映画『スーパーサイズ・ミー』の口コミ・レビュー

スーパーサイズ・ミー

[スーパーサイズミー]
Super Size Me
2004年上映時間:98分
平均点:6.03 / 10(Review 120人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-12-25)
ドキュメンタリーシリーズものグルメもの
新規登録(2004-09-21)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2020-06-14)【イニシャルK】さん
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監督モーガン・スパーロック
大塚芳忠モーガン・スパーロック(日本語吹き替え版)
出演モーガン・スパーロック
マイケル・ジョーダン(アーカイヴ映像)
ブリトニー・スピアーズ(アーカイヴ映像)
脚本モーガン・スパーロック
作曲ヨハン・シュトラウス2世"Blue Danube Waltz"
挿入曲クイーン"Fat Bottomed Girls"
カーティス・メイフィールド"Pusher Man"
撮影スコット・アンブロジー
製作モーガン・スパーロック
配給クロックワークス
ファントム・フィルム
あらすじ
「ファーストフードを1日3食1ヶ月間食べ続けると人間どうなる?」そんなテーマに監督自らが被験者となり、アメリカの食文化の崩壊と肥満の恐ろしさを訴えた迫力のドキュメンタリー。サンダンス映画祭で話題をさらい、アカデミー賞でもノミネート。更に、全米脚本家協会からもノミネートされた話題の人体実験ドキュメンタリー!
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💬口コミ一覧

120.ネタバレ スーパーサイズってすごい。
 
それ以上にこれがレンタル屋にふつーに並んでるのがすごい。もーこれがアホな映画じゃないってことは公知だよね。。この映画はやりたいことをなした、と言ってもいいだろう人のドキュメント。
 
