映画『ハスラー』の口コミ・レビュー

ハスラー

[ハスラー]
The Hustler
1961年上映時間:134分
平均点:6.86 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-06-13)
ドラマシリーズものモノクロ映画スポーツもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-10)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ロバート・ロッセン
キャストポール・ニューマン(男優)エディ・フェルソン
ジャッキー・グリーソン(男優)ミネソタ・ファッツ
パイパー・ローリー(女優)サラ・パッカード
ジョージ・C・スコット(男優)バート・ゴードン
マーレイ・ハミルトン(男優)ジェームズ・フィンドレー
マイケル・コンスタンティン(男優)ビッグ・ジョン
ヴィンセント・ガーディニア(男優)バーテンダー
チャールズ・ディアコップ(男優)(ノンクレジット)
ホーク・ハウエル(男優)(ノンクレジット)
田口計エディ・フェルソン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大平透ミネソタ・ファッツ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
平井道子サラ・パッカード(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
西田昭市バート・ゴードン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
勝田久チャーリー・バーンズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中康郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石丸博也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
玄田哲章(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
塚田恵美子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
川合伸旺エディ・フェルソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田昌子[声]サラ・パッカード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤治(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高村章子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロバート・ロッセン
シドニー・キャロル
音楽ケニヨン・ホプキンス
撮影ユージン・シュフタン
ウィリアム・クロンジャガー(アシスタント・カメラ)
製作ロバート・ロッセン
20世紀フォックス
制作東北新社(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
配給20世紀フォックス
美術ハリー・ホーナー(プロダクション・デザイン)
ジーン・キャラハン〔美術〕(美術監督)
アルバート・ブレナー(美術監督補)
衣装ルース・モーリー
編集デデ・アレン
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

83.ネタバレ 男のために作られた男の映画って感じだ。
初めの戦い、エディがミネソタ・ファッツと何十時間もビリヤードで勝負する様は観ているこちらも疲れを感じてしまう。
そして、早朝のカフェでのエディとサラの会話。お互いアルコールに頼った人生を送っている、それだけで男女関係が生まれる時代背景。モノクロ映像が、このドロドロした関係を更に際立たせている。
サラがエディを暗黒の世界から救い出そうとするも、エディがわかるのは彼女が死んでしまった後。
最後のビリヤードはもう関係ない。
エディとバートのやりとりは、私が観たどの映画よりも緊迫感があふれている。間にいるファッツはもう完全な脇役。
エンディング、ビリヤードには勝てたが、人生の勝負には負けたエディ。しかし、一人残されたバートの姿は、どうみても勝者には見えなかった。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-03-12 23:49:39)
82.この監督は共産主義者ってことで刑務所にぶち込まれたことがあるんだよな。名作だが社会派の監督だけあって、鋭いところを突いた問題作でもあると思う。資本主義社会で金銭的な成功ある程度収めた者があの作品を観ると、出だしからエディーをダメ人間と思ってしまうだろう。バートは利巧だが汚い部分もあって全面的に受け入れられないが、世の中ではこういう人間が出世するもんなんだと、エディーの悲劇的な最期っを期待しながら見てしまう。しかし、最後には逆転する。そしてエディーは叫ぶ、自分から勝負を買って出ないおまえこそ負け犬だと。このとき意地悪な目で見ていた自分も、実は負け犬であったと知る。
(._.)ノ ポイ((((((●~*さん 10点(2003-03-26 23:24:03)
81.好きな女を不幸にしてまで勝負を取って、結局は女も失うしその勝負の世界からもほされてまう。最後はホンマに切ないんやけどな~んかカッコよく感じるのは男だけなんかな?何の世界でも腕一本で勝負する男の世界って言うのは観ててカッコええわ。ハスラー2のトムクルーズでは絶対できへんかっこよさをポールニューマンは持ってるね。
Quarashiさん 10点(2002-09-22 22:36:52)
80.しびれまくり。言う事無しです。ビリヤードルールをしっかり覚えると、シーンの細かい部分まで感動できるのが◎
