映画『俺たちに明日はない』の口コミ・レビュー(6ページ目)

俺たちに明日はない

[オレタチニアスハナイ]
(ボニーとクライド 俺たちに明日はない)
BONNIE AND CLYDE
1967年上映時間:112分
平均点:7.19 / 10(Review 224人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-02-24)
ドラマ犯罪もの青春もの実話ものロマンスロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アーサー・ペン
キャストウォーレン・ベイティ(男優)クライド・バロウ
フェイ・ダナウェイ(女優)ボニー・パーカー
ジーン・ハックマン(男優)バック・バロウ
エステル・パーソンズ(女優)ブランチ
マイケル・J・ポラード(男優)C・W・モス
ジーン・ワイルダー(男優)ユージン・グリザード
野沢那智クライド・バロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田夕夜クライド・バロウ(日本語吹き替え版追加録音【WОWОW】)
平井道子ボニー・パーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林優子ボニー・パーカー(日本語吹き替え版追加録音【WОWОW】)
大平透バック・バロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
福田信昭バック・バロウ(日本語吹き替え版追加録音【WОWОW】)
渡辺美佐〔声優〕ブランチ(日本語吹き替え版追加録音【WОWОW】)
大木民夫フランク・ヘイマー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野田圭一ユージン・グリザード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
今西正男(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
矢田稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
神谷明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
槐柳二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石森達幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロバート・ベントン
デヴィッド・ニューマン[脚本]
ロバート・タウン(ノンクレジット)
撮影バーネット・ガフィ
製作ウォーレン・ベイティ
配給ワーナー・ブラザース
美術ディーン・タヴォウラリス(美術監督)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
衣装セアドラ・ヴァン・ランクル
編集デデ・アレン
スタントモーガン・フェアチャイルド(ノンクレジット)
その他ロバート・タウン(スペシャル・コンサルタント)
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

124.ネタバレ 実在のボニーとクライドによる強盗旅行を追体験できるアクション・ロードムービー。何よりもあのラストシーン、無数に放たれた銃弾を浴びてハチの巣になる二人が衝撃的です。悪党が逃げ切ることはできない、まさしく悪党に明日は有り得ないのです。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-17 23:09:38)
123.人間としての“何か”が明らかに欠損している情緒不安定な男と女が、出会い、滅茶苦茶に共に生き、そして共に死んでいく物語。 二人の主人公に対して、微塵も共感できない映画だった。「面白い」と感じられたかどうかも微妙だ。 でも、何だろうこの観終えた途端に生じた「興味」が尽きない感覚は……。

“ボニー&クライド”という強盗カップルの名称自体は知っていたが、この有名な映画が彼らが主人公の映画であるということを観る直前になって初めて知った。
原題(「BONNIE AND CLYDE」)知っていれば、そんなことは明らかだったろうが、「俺たちに明日はない」という邦題からは、西部劇の印象に近い古風なアクション映画のイメージを勝手に持ってしまっていて、そのことが長らく今作を敬遠してきた大きな理由だった。

だが、ある評論を読んでその認識があまりに大きな間違いだということを知った。
そして初鑑賞に至り、この作品が、現在の映画という娯楽を構築する紛れもない主軸である「暴力」というエンターテイメント性の“礎”となった映画であるということを思い知った。

もちろん、現代人である自分にとっては、この作品で映し出される“暴力性”に斬新さや革新的なものを直接感じることはなかった。
しかし、この映画が持つ“意気込み”みたいなものの異様さは、ひしひしと感じた。
フェイ・ダナウェイの淫靡な唇の大写しから始まり、踊り狂っているかのように無数の銃弾を受け続ける主人公らのラストシーンまで、映画の全編に渡り、公開当時に今作を目の当たりにした人々のあらゆる「動揺」が時空を超えて間接的に伝わってくるようだった。

