映画『監督・ばんざい!』の口コミ・レビュー

監督・ばんざい!

[カントクバンザイ]
Glory to the Filmmaker!
2007年上映時間:104分
平均点:3.95 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-02)
ドラマコメディオムニバスパロディ
新規登録(2007-02-13)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2024-12-14)【イニシャルK】さん
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監督北野武
キャストビートたけし(男優)キタノ・タケシ監督/吉祥寺太
江守徹(男優)東大泉
岸本加世子(女優)詐欺師・高円寺久美子
鈴木杏(女優)久美子の娘・高円寺喜美子
井手らっきょ(男優)井手博士
宝田明(男優)当て逃げ屋の被害に遭う老紳士
吉行和子(女優)東大泉の秘書
大杉漣(男優)映画「約束の日」科学者・山本役
寺島進(男優)ギャング映画のヤクザ役
渡辺哲(男優)映画「能楽堂」主人公・能面男役
モロ師岡(男優)映画「コールタールの力道山」チンピラ役
菅田俊(男優)ギャング映画のヤクザ役
石橋保(男優)ギャング映画のヤクザ役
六平直政(男優)映画「約束の日」柔道の師匠役
藤田弓子(女優)映画「コールタールの力道山」マサオの母親役
内田有紀(女優)映画「追憶の扉」主人公役
木村佳乃(女優)映画「定年」主人公の娘・明子役
松坂慶子(女優)映画「定年」主人公の妻役
入江若葉(女優)映画「定年」バーのマダム役
仁科貴(男優)
谷本一(男優)家老
柳ユーレイ(男優)
神崎愛(女優)
有薗芳記(男優)
森下能幸(男優)
福士誠治(男優)
芦川誠(男優)
國本鍾建(男優)
坂田雅彦(男優)
伊武雅刀ナレーション
柿原徹也アヒル
脚本北野武
音楽池辺晋一郎
オフィス北野(音楽製作)
挿入曲野村義男(太神楽挿入曲)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル
電通
テレビ朝日
オフィス北野
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
久保聡(アソシエイトプロデューサー)
配給東京テアトル
オフィス北野
特撮納富貴久男(ガンエフェクト)
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
原口智生(ロボット・人形造型)
東宝(美術協力)
日活(美術協力)
小学館(美術協力)
テレビ朝日(美術協力)
シンエイ動画(美術協力)
アサツー ディ・ケイ(美術協力)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
柴崎憲治(音響効果)
照明高屋齋
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力)
池辺晋一郎(指揮)
朝日新聞社(写真提供)
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💬口コミ一覧

38.たけしがタケシ人形を担ぎながら、どんな映画を作ろうかなぁ、と街を彷徨うビジュアルが強烈。これだけで武映画ファンの私は満足。それと、この映画は特報のキャッチコピーが良かったと思う。「次は何を撮るんですか?監督?」 結局のところ、この映画自体には意味がなくて、「次回にご期待ください!」と言いたいだけだったのでは・・・。まさに「代表作は次回作です」 なんというタケシ!
ゆうろうさん [映画館(邦画)] 8点(2008-10-23 02:25:29)
37.ネタバレ これは、最近、流行りの作品に対する批判を描いている。北野武の持つ人間性がよく描かれている。受け狙いなど何処にも感じられない。だから当然、コケる。ヒットもしないし、好き嫌いも分かれるし、評価も割れる。つまらない。駄作だ!という意見のが圧到的である。しかし、この作品はだからこそそこが武の狙いであることを感じて見る作品だ!作品の中でどうすれば大衆に受ける作品を撮れるか?という事を模索しながら、俺は俺のやり方で映画を撮る。だからコケようが馬鹿にされようが金儲け主義には走らない。そういう作品を北野武としてもコメディアン、ビートたけしとしても色んな場面で見せてくれている。あの、ラーメン屋でのバトルなんて如何にも武らしく、ラーメンにゴキブリとか、空手の道場でのやり取りの馬鹿馬鹿しさも武ならではです。北野武自身が本当にやりたい、自由で何処までも馬鹿な、正に監督万歳!北野武万歳な作品です。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-16 19:12:46)
👍 1
36.後半のズッコケ劇の連発は私の笑いのツボからいくと少々くどい感じがしましたが、これはなかなかユニークな作品です。自作自演ながら、あらゆる映画監督への皮肉であり苦言であり、同時に賛辞であり憧憬なのだと思います。そして映画作りがいかに面白くて大変なことなのか、という北野監督、一流のジョーク。個人的には小津作品のマネゴトをしているところが好きです。もし幾分か才能を持って生まれ変われるとしたら私も映画監督になってみたいなぁ。ほんと〝監督ばんざい!〟な作品です。
ミスター・グレイさん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-12 18:17:27)
35.ネタバレ あらゆるジャンルの映画が出てきますが、それぞれ単独でも観たいと思わせるのはさすがだなと。特に昭和30年代が舞台の「コールタールの力道山」が最高に良かった。いちいち入るナレーションが的を得ていて笑えました。武が自らボケ、自ら突っ込むと言うコントを観ている様な感覚だが、監督でありタレントでもある武の脳内で常に行われている事なんだろうな。それにしても、まさに監督・ばんざい!武・ばんざい!だなと。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-02 02:50:41)
34.ネタバレ 肩の力抜いて、カラムーチョ食べながら観たら面白かったですよ。

