映画『CODE46』の口コミ・レビュー

CODE46

[コードフォーティシックス]
Code 46
2003年上映時間:93分
平均点:5.06 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-09-11)
ドラマサスペンスSFロマンス
新規登録(2004-06-20)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2009-01-26)【+】さん
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監督マイケル・ウィンターボトム
キャストティム・ロビンス(男優)ウィリアム・ゲルド
サマンサ・モートン(女優)マリア・ゴンザレス
ジャンヌ・バリバール(女優)シルヴィー
オム・プリ(男優)バックランド
アーチー・パンジャビ(女優)
脚本フランク・コットレル・ボイス
音楽ザ・フリー・アソシエイション
デヴィッド・ホームズ〔音楽〕(ザ・フリー・アソシエイション として)
撮影アルウィン・H・カックラー
製作総指揮ロバート・ジョーンズ[製作]
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
美術マーク・ティルデスリー(プロダクション・デザイン)
マーク・ディグビー
あらすじ
パペル(渡航許可証)が無いと、旅行もできない近未来。偽造パペルを発行した犯人を調査するために、上海を訪れたウィリアムは、犯人がマリアであることを突き止めるが恋に落ちてしまう。
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💬口コミ一覧

49.サマンサ・モートンは、どうしてこう面白い映画ばかりに出るのかな。審美眼が確かなんだな。尊敬。
アイランド・ジョーさん [DVD(字幕)] 10点(2011-07-25 03:21:41)
48.ここまでやった近未来ディストピアSF映画は他にないだろう。言葉の端々に膨大な情報量があふれて、観ていて脳がパンクしそうだった。ただのラブ・ストーリーというのもこれまた素晴らしい。ずっとナレーションで語り続けてきたマリアの現在の姿がラストで描かれ、そこで映画全体のパズルが完成するという巧みさ。久々に左脳で観る映画に出会って、満足です…でも後半での「愛のあるソフトSMベッドシーン」で、もろに「アダルトビデオ風ハメ撮りアングル」を使うのはやめて欲しいですわぁ。裸で街中を歩く人を見るような気恥ずかしさで、何度も目を逸らしました…イギリスではああいうの新しいんですか?(苦笑)
エスねこさん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-15 23:19:53)
47.哀しい。どうしようもないほどに悲劇的な哀しさではない。でもだからこそ尚更に哀しい。“愛する”という感情の動きは、時に衝動的で時に動物的なものだ。到底理屈ではないものだ。そういった人間という生物の根底にあるものを、この映画は突き詰めていく。主人公たちそれぞれの行動を明確な言葉で理屈付けるなどナンセンスだ。でもそこから伝わってくる紛れも無い想いに陶酔する。ラストに訪れるめくるめく感情の倒錯の中で、ひたすらに切なさが募っていく。規制されつくした世界の中で、欲望を主張し感情の自由を求めて逃げ出す二人……そのままに終わりを見せない二人の“感情の終着点”が見事だ。想うほどに余韻が膨らむ傑作である。サマンサ・モートン凄い。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-27 02:20:45)
46.ネタバレ 今年(2008年)1月『イギリスで別々に養子となった双子の男女が血のつながりがあると知らずに結婚した後、双子と分かり裁判所から「近親結婚」にあたると婚姻を無効とされた』というニュース。
これを聞いた時「あ、CODE46違反だ!」(笑)
そして久しぶりのDVD鑑賞。
辛口の評価が多いこの映画ですが、SF技術等については監督自らが「拒否」し現在の世界から再構築した、という話ですからここでは言及は避けます。
ストーリーとしては「オイディプス」の逆バージョンのような究極のラブストーリーを目指したのか?と思っていました。
(知らないこととはいえ母親と結婚し)自ら目を潰して荒野へ出て行くオイディプス、思い出を全て消されてまたぬるま湯のような日常に戻っていくウィリアム、そして「人を愛した思い出」は残されたまま荒野に追放されるマリア(この名前も暗示的ですよね?)・・・
