映画『once ダブリンの街角で』の口コミ・レビュー

once ダブリンの街角で

[ワンスダブリンノマチカドデ]
Once
2006年アイルランド上映時間:87分
平均点:6.91 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-11-03)
公開終了日(2008-05-30)
ドラマ音楽ものロマンス
新規登録(2007-11-08)【+】さん
タイトル情報更新(2010-10-03)【S&S】さん
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監督ジョン・カーニー〔監督〕
キャストグレン・ハンサード(男優)
マルケタ・イルグロヴァ(女優)
脚本ジョン・カーニー〔監督〕
音楽マルケタ・イルグロヴァ
グレン・ハンサード
作詞グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
作曲グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
字幕翻訳税田春介
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💬口コミ一覧

45.ネタバレ たぶんこれからは「好きな映画は?」と聞かれたら、「ダブリンの街角で」と答えます。。。主人公の男の全てをさらけ出した歌詞、全てをさらけ出した歌い方に心底心を打たれました。楽器屋での演奏で心を震わされ、スタジオでの演奏では心が熱くなりすぎで泣きそうになってしまった。もっとハッピーエンドな終わり方にしてくれた方が、見終わった後もっとすっきりとした気分になれたとは思うけど、あの終わり方はあれでよかったような気もするな。ああー、この映画、とにかく僕にとっては満点です。ホント久しぶりに、「いい映画を観た」という気分にさせてもらいました。たぶんDVD買っちゃうだろうな。
jojoさん [DVD(字幕)] 10点(2009-02-22 00:32:04)
44.ネタバレ 兎にも角にも音楽が良い!!「ザ・コミットメンツ」とはまた一味違った、アイルランドの音楽映画の名作だと思う。ドキュメンタリー風のカメラワークがリアリティに拍車をかけ、楽曲をフルコーラス流しメロディと歌詞で物語りを紡ぐ。二人は結ばれないけれど、それぞれの幸せに落着するラストも心に染み入る。サントラが欲しくなること必至!
deeさん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-15 23:45:10)
43.ネタバレ ドキュメンタリーのような、でもリアルなだけじゃない映画。
別の人を思いながら書いた歌が別の時、別の場所、何人もの力を借りると、その歌の普遍性が発揮される。
音楽の力は偉大だ。音楽だけじゃない、どのエピソードもどの人物も飾らないのに、最後にはみんな素敵に見えた。
悲しくないのに終わったとで泣いたのは、ふたりがくっつかなかったからじゃない。
えんびすさん [映画館(字幕)] 10点(2007-11-22 00:45:39)
42.ネタバレ 最後、男はレコードデビューを求め元カノのいるロンドンへ、そして女はダブリンで夫と再スタートの生活を始めます。2人の演技と音楽は素晴らしく、また出演シーンの少ない脇役陣(お父さん、レコーディングエンジニア、ドラマーなど)も良い味を出していました。彼女が乾電池を買った後に歌いながら歩くシーンやバンドメンバーたちと海に行くシーンがいいですね。なお、海岸で彼女が彼にチェゴ語で言った意味は「私が好きなのはあなたよ」みたいですね。。。。切ないですね。。。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2021-01-08 06:56:56)