てぃむさん 10点(2001-12-18 12:41:54)
79.2より絶対いいですよ、これ。作風が違いすぎるのはどうかと思うけど。展開に自然に感情移入できるのが魅力です。
phantomさん 10点(2001-05-29 12:49:23)
78.男の映画って感じーーースゲ-イイ感じーースゲ-個人的には好き
msktさん 10点(2001-05-11 18:15:42)
77.ネタバレ ロバート・ロッセンは数々のフィルム・ノワールの脚本を手掛け、自身も「ボディ・アンド・ソウル」という傑作を残している。
この映画も最初見たときはもう一押欲しいと思っていたが、再見して印象が変わった作品の一つだ。
ビリヤードに命を賭ける玉突き師(ハスラー)の生き様を描いた作品。
ビリヤードでのギャンブル生活に生き甲斐を感じる主人公は、ポーカーよりも競馬よりもビリヤード。
己の腕で玉を弾く快感に深酔していたと言って良い。
相手がマフィアだろうとゴロツキのたむろする酒場だろうと、女だろうと実力で何とかなると思い込んでいた。
実力は折り紙付きだが、思い上がるその性格は彼を孤独にしていた。
それが「痛い目」に何度も遭い、彼女の健診、或る賭博師との出会い、数々の試練を乗り越えて徐々に成長していく。
人間として成長していく彼だが、所詮ギャンブルは命を賭けた大博打。
一回でも手元が狂えば、身内すらも狂わせていく。
主人公は賭け事よりも大切な物を失ってしまう。
深い絶望、乗り越えた「試練」、吹っ切れた男にもう迷いはない・・・男は玉を弾く、弾く、弾く・・・。
ポール・ニューマンの挫折と成長を交えた人間像が良かった。
序盤は延々と玉突きの場面で、しかも飛ばし飛ばしと欲求不満になりそうなシーンが続いて少々退屈だが、徐々にエンジンが温めていく展開は良く出来ていたと思う。時折見せる華麗なショットも手伝って。
だけど、もっとポール・ニューマンたちのショットを、猛烈な特訓の成果をもっと映像で見たいなと思った。
シドニー・キャロルの脚本はフィルダー・クック監督の「テキサスの五人の仲間」で堪能した。
アレが面白かったからこそ「ハスラー」を見ようと思ったし、「ハスラー」から見ていたら恐らく「テキサスの五人の仲間」は見ていなかったと思う。
だが、この映画が本当に面白いのは「何度折られようとも挑み続ける不屈の精神」なのかも知れない。
挫折に次ぐ挫折で絶望の淵、諦めかけていたところに最愛の女性や師匠と呼べる男の支えもあって徐々に闘志を取り戻していく。
彼の“指”がそれを強く物語る。あの1本1本に彼の魂が宿っていくというか・・・。
束の間のピクニックのシーンは心打たれる名場面の一つです。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-01 23:21:16)
76.自分の中でかっこよさ度No.1の映画です。とある国では、観光に来た日本人女性のナンパを職業にする男どもをハスラーと呼ぶそうですが、それも納得です。
ぱんちどらんかーさん 9点(2004-08-06 03:51:55)
75.両手広げて「ハウキャナイルース?」真似したくなる、あの仕種。
じゅんのすけさん 9点(2003-06-23 23:47:07)
74.2作目とかなり違う作りをしているようですね。どうしても雰囲気は昔の映画って感じですが、結構感動してしまいました。それもやっぱ悲劇的、自虐的ヒロインの登場でしょうか?
イマジンさん 9点(2001-08-30 12:18:16)
スポンサーリンク
73.ネタバレ 自分は大昔に少しビリヤードをやったことがあったけど、おそろしく下手くそでつくづく才能がないと凹んでしまった記憶があります。この映画では“プール”と“ビリヤード”という二種類の競技が登場しますが、競技自体にはほとんど焦点を合わせない撮り方をしているためにその違いはさっぱり判らない。ハスラーというのはどちらかというと裏街道の世界に属するプロで、日本で言うと雀荘に巣くうプロ雀士やパチンコ世界のパチプロみたいな存在みたいですかね。 60年代のハリウッドは中盤からはニューシネマの時代になるけど、この60年代の幕が開いたところで誕生した本作こそ、ニューシネマの先駆けとなったんじゃないかと自分は思っています。暗いながらも鮮明なモノクロ撮影で音楽もほとんどなしで淡々と進行し、ほとんどカタルシスを与えることのないラスト、50年代にはほとんど存在しなかったパターンの映画ですね。そして同じく60年代の特徴であるアクターズ・スタジオ出身俳優の活躍の掉尾でもあり、ポール・ニューマンも本作から演技派としての名声を高めることになってきます。またこの映画の凄いところは、ニューマン、パイパー・ローリー、ジョージ・C・スコット、ジャッキー・グリーソンという主要キャストが全員オスカー演技賞にノミネートされたということ。ジャッキー・グリーソンなんて本来はコメディアンというか芸人で、映画でのシリアスな演技は本作だけなんですからねえ。個人的にはやはりアクターズ・スタジオ出身のパイパー・ローリーのメンヘラ・アル中気味のヒロインに引き付けられました、彼女は本作以降76年の『キャリー』まで映画出演がなかったってのはほんと勿体なかったです。でもやっぱミネソタ・ファッツは、気が付いてみればほとんどセリフがなかったけど、渋すぎですよ。彼こそは映画史上最高のデブキャラだと確信した次第です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-11-12 23:12:46)
72.ネタバレ モノクロの雰囲気のある男匂いのする映画。ニューマンが、良い。
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-28 22:54:03)
71.破滅ギャンブラーの典型的な物語。天才的な才能を持ち合わせるも、ギャンブルが止めれない、酒で気が大きくなり、そして女を泣かすという非常に判り良い。ニューマンはカッコいいがだらしない役を上手く演じていた。女が最後まで悲劇的。面白かった。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2019-01-20 23:05:48)
