映画『キング・コング(2005)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

キング・コング(2005)

[キングコング]
KING KONG
2005年ニュージーランド上映時間:188分
平均点:6.92 / 10(Review 236人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-12-17)
SFアドベンチャーファンタジーパニックもの特撮ものリメイクモンスター映画
新規登録(2004-11-13)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2023-12-02)【イニシャルK】さん
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監督ピーター・ジャクソン
キャストナオミ・ワッツ(女優)アン・ダロウ
ジャック・ブラック(男優)カール・デナム
エイドリアン・ブロディ(男優)ジャック・ドリスコル
ジェイミー・ベル(男優)ジミー
カイル・チャンドラー(男優)ブルース・バクスター
トーマス・クレッチマン(男優)エンガーホーン船長
コリン・ハンクス(男優)プレストン
エヴァン・パーク(男優)ヘイズ
リック・ベイカー[メイク](男優)複葉機のパイロット
ピーター・ジャクソン(男優)砲手
フランク・ダラボン(男優)砲手
ハワード・ショア(男優)オーケストラ指揮者(ノン・クレジット)
アンディ・サーキス(男優)のろまなコック
安藤麻吹アン・ダロウ(日本語吹き替え版)
後藤敦カール・デナム(日本語吹き替え版)
宮本充ジャック・ドリスコル(日本語吹き替え版)
坪井智浩プレストン(日本語吹き替え版)
木下浩之ブルース・バクスター(日本語吹き替え版)
楠大典ヘイズ(日本語吹き替え版)
後藤哲夫のろまなコック(日本語吹き替え版)
宮内敦士エンガーホーン船長(日本語吹き替え版)
楠見尚己(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
西村知道(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
小宮和枝(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
横島亘(日本語吹き替え版)
廣田行生(日本語吹き替え版)
山田美穂(日本語吹き替え版)
原作エドガー・ウォレス(原案)
メリアン・C・クーパー(原案)
脚本フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ピート・アンソニー
ブラッド・デクター
ジェフ・アトマジアン(編曲スーパーバイザー)
ジョン・キュール
ブレイク・ニーリー
コンラッド・ポープ
挿入曲アル・ジョルソン"I'm Sitting on Top of the World"
ペギー・リー"Bye Bye Blackbird"
撮影アンドリュー・レスニー
製作フラン・ウォルシュ
ピーター・ジャクソン
フィリッパ・ボウエン(共同製作)
配給UIP
特撮リチャード・テイラー〔特撮〕(特殊ミニチュア効果&特殊クリーチャー効果)
ウェタ・デジタル社(デジタル特殊効果)
美術グラント・メイジャー(プロダクション・デザイン)
アラン・リー〔美術〕(コンセプチュアル・デザイン)
ダン・ヘナ(美術監督スーパーバイザー&セット装飾)
振付アンディ・サーキスキング・コング(モーションアクター)
編集ジェイミー・セルカーク
録音クリストファー・ボーイズ
イーサン・バン・ダーリン
マイク・ホプキンス[録音]
その他フェイ・レイ(dedicated to the memory of )
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
1930年代のアメリカ大恐慌。無名女優のアン・ダロウも劇場の閉鎖でついに路頭に迷う身となったが、偶然出会った男に映画出演を依頼される。男の名はカール・デナム。無茶なロケを強行するので有名な、ジャングル専門の映画監督だ。彼の大勝負に乗ったアンは、海図にもない未知の海域に向けて出発した。そこには、まだ西欧文明が知らないジャングルの神秘、「コング」と呼ばれる何かがいるという…怪獣映画の原点がCGワークで復活。オリジナルの名シーンが3倍に増量されて観客をスペクタクる。
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💬口コミ一覧

196.ネタバレ 大満足の3時間でした。確かにキングコングが登場するまでの1時間はじれったいですが、その後はエンドロールまであっという間の凄まじい映像の洪水。しかし1930年代のNY、髑髏島、恐竜や巨大昆虫達、どんな些細なシーンでも全く隙が無い豪華絢爛な映像です。映画だから、きっと予算が・・・などと想像させるカットがただのひとつも無い。完璧に世界を作り上げています。監督が痩せるのもわかる。大変な労力だったでしょう。しかしこの映画はそれだけのCGアトラクション映画では終わらない。この物語の肝であるアンとコングの「愛」も大変美しく描かれていました。ナオミ・ワッツはこの映画で本物のスーパースターになったと思いました。
ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-28 08:34:41)
👍 1
195.ロード・オブ・ザ・リングのPJ監督が三時間半の超超超大作『キングコング』を撮り上げたというだけで、期待は膨らむ。オリジナル版を未見の者としては、キングコング自体と初遭遇なのだが、そんな不安は必要無かったようだ。まず全編見せ場といっていい、アクションの連続。まさにそれはUSJのアトラクションの如し。コング対恐竜のバーリトゥードは吉田対小川も吃驚の映画史に刻まれるであろう名シーン。ナオミ・ワッツもコング相手に会心の演技を披露。しいて文句を挙げれば、長すぎ!あと30分削ってほしかった。
カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-27 14:56:17)
194.絶対に映画館で観ましょう! 家のちっこいテレビ画面で観て、ストーリーをどうこう言うような映画じゃないです。 まずプロット自体はオリジナルで既に素晴らしいわけで、リメイクで変にいじられるときっとムカつくはず(笑)。 であれば、あとはどう見せるかだけなんです。 キングコングってな映画は、単純に「超スペクタクル娯楽活劇」なわけで、小難しいこと抜きでいかに観客を楽しませるかがメイン。 ピーター=ジャクソン監督はよくわかってらっしゃる。 もちろんツッコミたい部分は多々あるけれど、変に説教くさくなったりしないで、ただただ驚嘆の映像をストレートに見せてくれるのがいい。 もう、物凄い映像のオンパレード! オリジナルを観ると、当時としてはもちろん素晴らしかった映像も、やっぱり自分の中で補完してやらないといけなかったんですが、その部分を全部キッチリ(ギッチリ)見せてくれる。 「過去の名作SFX映画を最新の映像技術でリメイクしたらどうなるか」に挑んだ映画は数々あれど、ほんとにスカばっかりだ。 その中で、こいつはホントに素晴らしい。  もう一度言います。 絶対に映画館で観ましょう! ただし、開演直前に、オシッコしぼり出してからネ  でないと、チビるよ?
とっすぃさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-26 21:33:58)
👍 1 😂 1
193.1933年のオリジナルにとても忠実に描かれていてとてもよかったです。ジャングルでの恐竜や巨大な虫、ブロードウェイの街を暴れまくる姿やエンパイヤステイトビルによじ登る姿、どれも忠実でオリジナルで興奮した僕の心としてはとても嬉しかったです。オリジナルの良さをそのままに、現代のVFXを駆使し、リアルに再現する。どれも観てみたいと思っていたものばかりでした。ピーターのオリジナルへの愛情や尊敬を見て取ることが出来ました。全てがリアルで、キングコングのサイズを等身大で感じることが出来たのもとても大きかったです。キングコングの感情やアンの想いをストレートに表現し、キングコングにさえも感情移入してしまいました。映像の素晴らしさだけでなく、ストーリーの面でもとてもリアルで、世界恐慌の時代の映写までもリアルで、とにかくリアリティーを追求したのが素晴らしかったです。本当にピーターのリアルを追求し、求める姿勢に心を強く打たれました。そして、ラストでキングコングが胸に手を当てた姿には、思わず込み上げてくるものありました。個人的にはオリジナルと同じくらいの評価と点をつけたいと思います。
ボビーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-25 23:39:37)
👍 1
192.ネタバレ 大猿出るまで長いよ!でも出てからはグイグイと引き込まれました。キングコングの話は多分見てない人でも知っているはずで、私も大まかには理解していました。「金髪美女に恋するゴリラの話」だと。「はぁ?ゴリラが白人男と同じ美的感覚かよ、アホか」と思っていました、ずっと。でも実際観た印象は全く違いました。アレはアンが金髪美人だから好きになったのではなくて、心が通い合う瞬間があったから手放せなくなってしまったのかなと。だってメスゴリラは?メスゴリラいないの?もし自分一匹だけだったら、きっとすごく寂しいはずです、ゴリラくらいの知能があったら。そんなわけで恥ずかしながらコングが捕まるシーンくらいから涙が・・・。特に氷の上で無邪気に遊ぶシーンは泣けて仕方なかった。その後悲しいラストなのは分かってますからね。すっかり猿に感情移入です。PJの思うままの私。てことで、最後のカールの台詞「美女に殺されたんだ」はすっごく的外れな感じがしました。いやいやお前が連れてきた所為で死んだんだろ!
なみこさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-23 20:11:11)
191.まず最初に警告! この映画、絶対家族連れで観に行ってはいけません! 3時間もある超大作ですよ、子供の膀胱が持ちませんて(実際、そういう光景が多々ありました)。かくいうオイラも、舞台がNYに戻る後半戦では漏れそうな膀胱との戦いでした。大抵はドルビーマークが出るあたりまでエンドクレジットに付き合うオイラが、お約束の台詞「いや、美女が野獣を殺したんだ」が出たとたんに席を立ってましたわ(笑)。…余談はさておき。以前からジャック・ブラックの演じるデナムに不安があったんですが、見事的中しちゃってるー。元版のデナムの、あの強烈なマシンガントークが出ないと『キング・コング』って感じがしないんですよね。勢いに巻かれて、船に乗った全員が怪しい島に連れて行かれるという、あの人的迫力に圧倒されるシチュエーションが欲しかったんだよオイラは~(そうすっと30分以上は縮められたと思うし)。でも、他の人物はすごかったです。総じて人物描写が練り込まれ過ぎていて、オリジナルを知ってる観客には掘り下げ方がたまらないです。人物以外にも、元版ではインチキ感丸出しだった原住民の踊りがNYで再現されてるあたり、クーパー監督とオリジナル版の揶揄にもなってますね(ちなみに最初の代役探しのシーン、「フェイ・レイはRKOの映画に出演中です」「クーパー監督の?」の台詞で爆笑したの館内でオイラだけ…寂しかった…)。「オリジナル版っても所詮は見世物映画よ」なんて思ってるオイラとしては、ここまで掘り下げて描写してくれるのが嬉しいし、感動でもあります…オープニングに流れる曲の歌詞で、いやおうなく監督のコング映画への愛がわかってしまいますな。一瞬ではあるけれど、コングは世界のてっぺんに立つんですよね…。コングとアンの二者の愛情が、様々なシチュエーションを重ねるうち、徐々に深まっていくのも見事。「野獣と餌」から「王と道化」へ、そして対等の関係へ、それ以上の悲しい絆へ。アンを被弾させまいとして自分を盾にし、エンパイアステートビルの展望台をグルグルと回り続けるシーンでは涙が止まりませんでした。あれは、それまでの丁寧な描写が焦点を結んでオリジナルを超えた、素晴らしい瞬間だったかもしれない。映画そのものより、オリジナルへの溢れる愛/コングへの深い理解が素晴らしかった。そこにヤラレてしまったのかな。多少の不満は目を瞑り、9点で行きます。
エスねこさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-20 17:26:15)
👍 5
190.絶叫マシーンに乗せられたまま3時間すぎました、という感じ。みなさんの仰るとおり、いろいろ細かいことを気にするときりがないかもしれませんが、実によくできたファンタジー。私も76年版をリアルタイムで、しかも生まれて初めて観た洋画がそれだったもので、P.ジャクソン監督同様、結構思い入れが深いのですが、こんなにコングを愛してくれてありがとうと言いたいです。この季節にいいクリスマスプレゼントをいただきました!
