映画『ビフォア・サンセット』の口コミ・レビュー

ビフォア・サンセット

[ビフォアサンセット]
Before Sunset
2004年上映時間:80分
平均点:7.43 / 10(Review 86人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-02-05)
ドラマシリーズものロマンス
新規登録(2004-08-15)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2010-09-22)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督リチャード・リンクレイター
キャストイーサン・ホーク(男優)ジェシー
ジュリー・デルピー(女優)セリーヌ
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)本屋のマネージャー
原作リチャード・リンクレイター(原案&キャラクター創造)
脚本リチャード・リンクレイター
イーサン・ホーク
ジュリー・デルピー
作曲ヨハン・ゼバスティアン・バッハ"Variation 25" from "Goldberg Variations"
ジュール・スタイン"Just in Time"
ジュリー・デルピー挿入曲"An Ocean Apart"他
挿入曲ジュリー・デルピー"An Ocean Apart"他
撮影リー・ダニエル〔撮影〕
製作リチャード・リンクレイター
アン・ウォーカー=マクベイ
製作総指揮ジョン・スロス
配給ワーナー・ブラザース
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

86.ネタバレ 前作からあまり間隔をおかずに拝見。切なさで心が痛くなりました、10点献上。前作と対照的だった街の風景の挿入箇所、ここから既に涙腺がゆるくなってしまいました。他にもつぼの箇所がたくさん、おしゃべりが多いのも最初の照れ隠しで気になりませんでした。お互い本心が言えるまでに時間がかかったのも無理はなさそう、車中で感情を思い切り吐き出せた感じです:8分強のシーンは1テークだったそうで、ため息が出ます。とにかくいい映画に出会えて幸せです。
HRM36さん [DVD(字幕)] 10点(2009-10-11 01:02:35)
85.ネタバレ 『恋人までの距離≪ディスタンス≫』が気に入った方はおそらくこの作品も楽しめたと思います。前作を裏切ることなく、期待以上の出来ばえでした。9年という月日が二人の容貌を変えています。しかし、肌のハリを失い、皺も目立ち始めたことでむしろ齢を重ねていい感じで熟しているという印象でした。
二人の精神的な核は9年前と変わっていません。相変わらず、たわいもないおしゃべりが続きます。ジェシーがアメリカへ帰る飛行機に乗るまでのたった90分、日が沈むまでのパリでの物語です。
お互い30代になり、ジェシーは結婚して子供を持ち、セリーヌもいくつかの恋や仕事の経験を重ねて大人になっています。
作品中では彼らは自分たちを「中年」と表現しています。確かに30代半ばは世間から見れば中年になるのでしょうね。でも2人の中では9年前とちっとも変わっていないのです。9年前にたった1日しか時間を共にしなかった相手がこんなにも自分の人生に影響を与える存在だなんて、素敵だと思いませんか。
重ねた時間じゃなくて、深さなんだろうなぁ、ある意味運命的なものなのかもしれません。2人ともあのウィーンでの1日を忘れることはなかったのですね。
自分の実体験と重ねあわせ、車中セリーヌの気持ちはせつなく痛いほど分かりました。
この映画の良さは会話と目線です。二人の視線がすごくいいですね。お互い、相手を観ているのに目をそらす感じが。あのしぐさと視線で2人とも9年前の気持ちと変わっていないんだなと確信しました。
最後のセリーヌのアパートでのシーンは、ホントに余韻のある終わり方でした。脚本がいいですね。観る人によってその後はいろいろ想像できます。最大の演出方法だと思います。
本作品もDVD購入しました。自分が死んだら棺おけにこのDVDを入れてもらい天国でも鑑賞したいお気に入りの作品です。このような作品に出会えてラッキーでした。
次の9年後は2013年です。彼らも40代半ばに入っていますね。この二人の次の行方を見続けたいと思います。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [DVD(字幕)] 10点(2008-05-29 17:38:05)
84.恋愛映画の一形態に過ぎないというのはわかる。でも、前作から観ているわたしにとって、そして前作で言いようのないような衝撃を受けた人間にとって、これは単なる恋愛映画ではなく、人の人生をえぐった、素晴らしい映画だと思うのです。

