映画『ペイ・フォワード/可能の王国』の口コミ・レビュー(17ページ目)

ペイ・フォワード/可能の王国

[ペイフォワードカノウノオウコク]
Pay It Forward
ビデオタイトル : ペイ・フォワード
2000年上映時間:123分
平均点:5.95 / 10(Review 332人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-02-03)
ドラマファンタジー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-18)【TOSHI】さん
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監督ミミ・レダー
演出バディ・ジョー・フッカー(スタント・コーディネーター)
キャストハーレイ・ジョエル・オスメント(男優)トレヴァー・マッキニー
ケヴィン・スペイシー(男優)ユージーン・シモネット
ヘレン・ハント〔1963年生〕(女優)アーリーン・マッキニー
ジェイ・モーア(男優)クリス・チャンドラー
ジム・カヴィーゼル(男優)ジェリー
ジョン・ボン・ジョヴィ(男優)リッキー・マッキニー
アンジー・ディキンソン(女優)グレイス
マーク・ドネイト(男優)アダム
キャスリーン・ウィルホイト(女優)ボニー
ティナ・リフォード(女優)校長
進藤一宏トレヴァー・マッキニー(日本語吹き替え版)
田原アルノユージーン・シモネット(日本語吹き替え版)
小林優子アーリーン・マッキニー(日本語吹き替え版)
てらそままさき(日本語吹き替え版)
斎藤昌グレイス(日本語吹き替え版)
宮本充リッキー・マッキニー(日本語吹き替え版)
青森伸トールセン氏(日本語吹き替え版)
木下浩之(日本語吹き替え版)
落合弘治(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
清水理沙(日本語吹き替え版)
脚本レスリー・ディクソン
音楽トーマス・ニューマン
編曲トーマス・パサティエリ
撮影オリヴァー・ステイプルトン
スティーヴン・S・カンパネリ(カメラ・オペレーター)
製作ピーター・エイブラムズ
スティーヴン・ルーサー
ロバート・L・レヴィ
製作総指揮メアリー・マクラグレン
配給ワーナー・ブラザース
美術レスリー・ディリー(プロダクション・デザイン)
ローレンス・A・ハッブス(美術監督)
編集デヴィッド・ローゼンブルーム
字幕翻訳松浦美奈
スタントウィリアム・H・バートン
その他メアリー・マクラグレン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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💬口コミ一覧

12.ネタバレ 感動しました。だけどなんだったんだろうって感じで印象がぼやけます。
主題がどこかつかめなかったです。
主役のオスメント君って当時は天才子役なんていわれてましたっけ。
独特の美少年で天使のような顔してますね、、、
それにしてもおもしろい顔ですね!
彼が世界を変えようとする話でしたっけ?
彼は普通の少年ですが聖人のようになって観客に伝えます。
彼の提案は面白いと思いました。「恩返しは出来ないんだ」なるほど。「それを次に渡すんだよ」そんなことは初めて聞いた。そんな感じで
なんだかユニークな視点で良いことを伝えてます。

いままで滞っていた善(みたいなもの)が少しだけ動き出しそうになるのがこの映画のいいところです。

実際に善意を渡されても「それが続かないんじゃ?」「次に渡さない人がいるのでは?」と思ってしまうのは、やはり自分がそれをやる自信がないからです。
トレバーのいっている事は正しい、、、ただそれは理想だ、、、と思ってしまうのは、僕が次に渡さない人間だと思うからだ。
「誰もやらないだろう」と思っていたら、それは「自分がやらない」でした。
アルコール中毒の父親、、、憎むべきですが、それを受け入れる母親も問題。
本来は子供を守るべき母親が女の立場でアル中男を選んでしまうというのが許せない。
火傷を負った先生、、、ベッドシーンではホラー映画のようなグロすぎる演出だった。
糞ガキどもは、臆病なクセして粋がってナイフなんて持ってんじゃねぇ!頭にくるなぁ!
残念なことに火傷の跡のシーンの生々しさと、ナイフのシーンの怒りが強く残って、
人を癒すところが漠然としてしまいます。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 5点(2012-03-08 22:38:54)
11.ネタバレ  「非常に勿体無いなあ」というのが正直な感想ですね。
 「自分が受けた恩を他の3人に返す活動」という非常に興味深い題材を、素晴らしいキャスト陣が演じるというのに、どうしてこんな仕上がりになってしまったのかが良くわかりません。まあ、簡単に言えばファンタジーのように見せかけたドロドロの昼ドラという感じです。