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-19 19:13:36)
189.ネタバレ 初日、深夜の渋谷での鑑賞だったが、観客が50人以下というかなりヤバ目の入りだった。アメリカでも多少苦戦していると聞いているが、「夢」への実現のためにこれほどの情熱を傾けられ、ジャクソン監督の私財を投じられて創られた本作が、後に続く者への希望となるように、収入面においても挽回していって欲しいと思う。
内容は、30年代オリジナルに存分なオマージュを捧げながら、70年代リメイクで本来描きたかったものを更に2、3歩進めたようなものを描き出した。
アクションに関してはもちろん文句のつけようがないが、コングとアンの関係を丁寧に描き出しているのが好印象だ(70年代リメイクはこの部分で完全な失敗を犯している)。
このため、アンのコングに対する気持ちに全く違和感がない。コングの孤独を知り、優しさを知り、その強さを知り、惹かれていく過程及び信頼関係が強固に築きあげられていく様を非常に丁寧に繊細に描いている。また、束の間のスケートデートなども微笑ましく(決して擬人的ではなく動物的なのもよい)、そして一緒に観た夕陽がとても印象的に用いられている。コングがエンパイアステートビルに登ったのは、アンと過ごす時間を誰にも邪魔されたくないという想いから登ったのではないかと思ったが、二人で観たあの夕陽をもう一度死ぬ前に一緒に観たかったという想いもあったからかもしれない。
それにしても、ブロディの描き方が中途半端な気がする気がする。愛する者に対するコングの一途で強い真っ直ぐな「愛」と、ブロディの気持ちは強いが、想いが伝いきれない煮え切らない「愛」の対比を訴えるべきではなかったか。それが現代の煮え切らない人々への強いメッセージとなるのではないか。
余談であるが、恐竜の走るスピードは、種類によるが、自転車並と言われているだけあって、人間の走るスピードより若干速い感じに描かれているのは科学的にみて合致しているように思われる(監督はリアルな恐竜を描くつもりはないらしいが)。
また、ナオミワッツが粉雪の舞うニューヨークで、あんな薄着でも大丈夫なのかという疑問をもつと思うが(映画での話であるが)、実際にもクソ寒い東京でのプレミア試写会でもコートも着ずに薄着でファンサービスに務めていたという話もあり、これもまた問題ないように思われる。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-18 19:21:53)
👍 1 😂 1
188.ネタバレ 凄かったです、映像と効果音、身震いがしましたよ。
見る前は、「ヒロインがナオミ・ワッツ?いまいちパッとしねーなぁー、ジャック・ブラック?コメディアンなんか使ってんのかよ・・・、エイドリアン・ブロディー?うわ!戦場のピアニストじゃん、ま~しぶといからね、顔に似合わず・・・」と全然期待ゼロだったんですけど、これが予想に反して素晴らしい演技でした、しかしなんと言っても、キング・コングでしょう、暴れっぷりも見事なら、表情が素晴らしいアンに対して、すねてるところなんか微笑ましい映像でした。
高所恐怖症、昆虫嫌いの方は要注意です。
みんてんさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-18 01:47:43)
😂 1
187.ネタバレ 「キングコング映画」を今まで一度も観た事がない私でも、今絶頂の監督ピーター・ジャクソンの映画史上最高の「映像」は、どうしても見たかったのです。アンが意を決して、船に足を踏み入れた後からは、まるで心地良いジェットコースターに乗っているような感覚でした。間違いなく世界最高峰の映像でしょう。恐竜の宝庫のようなスカル島で、コングとTレックスとの壮絶な対決があるのですが、ここでコングの尋常でない強さが、縦横無尽に発揮されます。その様子はもう開いた口が閉まらないくらいに圧巻の一言です。この時点で観ているほうは息切れ寸前でしょうが、人間の想像の限界を超えた凄まじい映像は、我々に休む暇すらも与えずに、また更なる映像を投げかけてきます。ここまで来ると、まさに問答無用。監督の徹底した娯楽主義・潔さに、みんなで万雷の拍手を浴びせたい気持ちでいっぱいです! さらには、みなさんの熱いレビューにも拍手です。
花守湖さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-17 21:21:32)
👍 2
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186.ネタバレ みんな10点つけてる中、きまずいな^^; CGI担当しているワタは、LOTRでもそうだったけど、不気味な湿った雰囲気の映像はすばらしいね。これはILMやデジタル・ドメインよりもアドバンテージがあると思った。でも、やっぱりアラが気になる。狭い通路での草食竜追いかけっこや、タイムズスクウェアのコング大暴れは、ちょっと違和感が(恐竜の動きのぎこちなさはオリジナルへのオマージュでしょう)。正直なとこ、5年後のCG技術で観たかったなぁ。。。カラいこと書いてしまったけど、今年上映の中では文句ナシのナンバー1。76年版リアルタイム経験組なんだが、あの時よりも、コング初登場シーンにワクワクし、コングの咆哮に恐怖した。ぜっっっったいに、映画館で観てもらいたい。
ダブルエイチさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-16 21:11:18)
185.ネタバレ  『キング・コング』という映画を今まで見たことがない私にとって、これが『キング・コング』初鑑賞。正直、巨大ゴリラに興味は無かったのですが、『髑髏島』と『恐竜』に心引かれて見ちゃいました。結果、すんげー面白かったです。
 私は、映画のジャンルによって求めるものが違います。ドラマにはストーリー。アクションには爽快感。法廷劇には勧善懲悪的カタルシス。そしてSFやアドベンチャーに求めるものは、何といっても映像です。そーゆー意味では、この作品は最高にファンタスティックでエキサイティングでスリリング。コングも良いけど、恐竜が良い。そして何と言っても昆虫軍団がアツイ。暗くじめじめした場所での昆虫軍団の猛攻はマジでキテます。T-Rexから逃げたこんだ木の中にいる巨大ムカデ。大型草食恐竜の大群にまじって襲い掛かってくる小型の肉食恐竜。逃げ隠れたかと思いきや、上の茂みから顔を出す新手の小型肉食獣。こーゆー芸の細かさがたまらない。この監督さん、クリーチャー好きが何を見たいのかがちゃんとわかっていらっしゃる。こんなにオタクの心の隅々まで満たしてくれるような映像の数々をありがとう。もはやビッグネームな監督さんなのに、こんなにオタクまっしぐらな映像つめこんじゃうなんて、尊敬に値します。
 この映画は、一部、万人向けではないのかもしれません。でも『気持ち悪い生き物』や『恐竜』に心躍らせちゃうような一部のマニアには絶対ウケる作品ですね。
 映画として、ストーリーや細部の設定につっこみ所は多々あり。『最初の一時間が長すぎる。』『デナムが自分勝手すぎて感情移入できない。』『ドリスコル⇒ダロウ。ダロウ⇒キングコングのような恋愛感情や親愛の情が生まれるプロセスが説得力不足。』などなど。『ダロウ⇒キングコング』にいたっては、もはやストックホルム症候群の一種と言えるかもしれません。
 でもそーゆーところを踏まえても、この映画は面白い。こーゆーSFパニックアドベンチャーが大好きです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-04-08 23:25:24)
👍 3
184.ネタバレ コングの他にも恐竜がいっぱいで、まるでジュラシックパーク状態。
これってコングのありがたみが減っているような気はする。
ただ、コングとティラノザウルス2頭との戦いは大迫力。
凶暴なコングが頼もしいスーパーヒーローに見えてくる。
ドリスコル一行が不気味な生物の大群に次から次へと襲われるのも悪夢のようで手に汗握る。
こんな恐ろしい生物がうようよいる島なら、ヒロインが一か八かコングにすがってしまうのも無理はない。
危機一髪でコウモリに助けられるなど都合のよい場面は散見されるが、エンターテイメントに徹している。
コングをクロロホルムで眠らせた場面から、次はニューヨークの劇場に場面が一気に飛ぶ。
オリジナルもそうだったが、どうやって船にあの巨体を運び、ニューヨークまで連れて行ったのかが謎。

鎖を引きちぎって暴れまくるコングに歩み寄るアン。
氷の上で滑って戯れるコングとアンが、デートを楽しんでいるかのようで微笑ましい。
エンパイヤーステイトビルから朝焼けを眺め、「美しい」というアンの表現を覚えていたコング。
そこには二人の確かなコミュニケーションがある。
ナオミ・ワッツも魅力的だったし、シリーズの中では一番おもしろかった。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-24 21:43:50)
👍 2
183.ネタバレ これを見たのは、一緒に長年暮らしたペットが加齢から来る病気で死んでしまい、2ヶ月くらいがたった頃でした。ペットというよりも、もう家族でしたね。ナオミ・ワッツがコングと接する所や、終盤のシーンでは彼女と同じ気持ちで見ていたんでしょう。涙無しには見られませんでした。言葉がわからずとも動物と人間の間に出来る絆、痛いほどよくわかります。
シバラク・オバマさん [地上波(吹替)] 8点(2010-07-18 21:51:26)
182.ネタバレ どの場面も疾走感、臨場感、自然の美しさを良く捉えており、映像が素晴らしい。今までの映画で映像が大迫力の映画は?と聞かれたら、素直にこの映画の名前が出せるほどの出来です。巨大生物達も全然チープな作りではなく、実際に存在するんじゃないか!?と感じさせるぐらい。ぜひ映画館でこの大迫力を楽しみたかった。ストーリーは前半は船旅、中盤スカル島、後半都会をぶらり旅の構成で各1時間ずつの計3時間。長い上映時間であったが、全く飽き、中だるみも無く見れた。それらを感じさせる暇が全然無い。コングの感情の変化も大変良かった。最初は人形を初めてもらったがきんちょのような感じだったが、途中から割れ物注意!の如く、アンを献身的にモンスターから守り抜くマッチョマンに変貌。島から脱出する際には、とても悲しげな顔をしており、咆哮もまるで「アーーン!!」と呼んでいるような印象をうけた。そして、ラストは愛しのアンが美しいと喜んだ景色を見せたくて、無防備なビルの頂上まで行ったんだろうな~。これらの経緯があり、コングが息絶えるシーンは胸にくるものがあった。ヤツはホントに立派な漢でした。
とむさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-07 09:48:16)
👍 1
181.ネタバレ 髑髏島にたどり着くまでは長く感じたけど、その後はあっという間でした。ナオミワッツがキングコングの前で踊るシーンや、キングコングの頭を岩が直撃したシーンは館内で笑いがおこるなど、ちょっとした笑いもありました。
ボクマンさん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-14 02:31:30)
180.ネタバレ 大迫力のスペクタクルで楽しませてくれる一方、人間ドラマとしても秀作だ。最初のニューヨークからヴェンチャー号での航海の流れはこの映画には不可欠な部分だと思う。スカルアイランドに着くまでの間、多数のキャラクターたちが登場するがその描写に無駄がなく的確であり、アクションの見せ場であるスカルアイランドでのドラマを支えている。暗示的な台詞の使い方も巧い。この一連の流れが物語りに深みと感動を与えている。またスカルアイランドでコングとアンが心を通わせていく過程も丁寧に描かれて、コングがビルに登っていく理由も感動的だった。ピーター・ジャクソン監督のルーツでもあるコングへの情熱や愛をスクリーンから強く感じた渾身の一作。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-14 23:26:51)
👍 1
179.ネタバレ B級な香りがしたけれども、3時間あっという間でした。
巷では、CGがダメだの、都合良すぎだの叩かれているけれども、要はジブリとかPIXERだとかの実写版だと思えばいいのです。
冗長すぎるムシのシーンとか恐竜のシーンを削って2時間そこそこなら満点なのですが。
ただ単にあいつはもう一度、アンと一緒に夕日を見たかっただけなのに・・・。
雲の上からさん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-13 20:24:07)
178.いやーっ、とにかく迫力の映像に圧倒されっぱなしの3時間でした。ピーター・ジャクソンがロード・オブ・ザ・リングを離れ選んだのはキングコングのリメイクだと聞いて驚いたが、見てみると納得の内容で随所にロード・オブ・ザ・リングでも使われた映像技術を見ることができた(映画館で見なかったのが悔やまれる)。キングコングと言う忘れかけていたテーマをここまで引き上げたのには感心した(今年みた映画の中で一番の臨場感)。それにしても相変わらずこの監督の映画は長いです。調べたらキングコングがニューヨークに来るまでに2時間30分、その内島に入ってからニューヨークまでが1時間30分かかってます(笑)島のシーンに力を入れているのは分かるけどこれはやりすぎですね(その他のシーンも長いっす)。なんだかんだ言ってもこの映画を見てピーターの実力を再確認したのは事実、次はどんな作品を撮ってくれるのか楽しみにしてます。
taka-104さん [地上波(字幕)] 8点(2007-08-12 14:09:16)
177.映画館でも見たのですが、エクステンディッドエディションが出たので見てみました。劇場版は島につくまでが退屈だったけど、どこがどう長くなったのかわからかったもののこちらは眠くなることなく一気に見ることが出来ました。個人的にはラストの台詞は好きではありません。原作そのままですが、あれじゃコングがかわいそうすぎると思います。
dilfyさん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-16 20:10:59)
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【点数情報】

Review人数 236人
平均点数 6.92点
000.00%
100.00%
252.12%
372.97%
4104.24%
53012.71%
63715.68%
75222.03%
84418.64%
93615.25%
10156.36%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review19人
2 ストーリー評価 6.66点 Review30人
3 鑑賞後の後味 6.65点 Review29人
4 音楽評価 6.28点 Review28人
5 感泣評価 6.00点 Review27人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 
音響効果賞マイク・ホプキンス[録音]受賞(音響編集賞として)
音響効果賞イーサン・バン・ダーリン受賞(音響編集賞として)
音響賞クリストファー・ボーイズ受賞 
美術賞グラント・メイジャー候補(ノミネート) 
美術賞ダン・ヘナ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
監督賞ピーター・ジャクソン候補(ノミネート) 
作曲賞ジェームズ・ニュートン・ハワード候補(ノミネート) 

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