前作と同様に、後半から彼らの告白を伴うクライマックスがきて、彼らの9年前を知る人間としては非常な興奮を隠し切ることができないのでした。これほどまでに人生というものに恋愛が大きな位置を占めるのか。いや、そんなことはわかっている。それを、わからせてくれたにすぎない、この映画は。

Goodです。
ハルさん [映画館(字幕)] 10点(2006-08-19 00:15:11)
83.よかったなー。Before Sunrise(恋人までの距離)を最近見直してからこちらを見たんですが、期待を裏切らない内容でした。
前作で描かれた出会いがその後の二人の人生の中でどれだけ大きな重みを持っていたのか、ということがこの映画(Before Sunset)のストーリーの大前提になっています。前作に思い入れのない人が見ると、そういうところが、ちょっとナルシスティックな感じに見えるかもしれません。
飛行機の出発時間までの限られた時間、ひたすらしゃべり倒す、そんなお話です。好きな人とこれが最後の時間で、もう二度と会えないかもしれない。そういう状況のなかで、男性のほうが少しでも一緒にいたくて粘り続ける、というのは、眠っていた記憶を揺さぶられる思いがしますね。日常的なレベルでも、終電の時間を気にしながら女の子としゃべる、というのは誰にでも経験があると思いますが、あの感じがすごくよく出ています。
このリアルさは、役者の演技力もそうですが、この映画の表現の<実験的な手法>にも多くを負っているように感じます。他の方も書かれているように、この作品の時間の流れ方は、100%リアルタイムで上映時間がそのまま作品上の時間、というように作られており、長回しが多用されるだけでなく、カットバックでも音声が連続しており、しかもその間ずっと二人はしゃべり続けているんです。そういう<実験的な手法>なのに前衛的な印象はまったくなく、見事なくらい自然で、二人の気持ちがあまりにリアルに伝わってきて、どきどきします。
あんまりリアルなんで、それこそ一発撮りみたいに見えますが、もちろん実際には、テイクを重ねているんですよね。でも容易に天候や光の状態の変わる屋外で、つなぎのない5時から7時半という時間を撮るのは相当大変だったと思います。ハリウッド映画としては異例な、15日間、それも当該する時間帯だけの撮影でこれが完成されたのは驚くべきことだし、逆に言えば、むしろそのくらい短期間にしか撮れない内容だったともいえます。役者が完璧な演技を集中して続けることができてはじめて可能になるのでしょう。
そういう意味でも、ちょっとした奇跡ともいえるような作品です。そしてあのチャーミングなエンディングは文句無く評価10に値すると思います。何度も繰り返して味わいたいと思います。
小原一馬さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-22 18:26:55)
82.とにかく喋らなきゃ、とゆー感じが胸がツマッタ。。。
ヒロヒロさん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-10 17:04:45)
81.ネタバレ 映画の初めの方で、ほんの少しだけ前作『恋人までの距離《ディスタンス》』の映像が登場するところがある。そこには9年前のイーサン・ホークとジュリー・デルピーがいて、やはり若いというか、初々しい。その後、あらためて画面に現在のふたりが映し出される時、ぼくたち観客もまたある深い感慨にとらわれるだろう。「ああ、あれから本当に9年たったんだ…」と。

9年前に出会ったアメリカ人青年とフランス娘の、パリでの再会を描く本作。映画の中のふたりも、演じるイーサンとジュリーも、それぞれ9年という歳月を経てきたことを、この10秒にも満たない前作のインサートによって実感させる。それだけで、いとも鮮やかに虚構と現実それぞれに流れる“ふたつの時間”を重ねるのだ。あわせてこの作品は、85分という上映時間と物語の進行をシンクロさせるという“離れ業”を実現してみせる。今は作家となったイーサン・ホークがパリを発つまでの85分間を、映画はきっちり85分で描いてみせるんである!

