映画『グッド・シェパード』の口コミ・レビュー

グッド・シェパード

[グッドシェパード]
The Good Shepherd
2006年上映時間:167分
平均点:5.92 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-10-20)
ドラマサスペンス政治ものスパイもの
新規登録(2007-09-10)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-18)【TOSHI】さん
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監督ロバート・デ・ニーロ
キャストマット・デイモン(男優)エドワード・ウィルソン
アンジェリーナ・ジョリー(女優)マーガレット“クローバー”ラッセル
アレック・ボールドウィン(男優)サム・ミュラック
タミー・ブランチャード(女優)ローラ
ビリー・クラダップ(男優)アーチ・カミングス
ロバート・デ・ニーロ(男優)ビル・サリヴァン
ケア・デュリア(男優)ジョン・ラッセル上院議員
マイケル・ガンボン(男優)フレデリックス教授
マルティナ・ゲデック(女優)ハンナ・シラー
ウィリアム・ハート(男優)フィリップ・アレン
ティモシー・ハットン(男優)トーマス・ウィルソン
マーク・イヴァニール(男優)ヴァレンティン・ミロノフ
ガブリエル・マクト(男優)ジョン・ラッセル・ジュニア
リー・ペイス(男優)リチャード・ヘイズ
ジョー・ペシ(男優)ジョゼフ・パルミ
エディ・レッドメイン(男優)エドワード・ウィルソン・ジュニア
ジョン・タトゥーロ(男優)レイ・ブロッコ
ライラ・ロビンズ(女優)トディ・アレン
ジェームズ・フォークナー(男優)クーパー卿
ジェイソン・バトラー・ハーナー(男優)電送通信担当士官
宮本充エドワード・ウィルソン(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
湯屋敦子マーガレット“クローバー”ラッセル(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
田中正彦サム・ミュラック(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
小川真司〔声優・男優〕ビル・サリヴァン(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
稲垣隆史フレデリックス教授(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
菅生隆之フィリップ・アレン(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
水野龍司レイ・ブロッコ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
脚本エリック・ロス
音楽ブルース・ファウラー〔編曲〕
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
リック・ジョヴィナッツォ
ソニー・コンパネック
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作ロバート・デ・ニーロ
ジェームズ・G・ロビンソン
ジェーン・ローゼンタール
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
配給東宝東和
特撮カフェFX社(視覚効果)
美術ジャニーン・オッペウォール(プロダクション・デザイン)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
レスリー・E・ロリンズ(セット装飾)
キース・ペイン
衣装アン・ロス〔衣装〕(衣装デザイン)
編集タリク・アンウォー
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💬口コミ一覧

50.ネタバレ 重厚なカメラ・証明・演出、スタッフにコッポラの名があるためか、ゴッドファーザーを想起しました。
主人公の生き方を、マイケル・コルレオーネに重ね合わせると、面白い見方ができるかなと思ったりもしました。
これから、ネタばれ。
飛行機の中での息子の婚約者。これは殺されるでえと思ったら、
やっぱり、やりやがった。
しかも飛行機から放り投げるっうう、野蛮な方法で。
でも、パラシュートが開いたよ、良かったよ。
と思ったら、ウエディングドレス、でした。
マイケルより非常や。
最後は息子に殺されて終わりかなと思ったけど、そんな3流で下品にはしなかったですね。
難聴の娘は、最後に何らかの形で鍵になってくるかと思ったんですけど、不倫しただけですね。
ミスリードの常套手段ですか。
しかし、あの息子は本当に頭悪そうだ。
演技でなく、本当に頭悪そうにかんじる、つうか気持ち悪い。
