映画『アイランド(2005)』の口コミ・レビュー

アイランド(2005)

[アイランド]
The Island
2005年上映時間:136分
平均点:5.73 / 10(Review 173人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-07-23)
公開終了日(2005-11-25)
アクションサスペンスSF
新規登録(2005-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-05-27)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・ベイ
助監督ジョシュ・マクラグレン
ケニー・ベイツ(第二班監督)
エリック・ブレヴィグ(追加第二班監督)
演出ケニー・ベイツ(スタント・コーディネーター)
サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストユアン・マクレガー(男優)リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン
スカーレット・ヨハンソン(女優)ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン
ジャイモン・フンスー(男優)アルバート・ローレント
スティーヴ・ブシェミ(男優)マッコード
ショーン・ビーン(男優)メリック
マイケル・クラーク・ダンカン(男優)スタークウェザー
マックス・ベイカー(男優)カーンズ
グレン・モーシャワー(男優)Medical Courier
クリス・エリス[男優・1956年生](男優)Aces & Spades Bartender
ドン・マイケル・ポール(男優)Bar Guy
平田広明リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン(日本語吹き替え版)
楠大典アルバート・ローレント(日本語吹き替え版)
梅津秀行マッコード(日本語吹き替え版)
大塚芳忠メリック(日本語吹き替え版)
長島雄一(日本語吹き替え版)
楠見尚己スタークウェザー(日本語吹き替え版)
原作カスピアン・トレッドウェル=オーウェン(原案)
脚本カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
ラミン・ジャヴァディ(追加音楽)
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ラミン・ジャヴァディ(音楽アレンジ)
リック・ジョヴィナッツォ
ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影マウロ・フィオーレ
ミッチェル・アムンドセン(第二班撮影監督)
製作マイケル・ベイ
ケニー・ベイツ(製作補)
ジョシュ・マクラグレン(製作補)
イアン・ブライス
スティーヴン・P・シータ(製作補)
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
ドリームワークス
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
グレゴリー・ニコテロ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
アサイラムVFX(視覚効果)
エリック・ブレヴィグ(視覚効果スーパーバイザー)
美術ナイジェル・フェルプス(プロダクション・デザイン)
衣装デボラ・リン・スコット
編集ポール・ルベル
クリスチャン・ワグナー〔編集〕
ケン・ブラックウェル〔編集〕(第一編集助手)
字幕翻訳菊地浩司
スタントマット・マッコーム
ダグ・コールマン
クリストファー・レップス(ノンクレジット)
その他スティーヴン・P・シータ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ブレイク・ニーリー(指揮)
あらすじ
リンカーン・6・エコーは毎朝同じ夢で目を覚ます。果てしない海、豪華なヨット、そして隣には美しい女の子…だが目覚めた自分は相変わらず。破滅後の地球でシェルター生活を送る、しがない一市民だ。自然が復興し始めた南海の楽園・アイランドへの移住権はまだまだもらえない。ところがある日、管理区画に忍び込んだ彼は、見てはいけないものを見てしまう。警備員に追われたリンカーンは、真実を知るためにシェルターを出ようと決意した。「真実の世界」、それは一体…? 懐かしき管理社会SFを21世紀に甦らせる、自由への大暴走。
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💬口コミ一覧