時代が複雑になるにつれ「愛」と言う感情は難しくなるのかもわかりません。
私にとっては(音楽も含め)好きな作品の内の一つです。
れもんばーべなさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-24 18:32:54)
45.映像良し、音楽良し、キャスト良し、世界観も素敵。悲しい恋の話が苦手、という個人的な好みの問題はこの際おいといて、すごく引き込まれる映画だった。たまたまCS付けたらちょうど始まるとこだったからボンヤリ観てたんだけど、どんどん引き込まれてってついに最後まで観てしまった。全体に流れる静かめな雰囲気とは裏腹に、ストーリーはけっこうハラハラドキドキ。ラストも「えー?そんなー!でもこれでいいのかもー!うーん!」と一人で大騒ぎ。この映画の評価とは関係ないけど、やっぱ前情報が無いのっていいですね。映画の予告っていっつも見せすぎだと思うよ。この映画も、この二人の関係とか前情報で知ってたら、ここまで引き込まれたかどうかはわからない。でも今の世の中、前情報を入れずにいるのって難しいんだよなぁ。うーん。
エムラ兄妹さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-07 20:42:28)
44.ただの恋愛映画なんだろうが雰囲気があって良かった。が、結局のところこの映画の肝はサマンサ・モートンの個性か。ティム・ロビンスはちょっと役柄に合ってないような気もしたが、これも彼の個性が強すぎて少々邪魔だっただけかもしれない。
Robbieさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 05:07:38)
43.ネタバレ 近未来のロマンス系にはちょっと甘くなります。マリアがなぜ妊娠していることがスフィンクス社にわかったのか?なんで車は転倒したのか?最後にいろいろな事情をなぜ妻に話しちゃうのか?秘密にしておいたほうが、管理しやすいと思うのですが・・。サマンサ・モートンの後の方のベットシーン(←死語?)は、インアメリカと同じだったので、これは偶然なのかしらん?
ま、SFにはありがちの突っ込みはいろいろあるけど、切なくて良かった。
さらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-05 14:17:08)
42.ネタバレ よくある近未来モノのSFを期待したんでちょっと肩透かしやってん。甘ったる~い、甘ったる~くてせつな~い恋愛映画な感じやったから。女の人はこーゆうの好きかもしれへんね。俺は普通はあんまり好きちゃうねんけど、主役の女の子が最後の町でエッチしたときのどこかせつないよーな幸せそーなあの笑顔を観てると泣いてもーたんで、点数は甘めにしとくわ。一部記憶消去とかウィルスにより色々な能力を習得したり制限されたりするってゆうSF的な設定も、恋愛映画の小道具のよーな描き方をしてるところが、この映画に関してはなんかフィットしててよかった。二股をかけたことのある又は過去に付き合ってる子をふったことのある男性は、罪の意識が残る余韻にひたれ、また女性もせつない余韻にひたれるんやろな~、多分。ただこーゆう終わり方って女性やから絵になるんよね。男性ならキショイ、で片付けられるもん。男はせつないの~。
なにわ君さん 7点(2005-03-20 01:42:33)
41.上海ってなんだか絵になっててカッコよかったです。高速道路はソラリスしてましたね。でも左ハンのエスティマやセルシオは近未来カーってのがなあ。ガタカやマイノリティリポートチックな薫りは結構しますが、絵と音楽でOKです。まるで磁石のように遠くにいるときにはNとSが強烈な磁力で引き付けられ、近づきすぎると極が変わって弾かれてしまう。誰にも罪はないのだが、ただ2人が愛し合うことだけが罪である。かなりの純愛ラブストーリーでした。
亜流派 十五郎さん 7点(2005-03-14 22:59:03)
👍 1
40.ネタバレ ティム・ロビンス主演ということで興味をそそられた。いかにもイギリスっぽい。近未来モノとして、その町並み・風景を含めた設定は、「ブレードランナー」を初めとする主流派SFのギラギラ、ガチガチといった過剰感のある現実離れした設定ではなく、「ガタカ」のように違和感のないリアリティが感じられる雰囲気を作りあげて、「内」と「外」を対比させた点はよかった。ただし、テーマについては、最終的には、「不倫相手の近親者を強姦し逃走するが自滅する」というタブーの四重奏的な内容であり、そこに人間としての感情、はかなさ、寂しさを感じられるか、ということになるだろう。エンディングについても、ハッピーかアンハッピーか、意見が分かれるところだと思う。視聴者にテーマを投げかけている点では評価したく、他の人の感想もぜひ聞いてみたい映画である。
