映画『コレクター(1965)』の口コミ・レビュー

コレクター(1965)

[コレクター]
The Collector
1965年上映時間:119分
平均点:7.33 / 10(Review 64人) (点数分布表示)
公開開始日(1965-08-14)
ドラマサスペンス犯罪もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-05)【イニシャルK】さん
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監督ウィリアム・ワイラー
助監督ロバート・スウィンク(第二班監督)
演出加藤敏(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
キャストテレンス・スタンプ(男優)フレディー・クレッグ
サマンサ・エッガー(女優)ミランダ・グレイ
モナ・ウォッシュバーン(女優)アニー叔母
ケネス・モア(男優)(ノンクレジット)
大塚国夫フレディー・クレッグ(日本語吹き替え版【TBS】)
二階堂有希子ミランダ・グレイ(日本語吹き替え版【TBS】)
富田耕生隣人(日本語吹き替え版【TBS】)
松山英太郎フレディー・クレッグ(日本語吹き替え版【1975年テレビ朝日】)
平井道子ミランダ・グレイ(日本語吹き替え版【1975年テレビ朝日】)
島宇志夫隣人(日本語吹き替え版【1975年テレビ朝日】)
岸田森フレディー・クレッグ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田島令子ミランダ・グレイ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲隣人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
鈴木れい子アニー叔母(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
牛山茂(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
土井美加(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田研二フレディー・クレッグ(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
佳那晃子ミランダ・グレイ(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
原作ジョン・ファウルズ「コレクター」
脚本ジョン・コーン〔製作〕
スタンリー・マン
テリー・サザーン(ノンクレジット)
音楽モーリス・ジャール
撮影ロバート・サーティース
ロバート・クラスカー
製作ジョン・コーン〔製作〕
コロムビア・ピクチャーズ
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ジョン・ストール[美術]
フランク・タトル[美術](セット装飾)
編集ロバート・スウィンク
録音ジャック・ソロモン
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💬口コミ一覧

64.ネタバレ  これほど有名な作品でありながら、あらすじを聞いて二の足を踏む作品もないであろう。自分自身がそうであった。今回、ようやくDVDで鑑賞した。観終わって率直に思った。もっと早く観ておくべき作品であった。そして、何度でも観たくなる作品である。
 巨匠ウィリアム・ワイラーがなぜこのようなエキセントリックな犯罪作品を、しかも新人に近い若手キャスト二人を起用して製作したのか?実に興味深い。
 貧困と孤独を背負って育った主人公フレディが画学生のミランダに対して抱く、ソフトでいてねちっこい征服欲。その背景にみえるのは、英国における階級社会の軋轢であったり、インテリに対する不信であったりする。例えば、ピカソの絵の解釈をめぐり、こんな絵は駄作だと唾棄するフレディに対し、傑作だと反論するミランダ。フレディはそれを権威になびいているだけだと一蹴するところは、“わかったつもりで優越感に浸っている”インテリの欺瞞性を衝いているようで面白い。いずれにしても、普段なら鼻も引っかけられないインテリ学生をここぞとばかり論破(?)することで権威や流行を貶め、留飲を下げているかのようだ。だが、現実にこんな風に紳士面を脱ぎ捨てて突然キレる男と二人きりで暮らさなくてはならないミランダの恐怖は想像を絶するだろう。その豹変ぶりを物凄い眼の演技で表現するテレンス・スタンプが素晴らしい(本作でオスカーを獲っても不思議ではないのに、ノミネートすらされていないのは首をかしげる)。
 衝撃の結末には、「この世に悪が栄えたためしはない」という言葉が空々しく聞こえる。否、フレディはそれほどの「悪」ではないのかもしれない。ワイラーはフレディをおぞましき精神異常者として描いてはいないのである。例えば、フレディがミランダ誘拐に成功して喜びのあまり雨の中を駆けずり回るシーンは、サスペンスに不似合なほんわかしたBGMが流れ、まるで青春映画のひとコマのようですらある。ごくわずかではあるが、フレディの冗談にミランダが吹き出すシーンなどは、友好的なムードになるのかなと思わせたりもする。察するに、ワイラーは、誰もがフレディのような欲望を潜在させていることを暗示しているようにも思える。恐るべき青春映画である。
