映画『チャイナ・シンドローム』の口コミ・レビュー

チャイナ・シンドローム

[チャイナシンドローム]
The China Syndrome
1979年上映時間:122分
平均点:7.41 / 10(Review 70人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-09-15)
ドラマサスペンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-24)【S&S】さん
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監督ジェームズ・ブリッジス
助監督バリー・M・オズボーン(第二助監督)
演出キャリー・ロフティン(スタント・コーディネーター)
キャストジェーン・フォンダ(女優)TV局の報道キャスター キンバリー・ウェルズ
ジャック・レモン(男優)原子力発電所の主任技師 ジャック・ゴーデル
マイケル・ダグラス(男優)報道カメラマン リチャード・アダムス
ジェームズ・ハンプトン[男優](男優)ビル・ギブソン
ウィルフォード・ブリムリー(男優)原子力発電所技師 テッド・スピンドラー
ルイス・アークエット(男優)ハッチャー
ジェームズ・カレン(男優)マック・チャーチル
リタ・タガート(女優)リタ・ジャコヴィッチ
小原乃梨子TV局の報道キャスター キンバリー・ウェルズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村正[声優]原子力発電所の主任技師 ジャック・ゴーデル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
有川博報道カメラマン リチャード・アダムス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
阪脩マック・チャーチル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本マイク・グレイ〔脚本〕
ジェームズ・ブリッジス
撮影ジェームズ・クレイブ
レイナルド・ヴィラロボス(第二カメラ・オペレーター)
製作マイケル・ダグラス
製作総指揮ブルース・ギルバート〔製作〕
配給コロムビア・ピクチャーズ
特撮リチャード・エドランド(ミニチュア撮影)
マイケル・L・フィンク
美術ジョージ・ジェンキンス(プロダクション・デザイン)
リック・カーター(美術監督助手)
アーサー・ジェフ・パーカー(セット)
衣装ドンフェルド
アギー・ゲイラード・ロジャース
編集デイヴィッド・ローリンズ
録音マイケル・ミンクラー
レス・フレショルツ
字幕翻訳野中重雄
その他マーティ・P・ユーイング(プロダクション・アシスタント)
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💬口コミ一覧

70.ネタバレ ずっと記憶に残る映画です。3.11があったからというだけではなく、映画としてこれほど完成度の高い社会派サスペンスは見たことがありません。
最初の原発事故。テレビ局にかかる圧力。隠蔽。しかしリチャード、キンバリーはそれぞれ単独行動をはじめ、真相を調べ始めます。
正直これだけでも面白いのに、ゴデルも単独行動を始め、真実を追究し始めます。そしてある真相にたどり着き、今度は大手の建設会社がからんできます。しかもゴデルに対する脅迫、口封じのための刺客。とうとう犠牲者まで。
さらには原発の無理な稼動を見たゴデルが旧友でもある仕事仲間から反抗され、ついに・・・もう最後まで全く目が離せません。見所が多すぎです。
この映画の醍醐味は、キンバリーはジャーナリストとして、リチャードは真実を放映するカメラマンとして、ゴデルは原発の現場責任者として、それぞれの正義を貫こうとするその姿勢にあります。最初は3人がばらばらに行動しますが、最後は3人がそれぞれの立場で力を合わせるところに鳥肌がたちます。
うまく言葉に表せませんが、とにかくすごい映画であることだけは間違いありません。
見てよかったです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 10点(2011-10-03 02:54:36)
69.70年代には、国家や企業に対する個人の戦いが描かれたサスペンス映画が多く存在します。しかし「カサンドラ・クロス」「カプリコン1」などが、娯楽性に突出しすぎてやや荒唐無稽な設定に苦笑させられてしまうのに比べ、本作は違います。原発事故の恐ろしさ、ジャーナリズム論とは何かを描いた社会性、そしてゾクゾクするようなスリルを観客に与える娯楽性、どちらにも長けた決定的名作ではないでしょうか。J・レモンとJ・フォンダの勇姿はもう忘れられません。演技でこれだけ人を感動させることができるのか、と震えました。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 10点(2009-03-06 03:54:46)
👍 1
68.何もかも凄すぎる。20年以上前の映画だけど、もう完璧。これと同じような映画ができてないってことはこの映画を超えることができないからだろう。
なべさんさん 10点(2001-07-19 22:52:54)
67.ネタバレ チャイナ・シンドロームとは、原子力発電所で起こり得ると考えられる事故の最悪のものを言い、原子炉内部の高熱を事故でコントロール出来なくなり、発電所そのものがドロドロに溶解し、巨大なマグマの塊となって、それ自体の重量でどんどん地中に沈んでいき、地球を貫き、遂にはアメリカの反対側の中国に突き抜けてしまうだろうというところから来ているんですね。