ともかく、サスペンスとしては上質、で10点。
こまわりさん [DVD(吹替)] 10点(2008-05-18 21:07:13)
49.ネタバレ 主人公も寡黙な設定で、派手なシーンがあるわけでもないがサスペンスとしても良かった。こういう沈黙を大事にする映画は好き。ただ解りにくい演出や設定(人物)が多かったかな。
ラグさん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-25 22:04:26)
48.ネタバレ やはり映画館で観るべきだったちょっと後悔。かなり好きな部類の映画で特に照明は秀逸、我が家のオンホロテレビの画面では魅力も半減でした。キャストも特に気にならず「寡黙なマザー」には仏頂面のマット・ディモンがお似合いだと思ったけどどうですかね?鑑賞後にタイトルの「グッド・シエパード」の意味をずっと考えてたのですが、シェパード→犬→国家の犬→良い犬→国に忠実な者、の物語・・・という風に解釈しましたがこれでいいのかな。
すんくじらさん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-21 06:38:44)
47.ネタバレ くらーい作品である。画面も暗けりゃ、ストーリーも暗い。そして何と言っても一番暗いのがデイモン君。詩人志望というところからしてもう救いようがない。実は私も好きなんですが。その彼が何となーく言われるままにスカル&ボーンズに入社し、デキ婚し、OSSに入局して、CIAが創設されて云々、という話。しかしこの場合、優柔不断というより、ある種の虚無主義なのであろう。愛国心とか、ヒロイズムといった感情は皆無に見える。出世欲や金銭欲でもない。6歳にして父親の遺書を隠した時から、秘密と欺瞞に人生を捧げることが決まっていた、というのはル・カレの「パーフェクト・スパイ」的な解釈。スマイリーをもう少し邪悪にすると、ああいうキャラになるかな?あるいは家族や人間の絆を組織に求めたのか?「ゴッド・ファーザー」のスパイ版にして、「スパイ・ゲーム」の昔版。現代版は「シリアナ」あたりか。しかしジュニアみたいな甘ったれた若者をスカウトしてたら、そりゃアルカイダには対抗できんよね。ロバート・ベアさんが怒るのも当然です。マヌケな失態の数々も、重厚な演出のせいで笑うに笑えず、ひたすら恐ろしく、気が滅入る。確かに「ミュンヘン」のライターだけのことはある。エリック・ロスは「クイーン」「ラスト・キング・オブ・スコットランド」の英国人脚本家と何となく存在がダブるのだが、いずれにしても素晴らしい才能だ。キャストもえらい豪華である。ジョリ子にあんな風に迫られたら瞬殺だろうな。
わいえすさん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-28 02:48:30)
46.う~ん、『インファナル・アフェアIII 終極無間』を観たときと同じ感想になってしまいますが、時間軸のいじくり方が複雑過ぎてたまにどの時代なのか分かりにくくなるのが難点。奇しくも本作の監督デ・ニーロと製作総指揮コッポラが組んだ奇跡の傑作『ゴッドファーザーPARTII』も、当初は時代の切り替えが多過ぎて非常に分かりにくかったのを直しに直してあの絶妙な構成に至ったそうですから、本作でもその辺はもっと慎重にしてほしかったです。しかも『ゴッドファーザーPARTII』と違って本作の「現代」と「過去」の間は十数年程度しかないうえに、全ての時代を同一の役者が演じていて余計に区別がつきにくいわけですから。でもその辺をキチンと押さえられれば結構ハマれる内容でした。メインキャラのクローバーやサリヴァン将軍の存在意義がイマイチ薄かったことなどにやや不満もおぼえますが、久々に見応えある重厚な映画に出会えてとりあえず満足です。
とかげ12号さん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-24 19:59:41)
45.重厚な作品でありながらも、程好く恋愛要素が盛り込まれていたり、家族の問題も描かれていて飽きずに観賞できましたよ。
しかも、それらがメインストーリーに絡んでくる構成は巧みだと思います。
スパイ映画と言っても嘘っぽいアクションとかじゃなくて、とてもリアルに描写されていて興味深いですね。
時間の流れがバラバラでわかり難かったのと登場人物が多くて誰が誰だったかわからなくなってしまったり、ちょっと残念な点もあったけど、終盤は結構盛り上がったんじゃないでしょうか。
まあ、派手さはないけど、落ち着いた雰囲気の良い作品だと思います。
かなり長くて疲れたけどね。
もとやさん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-29 20:30:02)
44.ネタバレ リドリー兄弟が製作総指揮を務めた(ということになっている)TVドラマ「CIAザ・カンパニー」と比べて見るとこの作品の特異さがよくわかると思う。
