映画『once ダブリンの街角で』の口コミ・レビュー(2ページ目)

once ダブリンの街角で

[ワンスダブリンノマチカドデ]
Once
2006年アイルランド上映時間:87分
平均点:6.91 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-11-03)
公開終了日(2008-05-30)
ドラマ音楽ものロマンス
新規登録(2007-11-08)【+】さん
タイトル情報更新(2010-10-03)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・カーニー〔監督〕
キャストグレン・ハンサード(男優)
マルケタ・イルグロヴァ(女優)
脚本ジョン・カーニー〔監督〕
音楽マルケタ・イルグロヴァ
グレン・ハンサード
作詞グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
作曲グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
字幕翻訳税田春介
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

25.燃え上がるようなものではないけど、ちょっとロマンチックな出会いを、下手に盛り上げたりせず落ち着いて描いているのが良かった。といっても映画としての見せ場はちゃんと音楽で魅せてくれていて、始終ほのかな切なさを感じながら観ることができた。
Trunkさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-14 09:24:22)
24.ネタバレ なんと言うか、前向きな感じが非常に良かったですね。ダブリンの街の美しさとその陰に隠れている厳しい現実が音楽とマッチして、独特な雰囲気を作り上げています。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-01 00:39:03)
23.ネタバレ 路上ライブを捉えるファーストシーンの手持ちカメラの揺れがいかにも即興風を装うのだけれど、次に窃盗男を追いかける場面では付近の店内に飛び込んでいく二人を捉えたかと思うと、次の瞬間にはカメラは二人が飛び出してくるであろう隣の出入り口の方を早くも向いてしまっている。案の定、手筈通りに二人が飛び出して来るのでその予定調和ぶりに一気に興ざめしてしまう。また、楽器店で男女が初めてデュエットする場面も受け容れ難い。カメラは不必要に動き回り、まるで二人の演奏の邪魔でもするかのように二人の直近まで寄りと引きを過剰に繰り返す。この無配慮に振り回されるカメラが煩わしい。といった具合に序盤は撮影面で不満が多いのだが、後半は次第に持ち直してくる。小品の趣ながら、中盤以降はクレーンを使ったショットも計3箇所あり、特にそれらが感情を伴った動きでいい味を出す。いずれも場所はヒロインのアパート前。まず、夜中に乾電池を買って戻る場面では、彼女の孤独感を表すかのようにカメラは上昇し、暗闇の中で彼女の小ささが強調されていく。そして歌っていた歌詞のように、カメラは上昇しながら行き場を失くす。対するラストシーンのクレーンは、ドアから出てくる笑顔のヒロインに俯瞰から真っ直ぐ躍動的に寄せていく。(さらにピアノへ)男の思いの軌跡のように。そして最後のショットは、思いを受け取った彼女のいる窓辺から外の世界への開放的な移動。二人の感応が、それぞれ三様のカメラの軌跡として表現されている。これらのクレーンの運動は美的だ。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-15 22:16:17)
22.こういう出会いを一つ持っていれば、人生を豊かに過ごせそうな気がする。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 13:13:16)
21.ネタバレ 一時間半にも満たない小品、私が大の苦手とするストリートミュージシャンが主人公の映画では有りますが、これはなかなか面白かったです。アイルランドの首都ダブリンというあまり馴染みがない都市の風景、ヒロインがチェコからの移民という設定が巧く生かされています。特に好きなシーン二つ、徹夜明けのレコーディングの後で、躁状態のまんま皆で海岸に繰り出すシーン、あとヒロインが電池を買って夜道を帰って来るシーン。バスに乗っているお婆ちゃんとか、楽器屋の店員さんなんかのごく市井の人々の何気ない表情が巧く捉えられてましたね。ヒロインの家にいきなりズカズカと若い男達が上がりこんでくる場面はちょっと面食らいましたが(笑)流れる楽曲も自分好みの佳曲がズラリ。この監督の演出を半ば放棄してるのかと思わせつつ、観客をダレさせないタッチは結構好きかも。ラストのクレジットが流れて、初めて彼ら二人が『名無し』だった事に気付きました。人間は他人とのちょっとした出会いで生活を変えられる、この映画ってボーイ・ミーツ・ガールのごく普遍的なオハナシだったんだなあ・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-29 11:20:43)
👍 1
20.自分の趣味と若干ずれてるんだけど、音楽が上質で心に響く力を持っていた。音楽が本物だったから、一時間半を耐えることが出来たと思われる。ラストは予想外。映画の雰囲気を壊さずに終えてはいるのだけれども・・・個人的には残念。
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 09:16:08)
19.とてもさわやかな気分にさせてくれる映画でした。音楽が素敵でした。
くだごんべさん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-27 09:59:27)
18.ネタバレ 私はこの作品を観て、初めて音楽に泣かされてしまった。
ミュージカルだとジャンル分けされていたが、
ミュージカルのような異世界の話ではなく、
音楽が俳優達と見事に共演し、ストーリーを絶妙に組み立てているのだ。

