映画『不都合な真実』の口コミ・レビュー

不都合な真実

[フツゴウナシンジツ]
An Inconvenient Truth
2006年上映時間:96分
平均点:6.66 / 10(Review 53人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-01-20)
ドキュメンタリーシリーズもの
新規登録(2007-01-18)【みんてん】さん
タイトル情報更新(2017-10-06)【イニシャルK】さん
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監督デイヴィス・グッゲンハイム
出演アル・ゴア〔1948年生〕
ジョージ・W・ブッシュ(アーカイヴ映像)(ノンクレジット)
ロナルド・レーガン(アーカイヴ映像)(ノンクレジット)
音楽マイケル・ブルック
作曲トーマス・ニューマン挿入曲"Blocks"他
撮影デイヴィス・グッゲンハイム(カメラ・オペレーター)
製作ローレンス・ベンダー
ローリー・レナード
スコット・Z・バーンズ
製作総指揮デイヴィス・グッゲンハイム
ジェフ・スコール
リッキー・ストラウス
配給UIP
美術スーザン・ブラッドリー(タイトル・デザイン)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)
編集ジェイ・キャシディ
ダン・スウィエトリク
その他ロバート・レッドフォード(special thanks)
カール・セーガン(special thanks)
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](thanks)
デヴィッド・ザッカー(thanks)
あらすじ
アル・ゴアは、60年代の学生時代にロジャー・レヴェルへ師事した。博士の実験による地球温暖化の証拠で衝撃を受けた彼は、世界で最も早くCO2への危機意識に目覚めた政治家となる。だが、彼が見てきた真実は政界でいつまでも否定され続ける。政治は真実をも否定できるのだ。だったら語る相手を変えるしかない…上院議員アル・ゴアが世界で千回以上開催したという地球温暖化問題の公演を記録した、科学の機知と政治への諧謔が詰まったプレゼンテーション。
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💬口コミ一覧

53.ネタバレ 大統領選で僅差で敗れたゴア氏は、こんなことをやっていたのか。彼は地球温暖化問題、つまりは地球環境問題に長く取り組んできたようで、今は世界中をこの問題の啓蒙のために飛び回っているそうだ。この作品はその講演内容をシンプルに映像化したもの。だから映像的に斬新であるとか目新しいとかいうことはないのだが、今地球に起こっている「不都合」どころではない背筋も凍るような驚愕の真実が、ゴア氏のユーモアを交えた巧みな話術と、豊富なデータによって明らかにされる。皆さん環境問題、地球温暖化と耳タコでしょうけれど、目を背けずにこの現実を見てください。ほんと地球マジヤバイです。しかしこの作品の良いところは、危機を煽るだけ煽って、はいサヨウナラ、ではないところ。アメリカ人らしい、明るさといおうか、前向きさ、といおうか(一番CO2を吐き出しているのは当のアメリカ人なのに・・・)、これだけ絶望的なデータを示しながらもなお「希望を捨てるな、我々は今まで幾多の危機を乗り越えてきたではないか。この人類未曾有の危機も必ず乗り越えられる」と訴える。それは特別なことではない。エアコンの設定温度を上げましょう、公共交通機関を使いましょう、リサイクルしましょう、といったことだ。正直なところ、それも焼け石に水かもしれないと思う。でも、何もしないよりは少なくともましなのだ。
ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-21 01:51:17)
👍 2
52.ネタバレ 「問題なのは無知ではない、知っているという思い込みだ。」 冒頭に出てくるマーク・トゥエインの言葉が、地球温暖化をはじめとする環境問題を推進する上で認識しておかなければならない事だと感じました。日々のニュース等で出てくるCO2削減等の記事を追っただけで、分かったように思っていないだろうか?現在、何が起こっていて今後どうなるのか少しでも分かっているのか?いろいろな問いが観終わった後に自分の中に出てきました。
 ゴアの推測が100%正しいかどうかはわからないし、反論する人も多数いるのでしょうが、とにかく、現在実際に起こっていることを提示してくれただけでも、この作品を観た甲斐があったと思います。
 非常に内容もわかりやすいので、環境問題に興味を持たれた方にはお勧めします。なお、衝撃映像集みたいなのを期待される方もいるかと思いますが、基本的にはゴアの講演会に映像をプラスした内容になっていますのでご注意を。実際、私の周りでもイビキをかかれている方がチラホラ見受けられました。)
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-21 20:16:16)
👍 1
51.ネタバレ 米大統領選に敗れたゴアさんが、その後こんな啓蒙活動をしていたことは今回の映画で初めて知りました。彼はごく当たり前だけれども、あまり皆が考えたくないことをわかりやすく説明しています。北極の氷が解けているだとか、このままいくと20年後には気温が更に上がるとか。しかし、この当たり前のことに皆がきちんと向き合わず、ゴアの主張を無視し続ける政治家が国を動かしていることこそが最も問題なのだと彼は言います。
もうその通りだと思う。もちろん国の政策不安もあるけれど、これから10年20年後の地球がどうなっているか考えたら、子供を産もうと思えないもん。けれど、それが無責任な考えなんですよね。もとより環境問題には興味があるので、これを機会にもう少し現実に起こっていることを真摯に受け止めようと思う。
もし、ゴアさんがあの時大統領になっていたら、世界はもっと違うものになっていたかもしれない。いつかまた彼が日本に来ることがあったら、今度こそ講演を聴きに行こうと思います。
denny-joさん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-03 16:00:40)
50.ブログに長文の感想入れたんで、もういい、書くのしんどい(笑)。
ちょっとオイラが裏を取り切れてない部分もあるけど、昨今話題の捏造はありませんでしたよ。極めて科学的で、それがまた明快で、温暖化問題というよりアル・ゴアという一人の男の知的で熱い生きざままでドキュメンタリーにした感じ(でもなんかこの人、政治家には向かないような真摯さが…)。
補足するべき点として《一羽目のカナリア》で語られた事は、(超スケールアップしてるけど)『デイ・アフター・トゥモロー』で地球がああなっちゃったのと同じ現象です(一応アッチのあらすじ部で概略説明を書いといた)。つまり、あの映画の最初の15分くらいがもう現実に進行済み。このまま行けば、北京五輪の頃には竜巻大集合が、地上波デジタルが普及する頃にはオオカミ大襲撃が見れるはず(大嘘)!

