映画『ランボー』の口コミ・レビュー(4ページ目)

ランボー

[ランボー]
First Blood
(Rambo: First Blood)
1982年上映時間:93分
平均点:7.34 / 10(Review 238人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-12-18)
アクションドラマサスペンス戦争ものシリーズものハードボイルド小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-25)【TOSHI】さん
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監督テッド・コッチェフ
助監督コンラッド・E・パルミサーノ(第二班監督)
演出コンラッド・E・パルミサーノ(スタント・コーディネーター)
左近允洋(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
キャストシルヴェスター・スタローン(男優)ジョン・J・ランボー
リチャード・クレンナ(男優)サミュエル・トラウトマン大佐
ブライアン・デネヒー(男優)ウィル・ティーズル保安官
ビル・マッキーニー(男優)カーン
ジャック・スターレット(男優)ガルト副保安官
クリス・マルケイ(男優)ウォード
デヴィッド・カルーソー(男優)ミッチ
ブルース・グリーンウッド(男優)州兵
ささきいさおジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田稔サミュエル・トラウトマン大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / 1985年日本テレビ】)
石田太郎ウィル・ティーズル保安官(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / 1985年日本テレビ / TBS】)
千田光男カーン / パイロット(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / TBS】)
村松康雄ガルト副保安官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
城山堅バルフォード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
成田剣ウォード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
名取幸政オーヴァル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中正彦レスター(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮本充ミッチ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
天田益男パイロット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家中宏クリント・モーガン中尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰恵研(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / TBS】)
島香裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大黒和広(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
湯屋敦子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鳥海勝美(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺謙ジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
平野稔カーン(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
西川幾雄バルフォード(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
仁内建之レスター(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
安原義人ミッチ(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
平林尚三シングルトン(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
鈴木勝美(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
羽佐間道夫ジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【TBS】)
小林昭二サミュエル・トラウトマン大佐(日本語吹き替え版【TBS】)
筈見純ガルト副保安官(日本語吹き替え版【TBS】)
秋元羊介バルフォード(日本語吹き替え版【TBS】)
高宮俊介ウォード / レスター(日本語吹き替え版【TBS / フジテレビ】)
石森達幸オーヴァル(日本語吹き替え版【TBS】)
小島敏彦レスター / クリント・モーガン中尉(日本語吹き替え版【TBS / 1985年日本テレビ】)
塩沢兼人ミッチ(日本語吹き替え版【TBS】)
塚田正昭シングルトン(日本語吹き替え版【TBS】)
銀河万丈ジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
阪脩サミュエル・トラウトマン大佐(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
池田勝ウィル・ティーズル保安官(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
梅津秀行カーン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中庸助ガルト副保安官(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小野健一バルフォード / パイロット(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小室正幸ウォード(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊井篤史オーヴァル(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
荒川太郎ミッチ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田口昂シングルトン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
郷里大輔パイロット(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
玄田哲章ジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
小林修トラウトマン / ガルド(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ / 1985年日本テレビ】)
内海賢二ウィル・ティーズル保安官(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
糸博カーン(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
橋本功ガルト副保安官(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
大滝寛バルフォード(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
立木文彦レスター(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
納谷六朗シングルトン(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
檀臣幸パイロット(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
佐々木敏(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
小形満(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【1999年日本テレビ】)
脚本シルヴェスター・スタローン
ウィリアム・サックハイム
音楽ジェリー・ゴールドスミス
作詞ハル・シェーパー"It's a Long Road"
作曲ジェリー・ゴールドスミス"It's a Long Road"
編曲アーサー・モートン〔編曲〕
撮影アンドリュー・ラズロ
製作バズ・フェイトシャンズ
製作総指揮マリオ・カサール
ハーブ・ナナス(共同製作総指揮)
アンドリュー・G・ヴァイナ
プロデューサー奥田誠治(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ】)
制作グロービジョン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
配給東宝東和
特撮トム・ノーブル(視覚コンサルタント)
作画ウィリアム・スタウト(絵コンテ)
美術ウルフ・クローガー(プロダクション・デザイン)
録音グレッグ・ランデイカー
ドナルド・O・ミッチェル
字幕翻訳進藤光太
戸田奈津子(ソフト)
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【1985年日本テレビ / TBS】)
スタントバディ・ジョー・フッカー
ジャック・ギル[スタント](ノンクレジット)
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
アンドリュー・G・ヴァイナ(プレゼンター)
マリオ・カサール(プレゼンター)
ジェリー・ゴールドスミス(指揮)(ノンクレジット)
あらすじ
ベトナム戦争から復員した元グリーンベレーのジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、とある片田舎の友人を訪ねる。しかしそこで警察に理不尽な仕打ちを受けてベトナム時代の拷問を思い出し、警官達を殴って森へ逃亡する。森で無類の強さを発揮するランボーと、数百人の捜査員を動員した警察側との戦いの火蓋が今切って落とされた!ランボーが復員兵への世間の風当たりを涙ながらに独白するシーンは秀逸。スタローンを肉体派俳優として決定的に印象付けた、80年代屈指のアクション映画。
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💬口コミ一覧

