映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の口コミ・レビュー(2ページ目)

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

[ジツロクレンゴウセキグンアサマサンソウヘノミチ]
2007年上映時間:190分
平均点:6.73 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-03-15)
ドラマ犯罪もの実話もの
新規登録(2007-10-23)【TM】さん
タイトル情報更新(2019-12-20)【イニシャルK】さん
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監督若松孝二
キャスト坂井真紀(女優)遠山美枝子
ARATA(男優)坂口弘
伴杏里(女優)重信房子
中泉英雄(男優)植垣康博
桃生亜希子(女優)持原好子
RIKIYA(男優)金廣志
坂口拓(男優)塩見孝也
高野八誠(男優)加藤能敬
タモト清嵐(男優)加藤元久
佐野史郎(男優)さらぎ徳二
奥貫薫(女優)あさま山荘管理人
大西信満(男優)坂東國男
地曵豪(男優)森恒夫
ウダタカキ(男優)吉野雅邦
光石冨士朗(男優)
原田芳雄ナレーター
脚本若松孝二
音楽ジム・オルーク
製作若松孝二
企画若松孝二
特撮ビル横山(ガン・エフェクト)
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💬口コミ一覧

24.多くの日本人に観てほしい作品です。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 8点(2008-04-24 22:14:04)
23.ネタバレ あさま山荘事件をそれ単体で突出させるのではなくて、その前にあった大量リンチ事件、さらにその前にあった60年代闘争と、きちんと順を追って進んでいるのが、作品に意義を与えている。また、中身の空虚さを押し隠そうとする森の空威張り的な独裁、永田のじとっと光るような眼と粘着質な追い込み、坂口の妙に落ち着いたふてぶてしい態度と、中心人物の特性を端的に押さえているのも、作品を引き締めている。ちょっと残念だったのは、リンチ被害者の扱いが途中から露骨にぞんざいになっていることと、終盤に至っても登場人物のお肌つるつる、髪つやつやだったこと。メイクでどうにでもできたはず。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-04 03:51:53)
22.思想家気取りのガキ共による、革命ゴッコの果ての幼稚な殺し合い。
それ以上でもそれ以下でも無く、また他に語るべき言葉も無い。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-13 01:02:53)
21.「光の雨」と比べるとドキュメンタリー色が強いですね。演出やカメラワークなどいろいろありますが、現代に生きる私たちに強烈なインパクトを与える点を評価したい。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-02-12 09:54:55)
20.ネタバレ 30数年ほど前の冬の群馬の閉ざされた山岳アジトで何故あのような事が起ったのか分かる由もなかったが、この映画を見てこういう事だったのかと少し理解が出来た。高尚高邁??な理論を掲げて総括を要求すれど、本当のところは「チャラチャラしている」「同志と男女関係を持った」「車の止め方を注意したら言い返してきた」等等のことが気にいらなかっただけで、実態は中学生の低レベルなイジメの世界と大差はなかったと。
山荘銃撃戦の最中に内緒でクッキーを食べた兵士が「クッキーを食べる行為こそ反革命の象徴」と自己批判を迫られるが、「俺たちはやっと本物の敵と戦ってるんだ、クッキーを食うことに革命も反革命もあるか!馬鹿馬鹿しい」と言い返したシーンが至極真っ当に思えた。つまりそのくらい枝葉のどうでもよい事で大勢の同志が殺害されたのである。
この映画は映像の完成度は低いが、誰もが違うと思っている事を口にできない異常な雰囲気の描写には優れたリアリティーがある。色気を狙った脚色を施して目も当てられない作りにしなかった点を評価したい。
ぱたぱたさん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-09 09:37:25)
19.小説を読みどうしても鑑賞したくなった作品で、作品はかなり小説の内容と合致していた為鑑賞していてとても面白い作品でした。ただし、この長編作品に関らず森がどのように逮捕されたのがか描かれたいなかった事が省かれていたのは残念です。鑑賞後、総括とゆうフレーズが耳に残っています。
SATさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-30 22:13:15)