70.男の哲学を描いたなかなか深い映画だと思う。ミネソタファッツのような寛容で物事に動じない男にも憧れるが、その時その時を全力で駆け抜けるエディみたいな刹那的な生き方にも憧れる。
カタログさん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-14 10:17:41)
69.「プレイヤー」がいて「元締め」がいて「女」がいる。ザッツオール。
michellさん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-28 23:47:24)
68.ネタバレ この映画を観る前は、題名から考えてビリヤードの対決のみに
焦点を当てた映画なのかな、と思っていましたが、全然全く予想と違っていました。しかも良い意味で。人間の汚さや正直さ、色んなものが映画で表れていたような気がします。エディがゴードンと組んで大勝負に出て行く途中(大富豪の家のパーティー何かのところ)で、ゴードンが彼女に小声でものすごく酷い言葉を耳打ちするシーンが強烈でした。
まいったさん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-18 02:19:56)
67.ニューマンはバーボン飲みまくり。そら酔いますよ(笑)こう好きなものを映画にできるってやっぱいいよね。マックィーンにしろジャッキー・チェンにしろやる気がビンビン伝わってくるからなぁ。ビリヤードはあんまりしたことないけど見てて男の世界はやっぱすげぇと思います。球の色がわからんやんと言いたくなるけどそれはモノクロ映画を批判することになるからそういうのはおいときましょ。
M・R・サイケデリコンさん 8点(2005-01-05 11:47:02)
👍 1
66.ネタバレ 女子学生との出会いと彼女の自殺による突然の別れが男の人生を変えると言ういわばありがちなストーリーですが、観たときにはやはり衝撃的でした。彼女の遺書がノートにペンでではなく、如何にも女性らしい方法(それが女子学生という当時で言えばインテリのらしからぬ)によってこそそれだけのインパクトが与えられたのでしょう。最後の勝負の前に「何故勝てなかったかやっと判った、根性が欠けていたのだ。俺はやっと根性ができた。サラが命を賭けて教えてくれた。俺に賭けろ、俺は負けんぞ。」(字幕じゃなかったけれどきっと「Guts」だと思う)のセリフには痺れます。ハスラーは映画の公開時にはB-58爆撃機の名称としてしか知られてなかったけれど、その後に外人監督が「ハッスル」とか言ったのが元でスポーツ新聞用語として流行ったけれど、メンタルにスマートに稼ぐやつと言うような意味なのでしょう。
たいほうさん 8点(2004-12-30 23:49:13)
65.ニューマンの男らしさなどはすでに散々既出ですので省略しますが、劇中のショットの数々。本当に撮影は大変だったでしょう。1回で決められたんだろうか…。おまけに、出演者も練習したんだろうなぁ~(少しフォームがゆがんでいるように思えるんだけど、私の画面がゆがんでいたのか?)しかし、ビリヤードで鴨られるとムカつきますよね…イギリス人の友人と遊んだ時に、そいつ自宅にスヌーカー台があるのを隠して私を鴨にしたんです。ゆるせん…今でも。エディに鴨られる一般人をみて、その友人のイギリス人を思い出しました。あの時はマジで自宅にビリヤード台を買って毎日練習してリベンジしてやると思ったものでした。
クルイベルさん 8点(2004-08-16 09:34:08)
64.ミネソタ・ファッツが渋くていいですね。
しまうまんさん 8点(2004-06-12 00:22:42)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.86点
000.00%
111.20%
200.00%
311.20%
411.20%
51518.07%
61619.28%
71821.69%
82125.30%
944.82%
1067.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review6人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.85点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review5人
5 感泣評価 7.20点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

1961年 34回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ポール・ニューマン候補(ノミネート) 
主演女優賞パイパー・ローリー候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャッキー・グリーソン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョージ・C・スコット候補(ノミネート)※ノミネート拒否
監督賞ロバート・ロッセン候補(ノミネート) 
撮影賞ユージン・シュフタン受賞白黒
美術賞(白黒)ハリー・ホーナー受賞美術
美術賞(白黒)ジーン・キャラハン〔美術〕受賞装置
脚色賞シドニー・キャロル候補(ノミネート) 
脚色賞ロバート・ロッセン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1961年 19回
主演男優賞(ドラマ部門)ポール・ニューマン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョージ・C・スコット候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャッキー・グリーソン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