178.ネタバレ 冒頭、保安官がランボーを厭う理由がそれなりにあって、警察が一方的に悪くて、ランボーの暴走を引き起こしたと言い切れない始まりが、勧善懲悪型ヒーロー映画とは程遠く、ストーリーに重みを持たせている きっかけは警察だが、どちらかというとランボーがベトナムでのトラウマで暴走したように見えた なので「First Blood 」という原題は少し安易な気がする 保安官は決して悪人ではなく、ランボーも直接人を殺す描写が無いのが救いか この映画はただのアクション映画にとどまらず、ベトナムの悲劇と帰還兵のトラウマとアメリカの帰還兵に対する冷たい対応が描かれている 劇中、常に圧倒的な力の差でワンマンアミーを貫くランボーだが、決してヒーローではなく平和な田舎町に現れた異分子であり、それがどのような場所であっても彼に居場所は無い事を徹底して描く エンディングのランボーの慟哭が戦場以外にランボーの居場所が無い事を物語る それ故にランボーの上司のトラウトマン大佐は最後までランボーの処遇を決めかねていたように見えた 今見ても傑作
にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-09 13:10:06)
177.『うはぁ』とか 『んぐぁ』とか 『うばぁ』とか、
ランボーが動くたんびに口をついて出る言葉とはいえない独り言のようなうめき声がツボにハマッてしまった。
他にも『ドゥおぅっ』とか 『んばぁ~』とか 『どぅわぁ』とか いろんなバージョンあったけど これこそ吹き替え版による醍醐味だと思ってしまった。面白かった。
実際、言語発声の字幕版のほうでは動き重視で吐息のような音声までは細かく拾えていない事が多かったんですよね 今回、吹き替え版で見れて良かった。確実に楽しさアップやったです。
3737さん [地上波(吹替)] 8点(2012-07-14 17:42:42)
😂 1
176.山でのゲリラ戦、ランボーの凄みが印象的だった。冒頭の保安官とのやり取りも面白い。
nojiさん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-22 00:26:36)
175.ネタバレ 戦争はいけませんね。ただのアクション娯楽ムービーと思ったら結構メッセージ性がありました。悲哀のヒーローとしてスタローンの当たり役となりましたね!こんなに続くとは思わなかったでしょうけど。
ろにまささん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-16 20:36:30)
174.ネタバレ 反戦と娯楽性を兼ね備えた逸品。