18.3時間は長くなかった。実録と銘打っているように前半部分の文字情報を使用した説明部が多少安っぽいがそれでも、話が山岳ベースに移ってからは画面凝視。世代的に意味不明な点も多いが、それでもいろいろ考えさせられる。多くの人物が当時の最高学府に進んだ者たち、若さと高度な知能の若者が向けるべきエネルギーの対象が革命や改革から権力維持に、国や政府から組織内に変わっていく怖さ、そして本当の権力によりなすすべなく追い込まれてゆく、一人混入していた高校生が現代人の代弁者であったがそれでも声は届かない、大変なものを見せてもらいました。映画的には「光の雨」のほうが完成しているけど、こっちは「実録」と付いているので良しとします。それにしても彼らの最終目標点はどこにあったのだろう、ネットで調べるとするか・・・
カーヴさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-20 11:11:30)
17.こういう変な奴らがトップに立った団体やら宗教ってのは本当に恐いね。「総括」「自己批判」「異議無し!!」・・・。とりあえず「総括」って言葉使いたくなくなりました。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-31 22:28:43)
16.ネタバレ 初めのうちは事柄の絵解きのような画面が延々と続き、それに安っぽい音楽も付いて、こりゃ大変なものを見始めちゃったかな、と心配してたのが、山に入ると引き込まれ、その映画としての「洗練されなさ」が異様な力を持ち、グイグイと終わりまでいってしまった。不思議な映画体験だった。不必要なところで英語のバラードが流れたりして、どうしてそういうことするの、と頭の片一方で怒るんだけど、そういう粗っぽさを全部肯定したい気持ちのほうが先に来る。粛清の嵐のとこが一番のめり込む。彼らは少なくとも唯物論の共産主義を信奉してたはずなのに、その彼らが、かつての精神主義で固まった帝国軍隊のミニチュアに見えてくるあたりの滑稽と戦慄。訓練のとき、バーンと言う発射の声が小さい、と怒鳴る。銃に傷を付けたのが重大な失態になる。“神聖な”党を汚した、と自己批判を迫る。「総括」という輪郭のはっきりしない言葉が、万能の力を得てしまう。かつての「天皇」を「革命」に替えただけの精神構造。これはいったい何なんだろう。日本人固有の体質的傾斜なのか、それとも人間の閉じた集団があるところ、どこにでも起こりうる病いなのか。犠牲者を生み出すことだけで維持される組織。その構造が発生するメカニズムの分析までは映画では出来なかったが、しかしそれを観察する体験だけでも貴重だった。映画『光の雨』では、現代の若者との落差といった話で逃げてしまったところを、今回はじっくり見せてくれた。あさま山荘の中でもまだ、クッキー食べたことで自己批判を迫ったりしてたんだなあ。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-17 12:10:01)
15.森と永田! お前らが総括しろよ!
guijiuさん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-08 12:22:45)
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14.メッセージ性を前面に押し出した映画は苦手なんだけれども、これは観てよかったと思う。連合赤軍がどうというよりも、その理念が何であれ、権威主義的な組織に身を置くことの恐ろしさを改めて思い知らされた。
クルシマさん [映画館(邦画)] 7点(2008-06-07 00:39:00)
13.若松監督は当時の世論がそうであったように革命に全霊をかける青年たちを支持していたらしく、それゆえに青年たちの凶行ばかりがクローズアップされているこの事件の背景をちゃんと知らせたいと思った、というニュアンスの記事を読んだ。だから「あさま山荘事件」よりもそこに行き着くまでを丁寧に描き、その組織自体が生まれるべくして生まれた当時の日本の社会情勢と簡単な時代の流れを当時のフィルムとナレーションを使って説明してゆく。芸術性よりもメッセージ性に重きを置いている映画だと思うのだが、若松監督の映画はどれもそうなのだが、監督の「伝えたいという想い」の力強さがそのまま芸術性を引き出しているように思う。国家権力に立ち向かう若者たちは立ち向かうために組織をつくり、組織の中の権力を手に入れるため、また維持するために凶行に走ってゆく。弱いから徒党を組む。そして弱いから権力を欲す。「人は愚かである」という言葉では片付けられない。生きた時代、生きた場所によって誰もがこの事件の主役になり得、殺す側、殺される側になり得たということがこの映画を見るとよくわかる。長い上映時間中、けして目をそらすことができない。映画が真剣にこちらに語りかけてくるから。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-19 16:42:14)
12.当時をリアルタイムで知らない者にとっては、とても衝撃的な内容だった。