僕は、わりかしまっとうなご飯を食べているにわかベジタリアンです。この実験、おれにはぜっっっっっっっっっっったいできん。山田君、ノーベル賞でもあげといて。
とりあえず僕、10点つけときます。
おでんの卵さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-06-28 16:52:56)
👍 1
119.意外とシリアスな内容だった、というのが素直な感想である。おバカなのは最初だけで、インタヴューと取材、多数のデータ、そしてもちろん陽気なスパーロック氏の体を張った実験によって、ファストフードの害と現代アメリカの食文化の問題点に非常にわかりやすく迫っている。正月の映画館は満員で、比較的カップルが多く、スパーロック氏のガールフレンドが彼との「セックスライフの変化」について語るシーン(「前の方が凄かったわ」)で、私は少しウケていたのだが、客席は全体的に妙にシーンとしているような気がしないでもなかった。恋人の前ではテレていたのか、あるいはもしかしてシャレになってなかったりして。あらゆる面で我が国はアメリカを追随していることではあるし、数年後にはアメリカンデブならぬ、ジャパニーズデブが世界中を震撼させることになるかもしれない。牛丼、ラーメン、コンビニ系ジャンクフードと我が国の食文化も崩壊の一途を辿っている。有名なラーメン評論家などはもうすぐ死ぬかもしれない。ビジネス優先の社会構造はアメリカ以上。こういう作品は予算の点で日本の映画会社にとっても有利かもしれない。でももう遅いか。
わいえすさん 10点(2005-01-06 23:54:51)
👍 1
118.面白かったです。マイケル・ムーアのパロディなんじゃないの?と思うようなファストフード版「ボーリング・フォー・コロンバイン」なんですけど、敵がファストフードだけにそれほど深刻ぶらずに済みました。自ら被験者になる、という過激なパフォーマンスはアメリカ人ならではの売れよう根性だと思いますが、バカバカしさの中にこれまで誰も言おうとしなかった「肥満」に対する重要な警告が込められていて、タッチは軽いですが非常に重要な作品であるとも思います。特にアメリカの高校生が学食で当たり前のようにジャンクフードを食べていることや、栄養の不均衡が集中力や学習意欲を低下させることをきっぱり告発した姿勢は見事でした。
アメリカ人がいかに肥満しているか、というシーンで日本の観客からは「おぉー」というどよめきが上がったんですが、実際アメリカであのぐらいの肥満は少しも珍しいことではないです。これはちょっとでもアメリカの土を踏んだ人なら全員が実感していることだと思います。1週間も居れば、自分はちょっと栄養不良なんじゃないかと思えて来ますから。
一方的にファストフード・チェーンだけを批判するのではなく、それを安易に利用するアメリカ人の生活習慣、外食依存型のライフスタイル、運動量の低下など消費者側の問題点にもきちんと触れている点にも好感が持てました。ただしファスト・フードの手軽さ、価格の安さ、それに頼らざるを得ない貧困層のジレンマまで含めてしまうと結局マイケル・ムーアの世界に突入してしまうので、本当はそこまで掘り下げるべきだったのかな?とは思います。
この作品は実際にマクドナルドからスーパーサイズを廃止させ、いくつかの高校からは清涼飲料水を撤去させました。そういう意味でも、価値ある作品であったと思います。
anemoneさん 10点(2005-01-02 00:35:08)
👍 5
117.この映画の存在を知ったのはこの春のコト。残念ながらこのサイトではなく、札幌の某風俗店サイトのブログでした。店の新人黒服が1ヶ月間、3食ロッテリアだけの生活に挑戦するのを日々綴るという、風俗店にあるまじき恐ろしい企画でした…以来、元ネタを探してDVDコーナーを探し回っていたのですが人気がないらしく見かける事が皆無だったんです。今日TSUTAYAで発見した時、思わず引っつかんでレジに走りました(笑)。
さて。
