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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 宝探し系の物語でロードムービー的な要素もあるし、登場人物も3人に限られるのでストーリーにも締まりがあって、前作よりもいい。ただし、正味100分程度の放送だったので、80分程度カットされているようであるが。尚、線路で手錠を切断するというのは『網走番外地』に同じシーンがあったように記憶しているが、製作はこっちが後なのでパクったのだろうか?[地上波(吹替)] 5点(2020-10-14 16:13:59) 122. 眠狂四郎 殺法帖 シリーズについてはよく知らないのだが、イガイと勧善懲悪な印象。これからニヒルな世界観になっていくのか?[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-11 17:07:40) 123. 愛と死の記録 《ネタバレ》 被爆者の恋愛モノの有名作品としては、『黒い雨』や『夕凪の街 桜の国』がある。なのでコレらとの比較になってしまう。主人公は後遺症により若くして命を絶たれるわけだが、若くして命を絶たれる事は原爆以外でも様々な事情で起こりえるわけで原爆である必然性がない。よって原爆ならでは問題としては『夕凪の街 桜の国』で描かれていたように周囲の差別や偏見にあると思うのだが、そういった描写は弱い。原発投下20年後の広島の実情を表しているのかどうか判断できないが、これは舞台が広島であるが故の制約があり、差別や偏見が描きにくかったという構造的要因があるように思われる。とはいえ、悲しい物語である事に変わりはないのだが、最後にヒロインが自殺するのはヤリスギではないのかと。それでも吉永小百合の健気さには惹かれるものがある。それにしても渡哲也追悼としてNHKで急遽放映された作品が、本人が病死してしまうというのはどうなんだろうか。その意図が知りたい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-22 23:13:01) 124. 史上最大の作戦 巨大な作戦を敵味方双方相対的に群像劇で描いているのでどうしても散漫にはなる。雰囲気を味わう作品と割り切ればよいのだろうが、音楽のせいもあって全体的に軽い感じになっているので、戦争の悲惨さや愚かさはみたいなものはあまり伝わってこないのが難点か。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-20 12:30:19) 125. 赤穂浪士 《ネタバレ》 架空の人物の描写でメインの話が蔑ろになっているような。演技も仰々しいし。時代的に仕方ないのか。でも、脇坂淡路守や上杉家の視点はこれまで気にした事はなかったので少々勉強にはなったかな。史実と違う所もあるようだが。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-12-25 16:47:53) 126. 日本海大海戦 《ネタバレ》 日露戦争について駆け足でお勉強できる。また、東郷・乃木をはじめとする配役もいいし、海戦の特撮には見るべき所がある。ただし、全体的には物足りないかな。特に陸戦がね。203高地があっという間に解決しちゃうし。まあ、題名が海戦になってるのでオマケ扱いされるのは仕方ないのかもしれないが。あとは解説色が強くて、歴史ドキュメンタリー的で、映画としてはどうなのかと。まるで豪華俳優陣で「歴史秘話ヒストリア」を見ているようだった。乃木が前線に立ったとか、東郷が乃木を訪問して現地視察したとかは実話はんだろうか?[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-06-15 10:55:35) 127. バルジ大作戦 ドンパチを描きたいのか?人間ドラマを描きたいのか?戦略・戦術を描きたいのか?がイマイチハッキリしない作品。ロバートショウ演じるドイツ将校には存在感はあったと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-09 13:42:36) 128. 座頭市地獄旅 このシリーズはちゃんと見た事ないのだが、世界観や雰囲気やキャラは悪くない。おちゃらけ脇役だと思っていた成田三樹夫の存在感もある。が、皆さんご指摘のようにストーリーや人間関係の変化がよくわからない。これはいかがなモノかと。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-04 10:01:21) 129. カトマンズの男 中身のないただのドタバタコメディーなのだが、笑うというよりも、よくやるよなあと呆れるというか感心するというか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-04 10:58:11) 130. 馬鹿まるだし 《ネタバレ》 こっちが原型とは言え、寅さんシリーズの完成度に比べるとやはり見劣りしてしまう。ハナ肇では華が無いし粋でもないから仕方ないが。時代背景も関係した批判精神も垣間見え、喜劇に徹する事ができていない点もいまひとつ。ラストの娘が安さんを覚えていないというのは、切なくもあり、馬鹿とは所詮そういうモノであるという切なくもあり、後味の悪さもある。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-22 19:40:50) 131. 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 喜劇とは思えなかった。ラストは任侠的殴りこみでしかなく、テーマが中途半端に思える。無知や弱者をいいように虐げているといつかしっぺ返しが来るという教訓にはなる。復讐や私刑は許されるモノではないが、閉鎖的な田舎で起きる残虐殺人にはそういうケースもあるのかもしれない。