…この「演じる役者/演じられる登場人物」、「映画の上映時間/映画の中の時間」という“現実と虚構”の境界線を曖昧化することで、そこには、「真実味(リアリティ)」という以上の「リアル」が実現されているだろう。イーサンとジュリーはただこの役を演じていうのじゃなく、この役を「生きている」という…。その上で、映画の中のふたりが「9年間」という《ディスタンス(距離)》を「85分間」で埋めることが出来るかどうか、観客もまた固唾を飲んで見守り続けることになる。それはどんなサスペンス・ドラマよりもハラハラさせられ、またどんな人間ドラマよりも人生の“真実(リアル)”に満ち、さらにどんなラブストーリーよりも“恋愛(あるいは、男と女)”そのものの核心を、ぼくたちに見せて(=教えて)くれるに違いない。

そして見終わった後に、ぼくたちはきっと確信する。イーサン・ホークとジュリー・デルピーのふたりは、間違いなく「映画史上最高のカップル」である、と。何故ならこのふたりは、この現実においても間違いなく「最高のカップル」に違いないのだから。…少なくともこの映画を見たアナタなら、その一点においてきっと誰もがそう思ったことでありましょう。

…でも、ジュリー・デルピーLOVEな小生にはツライ映画だったよぉ~。何でユマ・サーマンと別れたんだよぉ、イーサン・ホーク!(笑)
やましんの巻さん 10点(2005-03-22 16:44:50)
👍 1
80.「恋人までの距離」が大好きな自分としてはかなり期待して観にいってきたのですが、期待通り良かったです。二人の、二人にしかできない会話の数々。ほんとベストパートナーって感じです。ただ前作よりも私生活の話が多く、歳をとったせいかお互い現実的になっていたので、もう少し夢のある話が聞きたかったかなぁー。
とにかく恋人までの距離が好きな人は必ず観るべし!
takoさん 10点(2005-02-13 02:08:24)
79.ネタバレ まさかの9年経ってからの「半年後」の答え合わせとは。いやあ・・、そうだったんだ。
9年分の熟成効果と言いますか、前作よりも渋みが増して良い仕上がり。もう「知らないカップル」ではないからかもしれない。
時を経てジェシーは“倦怠期気味の家庭持ち”になってるしセリーヌは独身をこじらせ気味。二人とも実年齢どおりに顔に年齢が刻まれているのが説得力半端なかった。
前作は一日あった二人の時間が今回はなんと1時間もない。そんな短尺を一本の映画にするにはイベントが少なすぎるのでは、という心配はもちろん無い。今作も会話のみだから。そして聞き入ってしまった彼と彼女の物語に。9年前綺麗だった二人がそのあとの年月をどう過ごしてきたのか。今どう暮らしているのか。気持ちは親戚のおばさん。
9年前に再会できていたらこの二人の関係はどうなっていたでしょうね?映画観た皆に聞いてみたい。
そしてまたもドラマの続きについてボールをパスされちゃった。上手いなあ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2025-04-10 23:38:38)
78.ネタバレ 9年前のまだ初々しいセリーヌのカットの後に、大人の女性になったセリーヌを登場させる憎い演出。
あの時の二人は健在で、9年の歳月を埋めるように会話を重ねてゆく。
タクシーの中でジェシーを見つめるセリーヌの瞳は、ずるいくらい力があった。
相手の胸の内を伺いながら重ねる言葉が、とにかくスリリングで胸が痛いほど。
もはや演技には見えない、自然な関係の二人がうらやましい。
いい映画。
roadster316さん [DVD(字幕)] 9点(2020-05-06 23:39:34)
77.ネタバレ まあ、あのタイミングで、飛行機に乗り遅れるよと言われても、男の性ゆえ残ってしまうだろう(笑)
こういうシチュエーションで世の不倫は始まるのか…と思ったり、思わなかったり。まあでも、男と女だから、そういうことになっても仕方がないか。

あんなにピュアだった学生の二人も、9年経てばこう変わるのか、と鑑賞して思う。二人の顔の皺が印象的。
しかしそれでも鑑賞していると、時間が経った二人にまた会えたという嬉しさが込み上げてきた。
こういう映画ってなかなかないんだよな。
nakashiさん [DVD(字幕)] 9点(2019-01-08 12:59:25)
スポンサーリンク
76.イーサン・ホークの眉間に刻まれた“シワ”が、9年という時の流れをあまりに雄弁に物語る。
「時間」を自由に操作できることは、映画という表現方法ならではのマジックであるはずだが、それを排し、実際に9年の時を刻んで描き出すことによるまた別のマジックが、この映画には溢れている。
リアルタイムに過ぎ去った時間を経た二人が、映画の中のリアルタイムで邂逅する。
この映画の80分という時間は、まさに映画表現が生み出した奇跡だ。