173.ネタバレ この手の作品は好きなジャンルなので期待しながら見たわけですが予想以上に楽しめました☆まず、アクションシーンについてですが迫力がありますし、車輪と鉄板のシーンなんかは爽快感もあって最高です☆しかし、70階から落ちても2人そろって軽症ですむってところが都合良過ぎますよね・・・生きてるのが不思議なくらいですから。鍛えられた警備兵を軽く倒していくシーンも違和感があるが、ここを突っ込んだらアクションがしょぼくなるので気にしないで楽しむ方が良いのだろうね。リンカーン・6・エコーもわざわざ敵地に乗り込まなくても他の方法で解決する方法があっただろうに・・・確かに精神異常者扱いされるオチになったりするかもしれませんが。ただ、ヒロインが有名人なんだから少し工夫をすれば安全な解決方法はあったと思いますね。そもそも、年寄りのクローンなんかは必要ないかと思います。マイケル・クラーク・ダンカンの印象が強いです。あの、表情が頭から放れないです・・・ボブ・サップみたいだね(笑)唯一、大きく違和感を持ったのはラストです・・・これってハッピーエンドじゃないよね。一般人から芸能人、スポーツ選手のクローンもいるのですが何百人というクローンが脱出しましたが、今後の対応が凄く気になります。って、パニックになるのは目に見えてるので、序盤をテンポ良くしてそこら辺まで製作して解決方法まで見たかったです。都合の良いシーンの連発ですが緊迫感もあったし、「アイ・ロボット」のようなノリで楽しめたので評価します☆
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-26 08:02:57)
172.ネタバレ 今年もあと1ヶ月と迫ったところで、今年のTOP5には入り込むであろうという作品に出会った。ひとまず、この映画が高評価に至ったのには題材のメッセージ性にある。現代人は日常に一般的に科学の最先端の生成物を利用し、また生命科学から生まれた「物」からは格段の利益を受けている。この映画ではその生命科学の生成物が「者」となるわけだが、やはり人間は科学の生成物は「物」であり、「者」であるとは考えない。人間は自分の利益のためには「者」を簡単に犠牲にするというあらわれであろうか。まさに最近起こる紛争やテロはそういった概念から生まれている部分が多いかもしれいないが・・・。そんな醜い部分をありのままに描く、それは今までの「ユダヤ人」に関する迫害の映画で多く描かれてきているから、(決して見慣れてはいけないが)よく見たものとなってきているかもしれない。しかし、その迫害は今となっては過去のこと。この映画で触れられているは未来の事である。それがメッセージ性を強めているは他ならない。現実に人間は現在でも人工的な心肺やまさにスター・ウォーズ顔負けの精巧に作られた腕や足を利用している。己のために。しかし現代人はそれに関してまったく危機感を示さない。それは対象物が本当の「物」だからだ。しかしクローンとは「者」である。現在の自分自身の治療器具は「物」であるの概念を引き継いでクローンが誕生したならやはり「物」が「者」に移行するのには時間がかかるかもしれない。たしかに本作ではオーナーは「者」を「物」として会社側から知らされていたかもしれないが。しかし、少なくとも劇中で「物」を「者」として知ったいる・知った人間もいる。そんな彼らが本当に現実で起こりうるような気はしないだろうか。これこそまさにメッセージである。映画は娯楽であり、芸術の最高峰である。しかしながら世界に通じるメッセージでもある。そんなメッセージも常々考えるのも良いのではないか?
000さん [映画館(吹替)] 9点(2005-12-04 22:53:27)
171.ネタバレ アクション映画だと思っていなかったので見てビックリ。アクション(特に破壊)のすさまじさに2度ビックリ。ストーリー上これだけの破壊が必ずしも必要だとも思えないが、でも笑いが出るほど破壊してくれると、これはこれでマル。終盤の「オレが本物だ」的お約束にはちょいとゲンナリしたが、まぁ非常に面白く鑑賞できた。
んぽさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-29 12:55:53)
170.ネタバレ タイトルだけで見ることにしたのだが、全然島の話じゃない!『私を離さないで』を思い出した。

医療技術の進歩により、本当にコレに近いことが起きそう(起きている?)だと戦慄。
色のない同じような服、栄養重視の食事、徹底した管理生活…、そして恋愛の仕方を知らない若者たち。
下手をすると、クローンじゃなくてもこんな近未来になっちゃうかも!?とも思った。

しかし、解放された白服の人たちはどーなっちゃうの!? 主人公と彼女はどこか遠くへ行ってハッピーエンド♪って。
nina09さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-10 22:37:56)
169.ネタバレ 興行的にはダメだったそうですが、けっこう楽しめました。途中までは「マッドマックス」と「トムとジェリー」を合わせたような感じ。ビルの70階から落下して無傷ってのがすごい。しだいに明らかになる壮大なスケール感は、さすが米国映画です。
しかし、何より興味深いのは「その後」。クローンたちが解放されてハッピーエンド風に終わっていますが、大変なのはこれからでしょう。世の中の事情を何一つ知らない彼らが、どうやって生計を立てていくのか。おそらく生活保護を受けるしかないでしょうが、ただでさえ貧困層に冷たい米国社会の議会が、果たしてそれを認めるでしょうか。それに、彼らが社会に散ったことが知れ渡れば、各地で「こいつはクローンか生身の人間か」という疑心暗鬼が始まります。とんでもない社会不安を巻き起こすでしょう。