自転車をフルスピードで漕いで、帰宅すると即座に鑑賞。こりゃすげえ。何がなんだかわかんないけどすげえ。監督の体型が次第に変わり始めたあたりからドキドキするし、手に汗握るし、この意味不明の迫力は何なんだ…? 
全てを理解したのは、見終わった後、DVDに収録された日本語版予告を見た時でした。最後のカットで、カメラを背に、逆光でマックの店舗前に立つ監督…そうか。この映画、計算し尽くされた西部劇だったんだ! 確かにここでやってる人体実験(というか冒険)は、あくまで日常生活から手の届く範囲にあるけど、誰でもやれる冒険に価値がないわけじゃない。そのアドベンチャーが持つ意味、どれほど多くの人が本作の「敵」に大事なものを奪われているか…実験と共にその背景が、しつこいほどに掘り下げられて行く。モーガン・スパーロックは表面上はドン・キホーテであるワケだが、観客がその「敵」を認識した途端に正義のガンマンに摩り替わってしまう。特撮でもないのに、まるで手品のように、見事にヒーローに変身する。
セガールが石油コンビナートに潜入するのも、コネリーがイギリス高地でロシアの不死人と剣を交えるのも、所詮はただの演技。率直に言えば作り事、嘘だ。だがそこには「物語」という大きな背景があって、その中にある対立の構図に観客はアクションを超えた、より大きな意味を見つけ出し画面に釘付けになる。
マックを「悪」だと認識させるデータや証人は100分の映画を埋められるくらい豊富にいる。被害者は観客の大多数。劇映画と違って、主人公の危機感や挫折や再起や勝利はちょっと拙く控え目に描かれるが、全てしっかり作中に存在している。スパーロックは最初から全て計算してやっているのだろう。
これはドキュメンタリーに名を借りた、世界でもっとも身近な、極小の「箱庭アクション映画」だ。劇映画がつまらなくなった今、その着眼点・アイデアにこそ点を献上したい。
エスねこさん [DVD(吹替)] 9点(2006-06-17 22:30:19)
👍 2
116.ネタバレ 今年の劇場で見た一番最初の記念すべく映画だったのですが、昨年からいろいろ話題になっていて地元では公開されておらず、たまたま遊びに行った名古屋の劇場で見たのですが、心から見てよかったと思いました。この作品の内容をはじめて知ったときは、私も「マイケル・ムーアの二番煎じ的な作品」という捉え方をしたのですが、実際見始めて「一日3食ファーストフードだけの生活を一ヶ月続けるとどうなるのか?」という実験からいろいろわかる、ファーストフードの栄養バランスと肥満の関連性だけではなく、そのファーストフードがもつ習慣性(映画の中ではモルヒネがバーガーに使用されていたり、大量のCM戦略、低価格戦略による手軽さによって引き起こされると)が肥満になって訴えを起こした少女たちの「自己責任」という感覚を麻痺させ大量に食べさせたのではないかということまで明らかになってくる点から、この映画は単なるおバカな自虐実験映画ではないということがわかりました。まあそういう深い部分もありますが、一番言いたい事は食べ過ぎると彼女との性生活が減り彼女にキレられるということなのかもしれませんが(笑)実験化し後に彼女が監督との性生活についての変化や不満を語るシーンは、この映画で一番ファーストフードに対する恐さをリアルに感じさせられました(汗)
はがっちさん 9点(2005-02-13 19:02:29)
😂 1
115.ネタバレ 第2のマイケル・ムーアといった感じの気概を感じる。マクドナルドを名指しで批判してるのは勇気がある。マスメディアと癒着した大企業のあくどさをここまで明確に批判している作品はめずらしい。
承太郎さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-01-20 07:27:46)
114.ネタバレ 実験というより、一つの方法による実証っていう感じがするけどがかなり引き込まれた。
そもそも有名ファーストフード店の栄養成分て公表されているので、結末に向かっていくに従い誰もが言いたかったことを代弁していくことになっている感じ。