映画世界の中で、リアルに歳を重ねた主演俳優の二人がやはり素晴らしい。

素人感覚だと、映画のキャラクターと同様に実年齢を重ねられたことで、よりリアルな演技がしやすくなるのではとも考えてしまうが、実際はそういうわけではないだろう。
両者とも一流俳優として9年間で幾つもの役柄を演じ続け、幾つものキャラクターの人生を辿った上で、再びかつて演じたキャラクターの人生に戻ってくるというアプローチは、きっと素人が考える以上に困難なことだったと思う。
その上で、9年ぶりに出会った二人が再会し与えられた時間である“80分間”を、そのままの時間で“会話”のみで演じてみろというのだから、一流俳優であっても極めて高い要求だったに違いない。

その高いハードルを阿吽の呼吸で越えてみせた両俳優の技量は流石だと思うし、そこには技量の高さを越えた俳優同士の肌感覚の相性の良さがあったのだろうと思う。
それはこの二人の俳優のキャリアにとっても、とても幸福な出会いだったろうと思える。
その一方で俳優の実生活においても多大な影響を及ぼしたであろうことは想像に難くない。

前作においても、二人の男女の微妙な心情がそのまま表れる名シーンが数多く存在したが、今作でもそれは随所で観られる。
ヒロインが抑えてきた感情をさらけ出す白眉の車中シーンは、1テイクで撮ったらしく、映画史においてもまさに奇跡的なシーンと言えるのではないか。
またヒロインのアパートの階段を二人が一歩ずつ上がっていくシーンには、再び深まっていく二人の情愛と、月日を経たからこそ生まれるためらいがせめぎ合い渦巻いているようだった。

そして、あまりに印象的なラストシーン。

「Baby you're gonna miss that plane.」
「I know.」

きっと男は、搭乗時刻が迫る飛行機には乗らなかっただろう。
きっと二人は、再会した瞬間に、大きな「期待」とそれと同等の「覚悟」と共に、別々に歩んできた9年間との決別を決めていたのだろう。


さあ、次はまた9年後。
一時の感情を努めて抑えて離れ、今度はその時の後悔を胸に一時の感情に従うままに結ばれた二人が、どういった9年間を送り、また何が変わり、何が変わらなかったのか。
“覚悟”をして観たい。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-10-01 23:52:29)
👍 1
75.実は前作をみずにこっちから観たんですが全然楽しめますね。彼ら二人の会話ってのは悩みというかそういうの含めて、なんかいいなあといううらやましい感じです。全体的に雰囲気が最高です。
ポン太氏さん [地上波(字幕)] 9点(2014-02-07 17:37:11)
74.ネタバレ 前作に続きテンポがよく楽しい会話のやりとりがよかった。最後の二人がどうなるかが見所であったが、そこで映画終了。あまりこういう終わり方は好きではないが、この映画に限っては一番いい終わり方をしたと思う。
MSさん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-11 21:52:51)
73.ネタバレ 前作の終わり方から二人のその後が気になっていたが、下手な続編によって自分なりの想像が潰されるのがいやで、観るのを躊躇していた。が、実際に見てみると、前作に引けを取らず良い仕上がり。もしかしたら、前作より好きかもしれない。所々に顔を出す前作の内容を踏まえた粋なストーリー展開は、観客が前作で抱いた(或いは制作者側が意図的に抱かせた)疑問・希望・想像などをよく把握した上で本作を創り出しているのがよく分かる。

年を重ねた二人の会話は、以前にも増して魅力的になっている。酸いも甘いも経験した一味違った切り口が加わっている辺りに、二人が大人になったことを実感する。時間の重みや二人の変化を垣間見ることができる。そして、だんだんと二人の顔に昔のような表情が見え隠れし、流れる空気まで自然と変化していくのは素晴らしい。主演二人の魅力と力量がなせる技であろう。

