにぴったりで、コスプレチックな嘘っぽい金髪が抜群にセクシーです。 もうとにかく僕にとっては彼女一人の魅力を堪能するだけの映画で、ずっとハァハァ状態。 いやぁ、綺麗でかっこよかったなぁ…惜しむらくはR15+なんだからもうちょっとだけサービスシーンがほしかったってとこでしょうか。ほんとはあったんじゃないでしょうか。ディレクターズカット版とかないんでしょうか、ないのかなぁ… なんて思いながら彼女の出演作品を見てみれば…ん?ダーケストアワー?あのパッとしないヒロイン役の子か!ぶっちゃけ、あの映画では特にいいとは思わなかったから…今回の役がよほど彼女にドンピシャだったって事なんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-27 22:45:04)《改行有》

429.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 日本の巨大ロボットものアニメを実写映画化…なこの映画ですが、謎の怪獣に襲われた人類に対抗して各国が巨大ロボットを建造しペアのパイロットで闘う…というコンセプトはまんま「神魂合体ゴーダンナー」そのもので、アイディアのベースとなっているのが「神魂合体ゴーダンナー」なのは間違いないところでしょう。(ご存知ない方はwikiでゴーダンナーのあらすじを読んでもらえば基本構成がほとんど同じだという事がわかると思います) ちなみに「神魂合体ゴーダンナー!!」は、「新婚合体GO旦那」の意味で、まぁそういう内容なアニメなわけですが、新妻と合体してたら死んだと思った元妻が出てきたりするなかなかアレなアニメでありました。そしてジャパニメーションロボットアニメの例のもれずおっぱいアニメです。 という事でジャパニメーションロボットアニメで重要なおっぱい感に関しては、この映画では菊地凛子一人にかかっているわけですが、途中の一部のシーンを除けばあまりおっぱい感は無し。ジャパニメーションで重要な要素のおっぱい感を軽視してストイックにバトルさせた結果として、なんか正直見ていてかなり疲れる映画になっていて、んーー、もう少し緩急つけて余裕をもった映画にした方がよかったんじゃないでしょうか。 劇中、中途半端に突っ込まれる日本語シーンが唐突すぎて意外と聞き逃してしまい困るわけですが、なぜ菊地凛子の日本語があんなにたどたどしいのか、それが一番見ていて不思議です。 最後に自爆して脱出するのは「トップをねらえ」ですね。そう考えるとあそこに「オカエリナサイ」は欲しかったところです。せっかく迎えてくれてるのが日本人なんだし。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-14 23:43:26)《改行有》

430.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 ゾンビの怒涛の勢いだけが見所と言ってもいい映画。 残虐シーンは全くなく、ゾンビ映画とはいえホラーではない。 ストーリーはとことん底が浅く、何かのゾンビゲームを映画化したような代物で、たとえば最初にかくまってくれた家の男の子、その後もしれっと家族になっているけど、結局彼と彼の家族について語られる事は劇中で全くなかったりする。普通「お父さんがこうなっちゃって」くらいのセリフはありそうなもんだけど、全くない。なんていさぎいい!…んではなくて、味の無い映画。ゲームだってもうちょっと何か語るぞ。とにかくゾンビの威勢のよさだけが印象に残る映画で、その勢いのよさだけはゾンビ映画史上最強だと思われます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-07 22:57:24)《改行有》

431.  陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 偶然、ロサンゼルス決戦を見たすぐ後に観たので、アーロンエッカートまつりに。 まさかの割れアゴ2連発。 んーアゴ以外に何か書こうと思ったけど、なにしろこれと言ってウリがない映画で、とにかくとても地味。 元恋人らしい女CIAとかただの狂言回しだし、脚本の「練られてない感」がかなり残念。 こういう地味なサスペンスは「そうだったのか!」とか「なるほど!」なんて感じの謎ときがあってこその映画だ思うんですよね。 なーんか残念です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-28 17:45:17)《改行有》

432.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 何の予備知識もなく見てたら、また出たミシェル・ロドリゲス。 戦闘物ならなんでも出るな!! 突っ込みどころは満載ですが、とりあえずレーザー照準機と海兵隊員がやたら丈夫な事だけは伝わりました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-24 23:09:31)《改行有》

433.  ザ・ウォード/監禁病棟 《ネタバレ》 2010年代にもなって、こんな古典的なパッと飛び出してドーン系スリラーが作られている事に素直に驚きました。 オチもパッとしてドーンなんですが、「そこ開けたら絶対なんか出てくるYO!」というところを開けるときっちり予想通りのものが出てくるという見事な予定調和で、ここまで予想通りだといっそ潔いくらいです。 映画途中のあまりの整合性にかける展開からして、単純な亡霊ものや陰謀物、モンスター物等じゃないのはまず間違いないと思いつつ、じゃぁなんだろう?と思ってたら、あぁやっぱりそれですか、という多重人格もの。 ですよねー。 まぁとにかくなんというか全体のテイストが古いっていうのとデジャブー感がハンパ無い映画でございました。 てか、ジョンカーペンターなんだ、これ!? ベンベンの例の音楽がないとカーペンターかどうかわかんないよ!! ベンベンの音楽つけてよ![CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-13 17:23:21)《改行有》

