映画『めがね』の口コミ・レビュー

めがね

[メガネ]
2007年上映時間:106分
平均点:5.65 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-09-22)
ドラマコメディ
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タイトル情報更新(2025-07-11)【イニシャルK】さん
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監督荻上直子
キャスト小林聡美(女優)タエコ
市川実日子(女優)ハルナ
加瀬亮(男優)ヨモギ
光石研(男優)ユージ
もたいまさこ(女優)サクラ
薬師丸ひろ子(女優)「めがね」の友だち(森下)
脚本荻上直子
音楽金子隆博
主題歌大貫妙子「めがね」(エンディングテーマ)
製作日本テレビ(めがね商会)
日活(めがね商会)
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給日活
美術飯島奈美(フードコーディネーター)
編集普嶋信一
動物コージ(演:ケン)
あらすじ
観光客も殆ど訪れない南の島。空港に下り立ったのは小さな鞄1つを手にした一人の女性。そして、もう一人、トランクケースを重そうに引く女性。二人の女性が目指す先は小じんまりとした宿「ハマダ」。その宿を舞台に不思議な人々の交流が描かれる。 「かもめ食堂」の荻上直子監督が再び描く温かい世界。
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💬口コミ一覧

66.ネタバレ BS放送で2度目の鑑賞。初見時よりおもしろかった。
薬師丸ひろこ経営のパラダイスなんとかいう自己啓発
ペンションみたいなところから逃げてかえるというくだり
が最高に面白い。
「そのスーツケース捨てれば後ろに載せてあげるよ」という
台詞なしで目だけで演技するもたいまさこに脱帽です。
かれくさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-04-28 12:13:45)
65.食べる、眠る、息をする。生きていくにはそれだけが必要。それさえ出来ていれば、後は「たそがれ」ていれば良い。
でも、悲しいかな大抵の人間は「たそがれ」るのが下手。何かをしていないと不安になる。そのくせ、何かをしてしまうと不安を呼び込む。毎日はその繰り返し。
だから、この作品に流れる空気は心地良い。イライラしている時でも癒され、マッタリしている時でも癒される。いわば万能癒し剤。したくても出来ない時の過ごし方がここには満ち溢れている。
「かもめ食堂」はホームドラマの域を少し踏み出した世界だったけれど、「めがね」の世界はもっと大きく踏み出しましたね。
ただ、「めがね」が何を象徴しているのか、未だ解らない…。そうだ、ゆで小豆の缶詰を買ってこよう。それから明治屋のシロップも。解るかもしれない。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-26 13:47:50)
64.ネタバレ 日ごろ時間や予定に追われて、将来は田舎に住みたい…なんて思ってる自分にはとても魅力ある一本でした。淡々と白い砂浜と透明な海、くっきり水色の空、鮮やかな緑とじゃり道…特に変わりなく淡々と時間が流れて、一日のんびりと出来た気がしますwすぐに環境に順応できない主人公が心を開いて受け入れる事にとても共感しました。トランクを砂利道で運ぶ音は何だかとても心地よかったです。映画をストーリーが重視と受け止めず、場所や空気を感じられる方にオススメできる作品です。
たたんこ☆さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-04-14 17:19:54)
63.めだったストーリーもなく、経歴も謎な登場人物たちが、なんてことのない会話をし、かき氷を食べ、海をながめる。人によってはシンプルすぎて退屈に感じられるかもしれない。しかし、その表面上のゆったり感とは裏腹に、この映画はradicalな一面を持っている。人づきあいに疲れて南の島まで逃げてきた主人公タエコだが、民宿ハマダでは、毎朝定時に起こされ、食事時も一人になることはできない。はじめは一人になりたくてしょうがなかったのだが、他人にまったく干渉しないハマダの関係者と一緒にいることが段々心地よくなってくる。本を捨て、予定を捨てて、目の前の世界とただ向き合うというとても個人的な営みは、目的もなければ、制限もない。だから、世界と向き合うことは、自分以外の人と一緒にやっていても苦にならないのである。人と向き合うのではなく、世界と接することを誰かと一緒にやる、そういうゆるやかな共同の形をこの映画は描いている。この作品は、世界の魅力を伝えるのに映画という手段がとても優れていることを改めて僕に教えてくれた。
wunderlichさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-14 11:25:27)
👍 1
62.ネタバレ ゆるい映画だな~と思い観ていたが、最後には、自分でも意外なほど「癒されて」しまった。朝目が覚めると、もたいまさこが目の前にいるという日常はちょっとやだな…と思ったが、とにかく「海きれい!」「エビでかっ!」と驚くことばかりで、気がつくと、メルシー体操を完璧にマスターしたいと思っている自分がいた。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-27 15:36:37)
61.ネタバレ 主演は、もたいまさこさん。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-22 18:24:10)
60.「何が自由か、知っている」
このコピーを見た時、まだ作品を観ていないのに、なぜだか「なんてこの映画を捉えた巧いフレーズだろうか」と思った。
「かもめ食堂」の監督が描き出す新しい映画世界が、きっと「自由」というものの本質をさらっと表現しているのだろうということは、かなり容易に想像ができたからだ。