ぼぎーさん 7点(2005-03-13 15:15:54)
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39.舞台は近未来の上海。そこで展開されるラブ・ストーリーでCODE46とは遺伝子が近いもの同士の性交渉及び妊娠・出産を禁ずる法律のこと。ストーリーに関しては舞台となっている世界の説明がないので「何でそうなるの?」とイライラする人も多いかも。私自身ティム・ロビンスの行動は生理的にどうしても許せない部分もあるし。けど、ウィンターボトムのファンを自称する人ならある程度気に入るんじゃないかな。と言うのは、相変わらずの彼らしい映像と音楽はそれだけで気持ち良くて脳からなんか出てくるのだ。今回の撮影はロビー・ミューラーではなくリム・ラムジー作品でお馴染みのアルウィン・カックラーだけど、やはり素晴らしかったなぁ。ラストに流れるコールドプレイは思わず観賞後CDを購入したし。私はオープニングの「惑星ソラリス」を思わせる高速道路のシーンで既に「良い映画だ!」と思ってしまったウィンターボトム・ファンなので評価は甘めです。
黒猫クロマティさん 7点(2004-10-25 14:32:59)
👍 1
38.ネタバレ ぶっちゃけて言うとCODE46って遺伝子の一致とか言っているから近親相姦を禁止する法律ですよね。ヒットラーの言う負の遺伝子を蔓延させないための措置みたいな感じでしょうか。違反をすると記憶を消してしまったあとで、対応するウイルスに感染させられて、違法セックスを拒否する身体になり、それでも違法セックスをしてしまうと自ら、その旨を告発してしまうというのですが、どうして違法な相手か分かるんだろう。それともセックスすべてを拒否してしまうようになるのか?避妊具を使用してのセックスはOKでは?とか色々考えてしまいました。最初に出てくる印象的な夢のシーンはどんな関係性があるのかよくわかりませんでした。都市からでるという予知夢なんでしょうか?現在を生きていくのに邪魔になるくらいの楽しい記憶や辛い記憶は消してしまった方がいいのかなあと考えてしまいました。未来都市よりも砂漠のようなアラブの街、中華系の街に惹かれてしまいます。ストーリーよりも映像と音楽が好きです。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-03 16:45:44)
37.甘すぎない内容は好感がもてた。
サマンサは相変わらず何かしら力があると思った。
けれど、
内容としてはいろいろ説明段階で終わってる感が強かった。
ウイルスについてはいきなり話に出てきて
 けっこう重要だったりして
もう少し分かりやすくして欲しかった。
ckeruさん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-20 22:54:53)
36.短いし、考えさせられるし、いいんじゃないかな。ウィルスについて、わかりやすかったら、よかったね。
オドリー南の島さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-19 03:25:44)
35.夜の中華料理店のシーンなど、背景となる街の描写が自然な感じで、なんともムードのある映画だった。しかし、女房子供がいながら、こんなに簡単に恋に落ちるだろうか。落ちるとしてもそんな恋なら、軽い遊びで終わるんじゃなかろうか。性欲と恋情は別物だっていうことが、ヨーロッパ人には何故わからないのだろう。
駆けてゆく雲さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-24 23:22:25)
34.ネタバレ SFっぽいお洒落ラブロマンス…一言で言うとこんな感じか?使われている言語も、未来なのか現在なのかよくわからない画作りも混沌としている。狙ったお洒落っぽさが少し鼻につくし、あっさりとした事運びは多少物足りなかった。けれど主演の二人の物静かな雰囲気はとても良い。愛のレベルは遺伝子で計るんではなく、魂で感じるものなんだけれど…やるせない未来像だな。最後のセリフと歌の歌詞がストレートで、余計胸に浸みた。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2005-03-31 01:30:28)
33.世界で最も切ない「I love you」が聞こえる。