この映画「チャイナ・シンドローム」の公開の前年には、我が日本でも黒木和雄監督の「原子力戦争」でも、ある原子力発電所で、それに至る可能性を含んだ事故が起こったことを、告発しようとした技術者が消されるというシチュエーションを扱っていましたが、このアメリカ映画もまた似たような着眼で作られていますね。

これは、偶然の一致というよりも、原子力発電の安全性に危惧を抱く者は誰でもそのことを考えるのだと思います。
ただ、日本では、それを余り評判にならないATG映画の低予算の小品でしか作れなかったが、アメリカでは、さすがに堂々たるメジャーのエンターテインメント作品として作り上げることに成功していると思います。

そこに、映画人の発想のスケールの違い、ひいては、民主主義の成熟度の違いがあり、また、それを支える原子力発電反対の層の厚さの違いもあるのだと思います。

もっとも、この映画がアメリカで大きな話題になり、興行的にも成功した要因として、封切り三週間後の1979年3月28日、ペンシルヴェニア州スリーマイル島の原子力発電所の二号機が事故を起こし、地域の住民が被曝するという、原発事故としては最大級の事件となり、大統領が自ら対策の指揮に当たるという事態になったからなんですね。

最悪の場合、穴が中国に届くというのはオーバーであるにしても、アメリカ国土の相当の部分が死の灰に覆われる可能性があったと言われ、人々は改めてこの映画に注目したのだと思います。

主演のジェーン・フォンダは、当時から反体制運動の活動家として有名ですが、この映画でも彼女自身がそうであるような役を演じていますね。

ロサンゼルスのテレビ局のニュース・キャスターのキンバリー・ウエルズ(ジェーン・フォンダ)は、ある日、カメラマンのリチャード(マイケル・ダグラス)と録音係を伴って、原子力発電所の取材に出かけたところ、突然、所内に振動が起こり、制御室が大騒ぎとなった。

放射能漏れがわかり、原子炉の運転が停止される。
キンバリーは、この騒ぎをフィルムに収めるが、局の上司に押さえられ放送されなかった。

不満なリチャードは、フィルムを密かに隠し持って物理学者に見せたところ、もう少しでチャイナ・シンドロームになるところだったと聞かされる。

一方、原子力発電所の技師ジャック・ゴーデル(ジャック・レモン)は、原子炉の運転が再開されたものの、なお不安を隠し切れず、調べたところ、事故の原因が建設当時、パイプ結合部を担当した業者の手抜きにあることを突き止め、真相を隠そうとする上役に反対して制御室を占拠し、言うことを聞かなければ、核物質を漏らすと脅し、キンバリーたちテレビの取材班に真相を発表する。