おそらく映画としては平均点になっている皆さんの低い点数が正解なんでしょうけど・・・

私は変人なんで、こんなバカバカしい映画は嫌いじゃないです(敢えて確信犯的に、こんな下らない映画を作るのは照れ屋さんなんでしょうね、北野監督・・・お茶目です)。

北野監督だけに限らず、様々な映画を世に送り出してくれる世界中の監督達へ“監督・ばんざい”“映画・ばんざい”って気持ちになった私です。

ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2013-11-07 15:34:49)
👍 2
33.ネタバレ 北野武監督の「芸術家三部作」の第二作。オムニバスとして前半に出てくる作品群は実際にたけしの新作映画として企画にあがったものらしく、どうせなら一気に映像化してみようという意図があったのかもしれない。でも、「小津作品に比べて風格がない。」、「これでは目の開いた座頭市ではないか。どうせなら座頭市2をやれ。」などとナレーション(伊武雅刀)に突っ込ませるあたりはヤクザやバイオレンスを絡めずにもっといろんなジャンルの映画を撮ってみたいけど、どうもいまいち自信がなさげなたけしの心情を代弁させているようで、すごく自虐的に見える。(実際はヤクザやバイオレンスがメインでない映画も作っているのだが。)そんな中で「ALWAYS 三丁目の夕日」(劇中でははっきりとは言わないが。)にヒントを得た「コールタールの力道山」はなかなか面白く、これだったらちゃんとした一本の映画として見てみたい気がする。藤田弓子は「泥の河」や「さびしんぼう」の母親役の印象が強い人なのだが、やはりこの母親役も良かった。後半のベタなギャグの連続もそれなりに面白いが、この部分の劇中劇である「約束の日」がSFパニック映画として始まったのに脱線してそれとは無関係のようなコントまがいの映画になってしまうのはどうだろうか。それにやたらとテンションの高い井手らっきょはちょっとくどい。たけし自身は「TAKESHIS」とこの映画はもっとも気持ちが沈んだ最低の状態で作った映画と語っているのだが、「TAKESHIS」のほうが見ているこちらにもたけしの葛藤が伝わってきたのに対し、本作はあまりそういうのは無い。しかし、全体としては「TAKESHIS」よりも単純で見やすく、個人的にはそこまで退屈な感じはなかった。でも、けっして面白い映画でもないので他人には薦めないだろうし、自分ももう一回見ろと言われたらたぶん無理だろうなあ。一応6点。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-06 14:49:50)
32.こういう映画を大手を振って作れちゃうのがすでに監督の力ですね。
批判など知るか、やりたいようにやるんだという強気が伝わってきました。
私は映画に詳しいわけでもないですけど、器用な作りが楽しかったです。
料金的にはレンタルで正解だったかな。しかしどのパートでも暴力シーンが
多発するあたり、あんたも好きねえという感じですがw
私にはコントみたいなマトリックスのパロあたりがピークでした。
あとラストの爆発で見える画家の遺作が・・ぷぷっ。
人形の出る意味は本人の解説でわかりました。さて次の映画は・・アニメ?
ひろほりともさん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-17 12:59:27)
31.これはたけしに染み付いちゃってるギャグや映画のセンス世界大公開。メチャメチャだけど、でも、「この映画がどういう映画かは、観た人がそれぞれどう感じるかで決めてもらったらいい」なーんてバカなことをたけしは言わない。そんでまた、もう一本こういう”自己解体もの”撮るんだって、トホホ。
