映画『人狼 JIN-ROH』の口コミ・レビュー(4ページ目)

人狼 JIN-ROH

[ジンロウ]
JIN ROH:THE WOLF BRIGADE
2000年上映時間:98分
平均点:6.60 / 10(Review 93人) (点数分布表示)
アクションSFアニメシリーズものロマンス漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-20)【イニシャルK】さん
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監督沖浦啓之
演出神山健治
藤木義勝伏一貴
武藤寿美雨宮圭
大木民夫自治警幹部
堀部隆一巽志郎
坂口芳貞搭部八郎/ナレーション
廣田行生室戸文明
古本新之輔
松尾銀三
松山鷹志
岸田修治
村井克行
長克巳
浜田賢二
幹本雄之
原作押井守
脚本押井守
今敏(構成協力【ノンクレジット】)
音楽溝口肇
佐々木史朗〔音楽・アニメ製作〕(音楽プロデューサー)
石川吉元(音楽ディレクター)
ビクターエンタテインメント(オリジナルサウンドトラック)
撮影白井久男(撮影監督)
スタジオコスモス
野口博志〔撮影〕
製作バンダイビジュアル
プロデューサー石川光久(エグゼクティブ・プロデューサー)
渡辺繁(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作Production I.G(アニメーション制作)
橋本昌和(制作進行)
配給バンダイビジュアル
作画西尾鉄也(キャラクターデザイン/作画監督)
トランス・アーツ(動画)
高田明美(首都警エンブレムデザイン)
沖浦啓之(キャラクターデザイン/レイアウトチェック)
岡村天斎(原画)
逢坂浩司(原画)
黄瀬和哉(銃器設定)
出渕裕(プロテクトギアデザイン原案)
Production I.G(動画/仕上げ)
安藤真裕(原画)
石浜真史(原画)
米林宏昌(動画)
吉成曜(原画)
小森高博(原画)
井上俊之(副作画監督/レイアウトチェック/原画)
本田雄(原画)
渡部隆(レイアウトチェック)
古屋勝悟(原画)
三原三千夫(原画)
美術小倉宏昌(美術監督)
平田秀一(背景)
渡部隆(美術設定)
編集掛須秀一
今井剛(編集助手)
山森重之(編集助手)
録音東宝録音センター(効果録音スタジオ)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
若林和弘(音響)
その他掛須秀一(ポストプロダクションスーパーバイザー)
溝口肇(composed & arranged by)
IMAGICA(現像)
あらすじ
昭和30年代、首都警察に編成された特機隊。ゲリラ「セクト」の沈静が主要任務だったが、その任が薄まり孤立し始めるにつれ、自治警の監視と牽制目的の為、セクトへの内通が行われるようになる。その任務に就く人狼、「フセ」は悲劇的な運命を辿ってゆく。
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💬口コミ一覧

33.ストーリーはけっこうよかったんだけどなー伏線もいいし、でもいまいち乗り切れなかったかな
LYLYさん 5点(2004-06-24 20:32:58)
32.ネタバレ アニメで、このような表現ができるとは驚いた。アニメファン以外にも観ていただきたい作品である。
・・・ 淡々とした冒頭のナレーションが、重々しい雰囲気を醸し出す。
荒廃した時代背景。下水道で作戦を企てるテロリスト達。高度な技術で描画されるトコトン暗いシチュエーションは、
これから起ころうとする何かを予感させ、緊張感を高めてゆく。その緊張感を突き破るように現れる特機隊、
この迫力は凄いとしか言いようがない。
アクションシーンは、これでもかとばかりに押し付けがましく見せられると辟易する。
また、同じアクションシーンでも見せ方によっては陳腐なものになってしまうだろう。
しかし、この「人狼」は違う。少ないアクションシーンを、静けさの中に見事に際立たせている。
静と動のコントラストが、迫力を増すのに素晴らしい効果を生んでいると思う。
登場人物の表情についても、同じことが言える。主人公の伏をはじめ、無表情なシーンが多いが、
だからこそ悲痛な叫びを表す表情に迫力が出るのだと思う。
終始喜怒哀楽を表していたのでは、大切なシーンでの表情が埋もれてしまったであろう。
ストーリーに童話の赤頭巾をオーバーラップさせ、悲恋の物語としているところも、絶品である。
多少難解とも思えるストーリー、さらに細かい説明を省略する手法は、観る者を検閲するかのように集中力と洞察力を要求する。
たが、ひとたび物語りに引き込まれると、自らの力で展開を解読してゆく快感から逃れられなくなる。
それゆえ、伏が雨宮を撃ち殺すラストシーンは、悲しいとか悔しいとか一言で表現できるものではなかった。そこには、
頭を何かで殴られたように、ただ呆然としている私がいた。
Gang10さん 10点(2004-07-20 00:41:15)
👍 1
31.最初はただのアクションかと思ってたら、途中からだんだんおもしろくなってきた。
フィリップ・バルカシジクさん 7点(2004-08-30 03:23:47)
30.押井氏の関わった作品を見るのはこれが初めてですが・・・。昭和30年代風の日本を再現した美術は素晴らしい。が、過剰な重武装の首都警の成り立ちに無理がありすぎるのと、反政府勢力が何のために戦っているのかいまひとつわからない。どうもガンアクションをやりたいが為にお膳立てしました感が漂ってしまい、登場人物へ感情移入しづらい。その土台がいまひとつなので、雨宮圭の行動も今ひとつ説得力が無い。しかも甲高いアニメ声でかなりイライラさせられた。あの声質は日本アニメのお約束なのだろうか?
ロイ・ニアリーさん 6点(2004-10-14 23:42:46)
👍 1
29.うーん、狼男系なオカルトモノを想像していたので、アレレ?な感じで、なんかよくわかりませんでした。あと女の子の声にちょっと違和感。