栄養成分を見れば、肥満の原因が内容ではなく量にあるということがわかるのだが、そういうことをすっ飛ばして食べ物を買ってしまうことはよくあり、意外と批難的でもないように感じてくる。カロリーの想定が大きすぎる、とにかく3食食べ続ける、運動しないなど、なにを証明したいのかよくわからないところが、これが逆に一方的にマックを否定しようとしていないという態度表明にも思える。

この映画を観て、アメリカ人が皆大げさで極端で頭がよくないというイメージ通りであったという感想を持つ人も多いかと思うが、実際はこんなに極端で大げさな人間を演じるアメリカ人はアカデミー賞のドキュメンタリー部門にノミネートしてしまうほどまれであり、事実ではない。

裁判を起こした肥満の姉妹であっても、一方的にマクドナルドに責任をかぶせて裁判まで起こしたあげく国際的に知られ、ドキュメンタリー映画まで作られてしまう例はごくまれであることは考えなくてもすぐわかる。

この映画の終盤でも何となく表現されているように、ファーストフードが毒物を売っているわけではなく「便利なものの食い過ぎがいけないんだろ」ということと、それがわからない一部の人間にも「簡単に過剰供給してしまう態度」が問題である。このことは現地人に日本人以上に繊細にレビューされている。

イメージや敵意が先行した結果としてこの映画の結論的な部分を誤って受け止めてしまわないように気をつけたい。そういえば日本的健康愛好者的視点も気分の良いものではないように思うが、アメリカに茶化されないのは日本の存在感の低さだろうか。キャッチーなくらい気持ち悪いのに。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-05-10 16:19:19)
👍 1
113.思っていたより面白かったです。そりゃ実験内容に偏りはあっただろうけど、誰も実証してなかったんだし、おかげでスーパーサイズは無くなったし、やった甲斐はあったはず。
早速マックのチキンナゲットが何より好きなムスコに見せようっと。
ぷりしら19号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-17 16:22:37)
112.ハンバーガー食べて"Pavement Pizza"出す。
RTNEE USAさん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-16 20:42:11)
111.これを見て確信したことは人々は「体に良くない食べ物」を「食べている」のではなく大きな勢力によって「食わされている」ということです。人間ならば「知性ある食事」をすべきです。少なくとも今の日本であれば少しの手間で体に良くて「本当に美味しい食事」がちゃんと出来るのですから・・言い過ぎかもしれませんが手軽さと中毒性のある化学調味料に負けてその挙句自らの体を破壊し、伝統ある和食文化を荒廃させ、ジャンクフード企業のお偉いさんの懐を肥えさせる・・それでもまだジャンクフード食う人は・・・かわいそうな人です。
人面猫さん [DVD(吹替)] 8点(2007-01-07 18:48:00)
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110.これを見て個々人がどう考え、どう行動するのかが大事。同じものを食べつつけたら体壊すのは当たり前、という意見もありますが、その当たり前のことを実際に自分の体でやって意見を掲げたそのことは素直に賞賛したい。ドラマ性も何もない映像を面白く描こうとしたセンスもグッドだと思う。
MARTEL1906さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-03 07:15:17)
👍 1
109.ネタバレ 観る前は馬鹿にしていました、しかし観終わった後に反省しました。一ヶ月、一日三食マクドナルドだけを食べ続けたらどうなるか?そりゃあ体を壊すに決まってる、結果は目に見えてる。…それでも、そうとは分かっていてもまさかここまで自分で衝撃を受けるとは思ってもみませんでした。例えば劇中で問題として取り上げられた(というかそもそもこの実験のキッカケとなった)、二人のティーンエイジャーの女の子が自分らの肥満をファーストフードのせいにしてマックを訴えたという事件。過去に自分もぼんやりと聞いたことがあって、その時は本編でインタビューを受けていた人たちと同様「そんなの自己責任だろ!」と思ったのですが、今になってみれば「果たして本当にそうなのか?」と疑問を感じるようになりました。当然責任の大部分は太ると分かっていながらもバーガーを食べ続けた二人が悪い、法廷で彼女らの言い分が受け入れられなかったのも尤もなことでしょう。しかしながらそういう事態が起こり得る環境を作り出してしまった企業の方にも少なかれ問題があるのではないか?日本でも毎週のように新聞の中に折り込まれているクーポンのチラシや、幼少時期からの刷り込み等、一部の考察には完璧に賛成は出来ないものの「成る程な」と思った。一見無関係に思えるアメリカに於ける学校給食の実態や、現代の堕落した食生活にまで問題を絡めていく構成は実に見事で、この監督もよくやるな~と思わず感嘆してしまいました。僕もマックが好きでよく食べますが(と言っても一ヶ月に1~2回だけど)、これからは本気で控えようと思いました。この映画を観てからは健康的な食事を心掛けるようになったし、毎日運動も欠かさなくなった(笑)「あーあ、鵜呑みにしちゃって」と笑われるでしょうが、この映画に描かれていることが事実である以上、もはや行動に移さずにはいられないのです。そしてそういうことを自らの身体を使って証明させた(本当に一ヶ月間マックだけを食べ続けたのかどうかは不明だけど)監督のモーガン・スパーロックには敬意を表さずにいられないのです。
かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-30 17:56:31)
👍 1
108.これは傑作。新種のマイケル・ムーアと思いきや、モーガンというやつは、なかなかいい男なんだ。ルックスもGOODだし、個人的にこの人の英語の発音がとても好きだ。どういう経歴の人か知らないが。こんな内容で、最初から最後までほとんど一人出ずっぱりで抵抗なく見られるのは、モーガンがいい男だから(ムーアならムリ)。
それでまあ、以下の2点のことを感じた。「アメリカ人は何を食べたら体にいいか自分で分からないほどバカなのか」栄養成分表を見ないと、体にいいか悪いかわからないというのは、動物としての本能が退化しておる。犬だって猫だって、「草が必要」と体が要求すれば勝手に食べてる。なおかつ、1日に平均1.6キロしか歩かないとか、「カロリー」の意味を知らないとか、学校のランチの配給とか、恐るべき実態である。古来から日本人にとって、自分の体は自然の一部であった。西洋人にとっては、「神様から借りている乗り物」であるらしいが、前々から自分の体を「モノ扱い」する人々よのう、とは思っていたが。この違いは「畏れ」の有無と思う。
2点目、「ホモサピエンスは放っておけば炭水化物と脂肪ばっかり摂りたがる生き物なのか」2年くらい前、「ナショナルジオグラフィック」で「太りゆく人類」というものすごい題名の特集があった。それによると、人類は過剰なカロリーを摂取するようになったが、その増えた分はほとんど炭水化物と脂肪であるという。まさにこの作品のテーマとかぶっている。タイムリーなテーマとはいえ、マクドナルドを攻撃するという、こんな作品がよく作れたものだ。まさか「新種の広告」ではないだろう。ヘラヘラ笑っているモーガンの態度もいいし、「ロックンロールマクドナルド」などの挿入曲も爆笑。「スーパーサイズ ミー」というネーミングも皮肉で絶妙だ。オリジナルとおぼしきイラストが怖い。彼女がベジタリアンでよかったね。ちなみに私自身はマクドナルドはおいしいと思わない。スナック菓子と糖分の入った飲料はいっさい摂らない。なぜなら体が嫌がっているから。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-26 12:31:22)
👍 1
107.ネタバレ 冒頭からQUEENのFAT BOTTOMS GIRL を流すとこあたりセンスを感じたね。