434.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 サムライミらしいケレンミたっぷりの下品な画面が、この映画には妙にあっている気がします。そしてグリンダがやたらとしょこたんに似てるのが気になります。 そんな映画。 とても不思議なのはラストシーン。無事事件を解決した(?)オズは、いかにもこれから元の世界に帰りますよ、といった風情で一人一人にお礼を言いながらその相手ならではのプレゼントをしていきます。「一番大事な友達だったお前にはこの帽子だ」みたいなノリで進める、わりとありがちで感動的なシーンなわけですが、でもしかし、そもそもこのシーンおかしいんです。オズはいかにも「もうこの世界を離れますよ」的雰囲気むんむんなんですが、でもそんなわけないんですよ。帰り方わかんないし。帰る話もしてないし。 でもなぜか「みんなありがとう。これから俺は帰ります。あとはみんなでこの国をよろしく頼むよ」ムードが満々。うーん、このシーン、いったいなんなんでしょうか…意味が分かりません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-05 23:41:53)《改行有》

435.  オブリビオン(2013) ちょいちょいニューヨークをぶっこんでくるけど日本人がわかるニューヨークには限界があるのが残念。 序盤はとにかく突っ込みどころしかない設定に唖然。ありがち展開、ありがちキャラクタ、しかもそれが全然面白くなく、どれも既存類似作品のスペックダウンという厳しい映画で、これは…と思わせるものの、我慢して観続ける事で、途中からの多少ひねった展開で「あぁこの変な設定はそういう意味があったのね」と思わせてから少し期待させたんだけど…でもやっぱりその程度でそうなっちゃうのね…というまたまた残念展開で、結局最後まで微妙な映画。 同じ設定でも、もうちょっとちゃんと作れば結構観られる映画になったんだと思うけどなぁ…結局、残念感しかないという。 試しにネタバレ無しで書いてみたらわかわからんレビューになったww [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-04 01:40:43)《改行有》

436.  劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 《ネタバレ》 テレビアニメ版は言うまでもなくここ10年の日本アニメを代表する青春アニメの傑作であり、その製作スタッフの手腕も素晴らしいものなのですが、残念ながら日本アニメ界の悪しき風習『劇場版』の前にはなすすべがなかったようです。期待していたのですが、結果的には単なる総集編に毛が生えたものにすぎませんでした。 一本の映画としては当然成立しておらず、もし予備知識無しにこの映画を観た人がいたら、おそらく激しく落胆した事でしょう。 「テレビアニメの劇場版」というものは「テレビアニメのフアンのためのボーナス版」としての位置づけで作るのか「一本の独立した映画」として作るのかで内容が大きく変わってくるのですが、この映画はそのあたりの割り切りがいまひとつ上手くいっておらず、どっちつかずになっていたと思います。 まぁ、テレビアニメのストーリーを踏まえると、「1年後にめんまが再度みんなの前に姿を現して」なんて話を仮にやられても、それはベタすぎて安っぽい話にしかならない上にテレビ版の否定にもつながりかねないわけで、そういう愚を冒さなかったのは褒めてもいいのかもしれません。 しかししかし、「あの花」の劇場版に観客が期待するのは、こういうありがちな総集編ではなく、「安っぽいほどベタなシチュエーションでもいいから新しい話で泣かせてくれる」「もう一度めんまに会いたい」だったのではないかと思います。それでもここ一番のSecret baseで強引に観客を泣かせてくれる本映画なのですが、それはあくまでもテレビ版の力です。余韻にすぎません。そうではなくて、やはりベタでお約束でいいですから、お話で泣かせてほしかったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2014-03-17 01:22:34)《改行有》

437.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 あまりの出来の悪さに衝撃を受けたテレビアニメ版(引越し荷物を電車で運ぶ演出とか…バカなの?それで六太の何を描こうとしてるの??)ほどの衝撃を受けることはなく、なんというか普通の出来になってました。 (まぁ期待値が低いからこそのギリギリ及第点であって、もし期待してこの映画を観たらおそらく全く別のコメントになるんでしょうが) 地味な展開が続く原作だけにコミックの中でもかなり実写に向いた作品ではあるのですが、それはあくまでも連続ドラマに向いてるという話であって、一本の映画ではどうしても尺が足りません。とはいえ、さすがに映画ドカベンのように「まさかの柔道部編!!」というような事件も起きず、ギリギリ及第点にまとめきっていたように思います。 逆に言えばこの映画は「可もなく不可もなくなんとか無難にまとめきった」という評価以上のものは無いのが残念です。そしてやはりキャスティング。どうみても大泉洋しかない主人公キャラに小栗という選択はないし、それで小栗ならではの主人公像でも描けていればおそらく賛否はあったにせよ、まだ評価のしようもあったものを、出来の悪い物まねみたいな主人公ではさすがに映画は引っ張れません。 まぁアニメ版第1話の出来の悪さを考えれば十分がんばってると思いますが… [地上波(邦画)] 5点(2014-03-16 19:37:33)《改行有》