そしてそれは想像通りに、美しく、美味しそうな描写の中で、淡々と何気なく伝えられていた。

「自由」というものを得るために、必要なのは時間を過ごすためのトランクではなく、その本質を見ようとする「意識」だ。
何もしない時間を、楽しむということは、コツがいる。
個人としての自分を、本当の意味で自立させなければ、本当に自由な時間というもを過ごすことはできない。
そしてそれは、大きな勇気と、経験が要る。

おだやかな時間の描写の中で、この映画は、そういう人間として生きていく上での本質的な「強さ」とその意味を伝えてくる。

ストーリー性が無い分、「かごめ食堂」よりも一層に映画としての面白味は、ゆっくりとじわりじわりと染み込むように伝ってくる。

並ぶテーブル、古めかしいかき氷機、当たり前に広がる曇り空、そういう何の変哲もないワンカットごとに、「情感」が溢れるこの映画の価値は、紛れもなく本物だと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-25 14:05:08)
59.かもめ食堂よりもストーリーは無いので、観る人によっては飽きるかも。私はこういう雰囲気好きなので、「旅する気持ちで」観れました。本当に劇的な展開もなく淡々と進むのですが、なぜかエンディングの大貫さんの歌声で涙がこぼれてしまいました。映画観て泣いたのは久しぶりかも・・・。きっと自分でも理解できていない、自分の心のどこかの部分に響く映画だったのかなぁ。最近は技術の向上とともに、映像化不可能だったシーンがどんどん映像化されちゃって、それはそれでいいんだけれども、観る側に想像をさせる余地がなくて、だからこういう、大して語らない映画は貴重なのかも。
ラジェンドラさん [映画館(邦画)] 8点(2007-10-19 20:49:33)
58.映画館でこれほど生唾が出たことはありません(笑)。
ジマイマさん [映画館(邦画)] 8点(2007-09-27 20:15:56)
57.投稿前に調べたところ、本作の舞台は (鹿児島の) 与論島。恥ずかしながら、私は東京ディズニーランドが東京と思うがごとく、ここは日本の南の島だから「沖縄」と思い込んで観ていました・・。そういう、見た目や印象で人やモノを判断してはいけない、という映画です。(嘘) 「かもめ」と同じく、登場人物たちの素性は一切明かされません。しかし、こういう「ダーツの旅」的な現実逃避系映画は、目的や「履歴書」の全く見えない人たちの方が面白いかも。 色々と暗示的な映画で、めがね、メルシー体操、、それぞれ日本人の個性と勤勉さ、規律と協調性を象徴しているように思いますが、それをどう解釈するかは、視聴者それぞれの心に委ねているような気がします。 例えば、実際には生死の境を彷徨っているタエコさんが、夢枕に立ったサクラさんに「こっちにはまだ来るな」と突き返された、そして「めがね」を落として目が覚めた (息を吹き返した) 、、いわゆる、これは全てタエコさんの夢だったという「夢オチ」的な考え方もアリかも知れません。 全体的に、風景と食、それと時間の流れ方 (使い方) はとても好きでした。 あと、小林聡美さんと薬師丸ひろ子さんの共演、なんだかとても貴重な瞬間を目撃してしまった気がします。やり取りは実にアホらしかったですが (笑)
タケノコさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-31 22:28:04)
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56.普段、都会の喧騒で、時間にしばられて生きる人には、【癒し】の映画でしょう。
実際、こんな青い海を見ながら、かき氷を食べられるなんて、最高の贅沢ではないでしょうか。
【メルシー体操】は、実際に真似してみてしまいました(笑)。
G&Gさん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-07 10:00:01)
