映画『日蔭のふたり』の口コミ・レビュー

日蔭のふたり

[ヒカゲノフタリ]
Jude
1996年上映時間:123分
平均点:5.97 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-08-02)
ドラマラブストーリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-10-13)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督マイケル・ウィンターボトム
キャストクリストファー・エクルストン(男優)ジュード
ケイト・ウィンスレット(女優)スー
リーアム・カニンガム(男優)リチャード・フィロットソン
レイチェル・グリフィス(女優)アラベラ
ジェームズ・ネスビット(男優)ジョーおじさん
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)学芸員
デヴィッド・テナント(男優)酔っ払った学生
デクスター・フレッチャー〔1966年生〕(男優)司祭
ロジャー・アシュトン=グリフィス(男優)競売人
田中正彦ジュード(日本語吹き替え版)
日野由利加スー(日本語吹き替え版)
勝生真沙子アラベラ(日本語吹き替え版)
原作トーマス・ハーディ「日陰者ジュード」
脚本ホセイン・アミニ
音楽エイドリアン・ジョンストン
撮影エドゥアルド・セラ
配給アスミック・エース
美術ジュディ・ファー[美術](セット装飾)
衣装ジャンティ・イェーツ
字幕翻訳松浦美奈
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

29.私も↓のシーンでまいった口です。テスと同じ原作者らしいですがよくもまあこんな暗い話ばっかり考え付くものだと驚きます。貧しさが人不幸にするという絶望的な話はもう心を鷲づかみにして、とめどなく涙が流れました。理想だけでは生きられないのよね。
如月CUBEさん 9点(2003-10-06 19:21:13)
28.なんと静かで、映像の美しい映画だろうとつい油断してストーリーに身をゆだねてしまった。 そしたら完全に無防備な状態で下腹部を強烈に突き刺された。 しばらくは引きずりそうです。 よくよく考えてみればそのシーンにつながる二次的な伏線は張られていたんですね。うかつでした。 この作品をまだ観てない人は心して観た方がいいと思う。 妊娠中の人は観ない方がいい。 子供は親の予想以上に親のことを考えているものだ、その逆もまた然り。 そんな中で起こったこの悲劇は見るに耐えない。 ケイト・ウィンスレットの役者魂は認めるが、内容的にはかなりきつかった。 宗教的な下地のある人が観るとまた解釈の仕方が違うのかな、とも思った。 映像、構図は完璧。
Berettaさん 8点(2004-03-05 02:29:48)
27.ネタバレ 伏線とまでは行かずとも、あの子は何かしそうだという予感めいたものはあった。それでもやはり、例のあのシーンでは本当に血の気が引いた。時代性だとか運命だとか何だとか…厭ですね…何とも。そんな悪意のない試練ほど残酷なものはない。悲しみや怒りの持って行き場がどこにもないのだから。人は根本的に矮小で、脆弱で、抗えないまま運命に呑まれてしまう。誰も悪くないのに、みんな不幸だ。本当に、何でだろう。
ひのとさん 8点(2004-01-22 20:25:38)
26.「世界が滅んでも僕達は夫婦だ。」という台詞が好きです。なぜ二人は結婚しなかったんでしょう。意地を張らずに結婚していればあのような結末にはならなかったはずです。豚の内臓を取り出すシーンとケイトの出産シーンはグロい。音楽がいいです。
YUさん 8点(2004-01-07 02:36:48)
25.話の主題がはっきりしていて面白かったです。出演者も熱演。余談だけど、邦題は、そのままジュードでよかったんじゃないかな。ラストをみてそう思いました。宗教因習世間と戦うジュード=ハーディ?に一票。
osaruさん 8点(2003-05-18 23:05:02)