TV版では、血湧き肉踊る「現場」へ主人公が赴き、銃弾は飛び交い、東欧の住民蜂起では共に銃を持って戦い、現地人はコロコロと死に、スパイは殺し合い、キューバ侵攻に参加して上陸までする(泳いで単身船に戻って逃げるという設定)。
八面六臂の大活躍で、主人公は決して死なない。よってリアリティは激しく低い。
デニーロ版では、銃弾飛び交う戦闘シーンとか住民の蜂起とかは描かれず、凄惨な拷問シーンも一回だけで、「スパイ合戦」などは部下がやっているらしいからウィルソン自身は決して手を汚さない。
「前線」ではなく「前線の一歩も二歩も奥」を描いているのだ。
この作品は「奥の方々のお悩み」のことを言っているみたいなのだ。
そして、この当時の「奥の方々」とはWASPであり、作品中で最も重要なセリフである「WASP以外は〝visitor〟である」が登場するのである。
この〝visitor〟は〝お客さん〟と訳されていたが、私は〝よそ者〟というのがここでは適すると思う。
さて、こんな作品を作ったのはデニーロさんで、デニーロさんは〝よそ者〟と呼ばれる側の人なんである。そして上のセリフは、イタリア人マフィアのじいさんとウィルソンの会話である。
デニーロさんの目線は、ウィルソンの側にあったはずはないのだ。デニーロさんは、「奥の方々のお悩み」について本当に、心から、興味を持てるのだろうか。
それがこの作品をよそよそしいものにしているのではないか。
また、デニーロさんがデイモンに要求した演技の内容は、そのままデニーロさんのWASP像ということでしょう。…材料が乏しすぎたのでは。「本当はよく知らない」から、こういうことになったんじゃ?
今は〝日焼けした人〟がホワイトハウスの主になった時代。
〝visitor〟の内訳は変わったんでしょうか。
マット・デイモンがミス・キャスト。老け役が無理すぎ。それ以上に彼は「奥の方々」的なキャラではなかった。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-18 14:24:22)
43.ネタバレ まず次から次へと出てくる多彩なキャスト、その誰もかれもがイイ男なんですよ。ただ、息子のエドワードJRが子役からして完全なミスキャストでした。
しかし両親ともにそれほど変化してないのにいきなりでっかくなった息子が登場した時には度肝を抜かれました、反対に変化しすぎていたジョー・ペシにもびっくりした、声でわかったくらいです。
デキすぎる男の悲劇でしょうか。ハンナとかローラとか、ほんのひと時の癒しさえもぶち壊されるし。なぜそんなにこだわるのかわからなかったあのテープ、他人にはわからない何かを感じたんでしょうね、エドワードに見せたのも偶然じゃないわけで。あの手この手で失脚を狙われる、気の毒すぎです。
あっ!キャストの中で妙に浮いているミスキャストの息子、これは意図的なキャスティングだったのか?不快指数で群を抜いて目立ってたもの。
とにかく時間軸がころころと変わるのでほんのちょっとでも目を離したら何がなんだかわからなくなりそうというのがちょっと不親切かも。
あと、焦点というのか見どころ、決め手に欠ける。CIAを背景にエドワード・ウィルソンの半生を綴ったというわりには、いくら寡黙な人といえどエドワードがモノ言わなさすぎなんです、マット・デイモンがケヴィン・スペイシーみたいに表情筋や目を使った演技が上手ければよかったかな、メガネレンズの厚み変えただけじゃ無理です。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 21:04:58)
42.歳を取ると時間軸の変更や、登場人物の多さにはいつも困惑する。字幕も読めていない内に変り、理解不足。
その限りでは映画館よりDVD鑑賞とか録画の方が戻れ確認でき良い。
この作品はかなり重い題材をしっかり、じっくり演出し、なかなか興味深かった。

ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-08 22:18:50)
41.時間軸の複雑さと登場人物の多さで「映像の意味を理解する力」がないと若干混乱するかもしれないがマフィア映画やスパイ映画好きならそれほど難解ではなくむしろ丁寧でわかりやすいので大きな問題なく楽しめる。ゴッドファーザーPARTII(コッポラ)を意識しながらもやはりスコセッシの影響も隠しきれないデニーロの演出は興味深かった。いかんせん真面目に重厚に丁寧に作りすぎた感はあり、サスペンスとしてはものすご~く楽しめるのだが万人受けするかというと疑問。脚本も丁寧すぎるほどに丁寧で、下手に気を衒うのではなく素直な方向に盛り沢山なのでこのテの話が好きな人にはお勧めできます。
Arufuさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 05:10:13)