発電所側は、ジャックを騙して射殺し、真相を闇に葬ろうとするが、キンバリーたちは勇気を持ってそれを発表するのだった。

この映画は、こうした時代の核心を鋭く突いた、社会派映画の秀作だと思います。
dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2023-11-07 18:30:55)
66.ネタバレ “大企業は悪、マスコミは善”という幻想が蔓延っていた(今じゃマスコミも大悪であるのはバレてしまってますけど)いかにも70年代のアメリカらしい作風だけど、本作はその衝撃性では歴代企業告発もの映画ではトップに位置するんじゃないでしょうか。なんせ劇場公開12日後にあのスリーマイル島原発事故が起こり、しかもその原因が劇中と同様の人為的なミスだったわけだから、まさに映画史上屈指の予言映画だと思います。劇中でもスリーマイル島事故でも結局破滅的な結果にはならなかったけど、わずか7年後にソ連でも人為的エラーでチェルノブイリ原発事故が起こり壊滅的な被害が発生してしまったわけで、単純に“大企業が悪”とは言えなくなったわけです。 ジャック・レモンはコメディが持ち味の俳優というイメージが強いけど、実はシリアスな役柄においてこそ本領を発揮するタイプなんだと思います。と改めて力説したくなるほど、本作での彼の演技には圧倒されます。とくにラストにかけての三十分間の緊迫感は、彼の演技無くしては成立しなかったでしょう。ジェーン・フォンダはいかにも彼女らしい適役でしたが、やはり特筆すべきはマイケル・ダグラスの功績だと思います。大俳優の息子とはいえ弱冠30代の彼がプロデュースしなければこの映画は誕生しなかったわけでなんですから。彼は俳優としても非凡ですけど、プロデューサーとしても引けを取らない実績を残してきた人なんですね。 結局チャイナシンドロームが起こらなかった結末は今風では物足りない感はあるでしょうが、かえって現実世界に向かって警告を与えるような社会性を持たせたと感じました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2023-10-09 22:33:35)
65.割と古い作品だが、社会的問題の隠蔽工作を企てる恐ろしい作品だった。証拠隠滅のためなら、殺人も厭わないという、まさにハラハラ出来る快作だ。東日本大震災の東電原発所長、東電、メディアが三つ巴で牽制しあい、なかなか真実が報道されなかったのを思い出した。この作品がいかにリアルなものであったかと思う。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 9点(2017-08-15 04:40:09)
64.ネタバレ 私が感じたことはほとんど【あろえりーな】さんが書いてくださったので、補足だけ。
本作で反原発の活動家がやっていることは、現在とほとんど変わりません。「子どもたちの未来を考えて」とか、どこかの政党のスローガンみたいですね。「企業利益優先」という点とあわせて、どちらも当時から基本的に同じ。進歩しないのか、それが究極の形なので進歩しようがないのか知りませんが、こうしたところも、本作が古びていないことを表していると思います。人間の本質を突いているのかもしれません。原発にしろトンネル崩落事故にしろ、本当に恐ろしいのは人間である、と。
あと、脚本がうまいと思う。特にゴデルが尾行を振り切れず、発電所に逃げ込んで籠城に至るプロセス。最後に大ごとにならなかったのも、「生き残って事実を伝える」というメッセージが感じられて好印象を持ちました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-08 16:39:19)
63.ネタバレ 原発の危険性を題材にした作品ではあるが、実を言うと原発に反対する映画ではない。そうではなくて、利益の為に真実が歪められ、安全性を蔑ろにする企業と、その企業に加担し報道を自粛するメディアを問題にしている。そしてこの図式はなにも原発だけでなく、鉄道に航空機に自動車、建築物に工業製品、人間が作り出す全てのものと業界に言える普遍的なテーマなのである。だからこそ本作は、今から30年以上も前に作られ、報道カメラがフィルムであるという古さを感じさせれる内容でありながらもその中核部分は決して色あせないのである。技術者ジャックはまさにヒーローであるが、彼のような英雄は周囲が敵に囲まれているが故に孤独でもある。目の前には、巨大企業が作り上げた不条理の壁がある。命を狙われ、カーチェイスをやってのけ、銃を奪って篭城までしてでも、人々の生命と安全の為に真実を救い出そうとした。この一人の孤独な英雄に、ここまで強く共感を持つ映画は他にあまりない。それ故に、サスペンスフルで娯楽作としても良く出来てると思う。また同時に、このような題材でシリアスな意欲作を作り上げるハリウッド&アメリカという国の懐の深さも驚嘆せずにはいられない(しかも公開直後にスリーマイル島の事故が発生してます)。あらためて申し上げるが、これは「反原発」という単純な映画ではない。この作品は、観客一人一人に、あなたはキンバリーやジャック側の人間ですか?それとも、利権のためだけに生きている企業側の人間なのでしょうか?ということを痛烈に問いつめているのである。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-13 19:38:18)
