映画『ツォツィ』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ツォツィ

[ツォツィ]
Tsotsi
2005年南アフリカ上映時間:95分
平均点:6.28 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-04-14)
ドラマ犯罪もの青春もの小説の映画化
新規登録(2007-04-05)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
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監督ギャヴィン・フッド
キャストケネス・ンコースィ(男優)アープ
脚本ギャヴィン・フッド
配給日活
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💬口コミ一覧

34.ネタバレ なかなか渋くて良かったです..ラストはねらい過ぎ、でしたね~ そこだけが残念!..(赤ん坊を置いて、とっとと逃げるでしょ~ あの状況なら..)
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-28 12:19:36)
33.ネタバレ 悪者が子供と接するうちに、心変わりしていく。
パッケージを見た時「パーフェクトワールド」を想像した。
この映画で10点になれないのは、ラストの物足りなさ。
結局、何を1番訴えたかったのかが最後まで伝わらなかった。
でも、総合的にみて、友情、愛情が随所に盛り込まれて
非常に見やすい映画だった。
kureさん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-19 11:43:57)
32.ネタバレ このコンセプトを北米やラテンアメリカ等に置き換えでも成立するだろう。しかしこの映画、舞台は南アフリカ、治安の悪さで悪名高いヨハネスブルグ、旧黒人居住区ソウェトである。この舞台設定だけでかなり類似の不良映画よりも得をしていると思われる。そしてツォツィをはじめとするチンピラ少年達の眼光の鋭さ、独特の存在感が本作の一番の宝だ。この舞台にこのキャスト、映画の成功の半分は約束されたと言っていい。
ツォツィが乳児とのふれあいから人間性を取り戻していく過程は多少無理があるような気がするのだがぎりぎり許容範囲に収まっていると感じた。ただ、彼が最終的に人間性を取り戻すにしても、それまでに犯した犯罪があまりに重大すぎる。脅迫、強盗、ふたりを殺害し、乳児の母親を半身不随に陥らせた。監督はあえてツォツィがホールドアップするところで物語を終わりにしたが、個人的にはDVDに収録されていた銃殺されるバージョンの方がバランスは取れていたように思う。
ロイ・ニアリーさん [DVD(吹替)] 7点(2007-11-09 13:53:38)
31.この暴力的な犯罪者に同情の余地はない。
描写が生々しくて生理的には受け付けないタイプの作品なんだけど、赤ん坊が登場してからは、その先がどうなってしまうのかちょっと気になった。
何の知識もない若い男が赤ん坊を育てようとすると、もっとコメディじみた大惨事になると思うんだけど、この作品にそんな笑いは必要ないのかも知れない。
同情の余地のない犯罪者のはずなのにラストは何故だかドキドキしてしまった。
たぶん心の中で撃たないで欲しいと願っていたのだろう。
どこで心変わりしてしまったのか、僕にもよくわからないけど、僕はこの暴力的な犯罪者に対して同情してしまっていたようだ。
もとやさん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-17 14:25:47)
30.ベタ過ぎるとも思える物語ではあるが、登場人物の人間臭さや慈愛に満ちた視線、ラストの締めくくりの品の良さが際立つ。演技も見事。「南アフリカ」という舞台装置の勝利なんだろうか。音楽が少し格好良過ぎていてちょっとミスマッチかと思わせたが、そんなに気にはならないかな?と言う程度の違和感か。そういえば蛇足だが、「アフリカ」と言えど南半球南端の気候は寒く、山岳地帯では降雪もするのだと言うことを、思い出したり。
aksweetさん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-15 22:07:38)