41.ネタバレ 女性の 「マチガイが起こるかも」 の一言の重さに、そして男性との約束をすっぽかした行為に驚いた。よくぞ紙一重で耐えたなあ、と感動・・・・・・。この寸前で身を引く潔さは、「源氏物語」の空蝉のイメージが頭の隅にすっときた。男性がやけになって怒りもせずに、彼女にピアノをプレゼントするサプライズも心憎いばかり。あのとき女性が身を引いていればこそ、2人は泥沼化せずに美しい思い出だけを残すことができたのだ。そう思うと、恋愛のかけひきは、まさにギャンブルに等しい。どちらの方向に進めば何が待っているか知れたものではないということ。幸せになるためには、常に何かを犠牲にしなくてはならず、その犠牲を最小限にするにはどういう選択をすればいいのか、恋人たちはいつも答えを探しあぐねる。この物語では、CDが完成した時点で2人の別れは自然の流れになっただろう。別れてこそ、収録されている音楽の価値が希少性を帯びて上がるというもの。男女関係を続けて思い出がCDからはみ出るようでは、この映画の中の「CD」という小道具が活きてこないのだ。ほろ苦くて寂しいけれど・・・・・・。
tonyさん [インターネット(字幕)] 9点(2014-09-28 22:46:13)
👍 1
40.紹介してもらってみた映画、切なさがほのかに残るピュアな映画でした。純粋に音楽が結び付けてくれた「友情」とも「愛情」ともつかない感情が印象に残る。音楽もよかった。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-21 13:03:26)
39.ネタバレ 登場人物の心の内を曲に乗せて語るという手法は一種のミュージカルとも言えるけど、ミュージッククリップのような演出によって斬新な印象を受けた。
じっくりと歌詞を紐解いてみると実に切ない恋愛の形が見えてくる。
お互いの立場もよくわかるし、惹かれ合う気持ちも理解できる。
一線を越えそうで越えないもどかしさのようなものが心に残った。
彼女がチェコ語で何と言ったのかちょっと気になったけど、この作品における通常の台詞には意味はないんだよという演出なのかなとわからないまま納得することにした。
さて、僕はこの作品を字幕と吹き替えの両方で見てみた。
そうすると、字幕と吹き替えでは微妙にニュアンスが違うことに気付く。
字幕では彼女の最後の台詞は『意味ないけど』となっているのに対して、吹き替えでは『意味はないけど』となっている。
微妙な違いではあるけど、意味が大きく違ってくるような気がする。
僕は吹き替えの『意味はないけど』に心を締め付けられた。
なんだかとても切ない台詞に聞こえて仕方がなかったから。
もとやさん [DVD(吹替)] 9点(2008-06-28 20:58:31)
38.ネタバレ まず何をさておいても楽曲がよい。特にメインテーマ的扱いをされている曲、5拍子なのに違和感なく圧倒的に心に染みいってくる。すべての曲のメロディラインが秀逸。こうしてみると、音符の組み合わせはまだ出尽くしてないってことですね。主人公の男性は「ロックじゃないよ」と言ってたけれど、これこそ真のロックンロール・マインド。熱い歌、心をわしづかみにする歌を堪能しました。チェコから母、娘を連れてやって来てる子は「移民」じゃなくて「出稼ぎ」でしょうね。しかし、Takamineのエレアコをこんな風な使いかたするアーティスト初めてです。ピエゾの妙に艶っぽい音嫌いなんでビックリしました。それからドラムの子、テクがあるほうじゃないけどタイトでよかった。サントラにかぎらず出演者たちのアルバムそろえてみたいと思います。最初に歌ってた曲がVan Morrisonなのはダブリンへの「よいしょ」かな?
shintaxさん [映画館(字幕)] 9点(2008-02-12 17:57:52)
37.いい映画だった、という余韻を感じる。ただし、作中の音楽を好きかどうかで評価は分かれると思う。
希望につながる未来はここから始まるかもしれないし、そうでもないかもしれない。でもそういった多くの人生が毎日転がっているんだろう。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2025-03-09 11:47:33)
36.ネタバレ なぜか主演の男女だけ名前がないのね。
アイルランドの音楽映画で真っ先に思い出すのはアラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」なんですが、本作の主演の男優さんはコミットメンツのギタリスト役っていうのが今回わかってなんかうれしい。音楽のジャンルとしては好きというわけではないんですが歌唱力が凄いんで聴いちゃいますね。知らず知らずのうちに惹き込まれます。