メロメロさん [DVD(吹替)] 6点(2007-12-06 23:07:51)
30.ネタバレ いやぁもうやりたい放題ですなぁ(笑)。前半は一応、話の筋みたいなものはあるんですよ。特にあの力道山のやつなんてなかなかよくてね、子供達がプロレスごっこしてるシーンが、みんな凄くうまいんですよ、ええ。だけど後半はね、もうメチャクチャでね、意味不明の映像乱発でただただ呆れるばかり。普通に笑えるシーンと、苦笑するシーンとブレンドしましたみたいな。でもこうやっていろんな人から「くだらねー」とか「武はもう終わりだね」なんて言われて、彼はたぶんほくそ笑んでいる事でしょうね。照れ屋さんだから、世界のキタノなんていわれるのが、こっ恥ずかしくて、そんで自分の作品を壊しにかかるんでしょう。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-17 18:38:42)
29.前半の作品の数々はなかなか面白かった。後半は若干だれてはいたけれど、あの井手さんの笑い声は癖になります笑
njldさん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-27 16:13:53)
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28.ネタバレ 前半が特に評価されているが、後半のベタの連続もなかなか笑えるところが多かったです。井出博士なんかは自分の中では結構ツボですし、そのほかにも江守徹の暴走っぷりやマトリックスを彷彿とさせるパロディ、忘れた頃の隕石落下爆発オチ、特に沖縄のアメリカ返還は不謹慎ながら吹き出してしまいました。が、映画館で見るものではない。家で横になりながら一人ひっそりクスクスしながら見るほうがぴったりです。
秀吉さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-09 00:41:10)
27.前作『TAKESHIS’』が今までの監督人生の集大成とするなら、本作は人間、北野武の原点回帰。氏の本質、アイデンティティは、“芸人ビートたけし”なのだと思います。爆発オチなんかお笑いウルトラクイズと同じ。世界的な映画監督、大御所タレント、文化人、コメンテーター。どんな呼ばれ方をしようとも、結局オイラはおいら。ペンキ屋の小倅がたまたま芸人として売れただけ。大した才能なんか持ち合わせちゃいねえよ。そんな心の声が聴こえるよう。ただ、それなら『みんな~やってるか!2』でも良かった。あえて小津作品やALWAYSを揶揄するようなパロディにしたのは、映画関係者及びファンから非難されたいが為ではないかと。巨匠扱いは御免。もう一度、お笑い芸人タケちゃんの軽いスタンスで映画を撮りたい。その前フリとして、世間が持っている監督イメージの破壊を狙ったものと想像します。だからツマラなくて正解。コケて本望な気がする。『監督ばんざい』は、もうお手上げということ。そう考えると、たけし“らしい”と思います。爆発炎上でさら地となった大地に、今度はどんな花を咲かせてくれるのか。今から楽しみです。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-17 19:40:41)
👍 2
26.ネタバレ  北野武の皮をかぶったビートたけしが贈る究極の嫌がらせ映画という感じですね。いかに映画の観客というものが、映画監督に踊らされているのかを思い知らされる作品でした。そういう意味で「監督・ばんざい!」というタイトルを付けたのは見事としか言いようがありません。