多くは語らなくても、出演者達の名前がなくても
この作品は立派な映画として成り立っている。
必要なのは、設定じゃない。
心に響いてくる音楽だ。

ダブリンの街角で出会った男と移民の女の子。
男はストリートで歌うミュージシャン。
別れてロンドンに行ってしまった恋人を忘れられない
女々しい男。
娘と母親とチェコからやってきた女の子。
花やビッグイシューを売る彼女はピアニスト。
この2人が出会った瞬間、ストーリーは音楽と共に
駆け足で2人の人生を変えていく。

音楽に国境はない。
そういった言葉からも分かるように、2人が親密になるのに
言葉はそんなに必要なかった。
同じ音楽に対する情熱が2人を惹き付ける。

わずか1ヶ月以内の間にお互いの家を行き来するようになり
男はデモテープを作り、ロンドンに行く夢を現実のものにする。
もちろん、その背景には彼女との出会いがあったから。
彼女が男をやる気にさせ、2人の奏でる音楽が共鳴し合ったのだ。

人を好きになるのに、理由や時間は必要ない。
例え、他に恋人がいたとしても、好きという感情は
止められないものであり、ピュアなものでもある。
この作品は、友達以上、恋人未満の微妙な心の揺れを
見事に私達に見せてくれた。

どうしようもできない自分の感情。
好きだけど今の関係を壊したくないキモチ。
そしてこの関係が2人にとって心地良いことも
2人は重々理解し合っていた。

だから彼女は彼の家へ行かなかった。
だから彼もロンドンへと旅立った。

わずかな時間でも、2人のキモチは共鳴し合った。
それをお互い認識していたからこそ
2人は強くなれた。
前へ進めた。

お互いの為に、2人は別々の道を進み
幸せにならなければならない。
2人が結ばれるチャンスはいくらでもあった。
けどお互いそれを我慢して、この結論に達した。
だからそれを無駄にしてはいけない。