やはり、ラストの叫びは心に響くよ。

シルベスター・スタローンって、この作品やロッキーの一作目などの脚本に関わって
いるところをみると、ただの肉体派ではない・・・と思いたい(希望)。

そして、両作品とも一作目だけで終わらせとけば良かったのに・・・と思う派の私です。
ぐうたらパパさん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-20 15:30:21)
👍 1
173.不謹慎かもしれないが、ゲリラ戦は興奮する。観てるこっちも気づかないくらい見事に姿を隠してるからランボーの凄さが伝わってくる。そして語られるベトナムの傷跡…。「ロッキー」シリーズに次ぐスタローンの代表作だけのことはあった。面白い。唯一残念なのは事の発端が些細すぎることかな。お互いに「どうしてこうなった…」と思っただろうね~。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-13 18:00:43)
172.ネタバレ サバイバル戦で圧倒的な強さを発揮するランボー。レーガン大統領が「ランボーのような人材がほしい」と言ったのも納得。個人的には、今や"CSI Miami"で気障な刑事のデヴイッド・カルーソー、なんと若造役で登場し、しっかりミーハーぶりを見せるところがツボでした。
gatto_grassoさん [地上波(字幕)] 8点(2011-01-25 11:22:30)
171.ネタバレ 戦場でしか己を見出すことができなくなされてしまった男がアメリカに生まれた悲劇。ベトナム従軍後、NYに戻った『タクシードライバー』のデニーロは幸運だった。都会の多様性が彼を許容したが、田舎町の保安官はその閉鎖性と同質性に長く浸かりすぎているがゆえに、よそ者の中に血の匂いを鋭敏にかぎ分けてしまいます。保安官は長く慣れ親しんだ自分のやり方を強引に押し通そうと山狩りを始めますが、類稀な戦闘能力を持つランボーは、意図せずにして己のフィールドに保安官一派を引きずりこみ、圧倒します。その先天的な、あるいはトラウトマン大佐によって刷り込まれてしまった、ほとんど肉体的反射というものに近い恐るべき戦闘能力でしか世の中を渡ることができなくされてしまった男の悲劇です。「戦闘マシーン」ではない独りの男としてランボーが描かれる、戦友を訪ねる冒頭のシーンと、ラスと、トラウトマン大佐に慟哭するシーンが、強く印象に残る傑作です。
さめがいさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-11 13:42:44)
170.ネタバレ 単なる勧善懲悪ではなく、安易なハッピーエンドでもない。
アクションは思う存分ありつつ、人間としての痛みも抱えている。

最後の最後が銃によらない解決。これがよかった。
単なるどたばたどんぱちものとは一線を画す名作。

続編ができるのも当然。と、納得の内容。
ひであきさん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-30 19:55:51)
169.ネタバレ 子どもの頃にみたランボーは、彼の気持ちを推し量らない町の保安官が一方的に圧力を加え、それに反撃をする話だった。とにかく痛々しい。
しかし、つい最近見直したランボーは違った。ランボーもすでに壊れている。笑って話しかける保安官をガン無視したあげくに匂いをまき散らして食事をしようとすることに、何も感じていない。だけど、それが仕方のないことだったのを知るのは観客のみ。

保安官は彼に嗜虐性や迫害性癖を丸出しにしてしまう小さな人間だった。ランボーは1人だけの軍隊として、本気で警察隊と抗戦してしまう。殺してはいけないというハンディを自分に縛り付け、戦ってしまう。

ランボーには正義など無いが、悪でもない。要は単に飯を食って次の町に行きたいだけだった。そこにイデオロギーなど何もない。あるわけがない。あるのはランボーの小さな生活だけだ。彼に残虐性を刺激され、励起させてしまった保安官。多くの人はきっと彼のようにチョットした嫌がらせをしてしまう小さな人間だ。自分自身の性癖や、人間の本質を知るからこそ町に入れるのを拒んだ。だが、彼は隣町までランボーを送ってあげたり、食事を付き添ってあげるほどの人格がなかった。

そうやって始まった戦争にランボーは捨てたはずの戦場を、ただ立ち寄っただけの田舎町に作り出して、泣き崩れた。

戦場では圧倒的な武力で南ベトナムを救ったはずの兵士だった。この映画はベトナム戦直後に間違った世論に疑いも持たずに巻き込まれ帰還兵を虐待した人たちに、後悔や苦々しい思いをさせたに違いない。
守りきったはずの米軍と国連の撤退後パリ協定を破った北ベトナムに南が占領されたことを、様々な団体がいつの間にかアメリカが敗戦の調印をしたかのようなデマですり替えた。多くの人が洗脳されている社会を作ってしまった。よく解っていないことに人権や思想が絡むと同調してしまう人が多く、そんな層でさえ大きな質量を持つに至るアメリカ社会の怖さが垣間見える。そんな層が構成するからこそ、ランボーは人がいやがるような仕事さえ得ることができなかった。