ないとれいんさん 5点(2004-11-14 19:38:38)
28.ネタバレ アニメーションのレベルは流石I.Gだった。
ややシナリオがわかりづらかった印象。
全体的に暗く、後半の展開も淡々と進むので少々刺激に乏しいかも。
狼は人との共存はできない、そんな悲恋が描かれる。
ラストの伏と圭のやり取り、その表情には悲しみ、切なさ・・苦しみも混じる。
随所に入る『赤頭巾』が浮くことなくストーリーに絡んでいるのが驚き。
アニメでやる必要が無い、実写でやれば・・と言われる押井作品はいくつかあるが、
実際にやったら微妙なことになると思います。
圭の声が耳に障ることを除けば、比較的多くの人に見せられるアニメかな・・と。
HIGEニズムさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-12-21 21:51:37)
27.ネタバレ ラストで圭を撃ったのは伏ですよね?小屋の中のおっさんは撃鉄を親指で戻していましたよね。結局、伏は狼として生きるしか無いのですよね。gooのあらすじの中ではおっさんが撃ってた事になっていて、ここで見ても半分ぐらいの人はおっさんが撃ったと認識していませんか?それだとラストの意味合いが全く変わってくるののだが、半田の言葉からしてもそうじゃないと思うのだけれど・・・だれか、はっきりさせて欲しい。。。
蝉丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-02 23:02:09)
26.最初はかなり混乱しっぱなし。二回目に観てようやく全貌が掴めました。それまでほとんどアニメといえばジブリ一色だった僕には、映像・ストーリーともに新鮮な印象を受けました。ジブリ帝国の支配下にある日本でこういう作品が脚光を浴びにくくなるのは無理もないが、それはそれでちょっと残念かも。
とかげ12号さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-30 11:57:33)
25.全体的に地味でしたがその中でも時々キラリと輝く場面があった。
ストーリーもキャラクターもとにかく好きで心に残る作品。
このところ哲学的になりすぎている押井さんですが
この作品は比較的誰にでも楽しめる作品だと思います。
05さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-24 21:01:10)
24.ネタバレ 童話『赤ずきんちゃん』を絡めた、 戦後、もう一つの日本の話。 観る前は、ドンパチものだと思ってたけど、 全然違ってた。 昭和30年代を思わせるような空気と 闘争で引き裂かれた男女の恋愛ドラマ。

最初観終わった時は、
「重たい話だな~」と思ったが、 もう一度観てみるとだいぶ代わった。 どのシーンをとっても無駄がなく、最後のシーンとかも際立っている。 最後の最後で感情を持った彼は、狼になってしまったのか、それとも人になったのか。それだけが気になる。

一番、印象に残ったセリフは、ラストの『そしてオオカミは、赤頭巾を喰った』
現実はこうなんだよ~みたいなことを言いたかったのかな・・・

てか漫画版の「犬狼伝説」も面白いから良かったら読んでみてください
のび太さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-19 19:46:50)
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23.おもしろいです。かっこいいです。画力さえあるならアニメ撮りたいなぁ。
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 05:40:30)
22.硬派で丹念に作られているので好印象ではありますが、キャラクターたちの心情を理解させようとしていない。
世界観だけを提示して、そこから推して知るべし、というだけではいかがなものか。
カラバ侯爵さん [試写会(邦画)] 2点(2007-03-26 15:03:43)
👍 1
21.ネタバレ 哲学面がそれほど強く出ていない分見易いものの、やはりごちゃごちゃしている印象。人を殺すのに機関銃で必要以上に撃ちすぎなのはアニメ的な派手さを求めたが故だろうが、他がリアルなだけにここだけ浮いて気分を削がれる。結構期待して観たんだが、なんだか物足りない。感情移入のさせ方が下手なんでしょう。
MARK25さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-05 21:36:53)
20.友人に勧められて観ましたが、絵的に好きになれませんでした。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-13 10:20:36)
19.アニメを観ない人にも見てもらいたいアニメの一つ。
陽の代表作が「東京ゴッドファーザーズ」、陰の代表作はこの「人狼」で決まり!
渋くて切ない・・・。
なおてぃーさん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-13 19:50:49)
👍 1
18.まったく覚えてない。
承太郎さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-05-04 11:27:40)
17.全体的に漂う暗さと重さのみが印象に残る。人によっては全く受けつけない作品です。
真尋さん [DVD(邦画)] 2点(2009-07-22 23:18:41)
16.ネタバレ 庵野監督とか押井監督のアニメ映画は全般的に苦手だが、この映画はなかなか良かった。と思ったら、原作・脚本だけで監督は別の人なんだ。