29.ネタバレ 紋切り型のストーリー展開とやたらと流れる音楽は、ハリウッド映画の模倣以上のものを生み出しているわけではないが、ツォツィの怯えたような目とぎこちないしぐさが良い。盗んだ車に赤ん坊がいることを発見したときに聞こえる犬の鳴き声や、父親に蹴られて歩けなくなった犬の姿が、社会になじめないツォツィのイメージを強調していたように思う。彼の表情やしぐさは、人間によってトラウマを与えられ、野良犬にも飼い犬にもなりきれない哀れな犬を見事に体現していて、その点ではとても力のある映画だった。
クルシマさん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-13 01:03:04)
28.この映画は一種のメルヘンですね。
ただ、前半のあまりの非道っぷりに、軽々しくメルヘンなどと言うな、と叱られそうですが。
お乳をあげる女優さんがとってもチャーミングでした。
la_spagnaさん [DVD(字幕)] 6点(2025-04-10 23:14:26)
27.いい映画なんだけど、それ以上のものがない。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-24 01:16:46)
26.ネタバレ 何が起こっても不思議ではない感じ(多分に、途上国への偏見が含まれる)は最後まで緊張感を持続させてくれるが、主人公の行動原理が説明不足だと感じた。

なぜ赤ん坊を育てようとしたのか(自らが愛されなかったからだとは想像できるが、説明不足)、育てようとした割には簡単に人に預けてしまうのか、なぜ罪を犯すのか(父への復讐?と思ったり)…等々。
もう少し主人公に心情を語らせていれば、共感・理解しやすい作品になったと思う。

(先進国目線からの)途上国の悲惨な現実(っぽいもの)を見るにはいい作品であり、そこがアカデミー賞などでも評価されているのだと思うが、映画としての印象はそれほどでも…。
見て時間を損したとは思わないが、絶対見ておいた方がいいよ!と人にオススメしようとも思わない、そんな作品。
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-08 20:51:44)
25.ネタバレ 練乳チュッチュに思わず笑顔になったが、その後のアリンコに顔面蒼白w 気付き学ぶ事ってやっぱり大事。現場から飛び出して外を見る事や過去を振り返り未来に生かす事。そうする事で導いてくれる何かと出会うであろう。足踏みしてちゃ進歩しない、そんな映画。まぁ根本が腐ってる奴は何も気付けないまま死ぬけどね。赤ちゃんや土管の子達も気付きますように。先生が先生になれますように。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-25 02:33:28)
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24.南アフリカという異色の舞台で、貧民街や土管暮らしなど、
貧しさを描いたストーリーを扱ってはいるものの、
映画を形作っている技巧はきわめて現代的なもので、
そこには南アフリカならではを感じさせる、素朴さ、天然さ、土着感、
意外性に富んだディテール、などのようなものがいまひとつ感じられず、
その点ではかなり期待外れな映画だった。
現地人の手によらない、英国人のフィルターを通した世界を見せられているような気分になった。
これでは場所と人種が変わっただけで、訴えたいものもなく技巧に走るばかりの、
いくらでもあるような人工くさいハリウッドドラマと大差ないのではないか。
さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-07 23:17:36)
23.ネタバレ 豊かさや、貧しさってのは、生きるってことと関係があるのだろうか、
車椅子のじいいさんに、ツォツィが尋ねるんだが、なんていったんだったかな
、びしっとは心に響かなかったな。たしか、太陽を感じるためだとかなんとかって言ってたんだが。この映画って、何を言いたいのだろうか。うーん。これもうまくは汲み取れませんでした。貧困や差別ってのは、映画では、体感できないんでしょうかね。現地に行くのが一番感じるんだろうね。
やっぱり映画ってのは、こういう興行的でないほうがおもしろいですね。
杉下右京さん [地上波(字幕)] 6点(2009-04-15 07:07:52)
22.まーまーの映画かと思います。
生まれや環境のために不良となった少年が、誤って赤ん坊を誘拐してしまった事による心情的な変化を描いています。
母親の子どもに対する無償の愛の深さに、不良少年は心打たれていくって物語(だと思う)。
素材は悪くないと思うんですが、なんとなく物語がぶつ切れ感があり、掴み辛い。人によって感じるところがだいぶ違うんじゃないかな?
ぬーとんさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-02 02:34:17)
21.ネタバレ 全体的にもの悲しい映画でした。
強盗や殺人のシーンでは派手な演出も観るものを驚かせるような奇策も戦略もなく、ただ単純に銃やナイフで脅すだけ。それが余計にリアルで、ハリウッドのアクション映画であるような特別なスキルを持った人とは違う、普通の人間がやってるという印象を強く受けました。
最後はややうまくいきすぎな感じもありますが、少し希望が見えるあの終わり方で良かったんだろうと思います。
Trunkさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-09 12:40:09)
20.ネタバレ 南アフリカ・ヨハネスブルク。アパルトヘイトの爪跡が今も残る社会にツォツィ=不良と呼ばれるその少年は、ある日、奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊と出逢い・・・。なかなか有り得ないと思うが。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-27 08:59:45)
19.そもそも自分のことだけ考えてやりたいことをやる頭もよくない悪いやつというのに共感を覚えないので、そんな主人公が赤ん坊を手に入れてどう変わろうと全く理解できない。
HKさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-27 12:56:40)
18.ネタバレ 映画に登場する不良にはパターンがあって、1ふてくされている、2世間に対してたかをくくった態度をとる、3馬鹿にしたうすら笑いを浮かべる、といったところ。なのにこの主人公はそのどれもしてくれない。常に硬い表情を張りつめ崩さない。世間に対してどちらかというと怯えているようでもあり、それを無理に鼓舞して向かってる感じ。車椅子の男に「なんで生きているのか?」と尋ねるあたり、からかいも皮肉もなく、僧に疑問をぶつける求道者の真剣さすら感じられる。彼の表情がこの映画のすべてだ。話の段取りは、母の記憶や女性のたしなめなど、陳腐に落ちかねないぎりぎりのところで進むが、射殺されるドラマチックなラストを採用しなかったことは成功だった。彼の被害者であるブラザーの声に励まされ、みっともなく手を上げる姿で切り上げる。おそらく求道者が道を見いだしたときの姿というのは、そのみっともなさが神々しいこんな姿なのじゃないか、という気にもなってくるのだ。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-16 12:20:25)
👍 1
17.ネタバレ いい映画なのだが、今一歩感情移入できないのと強引さを感じた。あそこまで暴力・殺しに身をおいていツォツィが赤ん坊を連れて帰った理由は?生まれ育った環境が背景にあるのだろうが、ちょっと違和感を感じた。ただ、ツォツィの演技は素晴らしいものがあった。若干のわざとらしさはあれど、子供に見せる顔と仲間達に見せる顔の変化は、彼の寡黙な性格を上手く表現していた。ツォツィが「礼儀」や「人を思いやる心」を学んでいくという設定は、王道なれど観ていて安心感がある。安定した構成や映像の雰囲気はよかったのだが、あの音楽の挿入はいただけない。とても安っぽい。全体として静観な雰囲気で終始すれば、もっとよい世界観を生み出せたと思う。
グングニルさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-10 17:44:28)
16.ネタバレ スラム街のギャングもの。同ジャンルの金字塔「シティ・オブ・ゴッド」が2002年なので、南アフリカ版の追随作品と思われますが、かなり純朴な作品です。少年ギャングのリーダーが主人公。富裕層の邸宅を襲って、車を盗んで逃走したら、車には赤ん坊が乗っていて、育てる羽目になってというような、わかりやすいけど、ちょっとありがちで嘘臭い純朴な話。ストーリーは置いといて、廃墟フェチ、スラムフェチにとって、土地柄を反映したスラムを見るのは楽しい限りです。バラックが並ぶスラムを俯瞰したときに遠く広がる草原がアフリカ的です。そんな広大な草原に高圧鉄塔が並んでいるのは少し不思議な風景。土管が孤児達の巣になっているという設定はちょっとつくりものっぽさを感じました。南アフリカと言えば、エイズが蔓延していて、呪術的信仰により処女または童貞に染せば治ると信じられているなど、超アナーキーで、我々の常識をどう覆してくれるのかと期待感に胸が躍ってしまいがちですが、本作品に限れば暴力も殺人もあるものの、そこまでヒャッハーしておらず、そういった面では期待外れでした。
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-17 17:57:08)
15.ネタバレ アフリカを舞台にした映画は数あれど、本当のアフリカ資本で撮った映画を初めて見た。悲惨なまでのヨハネスブルクの治安の悪さと貧困の中で逞しく生きる若いチンピラが、偶然さらった穢れのない純粋無垢な赤子と車椅子の初老の男によって、少しずつ人間性を取り戻していく。ベタなお話だが奇をてらうようなことはしないシンプルさが却ってテーマを際立たせていた。彼のしたことはどんな過去があったにしろ許されるはずはないことを監督も承知のはずで、正しい悪いの二元論で下すわけはない。だからこそ想像の予知を残す結末に微かな可能性が見える。「日本で生まれて良かった」と平和ボケで済ますしかないが、どこの国も見えないところで救われない人がたくさんいるのだろう。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-22 21:33:28)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.28点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
447.41%
51222.22%
61222.22%
71935.19%
859.26%
923.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.80点 Review5人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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