あやかしもどきさん [DVD(字幕)] 10点(2021-01-11 17:41:33)
👍 1
63.ネタバレ  私が高校生の頃、日曜洋画劇場で放映され、解説の淀川長治さんが絶賛していたのを覚えています。当時の主人公の吹き替えは、沢田研二さんが担っていました。その後は、ビデオ(字幕)で観て現在に至ります。
 実は、この「コレクター」について、私は3つのバージョンにふれました。一つ目は当映画、二つ目は舞台劇(現在も舞台を中心に活躍中の、日本人の某実力派俳優さんが演じていました)、三つ目が原作小説です。
 原作小説は、主人公と女子画学生の日誌が交互に紹介される形で展開します。画学生の日誌は、一応、恋愛要素を加えているので女性的な面はありますが、基本的には、当時のイギリスの社会批評のような内容になっています。クライマックスも映画とは異なっています。
 一方、映画と舞台劇は、クライマックスを含めた内容や構成がよく似ていました。果たして、【小説を舞台劇にしたものを、ワイラー監督が映画化したのか】、【映画を基に舞台劇にしたのか】は、私にはわかりませんが…。
 さて、私にとって、この類の映画としては、唯一、観ることのできる作品です。ワイラー監督は、それまでの作品同様、一定の礼節を備えた心理劇に仕上げ、テレンス・スタンプとサマンサ・エッガーの演技を見事に引き出していると思います。モーリス・ジャールによる、管楽器を主体にした音楽も独特のもので、あまりサスペンスタッチでないこと(と私は感じましたが、サスペンスらしい音楽だと思ったレビュアーの皆さん、スイマセン…)も、私には観やすい一因かもしれません。
 ただ、この映画を観た当時「このようなことは、現実にはあり得ない」と考え、【特殊な状況下での二人芝居】として割り切りっていたからこそ、観ることが出来ていました。昨今の世相では、非常に現実味を帯びてしまっており、複雑な気持ちになります…。
 さて、採点ですが、ワイラー監督の晩年の傑作として10点を献上します。
せんべいさん [ビデオ(字幕)] 10点(2015-08-23 22:26:45)
62.ネタバレ 妻投稿■昨今のワイドショーみたいに主人公の異常さを際立たせるわけでも、「今の世の中はどうなっちゃったの?」という問題提起をするわけでもない。旦那に「ぶっちゃけた話、主人公を応援していたでしょ」と聞くと「あの男が『僕は君とわかりあいたいからあんなことやこんなことはしない』と上品ぶるまでは」と素直に言っていたあたり、「道端のかわいい女の子をクロロホルムで誘拐してあんなことやこんなこと」という「健全な」男性諸君の妄想を極めて忠実に映像化したものだと思う。■しかし、その後どんな下水な凌辱劇が待っているのかと思いきや、主人公は女の子に優しく接する。しかしその「優しさ」が怖い。私が知る限り「優しさ」と言うものをここまで怖く描いた映画はない。主人公の「異常さ」よりも「優しさ」といった通常は素晴らしいとされる感情をここまで怖く描いたこの映画の勝利だろう。■そういえば現実世界でも(私自身の経験値にすぎないが)女を強姦する上司って凄く優しい。自分が強姦している女の子をまるで運命共同体のような言い方で接してくる。女の子はその支配下において加害者の愛情(愛玩)を受け入れる義務がある。しかしそれでも加害者は満足出来ない。暴力で勝ち取った愛情など信用できないからだ。■さすがに監禁や強姦は極端だろうが、それでも相手をピンで止めるような「優しさ」は日常生活の至る所で見られる。気を付けないと。
はち-ご=さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-08-13 01:04:57)
👍 1
61.この人以外に主演が務まる人はいないね。
M・R・サイケデリコンさん 10点(2003-06-28 13:41:20)
60.他の人の評価を読んでいると、リピート再生にはあまり耐えられないように書かれていますが、私は5~6回以上観ました。(笑)と言うのも主役のテレンス・スタンプにイカレてしまったので、彼のこまやかな、そして独特の演技は、噛めば噛むほど味の出る、スルメのようですよ。主人公フレディの、先進的な流行や進歩的態度、インテリに対する怒りや恨みや嫉妬の狂気じみた感情を、まるごと、そのものとして演じているように思えました。共演のサマンサ・エッガーは、この映画以外では名を知らない女優さんですが、最後の死ぬ所はほとんど、演技を超えてました。ほんとに死んだとしか思えなかった。
ベリンモンさん 10点(2002-07-06 00:55:34)
😂 1
59.新潟での少女監禁事件など、最近では、この映画に描かれたようなおぞましい恐怖が現実化している。しかし、怖い時代になったなあ。サイコ系のスリラー映画がお好きな方でしたら、絶対お勧めです。
ヨアキムさん 10点(2001-08-14 12:54:32)
👍 1
58.今見てもショッキングで古びてないですね。同名(原題は違いますが)の作品も90年代に登場していますが、やはりこれには敵わないようです。
イマジンさん 10点(2001-02-13 12:30:30)
👍 1
57.巨匠ウィリアム・ワイラーが放つハラハラ、ドキドキの極上心理サスペンス。サマンサ・エッガーの現代風な女子学生も可愛らしくてテレンス・スタンプが若く、
こういうシリアスな役がピッタリとはまってました。
白い男さん [ビデオ(吹替)] 9点(2008-12-20 10:00:17)