 まあ、アメリカという国が「ペイ・フォワード」という素材をおとぎ話としても成立させられない位病んでしまっているということなんでしょうか・・・・・。個人主義・自由であることの重圧は非常に伝わってきました。
TMさん [地上波(吹替)] 4点(2012-11-17 11:10:58)
10.ネタバレ 良いことを言ってるようなのだけど、鑑賞後にはスッキリしないものが残った。それはトレバーが死んだからではない。結局、この映画の中には自分の息子に火を放って満足感に浸る奴とか、更生すると言い続けて出来ない奴とか、イジメを制止された程度で人を刺し殺すような奴がいる。善意を拡げて行く提案も、一部の者の間でしか巡回しないような限界を覚えるのだと思う。また、一日一善的なアクションでは無く、誰かを「幸せ」にするというニュアンスだけど、他者の「幸せ」を量るのはとても難しいことだと思う。少なくとも、自分を犠牲にしてやることではない。事故性が高いけど、イジメの制止に入ったことでトレバーは彼を刺した少年の「不幸」を当確にしました。そのあたりにもテーマに対する矛盾を覚えるのだと思います。ラストシーンはトレバーの遺志が継がれて行くという描写ですが、「死んで2階級特進」的にも見えて好きじゃない。穿った見方をしていることを自覚しつつも、もう少し上手いまとめ方があったように思う作品でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-31 00:33:10)
👍 2
9.ネタバレ クソみたいな世界を変えるために、三人に善意を渡してその輪を広げていく。
善意のマルチ商法的拡散ともいえるが、ユートピア的アイデアでうまくいくはずもない。
それで世界がよくなるほど性善説はとれないけど、理想としてはそうあってほしいとは思う。

火傷のコンプレックスから勇気を出して踏み出したシモネット先生と、それを受け入れたアーリーン。
母との情事が少年に見つかって慌てふためくシモネット先生が微笑ましい。
シモネットには暴力父にガソリンで大火傷を負わされた酷い過去があり、少年に自分の姿を重ねて気にかける。
この三人を軸に話は展開していくが、これらの役を演じたオスメント、ヘレン・ハント、ケヴィン・スペイシーがとてもいい。

少年が苛められている同級生を助けて殺されてしまうのは、現実を思い知らされる。
現実社会のニュースでも同様の事件が報じられるたびに、正義感や誠実さがバカバカしくなってくる。
追悼に集まる群衆の姿は、少年が大きな影響を残したという救いとして描かれたのだろう。
でも、それは本当の救いとは感じられず、映画としては少年を死なせてほしくなかった。
後味はけっして良くない。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-02 22:15:22)
8.結末がひどすぎる。

ただ、母は本来の意味通りであるアダルトチルドレンの典型例だなーと。
アルコール依存症の母に育てられ、本人もまた依存症…
子供を愛していると言いながらも理性的に感情を制御できずぶったり、飲まないと誓ったお酒を飲んだり、男(子供の父親)に依存したり…。
こんな痛い母親、実際にいるんだろうなーとリアルに見ることができた。

登場人物の痛々しさにリアリティがあったのは良かったが、結末は…
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-14 20:15:10)
7.公開当時以来の久々鑑賞。
少しだけ、少しだけ無理のない範囲で、普段はできない赦したり分たりしようかなって思う映画です。無理は良くない。映画もそう言ってるよ!
吹き替えで見たのですが、当時字幕で見た時は気づけなかった、ケビンスペイシーの語り口調の変化が見えて良かった。吹き替えも悪くないね。
ところで、割と好きなんですが、思いのほか評判悪く驚き。ラストの展開だよね。
ぬーとんさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-03-24 02:29:05)
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6.もっといい映画だと思ったけど、とんでもない映画だった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-04 00:42:05)
5.ネタバレ ネタバレします。