しかも、発注元がセレブというのもやっかいです。おそらく彼らにとっては、迷惑な存在でしありません。そこでセレブだけに、いろいろ手を使って保身を図ろうとするはず。そのあたりから「彼らを人間として認めるべきか」という議論が沸き起こり、いっそ殺処分…。とサンデル先生ばりにいろいろ考えさせてくれたという意味で、たいへんおもしろい作品でした。ぜひ「アイランド2」に期待したいところです。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-09 15:32:58)
168.施設の内装、外観ともに実に近未来的で美しい。カメラワークやアングルも自分好みで観ていて飽きない。ストーリはやや物足りなさを感じるが、映像美でおなかいっぱいであった。
最後の船のシーンは短すぎないか!なんかもったいない。
たこちゅうさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-22 18:45:34)
167.クローン物で有りがちな設定だが近未来的な映像が良く出来ていて十分楽しめた。めちゃ速いエアーバイク(?)は格好良かった。
クロさん [地上波(吹替)] 8点(2008-11-17 20:38:47)
166.映像がすごいですね。
ユアンマクレガーがこんなに機敏に動いているところは、初めて見ました(^^)
主役二人が好きなので、私は十分楽しめました。
りえりえさん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-22 11:38:35)
😂 1
165.このタイプのSF映画はすべからく中途半端な娯楽映画と割り切っている私としては、いい意味で予想を裏切ってくれる映画でした。
展開がすぐに読めてしまうのはこの手の映画ではお約束なので、それはまあ良しとするしかないですが、SF的なお約束ディテールもしっかり入ってますし、映画が大詰めに入ってからの展開が意外に速いテンポで、しかもなぜか延々と続くため、見応え感はかなりあります。
中篇程度の内容を力技でむりやり大作にしたような作品なのですが、けっこう成功しているのではないでしょうか。
家族と一緒に見た後に「・・ちょっとしょぼかったね」と言い訳せずに済む、よくできた映画ではないかと思います。
あおやんさん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-06 12:50:52)
👍 1
164.ネタバレ もし、自分が臓器を取り出すためだけに存在していると知ったら、その絶望感はとんでもないでしょうね。そうそう、クローンの主人公の元の設計士が作ったとなっていた船は実在する船のようです。この間、テレビで見ました。たしかすっごい高かった記憶があります。
腰痛パッチンさん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-30 16:13:54)
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163.ネタバレ 近未来SFというと、どうしてもB級感が漂うためスルーしてしまう事が多いのだが、此れはいい意味で期待を裏切る出来であった。最近良くある、無責任に謎を残して終わるでも無く、また起承転結とキッチリと構成されているの点が好感が持てる。正直、今回のオチは特別驚くようなモノでは無かったが、それは革命的な「マトリックス」などの作品が数多く創られ、大抵のモノでは驚かなくなったのが大きいと思う。主役2人は見た目は勿論、いい雰囲気を持っており、今後も注目したい。途中のアクションだけは、如何にもマイケル・ベイであった。肝心のクローンであるが、臓器を取り出すためだけに1人丸ごと創ってしまうというのは、効率からいってもアメリカがやるとは思えない。感情があるからより非人道的と感じるのであって、態々記憶を植えつける理由も分からない。テレビでやっていたが、ヤモリの再生能力を元に、必要な臓器のみを創るという技術の研究が進められているとか。
まさサイトーさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-17 03:32:43)
👍 1
162.ネタバレ で、クライアントを謀殺して身分を乗っ取った主人公(とヒロイン)はともかく、他のクローン難民たちはEDの後どうなるの?主人公責任とってくれるの? …とまあ、映像面やストーリー面でかなり面白い映画だったとは思うものの、終盤から見終わった後にかけてじわじわと腹が立ってくる物語でした。途中で巻き込まれて死ぬ人が多いので、いっそ主人公とヒロインが死んでしまえばいいのに!とさえ思いましたし、ヒロインのクライアントは結局クローンなしでも死んでたんですよーってのもなんか取って付けたような言い訳に感じますね。そりゃもちろん、アイランド行きと思いきや殺されてしまうクローン達のことを思えばかなり悲しいのですが…。会社も会社です、あんなキタナイ部屋じゃなく、せめて綺麗な部屋とかでさり気ないガス使って死なせてくれればいいのに。過大なストレスはきっとクローンの身体に異常をきたしますよ。えーとうーんと、とりあえず主人公の船沈んじゃえ!