56.ネタバレ うん!これは凄い!単なるサスペンスホラーなんかじゃない何か凄みというものを感じられずにはいられない。まずは冒頭の蝶を追いかける主人公の姿と雨の中、びしょ濡れになりながら笑顔で横たわる姿に思わず共感してしまった。この映画の主人公の取っている行動、それは人間の持っている欲望の全てであり、底にあるのは人として、愛されたい気持ちというものの心理状態を鋭く描いているように感じる。大金を手にした事で会社を辞めた主人公は、誰からも愛されずにいるという思いでいる中で一人の女性を白昼堂々誘拐し、監禁し、そして、監禁した女性を自分の思いのままに操ろうとした挙句に殺してしまうのだが、本当は殺すつもりなどなかったに違いない。私はそう思います。そんな主人公の苦しみを緊張感を持ってじわりじわりと追い詰めて描くウィリアム・ワイラー監督の素晴らしい演出とそんな演出に見事に応えてみせた二人の俳優の名演技が物凄い緊張感を持って最後まで一瞬たりとも眼が離せない凄さ、ここでもワイラー監督お得意の階段を使っての縦の構図の素晴らしい演出が見ることが出来ます。一つだけ例に出すと監禁された女が風呂に入っている所を男が強引に引きずりだして、縛るとそこにお隣の家に住んでいる一人の男がやって来て、その時の階段の上、二階から流れ出す風呂の水、この時の主人公のびくびくした態度、表情、自分が今、している犯罪への意識についての怯えている姿、犯罪がばれやしないかという事に対する恐怖が見事に描かれています。これは完全なる心理劇であって、単なるサイコスリラーなんかじゃありません。主人公が監禁した女性を蝶と同じく扱うという恐ろしさ、ピカソの絵をやぶり捨てる時の恐ろしいほどの迫力といい、本当に恐い。人間の哀しさのようなものがこのシーンを見てもよく解るし、それとこの作品、常に視線は主人公の視線として捕らえているのも素晴らしいです。監禁した女性を殺してしまったた主人公は最後に二人目となる次の相手を探すラストも車の中から見ているその場面も主人公側から見た視線であって、とにかくどのシーンにしても主人公側に立って捉えていて惹き付けられます。これまた間違いなくウィリアム・ワイラー監督による人間の心理といものを見事に描きだした傑作間違いなしの1本です。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-12 21:58:14)
👍 1
55.屋敷内における犯人と被害者。被害者の心中「生きて此処から帰りたい」は手に取るように解るのですが、犯人の本心が奈辺にあるのかを読み取ろうとしても彼女同様に解りません。物語は二人以外のシーンは最低限にとどめ(各シーンの的確さが見事)進んでいきます。一瞬たりとも目が離せず緊張感に息苦しさが増していきます。解り得なかった犯人の本質が、相手が死ぬかも知れない状況でとった二人の行為の違いで垣間見え、ラストシーンで剥き出しにされます。ここで初めてタイトルの意味を思い知らされ、言いようのない恐ろしさを味あわされます。観る者を捕らえて離さない見事な作品でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-22 16:01:37)
👍 1
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54.男女の違いにより視点も受け取り方も異なる傑作、名作は数多くあるが、この作品ではそれが著しく表われるのではないだろうか。この映画でのテレンス・スタンプ演じる主人公の男、おそらく幼い頃からイジメられたり仲間はずれにされたりで、一人孤独な生活を送ってきたに違いない。美しい蝶の収集だけがすべてを忘れさせてくれる唯一の楽しみなわけだが、やがて一線を大きく越え狂気の世界へ入ってゆく。視線を斜めに反らしややうつむき加減に歩く姿は、男である私の心情からするとむしろ哀れみを誘い気の毒でもある。(もちろん監禁は許されぬ犯罪です) 監督は万人が認める名作かつ大作である「ローマの休日」「ベン・ハー」などで有名な名匠ウィリアム・ワイラー。しかし個人的には、本作を含め「必死の逃亡者」など社会の闇の部分を斬新な視点と切り口で格調高く描き切る作品こそ偉才振りを発揮していると思うし、また好きですね。それは、常人と常人ではない人間(常人と紙一重かもしれないが)とを対峙させることにより生み出される独特の緊張感、そして監督ワイラーならではの異色心理劇、とでも言えばよいかもしれない。本作に於いても、見る者を困惑させる意外なラストは当時斬新だったに違いなく、それはあたかも将来起こるべく犯罪を予見しているかのようである。ラング作「M」、ヒッチコック作「サイコ」などのお手本があったにしろ、サイコ・サスペンスの傑作であることに疑う余地はない。
光りやまねこさん 9点(2004-10-22 15:50:11)
👍 1
53.やっぱり風呂場のシーンですね。あのサスペンスは凄い。じっさい心臓バクバクしたもん。
じゅんのすけさん 9点(2003-08-29 18:51:12)
52.同名の97年版よりは、かなりこっちの方が出来が良いと思います。でもこれって本当に“コレクター”でしょうか? その辺は同名の97年版の邦題がマッチしていますね。「コレクター」じゃなく「ストーカー」の話でした。
さん 9点(2002-04-14 01:38:37)
51.地味ですが大変美しいです。
リコシェ号さん 9点(2001-12-02 03:12:04)