この作品、あえてショッキングさを薄めて作られていると思います。シーンの繋ぎや論理展開やゴアのサワヤカ弁舌はけっこう癒し系。なので、肩肘張らずに観に行くのが正解かな。
今後十数億人が死ぬ事になるであろう事実を前に、不謹慎を覚悟で言えば「リラックスできる環境映像つきの癒しムービー」でした。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-14 03:01:43)
49.ゴアの顔がだんだんシロクマの顔に見えてきた。
デヘデヘさん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-15 15:07:09)
48.これ映画なのかなぁ・・・?

学校の授業を受けているような感じだった。

特に新しい情報は無かった。

何かプロパガンダ的要素を感じてしまい、別の意図があるのでは?と勘ぐってしまう。

ゴア氏の高感度は間違いなくアップした。
憲玉さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-03 03:11:46)
47.結局温暖化防止っていったって自分ひとりの力では何にも解決しないじゃ~んと思っているそこのあなた!(自分含む)にお勧めする映画。プレゼン形式の映画なので所々アルゴアのジョークに受ける聴講者が映るのだが、映画館内の客は誰一人として受けていなかった…。アメリカンジョーク知らないから笑えない…。それにしてもアルゴア!なんかすごい人だった。見直した。
おっちょさん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-06 10:05:04)
46.飛行機の中で見ました。この人がこういう活動をしてるとは全然知りませんでした。ゴアさんありがとう。こういうドキュメンタリーを待ってました。「デイアフタートゥモロー」を見た時も、こういう映画を待ってたよと思ったけど、やっぱり所詮映画って感じで、実感とかなくて、そういうことも起きちゃうかもしれないんだー。へー。位だったけど、これを見てすぐ後に、これからは省エネしないと!!って強く思った。ゴアさんの狙い通り、明白な事実を見せ付けられて、国がなかなか動いてくれないなら個人個人が動こう、事実を知ろう、って思った。なにより、この映画を見ることによって何かプロパガンダ的なものや、ゴアさんの偽善的な面垣間見たらヤダなぁ・・って思ってたんだけど、多分そういうのはないと思う。ゴアさんはきっとこういう人なんだと思う。そう思いたい。だから彼を信じて、ゴアさんの主張を受け入れたい。沢山に人に見てもらいたいドキュメンタリー映画。
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-15 03:56:43)
45.環境問題を扱う教育的な映画でした。私はここの所を勉強したばかりだったので、大変興味深く見ることができました。一方、温暖化について懐疑的な意見もあります。http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka/ondanka.htmがそうなのですが、どちらのいっていることが正しいのかな・・と考えながら見ていました。また、北極海の氷がとけても海面は上昇しない。南極で温暖化が進むと、海面が下降するという意見もあります。が、しかし、グリーンランドの氷河が溶けていく写真とかなどは強烈なインパクトがありました。環境問題を考える良い教材となりうる映画であると思います。
なかがわさん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-01 09:06:13)
44.ネタバレ ドキュメンタリーというか、温暖化という問題を知らしめるための一つのいい宣伝素材という感じで、ゴアさんの見事なまでの講演を堪能することが出来ます。いかに人々にわかりやすく伝えるか、1000回以上もの講演を重ねて来た彼がなし得た、一種のパフォーマンス・アートと呼んでもいいくらい。まずは地球の映像を見せる。カール・セーガンの言葉を借りて、ボイジャーファイナルショットの青い点になった地球を見せる。そしてその星で起こっている事をわかりやすく説明。「これは政治の問題ではなく、モラルの問題だ」は素晴らしい言葉です。何事も矮小化して考える我々の癖をうまいこと指摘してますな。その後はいろいろな科学的データを見せて温暖化の恐怖を教えてくれます。一番印象的なのは、南極の氷が気温の上昇によって穴だらけのチーズ状みたいになっちゃって、一気に崩れ落ちるという話。あれがグリーンランド全域で起きていて、もしグリーンランドの氷床が溶けたら世界の大都市は海に沈んじゃうよって。実に恐ろしい!一番有意義だなと思った話は、経済と環境は両立するという説明。これが対立するものだと思ってる人がまだまだたくさんいるんだろうという事実。これこそが、温暖化阻止にむけての最大の阻害要因かもしれません。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:40:29)