貧困、抑圧、戦争、格差……あらゆる鬱積を抱えた1967年という時代において、この映画が与えた影響力はいかなるものだったのか。その本質は、その時代に生き、本当の意味で“観たことがない映画”としてこの映画を観た人々にしか分かるまい。
そういうことを味わうことが出来ないのは、非常に悔しい。

ただし、現在もまた幾重にも折り重なった鬱積を世界中が抱えている時代である。
現在における「俺たちに明日がない」が新たに生まれ出ることを渇望せずにはいられない。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-06-10 17:38:18)
👍 1
122.アメリカン・ニューシネマ代表作の一本。
軽いタッチに洒落た作りと、実際にあった犯罪をあくまでカッコよく描いてます。
ウォーレン・ベイティやジーン・ハックマンも良かったけど、彼ら以上に印象に残っているのが、
フェイ・ダナウェイ。個性溢れる魅力たっぷりのいい女ぶりで、インパクトが大きかった。
ラストもいいけど、こちらはもう少し余韻が欲しかったかな。映画らしい娯楽作。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-29 10:55:15)
121.ネタバレ ならず者のボニーとクライド、後半からは制裁を受けてとても痛々しいのですが、自業自得なので複雑な気持ちに…。ボニーとクライドの関係には少し純愛のようなところもあり、良いスパイスになっていました。
*まみこ*さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-27 23:20:16)
120.ラストシーンだけと言えばその通りかもしれませんが、そのラストシーン全てのカットが脳裏に焼き付いて離れません。
akilaさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-02-21 02:06:44)
119.ネタバレ あまりにも非情なラストが有名なアメリカン・ニューシネマの代名詞的作品。道を外れているのにどこか憎めない、アンチヒーローの造形が圧倒的。
j-hitchさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-21 21:24:50)
118.アメリカン・ニューシネマの先駆けとして、本作が当時の映画ファンに与えた影響は凄まじいものだったであろう。 
タブーへのチャレンジがこれでもかと繰り返される。セックスの隠喩、過激なバイオレンス描写、犯罪者(アウトロー)をカッコ良く描き、警官(権力)を悪役のように描くなど。あらゆるものへの反抗精神が随所に見られる。

ただ、当時はかなり刺激的な作品だったのだろうけれど、さすがに今見ると「普通に面白い映画」という感じ。「ニューシネマの代表作」ということを念頭に置いて、その歴史的価値を噛み締めて見るべき映画だと思う。

ボニー役のフェイ・ダナウェイが凄くハマっていた。それに対し、ウォーレン・ビーティがどうも全く悪人に見えない、というかクライドという役を美化し過ぎているように感じてしまった。まあ、あまりにもリアルな悪人を描くと観客が全く感情移入できなくなるから仕方なかったのかもしれないが。
やたら喚きまくるブランチに終始イライラ・・でもイライラさせられるって事は、それだけ役になり切った素晴らしい演技をしていたという事なのだろう。 