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 8点(2006-10-01 23:34:34)
😂 1
161.良かったですよーーー!最初の集団の中とか映画っぽくて!やっぱりテンポよいのもいいですよね。イメージがずっと白!インパクトも白!!最後まで白が印象。
こゆさん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-19 23:52:43)
160.ネタバレ 「パルハーバー」以降、マイケル・ベイはもう観ないと誓ったんですが、これは拾い物!ただ、やっぱり長すぎますよね。100分前後にまとめてほしかった。あとエンディングで黒人の彼が協力するのも陳腐。途中で奴隷の会話が出てきたときに嫌な予感がしたのですが...。
あおみじゅんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-06 20:53:10)
159.ん〜 エロさが足りん!
くまさんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-25 02:08:08)
158.ネタバレ 近未来SFアクション物です。
実世界でも倫理問題になっているクローンを題材にしています。
ドナーが現れないとどうにもならない臓器移植や、
子供の生めない人の代理出産などを目的に、
国家の陰謀がらみで医療会社が密かにクローンを製造。
クローンは徹底した管理の元、15歳程度までの知識と外界への恐怖を叩き込まれます。
クローンの目的はただ一つ「アイランド」と呼ばれる楽園への移住。
もちろんアイランドなんてものは無く、
アイランドへの移住はすなわちクローンの使用目的の達成を意味してます。
そんな中クローンの中にある好奇心がクローンを外界へと導かれ…
と、設定はどっかで聞いたことのあるようなもんですが、
ただテンポの良さと展開の見せ方は凄い良かったと思います。
カーアクションシーンはマトリックス・リローデッドよりこっちのほうが単純に凄いと思いました。
ストーリーよりその場その場の展開で見せる映画だと思います。
期待してなかった分、なかなかの当たり映画でした。
ひで太郎さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-29 13:53:46)
👍 1
157.アクション映画としては、なかなか良かったと思う。
起承転結がハッキリしてて、最後まで飽きずに観ることができた。
ストーリーが、ちょっとシンプルかなと思ったけど全然気にならなかった。
差別や人権問題等いろいろ考えさせられた映画でした。
やっぱクローンは造っちゃダメやね。
解放されたクローン達に本当のアイランドはあるのだろうか・・・。
よしぞーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-12 21:22:11)
156.「ジュラシック・パーク」のクローン恐竜が襲ったのは“彼ら”を創り賜うた人間たちである事で、一種のパラドックス的な面白さを有した作品だったと言える。それに反し、その人間たちから逃げ回るのがクローン自身というのが本作の基本的なコンセプトである。主人公のリンカーンが甘美な夢から目覚めるという冒頭から見ても分かるように、“彼ら”も夢を見るのであり、ロボットやアンドロイド等とは一線を画すという、あくまでも人間の複製であるという事を端的に言い表している。そして人間の持つ根源的な「意思」や「感情」から、やがて「好奇心」や「疑問」が芽生える事によって、彼らは“自分は一体誰なのか?”“何の為に存在するのか?”といった、言わば生きる為の“自分探し”を、逃避行という形で行動に出るのが、大まかなストーリー・ライン。ロボットやクローンが主人公というのも、昨今の近未来を舞台にしたSF映画では珍しくもないが、前述した意味において本作はもう一つの「A.I.」と言えるものであり、スピルバーグ自身が映画化したがっていたのも頷ける。その彼から直接白羽の矢を立てられた以上、M・ベイも今回ばかりは下手な作品には出来ない。結果的には監督として少しは見直した作品となっているが、近い将来に起こり得るというリアリティさを巧みに脚本化した功績が大いにモノを言ったようだ。