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43.政治家が環境問題に消極的な理由、それは単に有権者が環境問題に関心を持ってないからなんですね。今現在の日本を見てみれば分かります、皆自分が生きている間の福祉サービスや年金が最大の関心事、一見過保護な大人が増えてるように見えるが実は我が子にすら住み良い環境を残そうとすら思ってないんですね。
人面猫さん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-13 00:36:18)
42.映画自体は面白く観れました。
ただ、この映画を観るのと実際に行動に移すのとは全く別のこと。
映画観ただけでは免罪符にはなりません。
したり顔で環境問題を語るのってアホくさい。
彬彬さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-14 09:22:35)
41.さすがに元次期大統領候補だけあって、プレゼンテーションの説得力があった。
HKさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-14 22:46:53)
40.内容もさることながら、ここまで心が引き込まれるプレゼンテーションが出来るアル・ゴアに素直に感動しました。結構長い作品なのですが、環境にとっては絶望的とも言えるデータを集めながら、それでも自分たちはこの状況を何とか出来る筈だと訴えるメッセージが前向きで、何か自分もやってみようという気にさせてくれます。少なくとも観ただけでは終わらない作品でしょう。
kinouさん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-15 16:29:12)
39.ネタバレ (アル・ゴアに対して)非常に頭の良さと論理的な説明の上手さを感じました。
しっかし、数字とグラフが多用されるので決して面白いものでは無い。
学校の授業受けてるみたいと感想書かれた人もいらっしゃいますが、まさにその感覚。
でも、それは意味のあるものであり、その意図は十分全ての人や動植物や環境にメリットのあるものと思います。だから、面白くなくてもね。
ゴア自身の宣伝であるのは間違いありませんが、政治家がその主張を堂々と抵抗勢力からの反発を覚悟でする事に宣伝が悪であると片付けるのはあまりにも全てを意味が無いものとするようで酷であると思います。エンドロールにも支持してもらえないのならせめて環境の為に(あなたが)立候補は?とメッセージがあるように彼は少なくとも(どのような人間であるにせよ)多くの人に影響力を与える事ができるかもしれない少ない人間のうちの1人ではあると思うので、その事には意味があると思う。
彼も言っているように、アメリカと中国がこの意識をする人が増えれば個人個人が少しでも全体で減らせるというのは事実と思います。(だから他が無関係じゃないですよ)世界がこの二ヶ国をこの意識の仲間としてどう参加して行けるように先導的になれるかが鍵のような気がします。だからこそ日本もこの意識を進めるのに意味があるのだと。
で、あれば何も生活全てを全部がらっと変えてロハスになんてしなくても、何か1つこの映画の意識でやってみるでも良いんじゃないかな。少しを多くの人がで。
もっと言えば野焼きだけでも30%なら野焼きをしない方法は?と考えると、世界中の人の意識を合わせるというのが普遍的な答えな気がするので、完全無欠のロハス人間じゃなくても意識するだけで意味は大いにあると映画を観た後に思いました。
森のpoohさんさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-16 00:30:36)
38.ネタバレ 普段観る映画とは違い、楽しみたいというより、どのような内容なのか観てみたいという思いで観ました。
講義とアル・ゴア自身の周りの事を描きながら終始進んでいきます。