田舎に限らず、学校や会社といった組織でのイジメでも、同様の復讐が起きる可能性はある。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-22 18:12:55) 132. 鉄腕アトム 宇宙の勇者 全体的にはホノボノしてるが、原発事故があったり、ロボットが戦争から家事までやるのが現実的になってきた50年後の世界から見ると、いろいろと示唆的ではある。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-17 11:49:22) 133. 愛するあした 《ネタバレ》 アイドル映画&ミュージカルともいい難い歌謡曲ムービー?。団塊世代の青春映画と言ってしまえばそれまでだが、松原智恵子の可愛さを見るだけでも価値はあるかも。冒頭で「革命ごっこはもう終わり?」と女子大生が学生運動している男子学生に語りかける。当時のこの台詞にどれだけリアリティーがあったのかわからないが、学生運動が沈静化に向かい女性が台頭してくる時代の変わり目だったのかなと。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-01 09:41:02) 134. 婚期 コメディーとは言え、これが50年前以上前のリアルなのかはちょっと疑問。当時はどう受け入れられたのだろうか?今見ても会話がヤリスギというか無理があるというか。電話はあるが、テレビはなく、食卓囲んで家族団欒ってのが時代を感じるけど。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-23 10:39:58) 135. ギター抱えたひとり旅 《ネタバレ》 冒頭いきなりギターを汽車に置きっぱなしにして脱出。そしてラストで何故かギターが登場し、ギター抱えて馬にのって去っていくという、作中では全くギターを抱えていない題名を完全無視した相変わらずの展開。本作はギャンブラー・シリーズに位置づけられるらしいが、基本的に渡り鳥シリーズと変わらない。但し、年齢的にはやや上がっているので、やんちゃぶりが若干なくなり、少々落ち着いた印象。相手役の松原千恵子は可愛くてよいのだが、適役の芦田伸介はちょっと合わないし、存在感も薄い。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-22 08:27:22) 136. 二人の世界(1966) 裕次郎32歳。貫禄ありすぎて50前後に見える。アクションというには裕次郎が落ち着きすぎていて、やや盛り上がりに欠けるかな。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-05 10:41:28) 137. 渡り鳥北へ帰る 《ネタバレ》 ちょっと軽めのニーチャンキャラが滝伸次の魅力なのだが、本作は親友の死という重たい背景があるせいか、かなりハードボイルドな感じでシリーズ中では重めの作品になっている。シリーズの最終回で、滝伸次の原点が明かされるという構造なのだが、当時のファンはこれで納得したのだろうか。シリーズものの終わらせ方というのは難しいなと。 シリーズを何作か見てきて、小林旭の魅力はわかった気はするのだが、現在の状況を考えるとスターにはなきりれなかったわけで、どこで間違ったのだろうという思いと、スターであり続ける事の難しさも考えさせられた。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-30 19:55:32)《改行有》 138. 大海原を行く渡り鳥 《ネタバレ》 悪役サイドの親子関係って話が入り込んで、本シリーズには珍しくストーリーが複雑化したような。が、ちょっと料理し切れなかったというか中途半端。で、肝心のルリ子家族の話が薄くなってしまった気が。宍戸錠も出てないし、やや異色。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-25 09:04:17) 139. 渡り鳥いつまた帰る 《ネタバレ》 伸次と哲の関係がちょっと友情じみていて、過去見た作品の中ではやや異色。昔の佐渡の自然が素晴らしく映像的にも貴重。島民全員がエキストラじゃないかと思われるラストの佐渡おけさにも圧倒される。伸次がバーで歌わないのがいつものパターンと違いちょっと残念。 全国どこに行っても困ってる浅岡ルリ子が居で、なんの違和感もなく伸次がそれを受け入れるというのはよく考えたらオカシイくて、毎回ヒロイン変えた方がよかったんじゃないのかと考えてしまった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-17 11:20:29)《改行有》 140. 赤い夕陽の渡り鳥 《ネタバレ》 このシリーズ見るのは3作目。だいぶ慣れてきたというか、こうなると壮絶ワンパターンな展開の差異が気になりだすほどに。馬乗りで登場しても誰も驚かないで、スンナリ受け入れてしまう感性はなんなのか?というツッコミから始まり、本作では突然歌いだす弾き語りがなく、バーのステージで福島意識の小原庄助を歌いだすという驚く展開。で、お決まりの地下の別室に案内されたと思ったら、これまでのサイコロ博打ではなく、ポーカー勝負。相変わらずの悪役になりきれない宍戸錠は中途半端で、他の殺し屋を説教・非難する始末。崖から車が転落してるのに、急に店内での乱闘になたり、飼い犬に噛まれたとか言って親分が死んだり、どんどん人が殺されていく急展開についていけない唐突さはコメディか?と笑ってしまう。今回は白木万理がちょっと目立ってしまって、浅岡ルリ子の存在感が希薄なのが難点か。311以降フクシマのイメージも変に固定化されてしまったが、50年以上前はこんな状態だったんだなと思うと感慨深い。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-09 21:37:35)
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