今作も再びラストの結末は観客に委ねられた形だが、こんなにも二人が一緒になれる事を望んでしまう映画は、稀である。まだ経験不足な自分には、この映画を多く語れる自信がない。きっと年を重ねる毎に、感じ方も見方も変化する映画だと思う。10点を付けたい気持ちはあるが、私自身の今後の成長に期待を込め、今はあえて9点に留めておきたい。いつか、二人の関係や会話を真に理解ができる自分でありたい。
港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-31 16:36:36)
72.これは今まで観た恋愛映画でベストワンです。二人の会話のみですがこれがすばらしく自然です。びっくりします。会話もいいですね。街も絵になりますね。ラストの歌も上手いですね。涙が出そうになりました。次はまた9年後でしょうかね?
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-12-31 21:06:50)
71.『恋人までの距離≪ディスタンス≫』の良さを落とすことなく、いや、むしろ、『恋人までの距離≪ディスタンス≫』の良さをより引き立てるような役目を果たしていた。常に会話の一部として出てくるのが、9年前のあの日の出来事とそれからの日々のこと。それはもう、『恋人までの距離≪ディスタンス≫』を観た後、感動した人ならきっと一度はこの二人はこの後どうなってしまうのだろう?と考えた筈。その想像でしかなかった部分を見せてくれた。しかもそれが前作の良さ、良かった所を一切汚すことなく、見たいと強く願っていたその部分を見せてくれた。見れたその部分も、ロマンチックではあるが、ひじょうに現実的で、切なく、でも、淡く美しい。二人の間にははっきりとした愛があった。それだけで僕にとっては十分すぎた。
ボビーさん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-25 03:05:45)
70.前作があったからこそ、ですが、前作よりも好きです。二人の他愛ない話(仕事の話だったり、セックスの話だったり)の中で9年間という月日をさりげなく感じさせる・・・。セリーヌを見つめるジェシーの視線が感情の揺らぎを絶妙に表現していて、前作以上にどっぷりはまった80分でした。ジュリー・デルピーは確かに年齢を感じさせるけれど、この年になったからこそ出せる切なさがとてもよかった。続編があるかもしれないけれど、できることなら続編は作らず(きっとくっついて別れて、みたいになってるだろうし)このままこの作品は終わりにして欲しい!
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-25 10:23:03)
69.とにかくせつない。ビフォアサンライズの続編という事でしたが、自分は前作を知らずに見たのですがぜんぜん楽しめました。9年ぶりに偶然に再会してイーサンホークが空港に行く80分間、ひたすらパリの街を歩きひたすら会話をするだけの映画なのですが、それだけではないこの映画に関わった人すべてのセンスのよさがひしひしと伝わってくる素晴らしい映画でした。再会したばかりだというのにマシンガントークを繰り広げるふたり。話しまくる事で余計にせつなさが伝わってくるわけです。若かった9年前とは同じようにいかないところでまた切なくなるのです。二人の息のあった演技はすばらしいのですが、特にジュリーデルピーの力の入れようはすごい。力の入った演技に自分までつられて号泣です。そしてラストシーンの素晴らしさ。監督のセンスにくらくらしてしまいました。
Carrot Ropeさん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-08 13:33:44)
68.永遠と続く2人の会話では、共感したり喧嘩になったり、落ち込んだりなぐさめたり、いろいろな話が聞けます。同じ経験をしたわけじゃないのに、台詞に出てくるエピソードに、見ている自分が共感できたりして、のめり込んでしまいました。
shoukanさん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-02 00:12:02)
67.本作が続編であることは知っていましたが、あえて前作を見ずにこちらを先に見ました。それでも十分に楽しめました。誰しもが自分の過去の恋愛経験と照らし合わせて切なくなれる映画だと思います。この映画を見た後、何人の女性のことを思い出したことか。。。。(爆)
十人十色さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-03 12:37:15)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 86人
平均点数 7.43点
011.16%
111.16%
200.00%
311.16%
433.49%
500.00%
61517.44%
71618.60%
82731.40%
91517.44%
1078.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.83点 Review6人
2 ストーリー評価 8.00点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.36点 Review11人
4 音楽評価 8.33点 Review9人
5 感泣評価 8.33点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
脚色賞リチャード・リンクレイター候補(ノミネート) 
脚色賞ジュリー・デルピー候補(ノミネート) 
脚色賞イーサン・ホーク候補(ノミネート) 

■ ヘルプ