ベトナム戦争が敗戦したことになっている一部のアメリカや、一部の日本は非常によく似た社会性があり、そういうことが中東の治安維持活動でも同じような反応として起こっている。同じ社会性のある国で普遍的なテーマなんだと思う。30年たってるがその骨太さと揺るが無さに感心した。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-07-04 19:58:57)
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168.ネタバレ 今回DVDを購入し、かーなーり久しぶりに(20年ぶりぐらいかも)鑑賞致しました。深い…昔観た時は単なる暴れん坊野郎wな印象だったんですが、これはいいよ  戦争や友達や保安官や大佐の想いや、ん~考えさせる内容だなぁ シンプルな造りながらよく出来た映画であるとオモイマス
Kanameさん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-16 22:06:06)
167.何度観ても面白い素晴らしい作品。
戦争が終わり帰国、居場所が無くさすらい続けて募り募ったやるせなさ、悲しみをトラウトマン大佐にぶつけるラストシーンは心にズーンと響きます。
srprayerさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 20:22:19)
166.ネタバレ 時の経過により色褪せていく映画は多くありますが、本作は逆。昔見た時よりも、今見る方の印象が良くなっています。アクション部分の出来が良過ぎるためにアクション大作として見られてきた本作ですが、時の経過により見せ場のインパクトが薄くなったことから、この映画が本当に語りたかったドラマ部分が浮かび上がってきました。。。C・C・バクスターさんも書いておられますが、冒頭からして秀逸です。最後の戦友が死んだと聞かされ、写真もアドレス帳も置いてその場を立ち去るランボー。その戦友は黒人だったと推測されますが、戦場にはあった人種を超えた友情が今や完全に失われ、同時にランボーは数少ない自分の居場所をも失ってしまいます(本作で晴れているのは冒頭のみであり、後はどんよりと曇っていることが、ランボーの心境をよく表しています)。保安官から邪険に扱われいよいよ居場所に困り果てたランボーは、今度は自ら居場所を作り出します。戦場でしか生きられない彼は、アメリカ国内でたったひとりの戦争をはじめてしまうのです。ティーズルの喉元にナイフをあてながらも生きたまま帰し、最後まで一人も殺していないことからも、彼には一定の理性が働いていたこと、保安官やアメリカへの復讐が目的ではないことが伺えます。こんなことは愚かだとわかっていながら、しかし戦うしか能のない男が目的のないままひたすら戦うという異様な戦闘が繰り広げられるのです。この事件に駆け付けたトラウトマン大佐も、味方とは言い難いものがあります。彼がランボーについて語る様は、シャレにならない事件を起こした部下の安否を気遣うものではなく、自分が作り上げた最強の兵士を自慢しているだけのものでした。ランボーとの会話の中で、軍に戻りたいというランボーの願いを聞き入れなかったこと、話し相手を求めて電話をしてきたランボーを無視していたことも明らかになります。大佐もランボーを使い捨てにした人間のひとりであり、本来は敵と位置づけてもよい相手なのです。しかし今のランボーにとっては自分を知る唯一の人間が大佐であり、最後には彼の説得に従います。安直にランボーを殺さず、生きて投降させたラストもよかったです。この戦闘がランボーにとっての長い長い自殺の過程であったと解釈すると、この自殺を思い留まらせ、生きて再び社会と向き合うという選択をさせたことで、映画のテーマがより活きたと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-21 19:37:19)
👍 2
165.ネタバレ シルベスター・スタローンの「ロッキー」シリーズと並ぶ代表的シリーズの最初の作品となる今作、十数年ぶりに観ると、以前、観た時は単なる娯楽ものとして普通に楽しんでいたのが、久しぶりに観ると、これは明らかにアメリカという国が作り出した化け物であるということが解って単なるアクションというよりはアメリカそのものである社会派映画であることが解る。「ロッキー」がアメリカが生んだヒーローなら「ランボー」はアメリカが作り上げた怪物である。ベトナム戦争という重い影、背景の元、まるで人間兵器として仕上げられ、戦友に会う為だけにやってきたのに「ここはお前のような奴のいるところではない。何か面倒を起こしそうだから出ていけ」と捕まってしまう。人を見かけだけで判断する保安官、これは完全に人種差別である。ランボーが怒り、叫び、そして、暴れる。誰も彼の行動を止めることが出来ない中、唯一の理解者であり、ランボーが戦地で友に戦ってきたトラウトマン大佐の説得に涙し、降参するラストの哀しさ、刹那さ、これこそがこの映画が言いたいことであるのではないだろうか!それにしてもこの映画の中のシルベター・スタローンのあの悲しそうな眼、あれはまるでランボーそのものであり、あれは演技というよりも正にシルベスター・スタローンというこの人自身のその後の映画人生みたいにも思えてしまう。「ロッキー」同様、続編なんて無理に作らなければあれほど駄目俳優と言われなかったであろうに、とにかくこの最初の作品こそが正しく「ランボー」であって他のとは明らかに違う社会に対する警告、アメリカという国に対する人種差別への警告、この映画はそういう意味でも他のスタローン主演映画にはないものがある。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-04 11:16:21)