55.ネタバレ 今まで見た荻上監督作品では、『かもめ食堂』よりは上で『トイレット』よりは下。とりあえず特に何も起こらないのに、こちらを画面に引きつける手腕はおみごとだと思います。しかし、序盤のタエコさんは何のためにハマダに行ったのか、なぜあんなにイライラしてうろたえているのか、そのあたりがよくわかりません。そのあたりが弱かったかな。しかし本当に何もないのではなく、トランクを現実世界の象徴として扱うあたり、常套手段ではありますが効果的だったと思います。帰るときにめがねが飛ぶのは、再び来るということの伏線か、あるいはめがねをかけていては見えていなかったものが見えたということか、さて……。あと、薬師丸ひろ子の役が「めがねの友達」ていうのが面白い。あのホテルでやっていることは、方向性は真逆ですが根本的にはハマダとたいして変わらない。だから友達。あっちの方もちょっと楽しそうかなぁと思ったりもします。
ぶっちゃけ現実逃避映画、ハマダは実際の世界とは違う、ほとんど異世界として描かれているわけですが、2時間足らずの間異世界に遊ぶのも、悪くはないでしょう。それもまた、映画の効用ということで。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-26 10:47:45)
54.とても好き。理屈抜きで。
おおるいこるいさん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-30 08:35:32)
53.何もないユルさが良かったです。
アフロさん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-03 03:31:48)
52.この映画が好きと言える今の自分は、割と精神的に健全なんじゃないかと思った。イライラしてる時にこういう作品を見たら癒されるかというと多分逆で、余計イライラするはず。観るだけで自分の潜在ストレス値を測れる映画。そもそも「ほっこり」等の語感に違和感がある人にはダメだろうし、映画になんらかのカタルシスを求めている人には退屈すぎるかも知れないが・・・。さくらさんの氷小豆うまそうだったなぁ。
lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-02-19 14:46:40)
51.ネタバレ  誰にでも薦められる映画ではないと思いますが、私は好きです。何だかよく分からない人物達が最後までよくわからないのも結構いいかと思います。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-03-26 21:18:48)
50.かもめが秀作だっただけに、めがねは敬遠してました。しかし、今日は寒かったので、なんとなく借りて見たらやっぱり良かった。かもめ以上になんにもなく、ただ黄昏るだけだが、不思議と時間は気にならない。ただゆったりとした時間が流れてゆくだけ。ところどころで差込まれる風景は時間が止まっているかのようさえ感じました。南国の美しいロケーションにおいしいごはんと、なんとも心地のよい作品ですが、見ているこっちも、つい黄昏てしまうのが難点です。それもいいんですけどね。でも誰も海に入らなかったなあ。
カリプソさん [DVD(邦画)] 7点(2008-11-10 01:25:10)
49.なんかいい感じ。
アスモデウスさん [DVD(邦画)] 7点(2008-08-31 23:22:14)
48.登場人物たちの説明を誰もしてくれませんから、背景がよくわかりません。唯一判るのがハルナだけ。その漠然さが溜まらなく、心地よい。私は『かもめ食堂』より好きです。
さらさん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-09 11:56:06)
47.ネタバレ 美しい風景に癒されました。自然に戻って行くのが良いです。めがねは疲れた現代人の象徴として扱われているんじゃないかと思いました。最後にめがねが飛んでいくシーンは大切な何かを取り戻したって感じでしょうか。私も訪れてみたいです。
PINGUさん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-08 14:14:37)
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 5.65点
000.00%
111.52%
223.03%
334.55%
41116.67%
51116.67%
61522.73%
71421.21%
8913.64%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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