 まあ、前半のいろんなジャンルの映画をパロディ化しているところは、面白かったんですけどね。特に昭和30年代映画なんかはリアルな「3丁目の夕日」という感じで良かったです。 

 「ザマーみやがれ、この野郎」と笑っているビートたけしが目に浮かんできましたね。彼の笑いにどっぷり浸かってきた世代なもんで、それもまた嬉しかったりするんですが。まあ、ビートたけしの笑いを通過してない人にはただの糞映画でしょうね。
TMさん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 20:13:30)
25.ネタバレ 正直おもしろいとは思えなかった。あまり笑えなかったし、すごく長く感じた。監督が言ってた映画を壊したいという意味では成功なのだろう。テキトーに作ったわけじゃないってのは映画から十分に伝わった。あといろいろなアイデアを持っているってのもわかった。
マサさん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-08 18:09:12)
24.前作が俳優をぶっ壊し、今作が監督をぶっ壊した映画と監督自身が公開前に言ってたような・・。でも今作に限っては壊れているのは劇中の監督でしかなく、前作のような破壊力は無かった。もともと私が関西人だからなのか、コメディアンとしてのたけしって正直面白くない。この作品も普段バラエティ番組に出てるたけしのやってることとそう変わりはないから当然面白くない。でも、その一つ一つのギャグが実は言葉で笑わせる類のものではなく、あくまで言語不要のギャグで覆われているのは流石映画監督北野武である。ただ、言語不要のギャグはサイレント喜劇を見てのとおりオーバーアクトとなる。そのオーバーぶりが岸本加世子や江守徹のもともとのクセの強さが助長してかなりくどいものになっちゃってる。このくどさは多くの人に生理的な拒否反応をおこさせると思う。それが狙いであるかのようにくどさが度を越している。狙っているのかどうなのか、その確認のためだけに年月をおいて再見するかもしれない。
R&Aさん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-05 15:56:52)
23.ネタバレ TAKESHI'Sがかなり良かったので、期待したが・・・
前半はそれなりに観られるものの、後半がダメ。
古臭いたけしギャグのオンパレードだ。
小津の作品を真似た部分も、「小津はこんなんじゃない、バカにするな!」という気持ちになってしまった。

それに対し、一緒に上映された短篇映画『素晴らしき休日』はサイコーだった。
『キッズ・リターン』は最も好きな映画の一つなので、それが題材にされていた時点で、もう半泣き鳥肌モード。
モロ師岡が観ているのだが、モロ師岡が出ている部分が欠落していたり、エンドロールでもモロ師岡のところで切れるなど、イタズラ心満載。
この短篇のために『監督・ばんざい!』を観たと思えば、救われる?!
にじばぶさん [映画館(邦画)] 5点(2007-10-06 00:51:01)
22.ネタバレ 道場のシーンは笑った笑った。8年ぶりの「宇宙人」には感動すら覚えてしまった。コテコテのコメディ映画を劇場で観たのは初めてだったかも。そして思ったのは、「家で思いっきり笑ったほうがいいんじゃないか?」。かなり面白かった(笑えるという意味で)けど、中身は全然ありませんでした。
ホシさん [映画館(邦画)] 5点(2007-06-05 01:36:47)
21.私には笑いのツボがあうのか、この作品が一番楽しめました。北野ブランドって大きいんですね。作品的には楽屋落ち的なものばかりで、外国人はどうとらえたんでしょうか?

たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-04-24 16:22:01)
20.バンザーイ!! ・・・ナシよ。
フッと猿死体さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-04-05 09:22:29)
19.うーん・・・前半はまあよかったんですが、後半だらけてしまったような・・・ギャグもだんだんくどくなってくるし・・・結局何が言いたいのかよく分かりませんでした。
かすおさん [映画館(字幕)] 4点(2007-12-25 00:46:07)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 3.95点
012.63%
137.89%
2821.05%
3410.53%
4513.16%
5821.05%
6513.16%
737.89%
812.63%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.33点 Review3人
2 ストーリー評価 2.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 2.50点 Review4人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review2人

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