164.子供の頃、テレビ朝日の「独占!女の60分」という番組で宣伝してたのをよく覚えていますね。なんにしても保安官だけは殺して欲しかった。
SFアクションホラーさん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-09 16:34:02)
163.やるせない・・・アクション云々よりも最後に泣き崩れるランボーの姿がひたすら痛々しく悲しかった。
TAKIさん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-14 00:02:26)
162.当時「金曜ロードショー」でよく放映されていたと思うが、何度見ても鳥肌が立つようなものを覚えている。兎に角、サバイバル方法など創り方が本当にリアルである。スタローンは「ロッキー」だけでなく此れも脚本を書いており天才と思ったものだ。20年ぶりに復活したとはいえ、当時まさかあそこまで落ちぶれるとは思わなかったが。根本にベトナム戦争の帰還兵という問題がある。ランボーが上官に弱音を吐くシーンは何度観てもグッとくる。シリーズの原点であり一番好きな作品で本来10点を付けたいが、残念な事に最後だけいただけない。無関係のガソリンスタンドや火薬店を破壊するシーンである。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 23:08:53)
161.久々に鑑賞。やっぱいいわ。スタローンの一番良い時代やね。
Junkerさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 22:03:24)
160.こういう主人公がアンチヒーローというのだろう。ランボーは決して正義の人ではない。戦争では、他者に強制されたとはいえ残虐非道なことをした。腹の出た田舎の保安官たちは、確かに気持ちのいい連中ではないが、あそこまで暴力を受けなければならないほどの悪人ではない。それでも、観客の多くはランボーに共感し、彼のために涙も流せるのではないだろうか。世の中の理不尽(=最たるものが戦争、暴力)に対する怒りを消化できない孤独な主人公。彼は戦争のトラウマにもだえ苦しみながら、暴力を通してしか自分の心中を表現ことができないのだろう。暴力により生じた苦しみを、暴力でもって解決することはできない。そんな主人公はかっこよくはないが、弱さをもつ人間のひとりとしては見守らずにはいられないのかもしれない。
さそりタイガーさん [地上波(吹替)] 8点(2008-05-26 12:53:37)
159.あの無表情な顔、全編を貫くあの顔。無表情だからといって決して迫力がないとか、大根だとか言いたい訳ではなく、かといって役作りに打ち込んだ結果と言いたい訳でもない。現にスタローンの顔はどの作品をみても大体あんなものだ。
仮面の下に素顔が用意されている訳でもない。大事な人が失われ、泣きじゃくる姿が描写されようとも、なぜか彼の無表情さは決して変わる訳でなく、それどころかより一層、その無表情さに拍車がかかったように、見るものの印象として何度も蘇る。これを見たのはもう何年も前のことだが、「ランボー」という言葉を聞くその度に、私の中の「ランボー」という、仮面の形をした人の顔は、強烈なインパクトで脳裏に蘇る。
ノマドさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-26 17:48:21)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 238人
平均点数 7.34点
000.00%
110.42%
210.42%
310.42%
462.52%
5125.04%
64619.33%
76025.21%
85824.37%
93213.45%
10218.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review18人
2 ストーリー評価 7.30点 Review20人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review20人
4 音楽評価 7.62点 Review16人
5 感泣評価 6.33点 Review15人

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