キャプテン・セントルイスさん 6点(2004-10-11 12:18:07)
👍 1
32.それほど長くない映画なんだけど、なぜか終わるまで長く感じた。主要登場人物が二人、というのも原因かもしれないけど、ちょっと間延びする感じだった。最後の歌は良かった。
ライヒマンさん 6点(2004-09-27 22:06:33)
31.ネタバレ 「THX-1138」や「ガタカ」を思わせる管理社会が舞台のSFですが、管理社会の正の面にもスポットをあて、”安全ではあるが息苦しい都市”と”自由とリスクが背中合わせの荒野”のどちらで生きるべきかをテーマとした点が、本作のあたらしいところ。管理社会の正の面とは、多少お節介ではあるが、テクノロジーを駆使して可能な限りの安全保障を住民に提供しているという点です。本作にはパペルという通行証が登場します。これがなければ住民たちは自由に移動することが出来ず、劇中では管理社会の象徴として登場するアイテムなのですが、物語の中盤においてこのパペルの存在意義が明らかにされたところから、本作は単純なディストピアSFではないことが判明します。。。
コウモリの研究をしたいものの、パペルが発行されないためにコウモリの生息地へ行くことができないという友人のために、主人公たちは偽造したパペルをその友人に贈ります。念願叶った友人は最高の笑顔を見せるものの、後に彼は風土病で死亡します。当局は個人の遺伝子から感染リスクを計算し、リスクの高い地域には足を踏み込ませないことで住民の命を守るという管理体制を敷いていたのですが、主人公たちがこれを破ったために友人は死んだのです。夢を諦めて平穏に長生きする人生と、結果的に死が待っているとしても、夢に向かっての第一歩は確実に踏み出せたという満足感は確かに味わえた人生、どちらが幸せだったのでしょうか?
主人公カップルにも過酷な運命が待ち受けています。ウィリアムは愛する人の記憶をすべて奪われた上で、妻と子供と何不自由のない生活が待つ都市へと連れ戻され、マリアは死ぬほど人を愛したという記憶だけを残して荒野へと追放されます。。。
以上の趣旨はむちゃくちゃに良いのですが、娯楽性ゼロで全然面白くないのが本作の欠点。とにかく単調だし、監督のナルシシズムが鼻につくので容易にオススメできない映画です。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2012-05-29 01:42:23)
30.ネタバレ 山ほど作られた『ブレード・ランナー』もどき映画の一本と切り捨ててしまうこともできますが、ちょっと味があるのも確かかな。きっとM・ウィンターボトムは驚異的に変貌する上海の映像を見て本作のアイデアが浮かんだのだろう、そう、この映画の主役は上海の街そのものなのです。『ソラリス』や『コンタクト』で東京の街並みが未来都市として使われた失笑の歴史がありますが、近未来に設定された上海は十分に説得力があります。そこは徹底して新市街の高層建築と高速道路だけを映して、市境のゲート外は砂漠化している(中東の砂漠の映像をそのまんま使用)という設定は低予算を逆手に取った上手い撮り方だと感心しました。でも、肝心の世界観があまりにも無造作で、どこが伏線なのかも不明確なうえ、最後にはそもそも伏線などなかったと知ってがっくりです。ディストピアものにしては、その社会が持つ非人間性が描き込まれていないし、『コード46』が定義することも至極当たり前なコトではないでしょうか? まあわざわざSFにする必要のない恋愛ものとも言えるのですが、スタッフ・キャストが『この映画はSFではない』とインタビューで開き直って答えているのには苦笑させられました。
S&Sさん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-02 01:30:59)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 5.06点
000.00%
112.04%
248.16%
3510.20%
4918.37%
51224.49%
6714.29%
7714.29%
812.04%
912.04%
1024.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 3.28点 Review7人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 2.50点 Review4人

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