とりあえず、脚本がしっかりしているのが良いし、説明不足に陥っていないのが良い。映画にしても小説にしても、芸術作品は一回観て分かるように作るべきだと僕は思うのだけれど、これはだいたい観て分かった。「エヴァ」とか「攻殻」とかの「分かるやつにしか分かんねえよ」的な独善臭が無いのはありがたい。その世界について知るために一回観て、ストーリーを把握するために一回観て、伏線も含めて全てを把握するためにもう一回観て、更にその世界全体について理解するために副読本を読んだりしなきゃいけないような映画は嫌いだ。

その点、この作品は架空の世界のお話でありながら、冒頭の時代背景等の説明がしっかりしているため、スッと馴染むことができた。主人公が無口すぎるため、心情の変化を読み取りにくいのには少し閉口したが、過去を思い出すシーンや伏線となる童話「赤頭巾」の効果的な引用のおかげで十分推測が可能だった。組織と組織の争いに翻弄される個人というテーマは陳腐といえば陳腐だが、二転三転するストーリーやバイオレントな戦闘シーンは観ていて面白く最後まで飽きなかった。きちんとした起承転結のあるアニメ映画。

結構暗い話なので観る人を選ぶと思うが、そこが大丈夫ならば、コアな押井ファンもそうでない人も楽しめると思う。アニメ嫌いの人にもお勧めできる。
枕流さん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-13 22:41:17)
15.ネタバレ 良くも悪くも押井色の強い作品。彼の扱いたい時代設定や物語の雰囲気は渋くてカッコいいので好きな方だ。本作もそういう意味では味があって良かった。でも、全体的に暗い、地味であるという印象は否めない。盛り上がりに欠けて、特に終盤に至るまでは若干つまらなくも感じた。しかし、終盤にかけての「赤ずきん」の物語とシンクロしていくような展開にはひきつけられるものがあって良かった。そして、あのラストは切なくもあり印象的で、安易にハッピーエンドにしなかったのが良かった。
スワローマンさん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-25 22:34:48)
👍 1
14.ネタバレ 【伏】特機隊の諜報部隊「人狼」。ゲリラ「セクト」の武器の運び屋「赤頭巾」の少女を撃てなかった。少女が自爆し、負傷を負う。もう一人の少女圭は撃てた。そして狼になった。【圭】赤頭巾だったが、警察に捕まり、公安のスパイに。命令で伏を騙すつもりが騙される。【感想】◆底が浅い。少女達はどうして赤頭巾になったのか。そもそもゲリラの目的は?その辺りの消息が不明なのが欠点。殺される側の人間像を深めることで、より悲劇を演出できた筈。圭は伏と一緒に死んでもいいと思っていた。だがそれは映像からは伝わってこなかった。◆殺す側の伏は、少女を射殺するのに躊躇する人間性を持っていた。圭と出会い、心を通わせてゆく。無表情なのでわかりづらいが、心は許していた筈である。だが命令により圭を殺す。人間を脱ぎ捨て獣に成った。「そして狼は赤頭巾を食べた」その間何が彼に起こったのか?彼は罰として再訓練を受けていたが、圭拉致の命令を受け実行。ただそれだけ。心の成長や葛藤が見られない。だから感情移入しにくい。しかも騙されたのではなく、騙していた側。正義の味方でもなく、仁義を重んじるわけでもなく、人情に厚いわけでもなく、少女を愛することもできない。人の皮を被った狼になる必然性が感じられない。人間性を失ってまで得たものは何?観客を納得させるものがあるだろうか。◆登場人物に血汗が通っていない。観念で作り出した人物のように思える。少なくとも悲劇の少女は可愛いさがなくてはだめだろう。冷血なスパイではなく、転向させられた女なのだから。◆特機隊といっても強化服等や暗視カメラなどの装備が優れているだけ。個人としての凄さが感じられなかった。見せどころの銃撃戦も突っ立っているだけ。普通服なら殺されていた。つまり戦闘員としての魅力も薄い。「007」のようにスカッとしたアクションがほしい。◆諜報戦を描くのはいい。相手をスキャンダルの罠に嵌めようとして、逆に罠にはまったという展開は意外性があって面白い。だが、警察の内部闘争・内輪もめというのはいただけない。警察が多くの仲間を殺しておいてただで済むわけがない。そこには正義のためという観念がない。警察の犯罪や警察の殺し合いは後味が悪いだけ。その上拉致した少女を殺す。そんなこと警察がするわけないと皆思う。設定に無理があるのだ。冒頭世界観を説明していたが、活かしきれていないと感じた。
よしのぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2010-06-25 04:37:16)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
266.45%
322.15%
477.53%
51617.20%
61212.90%
71819.35%
81111.83%
988.60%
101313.98%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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