学生運動から発展して赤軍の結成、組織内での軋轢、クライマックスの闘い…時系列順にじっくり描かれている為事件の全容を理解するのに役立った。

登場人物もやたら多く、全てを理解するのは難しいが、当時の彼らの思想や、やろうとしている事は伝わってきた。
「実録」というだけあって、記録フィルムのような、ひたすら事件を客観的に捉えている点は良いと思う。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2018-11-06 21:39:39)
11.ネタバレ なんで「殴る」事が総括になるのか?その辺がよく分からなかったです。そもそも劇中の森や永田の言っていることもよく分からなかったです。遠山さんが普通に喋っていたのに、リンチにあって自分を偽らなきゃいけなくなり、死んでしまうのは恐ろしい事です。まっとうな人間の方が間違いとされる、そんな空気はノルマ重視の会社やいじめのある学校でも、今でもあるのではないでしょうか?とても恐い映画でした。
トントさん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-30 13:24:03)
10.ネタバレ あさま山荘事件について、事実を忠実に再現している為、事件の理解には役に立った。
この映画の存在価値は、その一点に尽きる。
映画的な面白さに関して言えば、ほとんど無しと言ってもよい。

事件そのものを理解するだけなら、ドキュメンタリーとして語れば十分。
事件を映像として、単調に再現する価値があったかどうか、それが疑問。

革命を起こす為に闘った、彼ら連合赤軍は、彼らなりに命がけで真剣だった。
鬼気迫る状況だったに違いない。
ところが、本作では、その鬼気迫る感が全く伝わってこない。
というより、映画でそれを再現しようとすること自体が、やや無謀なのかもしれない。
何故なら、彼ら「革命戦士」達は、盲目的に国家に立ち向かい、全身全霊でもって国家に対峙したであろうからだ。
そこまで命がけで行動した彼らを、演技で再現しようとしても、無理である。
いくら頑張っても無理だ。
だからこそ、陳腐な雰囲気の再現映画になってしまう。

この映画そのものが、既に企画段階で失敗作であったのではないだろうか。
事件を忠実に再現するだけなら、映画でなくてもよかったと思う。
もっと映画的に作ってほしかった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 5点(2015-01-18 03:49:38)
9.ネタバレ 1970年代に学生生活をおくったものは、やっぱり見ておかなければいけないのかと思いで、借りてみた。最初に出てきたかわいい女の子に紹介のテロップが出て重信房子とでてきたのには、かなりびっくりした。学生時代いつも行く銭湯で手配写真を見ていたカリスマ戦士は、すでに歴史になったらしい。遠山と重信は、どこから人生が変わってしまったのだろう。あさま山荘に立てこもった赤軍兵士の管理人の奥さんへの革命戦士としての毅然とした態度と、アジトでの仲間へのリンチはどこがちがうのだろう。人間の恐ろしさを感じてしまった。最期に森が手記を残しての自殺。なぜかほっとする。ただし、この監督がなぜこの作品を取ったのか、思想的背景についてはよくわからないし、わかりたくもない。
ジブラルタの星さん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-26 14:20:04)
8.とても真面目にシリアスに創っています.. 中盤から、やたら、ソウカツ、ソウカツ、って○○かったけど.. 私の世代からすると、時代がそうだったんだから..仕方がない.. としか言えませんね...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2009-05-19 13:01:46)
7.見応えはあったけど、映画としてはあまり面白くなかった。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-17 00:51:54)
6.「自己を共産主義化する」とか,「銃による殲滅戦」とか,ちょっと何言っているのかわからない・・・
「総括! 総括!」と言っている指導部を総括させてみたくなった.
こんなことやっているから革命も成功しないんだよwww
↑は,映画の感想ではありません.

映画の感想としては,つまらないの一言です.
監督をはじめ,製作陣の総括が聞きたいですね.
あきぴー@武蔵国さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-01-29 16:39:37)
5.映画としての出来が最低。山本太郎や裕木が演じた光の雨のほうが余程良い出来である。テレビの再現VTRのような安っぽさ、永田のあまりに分かりやすすぎる演出。実際の出来事に忠実に描くという点では光の雨を上回っているが、映画としての魅力は皆無である。また、それだけにあまりにも説明的描写が多すぎる場面、少なすぎる場面があり、予備知識がなければ何がどうなっているかも分からない。ただ、資料としては当時の映像なども交えてかなりまとまっているのでそういう価値はある。資料なら8点くらいつける。
Balrogさん [DVD(邦画)] 3点(2012-04-01 21:34:32)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.73点
024.55%
124.55%
200.00%
324.55%
412.27%
536.82%
624.55%
71125.00%
81227.27%
9613.64%
1036.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 4.25点 Review4人

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