最後、少年は死にます。
いじめられっ子を助けようとして逆に殺されます。

3人の人間に善い行いをしていく活動が国中に広がっていくという話が、個人的な教師と母親の恋愛模様も描かれていて、まあまあ面白かったのですが、ラストを無理やり感動させようとしたオチに、正直ウンザリしました。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-30 20:31:00)
👍 1
4.ネタバレ まあまあ、面白い。けれど、やっぱり唐突な感じがする。唐突その1 なぜ彼はあのアイディアを着想したのか?(浮浪者とのやりとりがきっかけのようだけど)、唐突その2 どうして、あんなに老成した聖人のような感じにたどり着いたんだ(記者のインタビューのシーン)、唐突その3 なぜ、先生への善意が自分の母親と引き合わせることなのか、唐突その4 なんで死んでしまうのか。というか、監督は彼を殺す選択をしたのか。唐突な成り行きと道徳的なメッセージ。つまり、なんか寓話みたいなんですよ。現代を舞台にしたイソップというのがワタシの本作の解釈です。ココロには残るけど、なんかモヤモヤする。以下余談。「利他」という考え方なんだとは理解していますが、このアイディアを厳密に考えると、そう簡単に善意を受け取れなくなりますよね。善意のネズミ講が飽和した先には、相当窮屈な世の中があるようにも思われ。なんて考えてしまうのが、日本のロクでもないワタシです。
なたねさん [DVD(字幕)] 6点(2021-12-08 20:22:54)
3.ネタバレ この作品に対して「世界は贈与でできている」の著者が、当該著作の中で”主人公少年が人に与えてもらってないのにもかかわらず、人に与えてしまったから死なざるを得なかった”という謎の解釈をしており、気になったので見てみることに。当該著者の解釈には真っ向から同意できないことを確認できてよかったです。あえて彼がなぜ死んだのかを考えてみるとしたら、志は尊くても、実現可能性がほとんどない手法では簡単に世の中が変わるわけもなく、作品が非現実的なお花畑作品と評されないために、かつ、健気な志が視聴者の印象に残るように、作者によって殺されたと解釈できるでしょうか。迷解釈に至る糸口すら見出すことができませんでした。終盤の展開には賛否があり、否の方には「感動の押し売り」というような意見もあるようですが、唐突過ぎて感動の匂いを一切感じることができず、そこまで思い至ることすらできませんでした。
camusonさん [インターネット(字幕)] 4点(2023-02-09 21:42:11)
👍 1
2.「Pay it Forward」は「次へ渡せ」ではなく、「先払い」という意味です。「先に良い行動をすれば、後になってそれが自分に帰ってくる」、「いま誰かを助ければ、いつか誰かが自分を助けてくれる」という意味です。この映画だと「先に3人に親切なことをすれば、あとになって3人が自分に親切にしてくれる」という意味です。日本の映画配給会社、翻訳者や評論家たちは少し意味を勘違いしているように思われます。ハーレイ・ジョエル・オスメント、ケビン・スペイシー、ヘレン・ハントの3人の演技はとても良かったです。ハーレイ・ジョエル・オスメントが刺殺されたのは、結局良いことをしても殺されてしまうほど世の中は理不尽ばかりです、ということを伝えたかったのでしょうか。。。多くの車のヘッドライトが列を作ってこちらに向かってくるラストシーンの俯瞰ショットは「フィールドオブドリームス」のラストシーンと全く同じですね。制作スタッフたちは誰もそれを指摘しなかったのでしょうか。。。
みるちゃんさん [インターネット(字幕)] 4点(2023-09-23 01:27:28)
1.ネタバレ ケヴィン・スペイシーがケヴィン・スペイシーらしからぬ役どころで残念。彼にはもっとイヤらしくひねくれてもらわないと、本領を発揮できない気がします。単なる厄介者のボン・ジョビというのも珍しい。
それはともかくこの作品、よく言えばねずみ講の逆流バージョン、悪く言えば新興宗教誕生物語という感じ。いずれにせよ違和感が募ります。インネンレベルのケチをつけるとすれば、善意の境界線が恐ろしい。電車で3人の老人や妊婦さんに席を譲ったら、もう義務は果たしたとばかり、それ以上は譲らなくていいってことにもなりかねません。
そして他の方も指摘しているとおり、少年の死が唐突すぎます。察するに、〝信者〟が一堂に会する感動演出をラストシーンにするためには、〝教祖様〟に殉教してもらうのがもっとも手っ取り早かったってことかなと。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2025-02-16 09:45:18)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 332人
平均点数 5.95点
041.20%
182.41%
2103.01%
3236.93%
4319.34%
55717.17%
66018.07%
75917.77%
84112.35%
9226.63%
10175.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.37点 Review8人
2 ストーリー評価 6.16点 Review12人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review12人
4 音楽評価 3.55点 Review9人
5 感泣評価 5.28点 Review7人

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