もう2度と2人は再会できなくても
2人の関係は永遠に2人の中に生き続ける。
2人が共鳴し合った音楽のように。
えみさん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-20 00:01:07)
👍 1
17.ネタバレ 歌が本当に良くって、お互いの心情をこれほどまでに! 吐き出してる・・・んだから、どーして。男って奴は(笑)。女も女だけど(笑)。歌に+2点。
ジマイマさん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 12:25:39)
16.ネタバレ 始めに曲ありきで作られた作品のようで、歌詞の内容が物語に深く絡んではこない。だから尾びれ背びれがいっぱい付いたプロモーションビデオのようで、物語の方はひどく単純なものだった。音楽も二人がじゃれてる映像も悪くはなかったけど、映画としての物足りなさはいかんともしがたい。スピルバーグが絶賛した、とちらっと聞いたけど、あの無口で優しいお父さんだろうな、やっぱり。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-31 20:11:53)
👍 1
スポンサーリンク
15.このような良心的な作品に対して異論を唱えるのは、あまりイイことじゃないのは承知してますが ①ヒロインに魅力が感じられない場合、自分にはあまり重要な作品ではなくなるのですが、この女性からはどうしても生硬で平板(素朴で不器用という好意的な見方もできましょうが)な印象しかないこと。②(作品には直接関係のないことですが)アカデミー主題歌賞を受けていること。これは「フル・モンティ」(作曲賞)の時のように、楽曲自体よりむしろ作品の人気や鮮度に対して与えられてる気がするので。(メンケンが気の毒なんです…)③「体より心」ということにこだわりすぎてること。こんなにポロポロでてくるのは、やっぱり苦手…なんでしょう。画的にも音楽的にもあんまり…ね。プレーンな作りが珍しがられてるだけじゃないのかな。それでも録画を残してあるのは自分の審美眼に自信がないのと、客観的にみて志が高いのは明らかだから。(この映画の曲が好きな方は…エブリシング・バット・ザ・ガールのアルバム‘Acoustic’も聴いてほしいな…)
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-30 00:33:01)
14.くっつきそうでくっつかない二人がじれったかった。
nojiさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-19 19:22:00)
13.ネタバレ ミュージカルは至って好きなのだけど、普通の劇映画の中で登場人物が歌いだすとイライラさせられる。ここらへん微妙なのだが、なにか私の中で一線が引かれているらしい。ミュージカルは、その日常を歌によって何か別のものに更新してしまうのに、ストーリーの中に組み込まれた歌のシーンはそうなってくれず、人が気持ち良さそうに歌ってるのをこちらはただ傍観し、手持ちぶさたに歌い終わるのを待ってる気分になってしまう。というわけでちょっとその点はつらい映画でした。人生の一コマとしての男女の出会いと別れのスケッチとしては後味がいいし、主人公のお父さんもいいし、70年代っぽい手持ちカメラの効果も概ね良かったと思う(ただ5拍子の歌を録音しているときの、録音技師がしだいに気を引いていく演出は臭く、わざわざ手持ちカメラでリアルにやってる効果を削ぐ)。もうとっくに女が結婚しているって分かったと思ってたら、後の方で主人公が知って驚いてたのには驚いた。なんか重要なポイントを見落としてたのかなあ。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-30 12:12:57)
👍 1
12.音楽が良かったです。歌が上手いと思っていたら本物の歌手だったのですね。どこか切なくて、前向きな気持ちにさせてくれる心地よい映画でした。
あるまじろさん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-15 22:41:42)
11.ネタバレ 挿入曲の数々や演奏シーンにはさすがに説得力がありますが、作品の内容がそれに寄りかかりすぎていて、むしろ何かのアルバムの長編PVを見ているような感じもないではないので、映画として高い評価はできません。なんですが、ラストのいかにもアイリッシュな切ない閉じ方はやはり強力だったので+1点。それと、邦題どおりにダブリンの街角の光景の数々が存分に見られるのもいいですね。
Oliasさん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-20 04:27:38)
👍 1
10.この映画は歌がいいと評判で期待して見たのですが、あまり歌は自分の好みではなかったのが残念でした。でもダブリンの街がこの映画の雰囲気にぴったり合っていたのが良かったです。
Carrot Ropeさん [映画館(字幕)] 6点(2008-01-20 00:48:30)
9.ネタバレ この映画は、主演の男性の歌が好きかどうかで評価は大きく変わると思います。
残念ながら自分の好みには合わなかったため、好きでもない歌手のアルバムのPVを見ているようでした。先日観た「はじまりのうた」がとても良かったので、期待が過剰になった分、落差が大きかったようです。
でも、街の雰囲気や早朝の海岸のシーンなど素敵な画も多かったし、男女の関係性の描写も上手かったですね。お互い意識し合ってるけど結ばれない、でも決して悲劇ではなく、それぞれの新しいストーリーがこれから始まるというラスト。単純なようですが、安っぽいドラマにならないところに、制作者の力量の高さが感じられます。それだけに、主演の歌に魅力を見い出せず、気持ちが入らなかったのが残念でした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-17 17:44:33)
👍 1
8.ネタバレ  こーゆー落ち着いた雰囲気の映画が面白いと言えればかっこいいんでしょうが、やっぱ退屈と思ってしまうんですよね。
 『何も起きない。』『淡々としている。』
 映画を娯楽と思っている私にとって、この『淡々』というのがどうにも苦手。
 もちろん、淡々とした中にも、味わい深いドラマがあれば良いのです。ですが、この作品って雰囲気ばかりもったいぶって、ドラマ性が全然ない。やることと言えば、CDを作ることだけ。恋愛パートは、お互いの身の上を語り合うにとどまります。
 どうでしょう。それって面白いですか?せめて、『音楽におけるサクセス』『恋愛』、どちらか片方でも、もう少し盛り上がりを見せてくれれば評価は全然違ったものになったでしょう。
 『バスの中でおどけるシーン』『皆で曲を作っていくシーン』など、好きなシーンもあります。そしてそこから期待されるようなドラマが生まれない脱力感。これを『大人の落ち着き』ととるか、『退屈』ととるか。まあ、その辺は人それぞれですね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-26 02:34:06)
7.微妙ですね。二人の関係も作品内容も。あまり重くなく、さらっと見れば結構いい作品とは思います。細かく見ると、ピアノを送るとことか、女性の旦那がどう感じるかとか思ってしまいますが。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-31 20:45:44)
6.ごめんなさい。歌が長すぎます。良い歌ですが、最後にはもう飽き飽きしてしまいました。それにダブリンって中国人だらけだったのですが、今はいないのでしょうか?全然映ってませんでしたけど・・・?
さらさん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-10 13:41:03)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.91点
000.00%
112.22%
200.00%
300.00%
424.44%
5613.33%
6715.56%
71328.89%
8817.78%
9511.11%
1036.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.88点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.37点 Review8人
4 音楽評価 9.30点 Review10人
5 感泣評価 7.83点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
オリジナル主題歌グレン・ハンサード受賞"Falling Slowly"
オリジナル主題歌マルケタ・イルグロヴァ受賞"Falling Slowly"

■ ヘルプ