もっとも、人間の死生観を探究するといった哲学的なテーマよりも、ベイらしいアクション主体の娯楽作品であることに変わりは無く、映画の中盤で炸裂する大スペクタクル・ショーは、いかにも彼らしい躍動感に溢れたものであり、ダイナミックなエンターティンメントとして純粋に楽しめる出来だ。ラストの閉ざされた居留地から地上への脱出の構図は、まさに奴隷解放のイメージそのものであり、それを実現したのが“リンカーン”というのは、シャレだろうか。いや、きっと“ジョーダン”だ。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-04 18:29:25)
👍 1
155.ネタバレ 予告、観せ過ぎ!なんの前情報も頭に入れずに観たら、もっと楽しめたのになぁ。いや、でも楽しかったですけどね、ド迫力のカーチェイスとか。ツッコミどころは多々ありましたな。管理が厳しいわりに何故か基本的なセキュリティーが甘過ぎだったり、倫理的には多少問題あっても何ひとつ悪事を働いていないリンカーン(本物のほう)があっけなく殺されたり(たくさんの人があっけなく殺されすぎだと思うよ、この映画)…。一番オイオイと思ったのは、ハッピーエンド風だけどよく考えたら大問題なエンディング。いろんな意味で、観終わった後に会話がはずむ映画です。ストーリーはわりと古典的なクローン人間もの。クローンものは、倫理面を全面に押し出すと終止禅問答のようになってしまうので、エンターテイメントにするにはこの作品ぐらいなかんじがちょうどいいかと思います。まさに「見た後、率直に面白かったぁ・・って言える作品」てことで8点献上。近未来の街なみ等、CGがリアルでおもしろかったので(飛ぶバイクかっこいい!)0.5点ぐらい追加したいですが。
エムラ兄妹さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-01 01:08:16)
👍 1
154.ネタバレ この映画は、“超大作”というオブラートに包まれたとても“特異”な映画だ。
まさに問答無用の“エキサイティング”という言葉の怒涛のような映画であり、文句なしの超大作という肩書きに異論は無い。ただ、それと同時に、ものすごく“おぞましい”映画でもあると思う。“クローン人間の養殖”を公然と行う営利施設とその職員の存在自体に始まり、その過程での培養と洗脳、“アイランドへの招待”と称したクローンの処理……と美しい映像世界にくっきりと描き出されるあまりに強烈な“闇”。それはまさに人間自体の“闇”ではないか。逃げ出したクローン人間は、ついには、生き延びるために自分自身のオリジナルをも淘汰する。主人公のクローンらの必死の行為は“正義”として描かれるように見えて、実は違う。彼らの行為は“善”でも“悪”でもない。ただひたすらに存在しようとする“生命としての本能”だ。
そういう、人間という一生物としての、ある意味当然とも言える、美しさと表裏一体の“本性”を感じたとき、この映画の“おぞましさ”はピークに達する。
ラストの、奴隷解放になぞられたクローンたちの“解放”は、その壮大な解放感と共に、人間という生物の闇の深淵を感じさせる。

鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-27 01:18:02)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 173人
平均点数 5.73点
000.00%
110.58%
242.31%
3116.36%
4158.67%
53821.97%
65431.21%
72715.61%
82011.56%
931.73%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.05点 Review19人
2 ストーリー評価 5.30点 Review26人
3 鑑賞後の後味 4.84点 Review25人
4 音楽評価 5.08点 Review23人
5 感泣評価 3.05点 Review18人

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