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40.ネタバレ まず最初にエドワードがボトルシップを作っているシーンから始まるんですけど、これがもうすでに暗示的なんですよね。要するにエドワードの人生というのはボトルシップの船みたいなもんだって。一度入ったら二度と出られない、猜疑と疑心暗鬼の世界。のちに父親となった彼が成人となった息子にボトルシップの作り方を教えるわけだけど、その後、今度はCIAの一員となった息子の方も不遇の運命に囲まれていく。「誰も信じるな」これが諜報員の鉄則だという。人間というのは社会的な生き物。社会の営みには、信頼というものが必要不可欠です。互いに信頼しあって生きている、それが一般の人の人生なわけでしょう。そういう観点からすると、諜報員の人生とはいわば「人生を否定する人生」だといえる。当然家庭も友人関係もガタガタになる。信頼によって形成されている社会を守る諜報員は、徹底して不信でなければならないというアイロニーがそこにはある。巨視的にはキューバ危機、ピッグス湾事件、ケネディ暗殺が、微視的には通告者、親友、家族と愛人が全て邪推の網でつながっていく。何も信じられないということの辛さ。この孤独さを淡々と描く本作はとても良質な大人のドラマだと言えます。不満な点は、時間軸が前後する構成になってるんですけど、学生時代から立派な息子の父親になるまでのエドワードの顔がほとんど変わっていない(変わったのは眼鏡レンズの厚さぐらい)のと、テープが録音された場所に行って真実を知る展開でちょっとご都合主義を感じた点。ドンパチもなく、サスペンスフルなわけでもないですが、裏に生きる人たちの壮絶な裏側を描く物語。裏を読むのが好きな人にはお薦めです。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-18 21:57:15)
39.何度か観なきゃ色々と理解が出来ない。幸いなことに「再見しよう」「考えよう」って気が起きる映画。フィルムの重厚感やキャストの力かな?ただ、あの青年の父親役としてマット・デイモンはどうなんだろう?ちょっと無理があるだろ(笑)
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-16 11:24:17)
38.ネタバレ 長い映画で盛り上がりもあまりなくどうなるかと思ったが、ラストで全ての謎が解けすっきりしました。
CIAって大変な仕事ですな。
ぺんさん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-04 21:20:34)
37.エドワード・ジュニアがムカつく。
ジダンさん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-06 06:56:06)
36.丁寧に作った映画という印象。たんたんと話が進むので、“壮大な物語”な割には物足りなさが残りました。CIAという裏で画策する世界を真面目に描くと、こうなってしまわざるをえないのでしょうか。豪華な役者の重みある演技で、飽きることなく楽しめました。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-04 14:24:13)
35.ネタバレ 題材が大戦中のOSSの発足からキューバ危機の直前までのCIAの揺籃期の裏面史みたいなものですからスパイものとしてはフィクションでしょうけれど興味があるものでした。もともと政治の面ではストイックな面のあった米国が先輩の英国(これも少し前まではスパイを不道徳として嫌悪していた)を手本にして作ったのでしょうけれど,英国のスパイ組織がパブリックスクールから有名大学出の経歴と家柄を担保にしての組織の結束を図っているのに習ってアイビーリーグ内での秘密結社を組織の基盤にしているところが面白いです(結局は両者共それがスキャンダルを招いたようですが)。日本のように成績が全てと言うのもある面での合理性はあるけれど,失敗したら人生が破滅と言うことでの隠蔽や庇い合いが結果として国家利益を大きく損なうのに比べて彼等は余裕があるから反逆罪に問われなければ他に転進する途もありそうで,1000人以上の犠牲となった不祥事は一人の愚かな女が空を飛ぶことで償われています。それ故二つ返事で重要任務を引き受けたり,英国への支援従軍に志願するのも余裕ある階層の義務と受け入れるのでしょう。当時の性道徳からは友人の妹と性交・妊娠で結婚,積極的に接近してきた女性はスパイなどパターン化した話ですがそれほど奇異とも思えませんでした。戦争による6年の別居中に双方が一度だけ異性の誘惑に乗ったことを自分から素直に告白するところなどこれらの人々の道徳観は今日のそれとはかなりに異なっているようにも思えますが,これが半世紀の時代の相違なのでしょう。全体の裏に流れているのは誰が1961年のピッグズ湾事件の失敗になる情報を流出させたかですが,別にそれの謎解きと言うのでもありません。スパイの家庭における家族の絆としてCIA史を紹介する映画と言えるでしょう。ル・カレのスパイものは殆ど家族とは対立や崩壊となっているのに比べると米国的なまとめかたの佳作です。