別に肥満になったのはマックの責任だと訴訟を起こすのはどうかと思うけど、子供を狙うのはよくないよ。僕もそう思ってた。幼い頃の刷り込みってのは一番えげつない。プレイランド、ハッピーセット、ドナルド・・・子供なら無条件で飛びつくわな。

それにしても肥満を食品産業のせいにして訴えることを禁止する「チーズバーガー法」なるものがアメリカの議会で可決されてたなんて・・・おそろしすぎる。
とむさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-28 23:09:56)
106.ネタバレ 「この価格でこの味が提供できているのだから問題ない。ここまでやればチンパンジーだって美味しいって言うよ。」と、某(某になってないじゃん!)ファーストフード大手の社長が株式一部上場を果たしたときにコメントした時からアンチマック派(関西人なのでアンチマクドか?)の私。この作品のおかげで、ますます近寄り難い店になりつつあります。これもいわゆる「メディアの影響力」の一種なのでしょう。
ファーストフード店・外食産業の在り方が問題の全てなのではなく、ついつい手軽に利用してしまう・利用させられてしまう消費者のイージーさにも問題がある、と思のだが、本作はその点についてファーストフード業界に責任を過分に押し付けているように見える。しかし「一ヵ月間・一日三食マックの食事」という馬鹿馬鹿しい実験に、自分の健康を賭けて挑むスパーロック氏の姿は、歪んだ食文化に対しての意義ある「警鐘」である、と思う。
しかし、アメリカ人の子供が「イエス・キリストは知らないがマックのドナルドは知ってる」じゃあ、遺憾だろ。爆笑。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-08 01:07:50)
105.見てやりましたよ。ビックマック食いながらね!途中のゲロシーンには一瞬やばかったけど・・・。内容は皆さんご指摘の通り中々のシリアス路線で好感が持てます。浴びるようにTVから流れてくるマックを始めとする食品会社のCMと莫大な資金を費やした恐ろしいまでのイメージ戦略、悪知恵とは言い過ぎかもしれないけどやっぱり怖いです。子供を取り込みその次の世代の子供まで触手を伸ばしていく様は不気味の一言に尽きます。肉じゃがとか刺身とかソバとかの日本食がどれだけ大事ものなのか良くわかりました。特にあの学校給食はシャレにならんと個人的に思うあれは何とかした方がいいと思うぞブッシュさん!
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-04 01:03:45)
104.この映画の最大の功績は,みんながファストフードに対してなんとなく直感的に感じていた危うさを,視覚的に共通体験化したことなのではないだろうか。「1日3食・1ヶ月間マックだけを食べつづける」というアイディアを「馬鹿げている」というのは簡単だが,「カロリー」という概念すら理解していない人々に,それが何故馬鹿げているのかを説明するのは意外と難しい。だが,今日からは違う。「スーパー・サイズ・ミーを観ればわかる」と答えればよいのだから。観る人はスーパーサイズの尋常でないデカさに驚き,保守的アメリカ人の「デブ度」に驚く。アプローチこそキワモノ的だが,映像の力を最大限に利用したテーマ選びと狙いはオーソドックスだ。ムーア作品と比べて誠実な印象を受けるのも,そのあたりが大きく作用しているからだと思う。
veryautumnさん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-15 10:09:30)
👍 1
103.初めてこの作品の噂を聞いた時、「マイケルムーアの二番煎じで目立ちたがり屋じゃないの?」などと思ったものです。でも、実際に観た人の話を聞いているうちに「実はかなりシリアス?」と思えるようになり、ネットで上映期間を調べたら今週で終了。で、慌てて本日観て来た次第です。その結果としての感想は「ま、真面目っ!ストレート!」です。私自身、日頃からファーストフードは嫌いなのですけど(特に○ック)、自分が嫌っている根拠を「キミの考えは正しいよ」と言って貰えたようで嬉しくなってしまいました。まぁ、実際に毎日三食欠かさずマックなんて人は居ないだろうけど、でも、だからこそ死人が出ないで済んでいる訳で、結果が伴わないから危険じゃないなんて理屈は成立しないのです。私なりに考えているファーストフードの功罪は、この作品の中で述べられている以外にもあるのですけれど、ま、それはココでは書くべきじゃないでしょうね。というわけで、監督の真面目な仕事に8点献上!
タコ太(ぺいぺい)さん 8点(2005-02-02 22:56:37)
👍 2
102.ファーストフードだけで30日間を過ごしたら体はどうなるか?これを監督自ら体を張って被験者になり、その変化を科学的データーによって実証するという貴重で興味深いドキュメンタリ
ー作品。感じのいいガールフレンド共々登場してプライベートフィルムのような手作り感がある。勇気があるというか無謀というか、実験は拷問に等しいような過酷な様相を呈していく。
コーラは嫌い、マクドナルドの類も過去に数えるほどしか食べたことがない私なら3日ともたずギブアップしそうだが、かなり好きな人でもここまで徹底するとさすがに苦痛になるだろう。
Drや栄養士のアドバイス、各種データーだけでなく、カメラに向かって赤裸々に語られる言葉は
時にユーモラスでもあるが、私生活での心身の変調は生々しく痛々しい。
この作品が優れているのはそういった実験的なところから、アメリカの食生活の問題点やその裏側までも見えてくることだ。マイケル・ムーア監督は銃社会や政治に、この
監督は食生活に自国への危機感を抱いて警告を発している。一定の具体的な成果を上げたという点においても共通するものがある。最も懸念されるのは子供たちへの将来的な健康への影響だろう。彼らは日々あらゆるジャンクフードやお菓子のコマーシャルの影響を受け、学校でも栄養の大切さより企業利益のほうが優先されている様子にびっくりした。とにかく儲かりゃいい、といった目先の利益だけの企業姿勢は腹立たしくも恐ろしいが、栄養教育もろくにされてない様子も伺える。思うに日本食や菜食など栄養への理解があるのは多分お金と教育のある一部の人たちなんでしょうねぇ。
こういう食生活の危惧というのもアメリカほどではないにしろ、日本でも同様のものはあるから多くの人が見て考えてほしいと思う。
この作品は最初のほうで肥満や各種データーなどに関する膨大な図説や字幕説明があるのだが、切り替わりが早すぎてじっくり読み取りきれないというのが残念ではある。