24.ネタバレ 誰も悪くないのに、誰もが不幸でした。繊細さと時代のせいなの? ☆いくらか衝撃的なシーンは、生きていることの現実を知らしめてくれて感動でした(あ、でもちょと一瞬気持ち悪い)。 ☆ベッドシーンもとても感じいーです、飾る必要はない。 ♪哀しいメロディーは数小節で泣かせもの(T_T)。 ◎ケイトはタイタニックよりずーーーっと魅力的、ぽっちゃりだけど長いこういうドレス似合うね。前半、仲良しの二人が微笑ましい。 ◎レイチェルの悪妻振りが微妙で、憎めないのが救いだった気がする。 ほんとに痛い作品です、でもケイトの出演作ではこれが一番好きです。 
かーすけさん 7点(2003-10-10 13:27:45)
23.暗さは別にして、たくましく愛に生きる人々を上手く描いていると思います。時代が時代だけに内に秘める熱いものを外に出せない若者のもどかしさ、溢れ出てしまった感情は誰にも抑えられない。ケイトはそのへん上手かったと思います。21歳なのにこの演技ただ者ではないな、おぬしと言いたい。評の割れる映画だと思いますが私は一票いれたいと思いました。
としべいさん [DVD(字幕)] 7点(2003-08-22 12:41:37)
22.ここまで暗くてショッキングだと、逆に人に勧めたくなる。あの子供のとった行動に衝撃衝撃。もう一回みたいけど、こわいくらいです。アメリカ映画にはないシリアスさが気に入りました。
中野さん 7点(2003-03-30 12:56:17)
21.こういうプロレタリア的な作品て好きなんですよね~。仕事が辛いと思った時に見ると「自分てホントに小っちぇえな」って思えるから。
あっちゃんさん 7点(2002-03-10 00:01:36)
20.主人公デュードは過酷な試練に抗って生きているのか、あるいはただ運命に翻弄されて生きているのだろうか?その問いかけには「分からない」としか答えようがないだろう。悲嘆に暮れることはあっても完全に絶望して諦めたりせず、一筋の光明を追い求め転々と移動し続けるが、状況は更に悪くなるばかり。幼少期に追っ払うよう言われてた烏にすら餌を与えてしまうその優しさは、長男のうつむき加減な表情及び年甲斐も無く周囲に遠慮しがちな態度に継承されているが、それゆえに最悪の悲劇をもたらしてしまう。マイケル・ウインターボトムってシリアスな映画ばかり撮ってるけど、本作はそのなかでもとりわけ痛い。影像及びマイケル・ナイマンによる音楽の尋常じゃない美しさも痛ましさを増加させているので、ケイト・ウインスレットのヌードにもあまり興奮できません。
ダイさん 7点(2002-02-19 12:23:49)
スポンサーリンク
19.ストーリーはかなり凝っているので、じっくりと時間をかけて表現すればひたれる世界になったのであろうが、2時間に押し込んでしまったために、あまりにも慌ただしく必要最小限の描写になったのは残念だった。なので、ただ2人がくっついたり離れたりしているだけという印象を受けます。やりとりの間に出てくる言葉だけではなく、それを裏付ける2人の「生活」をきっちりと追ってほしいところでした。それでも、(例のシーン以外にも)印象的な場面はいろいろあったので+1点。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-29 03:57:03)
18.今まで見た映画の中でも重さではかなり上位。へこみたい人にはお勧め。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 12:42:05)
17.ネタバレ 「テス」よりもさらに濃い厭世観に包まれ空気はひたすら重たい。スーもテスのように自分自身に正直でありたいと願ったために苦難を背負い込み、折角生まれた子も次代に育つことなく失う。「嵐が丘」のようにトマス・ハーディの作品も発表当時は世相にあわず理解されなかった。ペシミスティックな作風、報われることのない人生は触れる者の心を萎えさせるのも事実だが、そこにハーディが求めたものは何なのか。自身の欲と良心とに折り合いをつけ安楽に人生を歩む者より、人に阿ることなく自滅していく者の中にいとおしむべき潔癖さを見出したのだろうか。少なくとも彼らは上手く生きられなかった人間、失敗者の見本としてだけ描かれてはいない。愛らしい顔立ちに似合わず常に難役ばかりに挑み続けるケイト・ウィンスレットはこの作品でも観客を驚愕させる。