たいほうさん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-22 19:58:03)
34.ネタバレ その鑑賞時間の長さと使われている英語の難しさから過去に一度鑑賞を断念した本作。故あって今回再チャレンジすることに。

結果から言うと今回は断念することなく観られました。まあレビューしてる時点で観たって事なのですが。前回断念した理由の一つですが、起伏の少ないストーリーの映画だなということは改めて思いました。私のような精神年齢の幼いなんちゃって成人が見るにはやや退屈に感じます。

さてそろそろ真面目にレビューしますと・・・。情報戦って今でこそ性能の良いPCやその他マイクやカメラなどの周辺機器も充実していて、なんならオフィスに籠もりながらでもやれなくは無い時代だと思うのですが、この時代の情報戦ってほんとえげつないですね。情報収集と機密保持のために徹底された組織で生きることの辛さ・難しさ・切なさを垣間見た気がします。プライベートも当たり前のように監視され、圧力をかけられ、それでも誰かを好きになり、守る家族もできていく。男としての欲求ももちろんあり、それをコントロールできない自分としなければならない自分。もう葛藤の連続です。観ていて辛い映画。。。
"Good Shepherd(=良い羊飼い)"という訳でいいのかな。しかし主人公のエドワード(=Matt Damonさん)は良い羊飼いだったのだろうか。どう見ても飼われている側だったが。それとも彼らエージェントを飼いならしているCIA=Good shepherdということなのだろうか。

いずれにせよ、アンジェリーナ・ジョリーさんの魅力がいまだに私にはわからない。
TANTOさん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-18 22:05:42)
33.話は、長いですが、それなりに起伏もありじっくり夜長に腰をすえて観るには良作と思います。ただ、(新人)監督にありがちな、何もかも詰め込んで結局、広げた風呂敷を上手く畳めなかった感があります。特に家族のこと、別に好きだった人のことなどがあるために話が長くなったと思います。ただ、この淡々とした語り口は、クリントイーストウッドにも通じる、普遍性を感じます。何作か作っていけばきっと名監督になると思います。
たかちゃんさん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-12 06:31:58)
32.秘密結社からCIA生成まで。主演二人の老け役に無理がある、アメリカを売った男とかぶる。
HRM36さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-08 08:42:58)
31.ネタバレ  長い、ひたすら長いの一言につきる。しかも長い割には、無意味なシーンがほとんどなくて一瞬でも目を離せばわからなくなりそうな恐れもあったので相当持久力を必要とする映画だと思う。
 ただ、その割にはぶっちゃけ面白くなかった。(せいぜいメインの話のソ連側のしたたかさくらいかな、面白いといえるのは)
キューバ侵攻失敗のエピソード、偽亡命者のエピソードぐらいに話を絞った方が緊迫感があってよかったのでは。 平成24年1月24日
面白くないと思ったのは、自分の理解力不足。二度目ということもあり、じっくり落ち着いてみれば、大学時代、第二次大戦時、偽亡命者、キューバ、全てのエピソードが歴史の裏面を見るようで興味深く面白かった。反面、まだ理解できてない面もあるし、また英語の微妙の言い回しが聞き取れない自分の語学力の無さも悲しかった。
 ただ、やはり冗長、詰め込み過ぎの点はどうしても。主人公の内面を描くために必要だったかも知れないが、恋愛や家庭生活はもう少し削っても。
 しかし、アメリカ映画で、感じることが多いのだが、アメリカ人の女性って機密保持を必要とする職業を持つ人間の妻としてはワーストですね。仕事の内容を話さないからってそんなにいちいち切れられたらワヤですw
rhforeverさん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 10:59:55)
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 5.92点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4714.00%
51326.00%
61428.00%
71122.00%
848.00%
900.00%
1012.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
美術賞グレッチェン・ラウ候補(ノミネート) 
美術賞ジャニーン・オッペウォール候補(ノミネート) 
美術賞レスリー・E・ロリンズ候補(ノミネート) 

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