キリコさん 8点(2005-01-08 19:51:14)
👍 3
101.ネタバレ 公開年のわりにやたら映像が古いのは演出なのか、それとも昔の映像を挟んであるのか?まあそれは置いといて、全体的に作為的ではありますがファストフードの危険性がきちんと提唱されていたと思います。この映画でいわれていることは、一般論で考えると至極当たり前のことのように思います。でもそれを実行したことに意義があり、そしてそれだけでも価値が高いと思います。

惜しいのは、、できれば続編もしくは姉妹作品として、健康に良い(もしくは自然食品)ばかりを食べ続けたらどうなるのか?というバージョンも発表していただきたかったです。例えば全粒粉のパンと自家製のベーコンと自家製の卵だけで一か月生活した結果などと比較してほしいものです。

まあでも、、総合的にはとても面白い企画だったと思います。マックが好きな人は一度見るべき映画です(真面目な話)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-09-22 10:11:00)
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【点数情報】

Review人数 120人
平均点数 6.03点
021.67%
121.67%
232.50%
343.33%
465.00%
52218.33%
62420.00%
73831.67%
81411.67%
921.67%
1032.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.16点 Review6人
2 ストーリー評価 6.45点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.08点 Review12人
4 音楽評価 6.46点 Review13人
5 感泣評価 3.00点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
ドキュメンタリー長編賞 候補(ノミネート) 

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