👍 2
62.近代社会になくてはならない原子力発電。事故の恐怖と人間のエゴイズム、会社員の悲しい性が絶妙な絡み具合で、十二分に起こりうるサスペンスフルな展開に圧倒されます。ジャック・レモンのシリアス演技も見事で、自らの良心と葛藤している表情は素晴らしいです。原発関係者に見て欲しい映画だけど、絶対に見ないでしょうね。
C・C・バクスターさん 9点(2004-06-10 13:22:11)
61.この映画、「マスコミ=正義」「原発=悪」というイデオロギー臭い部分に注目してしまうと、何だか胡散臭い映画になっちゃうんでしょうけど、まずそれ以前に、サスペンスとして無類の面白さを持っている、この点で、私は大好きですね。原発で発生した異常事態を発端とし、ドラマは複数の舞台で同時進行しつつ、やがてクライマックスへと収束していく、のっぴきならぬ展開、実に興奮させられます。盛り上げるシーンでも音楽は使用せず、役者の演技とカメラによって見事な緊張感を作り上げており、中盤の操業再開のシーンだって、もう目が離せないドキドキもの。一人称的視点を避け、観る者を、特定の登場人物よりもドラマ自体へ感情移入させて引っ張っていきます。この映画は、「原発に反対」するための映画ではなく、「組織と個人の確執」を描いた映画です、そして、その確執を最も効果的かつ絶望的に示す道具立てとしてここでは原発が選ばれた、という事でしょう。確かに原発の問題点を(やや極端な形で)突いた映画ではあるけど、その問題点とは、実は普遍的なものでもあるのです。いや、あまり言い訳っぽく本作を弁護するのは止めましょう。この映画は、単純に、面白いのですから。
鱗歌さん 9点(2004-04-03 23:35:27)
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60.ジャック・レモンに尽きるね。だんだん鬼気迫る演技をものすごくうまくしてた。この映画が公開された直後に実際にこういうことが起きたって浜村淳が言ってたけど今思うと・・・怖いっす。さり気にカメラマン役でマイケル・ダグラス出てた。わっかー。
M・R・サイケデリコンさん 9点(2004-01-31 12:01:36)
59.私にとっては、鬼気迫る内容でした。私は原発とはまったく違いますが、安全性管理の規制を受けている業界に勤めていたことがあります。そこで外部委託先がインチキをしていたことが判明してかなりヘビーな状況に陥った経験があり、その当時の緊迫感がよみがえりました。この作品は勿論フィクションですが、同様の事が日常茶飯であることはその手の業界人なら皆判っていることなのに、責任感がないのか、想像力が貧困なのか、軽く考えている人があまりにも多すぎます。原発の問題という見方だけではなく、もっと広く安全管理の問題を描いている、いつの時代にも通用する作品ではないでしょうか。
shakuninさん 9点(2004-01-31 05:07:07)
👍 1
58.企業という枠組みの中に身を置くと,事の大小・金額の大小にかかわらず,自分の地位・身分を守るために人間はミスを隠すという行為をする。内部告発することによって自分の身に危険が迫るという極端な例もあるけれど,たいていは社会的な地位や企業内での身分の保証を考えてのもので,どれだけ重大なことかという事が二の次になっているケースが多い。この作品でも同じで,たまたまメディアの人間が事故発生時に現場に居合わせなかったら,メディアの人間が事後調査をしなかったら,大事故に発展していたのかもしれない。20年以上前の作品だが,これと同じことが現在でも現実に起こりえる,あるいは起こりかけたことがある話だけに一層恐怖感を誘う。
北狐さん 9点(2004-01-09 13:02:54)
57.序盤、以下のように考えた自分が恥!恥!⇒☆Jレモン:センター柴田背番号7やん、小さく首振ると今にも「ミス・キューブリック」と言いそう、今回はミス・ウェルズよ。 ☆Mダグラス:声で彼とわかる、若ッ。 ☆Jフォンダ:可愛いペットとだけ?ラブシーンないの? ⇒この不謹慎さに気づいてからは、感情移入しっぱなし。発電所を愛し苦しむレモン、利益立場を守る建設会社・電力会社。お上。真実を追い、伝えるダグラス、フォンダ。 迫真の演技力に原発の怖さ、無知の怖さを感じずには……もう終盤は泣きそう。女性も見ましょう、電子レンジがホント憎たらしくなるけど。。
かーすけさん 9点(2003-08-12 23:31:22)