438.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 アニメとしては空前の大ヒットの本作が遂に日本上陸…なのですが、実際に映画を見るとそのシナリオ・構成に穴や雑さがとにかく目につきます。 例えばストーリー的に重要なアナやエルサ(+周りの人達)の相互の誤解が解ける様が本編中で全然語られていないのです。 具体的にはクライマックスで、アナがその身を呈してエルサを救った後、愛の力で大復活。バシっとハンスをやっつけそれを見ていた臣下が「王女もなかなかやりますな」なんて語るシーン。 この時点で、アナとエルサの間の葛藤は実は何も解決していないんですよ。臣下達もハンスがほんとは悪い奴だなんて知らないはずなのです。そんなシーンは映画中のどこにもないんですから。 それなのに「真の愛の力」で「よかったよかった」的空気になられても観ている方は「おいおいおい…」です。 また、別の例で、2回目のトロール登場シーン。こいつらアナに会うのは2回目ですからここで「昔、エルサの魔法で傷ついたお前を治して…」なんて昔話をトロールに説明させるだけで全然違ってくるはずなのに、この2回目のトロールのシーンでは過去の事なんか全くしゃべりません。 クリストフもあのとき見たのがアナとエルサだったという事を知らないままです(誰も説明してくれないですから) だったらトロールを2回出す意味がそもそもないのです。映画の構成として残念すぎます。 全編がそんな感じなので、シナリオを普通に追っかけると本当に残念な映画だとしか言えません。 そんな映画を一人で支えたのが、オラフの日本語吹替をやったピエール瀧。 そもそもオラフ自体がピエール瀧になんか似ている事もあって、オラフのシーンをCGで全部ピエール瀧に入れ替えても違和感ないだろうほどにハマっていました。 吹替にはあまり期待していなかったのですが、松たか子、神田沙也加共がんばっていて、特にアナ役の神田沙也加の役へのハマりっぷりは見事。 松たか子も、例のLet it go のシーン、その歌声は役に合ってるという面ではオリジナルよりも上?と思わせる素晴らしいものでした。 で、実際に映画を観ていて、ボロボロのストーリー展開に突っ込み入れながらも、見事な映像美と派手なストーリー展開に引き込まれ、ふと気づけばもうエンディング。 「気が付けばもうエンディング」なんて名画でしかありえないじゃないですか。欠点は多々あれど、だからこれは名画なのです。 [試写会(吹替)] 8点(2014-03-13 17:06:07)(良:4票) 《改行有》

439.  エンジェル ウォーズ 「ザックスナイダーがオナニー的に作った厨二病映画」という先入観をもってこの映画を観はじめました。 「ほんと、そんな感じだよね~」「オタク的な趣味って日本もあっちも同じなんかいな?」なんて感じで観ていたのですが…あれ、これ意外と真面目に作られている?? 確かに少女の状況を比喩表現しているシーンがあまりにもオタク妄想的すぎてそちらの印象が強くなるのかもしれませんが、映画全体としてはかなり真面目なストーリーをちゃんと描いていて、実は結構シリアスな映画。 逆に「B級バカ映画」だと思って観はじめた人は意外と深刻なストーリーにきっとがっかりすることでしょう。(あるいはストーリーは無視してバカ映像を楽しむ事に徹するか) イメージと内容にこれだけギャップがある映画もめずらしいと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-07 19:56:49)《改行有》

440.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 この映画のキモは「30年未来から」という時間設定にあります。タイムマシンなんだから100年でも200年でもいいだろうに、当事者がまだ生きてるだろう30年という不自然な設定を何の説明もなくもちこんだことで、はじめてこの映画のストーリーは成立するわけです。「何の説明もないワンアイディアを決めうちで設定する事でいろいろ都合がいいシチュエーションを作れる」という点では、ガンダムのミノフスキー粒子を思い出しちゃいました。観る前はもっと大作を想像していたのですが、意外と小粒でよくまとまった佳作。突っ込みどころは多々あれど「時間旅行の理屈は複雑でわけがわからない」と劇中で語らせてるので突っ込むのは野暮ってことで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-28 23:36:22)

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