映画としては好きです、映像の色や雰囲気も好み。ライフステージが変わる時という感じでして終わりが未来への始まりみたいな。
オープニングの投げ銭泥棒がイイ。最後まで穴の開いたギターていうのもイイ。
楽器店の人、男性のお父さん、スタジオの人などなどイイ感じ。
ただ、チェコの女性の方はあんまり好きじゃないな、完全に個人の好みです。お父さんから内緒で借りたバイクを自分にも運転させろっていうシーンはイラっときた。ダメだって言ってるのにしつこいし。最初の登場シーンからなんか思わせぶりな感じがするのよ。
これ演出とか描き方に問題があるのかもね。
envyさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-08 16:31:49)
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35.ネタバレ いいよなぁ。こうして愛は引き継がれ、守られる。そしてあるべき愛の姿に戻される。なんつって。地元の愛です。観終わって、深夜地元の街をバイクで走ったよ。閉店した大きな黒い家電量販店。誰もいないリンガーハット。眠る時間が当たり前のようにある地方都市の夜。繁華街には行き場のない金髪の青年たち。時折、駅前で歌う彼らを温かく見守るOLや酔っ払い。こんな街がおいらにゃ誇りなんだ!! 切ねぇ~っ
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2012-10-23 02:12:27)
34.ネタバレ 2人が歌うシーンを挟みつつ淡々と進む展開が心地良かった。主演の2人は本当のミュージシャンということで、歌や演奏の上手さは流石という感じである。全く境遇の違う人間同士が街角で出会い、そして別れる。切ないがその繰り返しが人生だと思う。2人とも新しい生活で幸せになって欲しいと心から思った。
mickeyさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-08 11:05:58)
33.ネタバレ 音楽が最高に格好良く、この映画の要であることは言うまでもありません。基本的なストーリーは至ってシンプルで、まるで初恋の物語のように、淡い気持ちが見え隠れしています。登場人物を限定し、役名を付けないことで個の意識をなくし、見ている者に2人の主人公と気持ちが寄り添えるようにしています。映画館で見逃したことが悔やまれる映画でした。
shoukanさん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-29 23:50:41)
32.男と女の話となると直ぐに男も女も馬鹿の一つ覚えみたいに脱いで、抱合ってとそういう作品が多過ぎる。特にハリウッド映画にはその傾向が見られる。そんな中でこの映画にはそういうものが何一つない。それがこの映画の良いところである。全編に流れる音楽の美しさ、素晴らしさは言うまでもない。話そのものは特に何か凄いものを感じることは出来ないけれど、至ってシンプル、うるさい音楽とは違う音楽の良さと心地の良い映像美に、そして、何よりも主演の二人が良い。特にあの男優が二枚目じゃないのが良い。どこにでもいそうな感じの男と女だから最後まで安心して、楽しむことが出来た。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-25 19:24:26)
31.音楽と映画の雰囲気が絶妙で、かなり来るものがありました。なんといってもヴォーカルの力がすごいです。さすが実はプロというだけありますね。恋愛ドラマ的要素も嫌な感じがなく、さりげなく入っていたのが好印象でした。
色鉛筆さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-25 21:27:10)
30.ネタバレ 何となくTVで観始めたのですが、冒頭の街角で歌う「彼」の歌から一気に引き込まれました。評判が良く、期待して観て期待通りだった映画もいいけど、こういう素晴らしい映画との偶然の出会いって本当に嬉しいですね。できれば映画館で彼の歌を聴きたかった。また、「彼女」もとても素敵で良かったです。楽器屋で彼はギター、彼女はピアノで2人で歌う姿がものすごく素敵でいい雰囲気でした。そしてレコーディングのシーン、彼の飾り気の無い等身大の自分の思いをぶつけた歌詞、その腹の底から吐き出すような歌い方、その歌う表情とそれに合わせる彼女のピアノと控えめだけど綺麗な歌声。こんなに感動する歌を久しぶりに聴いた気がした。作品全体が何となく悲しげで、出会った頃から二人が結ばれない予感がした。一緒にロンドンに行く終わり方も悪くないけど、2人が自分でそれぞれの道を歩み始めたラストはこれからの2人の人生に幸あれと応援したい気持ちで一杯になった。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-06 22:56:32)
29.ネタバレ どっかで観た顔だなと思ったら、おお、“男”は『ザ・コミットメンツ』のギタリストだった人じゃないですか。この人は元来プロミュージシャンなんで音楽性が高いのは当たり前ですけど、本来はこの役はキリアン・マーフィが予定されていたそうです。実はキリアンももとはロックシンガーだったそうなので、この世界線もちょっと観てみたいです。“女”はチェコのアナ・ケンドリックスという感じの容姿ですが、この時はまだ18歳だったみたいです。でも夫と別居している子持ち主婦という設定にはぴったりで、やっぱちょっと老けてるんだよな。 低予算が丸判りのオール手持ちカメラとロケ撮影の映像には、まるでドキュメンタリーかノン・フィクションの様な雰囲気があります。この映画に登場するキャラは冒頭で“男”のチップをかっぱらおうとする若い男も含めて、男女を問わずイイ人ばかりなんです。“男”の創る曲はフラレ男の元カノへの愚痴とぼやきと未練たらたらの歌詞ですが、確かに曲はイイですね。対する“女”はモーションをかけてくる“男”を頑なに拒むし、最後は“男”はロンドンにいる元カノとよりを戻せそうし、“女”は夫をチェコから呼んで新生活を始めることになる結末。まあこの結末だけじゃ“男”がロンドンでアーティストとして成功するかどうかは未知数って感じだけど、ベタなサクセスストーリーじゃないところに好感が持てます。こういう何の進展もなかった男女の出会いって、自分も含めて経験したことがある人は多いんじゃないかな、人生ってそういうもんよ。因みにこの“男”と“女”を演じた二人は撮影後にほんとに恋人になって同棲したんだとか、もっとももうとっくに別れたみたいですけどね(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-20 22:51:54)
28.肌を合わせるどころか唇を重ねる事も自重した男女のロマンス、男の父親の寡黙さ、ひたすら歌っている音楽映画。地味なことこの上ないのに、気遣いや慈愛深さや思いの丈をぶつける歌詞に魅入ります。「静かに行くものは健やかに行く 健やかに行くものは遠くまで行く」が思い浮かんだ良作。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-12-25 00:48:48)
27.ネタバレ 主演の男性プロだったのね、道理で歌が上手いと思った。
90分程度の長さでちょうど良い。音楽たっぷり聞けるので好きな方にはおすすめ。
あずれもさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-23 20:46:27)
26.前半の歌はとてもよかった。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-20 21:17:28)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.91点
000.00%
112.22%
200.00%
300.00%
424.44%
5613.33%
6715.56%
71328.89%
8817.78%
9511.11%
1036.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.88点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.37点 Review8人
4 音楽評価 9.30点 Review10人
5 感泣評価 7.83点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
オリジナル主題歌グレン・ハンサード受賞"Falling Slowly"
オリジナル主題歌マルケタ・イルグロヴァ受賞"Falling Slowly"

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