環境の変化、人間が地球に及ぼしている影響、これからの予測など驚くことも多く、アル・ゴアの喋り方(英語なのでなんとなくですが...)も上手で、アニメーションなど交えながら飽きずに観られました。

地球に住む一人として、是非一度は観てみて欲しい。
コショリンさん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-25 17:35:53)
37.色々と話題を提供してくれている、本作 と ゴアさん (笑).. 環境問題は、今や世界中の関心事ですね.. 諸説色々有りますが、CO2 の異常上昇は!どう考えても地球環境に悪そうです..そして、地球上の氷がどんどん溶けています..それが分かっただけでも、価値のある作品...
コナンが一番さん [DVD(吹替)] 5点(2007-07-27 14:40:59)
36.ネタバレ 実によくできたドキュメントであり、老若男女問わずに聞き入れるエンタテイメントな講義であり、そして狡猾とも真っ当とも取れるゴア氏の政治的アピールでもある。姉や子供を襲った悲話や、エコにオヨビゴシな政治家(ブッシュ他)のコメントなどに政治家としてのアザトサなんかも見え隠れしたが、日本のどこかのキレイ事とパッシングしか能のない某政党に比べれば極々真っ当だし、至極フェア。やるなぁ、ゴア。日本の政治家もこういう作品を取ってみるのも一興ではないでしょうか。少なくとも国民の政治離れや投票率の低下に一役は買えるのでは?と考えてみたり。…気にし過ぎなのだろうが、どうも政治的な戦略を深読みしてしまう。しかし、ここは素直に警鐘の鳴りの良さに感心してイイと、思います。冷笑する程度の芸しかないニヒリストや、一部の胡散臭いナチュラリストのウザイ熱意に気後れする必要もないと、思います。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-31 00:06:05)
👍 1
35.冒頭でゴア本人がジョークとして語ったように、一瞬だけ大統領になったゴア。あの時、疑惑のフロリダ票が再度集計されていたら、ゴア大統領が誕生していたならば、米国は京都議定書にサインしていたのかな?たらればでゴアを語れば9.11、アフガン、イラクとその後の世界地図が大きく変わっていたかもしれないんだよね、必ずしも日本に望ましい状況になったとはいえないかもしれないけど。ゴミの分別とエアコンをあまり使わない、28℃にする位しかエコ意識のない私ですが、エコバック買うのに行列作ってる人くらいは並びながらこの映画でも見てもバチは当たらないでしょう。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 11:32:46)
34.地球が今いかに危機的な状況にあるかを思い知らされた。このおっちゃんの説明は説得力がある。話の展開がうまい。
映画としては評価できないが素直におもしろかったということで7点。
ばかぽんさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-04 03:45:01)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 6.66点
000.00%
100.00%
211.89%
323.77%
435.66%
5713.21%
6815.09%
71732.08%
8713.21%
959.43%
1035.66%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.57点 Review7人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
オリジナル主題歌 受賞“I Need To Wake Up”
ドキュメンタリー長編賞 受賞 

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