50.テレンス・スタンプ演じる主人公の心の闇というか、救われなさに心底ゾッとしました。
このはさん 9点(2001-10-30 17:29:53)
49.これは面白い。そして本当に怖い。ワイラー監督の作品は外さないって本当だ。(ローマの休日,おしゃれ泥棒,大いなる西部,ベンハー)それにしても何かで読んだが,封切り当時主役のテレンス・スタンプがあまりにいい男なので見た女性達が云々・・て本当だったのかな。因みに私は10年近く前,当時付き合っていた彼女にこのVTRを貸したが,「怖かったけど面白かった」という感想しか返ってこなかった・・・。
koshiさん 9点(2001-08-18 23:41:56)
👍 1
48.サイコホラーの傑作。ヒッチコックのサイコに匹敵しうる不気味さ。しかも,心理描写がきめこまかく,その閉塞感,絶望感が観る者に迫る。原作も読んだが,これまた傑作です。お奨めします。
バッテン星人さん 9点(2001-06-26 08:15:35)
👍 1
47.ネタバレ 彼を単なる猟奇的犯罪者、サイコパスと言ってしまえばそれまでだが、ストーリーが実に秀逸であるからして、映画作品として十分に評価に値すると言えよう。
まずは主演二人の演技が自然で、わざとらしさがなく、この悲劇的な話をリアルに感じさせてくれる。

並の作品ならば、終盤のスコップで殴った場面で彼女はなんとか逃げ延び、ハッピーエンドとなるだろう。
だがこの作品はそんな安易なストーリーを語らない。
そこがこの作品の魅力だろう。

舞台になるお屋敷だが、庭に地下壕がありそこには隠し扉がある。
お屋敷の周囲は緑豊かではあるが、近くに家はなく孤立した立地。
このお屋敷が厳かでありどこか不気味で、本作に絶好のロケーションだ。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-05-25 23:22:18)
👍 1
46.ネタバレ テレンス・スタンプ演じるフレディー・クレッグが良いね。自分のことを知ってもらえれば「Maybe, 君はオレを好きになる」と本気で考えてる訳でしょ…。初日はルンルン気分、最終日にはむしゃくしゃして噛み付く。どうしようもない。それなりに隙があり、やりようによってはうまく逃げられそうなところも面白い。そのためにどんな受け答えが正解なのか? どんな態度でいるのが正解なのか? そんな目線で見ていくとミランダに非は無いことは重々承知ながらも、もう少し賢さ…というか狡猾さみたいなものがあればまた違ってたんだろうな…と。女優さんが好みのタイプじゃなかったけど、引きつった表情等は良かったと思うんで減点材料にはせず、8点です。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-31 23:36:09)
👍 1
45.ネタバレ これは怖いですね。皆さんがおっしゃっているとおり、身近な人間として潜んでいそうといった恐怖や、あるいは自分の中で共感出来る部分に主人公の影を感じてみたりと他人事では済ませられない怖さがあります。何よりも怖いのは最後の最後、主人公とヒロイン(ヒロインと視聴者)の価値観の違いが浮き彫りになる場面からの流れです。女は男に対して自分という人間に対する愛情を疑いもしなかった。加害者と被害者という立場の違いはあっても、同じ人間同士という土俵で話していた。しかし男は女に対して単なる蒐集物としての愛着しか感じていなかった。視聴者の感じていた男の視点に関する違和感がここで明かされ、どんでん返しとなっています。さらに続けて、ヒロインは一体何人目の被害者だったのだろう、という疑問まで浮かんでくる結末には脱帽しました。第一級のサスペンスだと思います。
kirieさん [地上波(吹替)] 8点(2011-01-19 23:17:40)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 64人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
311.56%
411.56%
5710.94%
6812.50%
72132.81%
8914.06%
91015.62%
10710.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 9.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.20点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1965年 38回
主演女優賞サマンサ・エッガー候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
脚色賞スタンリー・マン候補(ノミネート) 
脚色賞ジョン・コーン〔製作〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1965年 23回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)サマンサ・エッガー受賞 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
脚本賞スタンリー・マン候補(ノミネート) 
脚本賞ジョン・コーン〔製作〕候補(ノミネート) 

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