レインさん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-13 18:38:08)
16.ネタバレ ひたすらに重く、暗い作品。
通して見ると、幸せを感じさせるシーンもまた物悲しい。
土地を離れ転々とし時には寄り添い、そして離れまた。
このふらつきが、二人の人生そのままでなんだかな~といった感じ。
従妹同士だからダメ、なのか正式にお互い離婚してないから一緒になれないのか。
そこら辺がスーの言葉からも作中からも読み取れなかった、どちらもかな。
どうしようもならなかった、できなかった二人。
頭がいいのに、上手く生きていけるはずなのに・・・難しい話です。
石の街の男どもを石頭と言ってたけど、スーもかなりの石頭でした。
あの時代で男を批判するとか、考えてみれば凄い先進的な女性だったのかも。
叔母さんの言葉、子供たちの死・・・心にズンと来ます。
HIGEニズムさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-28 03:32:56)
15.く、暗いよー!ここまで救われなくていいのかよー!
のりもちあつあつさん 6点(2004-06-06 14:14:09)
14.ネタバレ 暗い、重い、救いが無い・・・原作を知らずに、ウィンターボトム作品だからとビデオを借りました。原作は「日陰者ジュード」ですが、この映画では「ふたり」になっている事がよく分かりました。余り考えず見ていたので、結末にはやられました。
トマトマートさん 6点(2004-05-05 00:42:18)
13.ネタバレ 映画としてはよくまとまっていると思う。しかし重すぎ。ドスンと暗くて重たい。どうしたら良いんだろうというくらい…。いとこ同士ながら想いを寄せる二人。困難や二人の気の迷いによる寄り道が多く、途中いらつく。やっとやっと結ばれたかと思えば貧困を極め、挙げ句の果てには子どもがみんな死んでしまう。見ちゃいられなかった。最後に主人公ジュードが立ち去る内縁の妻の背中に向かって「僕らはいつまでも夫婦だ」と言い放つシーン。愛なのか執着なのかよくわらないほどだ。ここでまた二人寄り添って生きていくにしても、明るい日差しが差し込むとは思えない。ウィンターボトムの暗部。痛々しさがいっぱいの映画。
のはらさん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-08 11:50:33)
12.あんなことになるとは想像してなかったので、かなり衝撃でした。重い映画ですが、なんとか受け入れられました。
もみじプリンさん 6点(2003-07-25 11:21:48)
11.全体的に暗いストーリーだけど、話はしっかりできている。悲劇的で現実的で映像も音楽も暗い。それはそれで調和が取れてるんだけど、個人的にはちょっと…って感じ。それにしてもケイト・ウィンスレットはまだ若い(はずな)のに、母親役がお似合いで(笑)
びでおやさん 6点(2001-01-14 01:31:39)
10.公開当時、ロミオとジュリエットの様な悲恋物かと思って見に行った。全然違ってました。損はしてないと思う。思いたい。しかし話が暗すぎて、かえって一緒に見た友達と、エンドロールで笑ってしまった。あの時の私には、スーは好き好んで不幸になろうとしているようにしか思えなかった。数年を経て、彼女は進歩的意識の持ち主であり、かつ人生に妥協したくなかったから、ああ生きるしかなかったのだと思い始めている。今の時代に生きていたら、少しは救われるただろうか。スーがたばこを吸いながら踊るシーンは、女性から見ても小悪魔的魅力を感じた。
とんぼいさん 5点(2004-06-06 01:40:51)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.97点
000.00%
100.00%
200.00%
3310.34%
413.45%
5620.69%
6931.03%
7517.24%
8413.79%
913.45%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

■ ヘルプ