56.ジャックレモンの演技がサイコー!デニーロやジャックニコルソンのようなサイコ役者よりも絶対演技がうまいと思う。ジェーンフォンダの最後のマイクシーンも感動ものです。おすすめ映画です。
マコちゃんさん 9点(2003-06-03 20:40:13)
55.この映画は凄い!チョット辛口な硬派なサスペンスだが、見ごたえは充分。なにせ主演の3人がもの凄い熱演してますから......消されそうになるジャック・レモンが演じるカー・チェイス、早く核心を喋れと焦るマイケル・ダグラス、放送時間ギリギリに番組に間に合うジェーン・フォンダ、実にスリリングに描かれるじゃないか。この映画が公開された後、スリーマイル島の原発事故が起こったらしいが、ホントに現実に起こりうる事故なので怖い。
チャーリーさん 9点(2001-05-03 23:53:40)
👍 1
54.要点を早く喋れ、早く! 手に汗握りました。技術者・経営者・テレビ局 三者のせめぎ合いが見応え満点でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-04 17:34:49)
53.画像は古く年代を感じさせますが、サスペンスたっぷりの社会派告発映画です。2度目の鑑賞で今回は東日本大震災後でした。同じ事を身近に体験しないと当事者の思いは真に共有できないと痛感させられます。この中での企業やメディアのやり取りを見ていると今も昔も原発に関わる状況は殆ど変っていないように思えます。我々自らの繁栄のためには国や企業に対して体制側でない監視システムが重要で、それにはメディアの役割は不可欠だと思います。多くの人の行動に影響を与えているメディアには、あくまでも客観性第一の姿勢で臨んでいただき、こうあるべきだ式の意図的な報道だけは避けてもらいたいものです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-14 21:42:39)
52.ネタバレ ひじょうにスピーディで無駄な要素がない見応え十分な一本。機材やコンピューターあたりに古さは感じるが、実は根本的に何も変わってない、企業やマスコミや人間の利害関係について深く訴える映画ですね。あえてエンターテイメントの方向に振らず社会問題として切り込んだ脚本が素晴らしい。主役二人は一人暮らしで(Jフォンダはでかいカメが相棒?)そこにくだらぬ恋愛etcはなく家族の描写もなし。そこに若くて生きのいいM・ダグラスがからむキャスティングもナイス。そして電子レンジのCMに隠れる便利さと裏腹の原子力発電と放射能の危険性。今から30年以上も前にこんな映画を造り発表した映画会社はスゴイと感心しつつ、今現在も何も変わってないという現状に、ウームと唸ってしまった次第でゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-06 09:31:59)
51.最後は怒りがこみ上げわななきます。淡々と描かれていますが、すばらしい映画です。ジャックレモンがまたいい味出されていて、本当に考えてしまうことが山ほどです。さすがに今はあんなに細いパイプ一本で、ってことはないでしょうけれど、、、まったくもって恐ろしいことです。未見の方は是非!
HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-23 15:09:21)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 7.41点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.43%
545.71%
61115.71%
72231.43%
81622.86%
91318.57%
1034.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
主演男優賞ジャック・レモン候補(ノミネート) 
主演女優賞ジェーン・フォンダ候補(ノミネート) 
脚本賞マイク・グレイ〔脚本〕候補(ノミネート) 
脚本賞ジェームズ・ブリッジス候補(ノミネート) 
美術賞ジョージ・ジェンキンス候補(ノミネート) 
美術賞アーサー・ジェフ・パーカー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジェーン・フォンダ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジャック・レモン候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・ブリッジス候補(ノミネート) 
脚本賞ジェームズ・ブリッジス候補(ノミネート) 
脚本賞マイク・グレイ〔脚本〕候補(ノミネート) 

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