暴力的でありながらも、美しく儚い有名なラストシーンは、この映画に相応しい最高のラスト。この映画が当時、生まれるべくして生まれたものであるということを物語っている。作品の内容においても、製作者の心情においても、本作は紛れも無い「青春映画」と言えるのではないだろうか。
おーるさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-11 14:39:07)
👍 1
117.次第に迫る破滅を感じつつも絶望的な逃避行を続けざるを得ない二人の苦悩がよく描かれていたと思います。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 22:02:01)
116.遠い昔に観たがBDをいただいたので再視聴。なんと言ってもエンディングが印象的。F・ダナウェイが素晴らしい、この映画はこれにつきる。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-07-25 04:42:57)
115.ピクニックに参加した、年老いたボニーの母親の哀しさが身につまされた。
きーとんさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-24 00:14:52)
スポンサーリンク
114.ネタバレ 1、 いわゆるニューシネマの”代表作”とされるこの作品。(いわゆる代表と呼ばれているので、ということは、一般的に優れている作品という意味ととる。ただ、アメリカンニューシネマ、いこーる優れた作品群という意味ではない。念の為。ただのオールド。ニューです。)このあたりは数年遅れて、名画座で2度みました。(当時2本立てだったのでしょっちゅうやってた)当時、中高生であったわたしはハリウッドには”ニューシネマ”がある。じゃー日本は?”にっかつロマンポルノ”だ!と連想しており、えれー違いだと思ったモンです。(いや!ロマンポルノといってもナメてかかれません。もっともナメたくなってしまったり、、^¥-¥、、、、??!!。)なにが言いたいかというと、”ジーンハックマン”です。
2、 カンバセーション、ポセイドン、コレのハックマンはよかった!最近の大御所のハックマンはキライですねえ。目をそむけたくなることがある(世代論)。3、 けっこう年上の世代の方に、バンジョーの音がいいねえ!うんぬん、”バンジョー音楽”の良さを言うひとがいました。当時はわからなかった。いまは少しだけ、イイとおもう。4、 ラスト、一斉射撃直前、緑の茂みがユレルのはいいですねえ。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-04 18:08:04)
113.実はあまり好きな映画ではないのですが、何度も見ている映画です。本作でスターに駆け上がったフェイ・ダナウェイがあまりにも魅力的だし、ボニーとクライドを演じたフェイとウォーレンの二人は勿論のこと脇を固めたジーン・ハックマンの存在も効いています。この新人女優をアーサー・ペン監督がいかに惚れ込んだかは冒頭のフェイ・ダナウェイを見ればよ~く分かりますね。やはりあまりにも有名なラストシーン(蜂の巣にされる直前に二人の顔を一瞬アップで捉えるのですが、この一瞬で見せる二人の表情が印象的です。)は初めて観た時は衝撃だったし、リアルタイムで本作を見た人達にとってはもっと衝撃的だったことでしょう。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-23 22:20:21)
112.あぁこの作品はこれが原型かというものがいくつもありますね。男優さんも女優さんも「キマッて」ますね。いまひとつ犯罪への動機付けや「不能」に関して弱い感じはしますが今見ても良くできていると思います。年を取ってくるとあの母親の気持ち、父親の想いが痛いほどわかります。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-09 20:59:48)
111.ネタバレ 昔洋画劇場で見ていますが、最後以外は覚えていません。というわけで初見と変わらないと思いますが、案外よかった。どの程度事実に即しているのかわかりませんが、とりあえずこの映画での主人公二人は、けっこう「普通の若者」として描かれています。有名な強盗にしては、最初はドジだったり、予想外に人を殺すことになって動揺したりと、悪い面は薄められているようです。その一方で、冗談を言ったり互いを気遣ったりと、恋人同士であることを印象づける描写が多かったと思います。また、二人が強盗を成功させて「有名」になっていく過程は、台詞で説明されているだけ。強盗する場面自体、それほど多くはありません。要するに、二人の青春物語であるという面が強調されているようですし、そのような映画であると思って見ると、若者らしい言動に共感を覚えたりします。最後ばかりが有名ですが、実はそこに至るまでの関係を丁寧に描いていることがよくわかりました。そちらの方に引き込まれます。
そう思ってしまうのも、主演の二人が素晴らしいからでしょう。ウォーレン・ベイティがこんなに二枚目で格好いいとは思わなかったし、フェイ・ダナウェイの美しさはいまさら言うまでもなく。ハックマン以下の共演者も、曲者ぞろいで魅力的。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-09 21:45:59)
👍 1
110.昔の車は今の車より盗みやすいのだろうか?
なにげない家族の日常のようなものが多く描かれていたりと
ややしまりのない展開のようにも思えるけれども、
人間ドラマが丹念に描かれているところはよい。
アウトローとして追われる身となることの恐怖も感じられる。
1930年代のカントリーののんびりとした光景もよい。
しかし最後は少々嫌なものを見た気分になる。
さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-16 01:07:17)
109.ネタバレ 初鑑賞の時はまだ子供で、「不能」がよく解らなかったこと、ラストで正に息を呑み、心臓がバクバクして眠れなかった記憶がある。さて、もう少し大きくなってから実話ものであること、そして衝撃のラストも事実に基づくこと、クライドが不能なのはフィクション(実際はバイセクシャル)とを知った。そこでまず感じたのが反感「実在の犯罪者、しかも強盗殺人という重い罪を繰り返した犯罪者をこんなにスタイリッシュに描いていいのか?!」、そして恐怖「あの蜂の巣にされるのが実話なんて・・・」。が、反感の方は大恐慌と禁酒法の暗い世相から、うっぷんを晴らすようなボニー&クライドが、凶悪犯罪者にも関わらず、義賊的に扱う支持者が多かったのもまた事実と知り、色々考えさせられてしまった。そういう事実があったなら、あの描き方でいいのかもしれないけど、やっぱり美化してるような…ここんとこの結論は出ない。なんかもやもやしたままだ。「クライドが不能」ってフィクションは中々に上手いんじゃないだろうか。犯罪そのものが2人を繋いでいたことがより強調される。それから衝撃のラスト…蜂の巣にされたってのは事実なんだから何を言っても仕方ないが、あれが今でも怖くて怖くて仕方ないのは私だけ?何が怖いって生け捕りにせず、公開処刑(見せしめ?)よろしくあれを実行したアメリカって国が怖いというのもあるが、そんな理屈を抜きにしても単に怖いのよ。銃弾飛び交うアクションなんか、腐るほど観てるのに…。万人に強い印象を残す、という意味で衝撃の実話をそのまま持ってきたのは映画としてコレクトなんだろうけど、あのラストがかっこいいように言われてるのが(そしてそれを意図して作ってるように思えるのが)、なんかどうもね。エステル・パーソンズのアカデミー賞受賞演技は流石。生存していた本人が怒ったらしいけど。私としては評価の難しい映画なのだが、点はとりあえず「印象度」で高めにしておく。
あっかっかさん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-06 13:09:53)
👍 1
108.見終わると切なくなります。途中までの痛快で楽しい道中は最高でした。
すべからさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-24 18:52:06)
107.ネタバレ クライドかっこええな。中盤の銃撃戦、そしてラストシーンが壮絶でした。
ギニューさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-27 20:03:20)
106.カラー画像初期なのか、どうも人工的な色合いだったけど、それがまたこの映画の雰囲気をよい感じでかもし出していた。助演女優賞をとったあのおばちゃんの演技、観ている時は「ホントにうざいおばちゃんだな!」と思ったが確かにあれが演技となればそれはアカデミー賞とるだけあるなという感じだった。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-19 18:04:18)
105.面白かったです。
STEVE-Oさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 09:39:09)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 224人
平均点数 7.19点
000.00%
110.45%
231.34%
300.00%
494.02%
5167.14%
64017.86%
76428.57%
83616.07%
93917.41%
10167.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.41点 Review17人
2 ストーリー評価 7.94点 Review18人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review18人
4 音楽評価 7.66点 Review12人
5 感泣評価 8.85点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

1967年 40回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ウォーレン・ベイティ候補(ノミネート) 
主演女優賞フェイ・ダナウェイ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジーン・ハックマン候補(ノミネート) 
助演男優賞マイケル・J・ポラード候補(ノミネート) 
助演女優賞エステル・パーソンズ受賞 
監督賞アーサー・ペン候補(ノミネート) 
脚本賞ロバート・ベントン候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・ニューマン[脚本]候補(ノミネート) 
撮影賞バーネット・ガフィ受賞 
衣装デザイン賞セアドラ・ヴァン・ランクル候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1967年 25回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)フェイ・ダナウェイ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ウォーレン・ベイティ候補(ノミネート) 
助演男優賞マイケル・J・ポラード候補(ノミネート) 
監督賞アーサー・ペン候補(ノミネート) 
脚本賞ロバート・ベントン候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・ニューマン[脚本]候補(ノミネート) 

■ ヘルプ