映画『荒野の決闘』の口コミ・レビュー

荒野の決闘

[コウヤノケットウ]
(荒野の決闘/いとしのクレメンタイン<リバイバル>)
My Darling Clementine
1946年上映時間:97分
平均点:6.48 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(1947-08-30)
アクションドラマウエスタンモノクロ映画実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-04-21)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・フォード
キャストヘンリー・フォンダ(男優)ワイアット・アープ
リンダ・ダーネル(女優)チワワ
ヴィクター・マチュア(男優)ドク・ホリデイ
ウォルター・ブレナン(男優)オールド・マン・クラントン
ティム・ホルト(男優)ヴァージル・アープ
ウォード・ボンド(男優)モーガン・アープ
ジョン・アイアランド〔男優・1914年生〕(男優)ビリー・クラントン
ジェーン・ダーウェル(女優)ケイト・ネルトン
フランシス・フォード(男優)老兵(ノンクレジット)
メエ・マーシュ(女優)ジョン・シンプソンの妹(ノンクレジット)
キャシー・ダウンズ(女優)クレメンタイン
小山田宗徳ワイアット・アープ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
翠準子チワワ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二ドク・ホリデイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子クレメンタイン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
槐柳二オールド・マン・クラントン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生モーガン・アープ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷六朗ヴァージル・アープ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
古谷徹ジェームズ・アープ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本サミュエル・G・エンゲル
音楽シリル・J・モックリッジ
デイヴィッド・バトルフ(ノンクレジット)
アルフレッド・ニューマン(音楽監督)
編曲エドワード・B・パウエル
撮影ジョー・マクドナルド
製作サミュエル・G・エンゲル
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
セントラル
特撮フレッド・サーセン(special photographic effects)
美術ジェームズ・バセヴィ
ライル・R・ウィーラー
トーマス・リトル(セット装飾)
衣装ルネ・ユベール
編集ドロシー・スペンサー
その他ダリル・F・ザナック(presenter)
あらすじ
1882年、ダッジ・シティの元保安官ワイアット・アープは3人の兄弟達とカリフォルニアを目指してのキャトル・ドライブ(牛運び)の最中、トゥームストン(墓石の町)の近くで、末弟のジェームズを殺され、牛を奪われてしまう。彼らはトゥームストンで保安官として働きながら犯人を捜し始め、平原で牛を売らないかと声をかけてきた、老クラントンと4人の息子一家を犯人と断定するが、証拠がない。一方でワイアットは、肺病病みの賭博師ドク・ホリデイと友人になるが、彼を訪ねてボストンからやって来た淑女クレメンタインに心を奪われる。
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💬口コミ一覧

42.素晴らしい!駅馬車と並ぶジョン・フォード監督による西部劇の大傑作!アクション中心だった西部劇に日常的な描写を取り入れ、観る者に大きな感動を与える。西部劇とヒューマンドラマを上手く合成させた素晴らしい作品です。ジョン・フォード監督が西部劇の神様と言われる所以が観ていて解った気がする。本当に素晴らしい映画です。
青観さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-28 21:41:35)
👍 1
41.ネタバレ 墓場や酒場が先に建ち、教会や学校が建設中の未完成の町。一般市民と無法者、賭博師や娼婦が微妙なバランスで共存する。西部劇は大概こんな設定なので、映画としては分かりやすく、娯楽性の高いジャンルですが、この映画はその大筋を崩さずに、芸術の域に達した稀有な作品です。特にいいのは主役のワイアット・アープ役、ヘンリー・フォンダです。ただ、西部劇の王道のヒーロー、ジョン・ウェインと違って渋いです。寡黙であまり感情を出さず、友人になったドクに対しても、打ち解けた感じを見せないものの、ひそかに尊敬し、身体を心配します。町の治安にも銃をあまり使わず、けっして暴君にならない。 そんないぶし銀のような彼が、淑女のクレメンタインに一目惚れして、いきなり可愛くなっちゃいます。いきなり服装を気にして散髪したり、ダンスの申し込みをするのに、ええい言うぞと帽子を投げたり、まるで幼稚園の保母さんに恋した男の子のようです。青空の下のダンスは、足運びがもう最高でした。
もう一人のヒロイン、チワワは一人の男を想いながらも、他の男を受け入れざるをえない弱い女性です。私にはワイアットに毒づく姿が、ドクの言葉とは逆に弱々しく見えました。そして、家族だけの世界で世間から孤立した父親役を演じたウォルター・ブレナンもまたいぶし銀のような名演でした。クライマックスの決闘シーンは、邦題が「静かなる決闘」でも良かったんじゃないかと思うくらい静かです。台詞も少ないし、音楽もない。モノクロなのに青く見える空、決闘の小道具にもなった土煙りが素晴らしい描写です。助太刀に来た3人中2人に身内の問題だからと、銃から弾を抜くところが実直なアープらしいです。 ところで、原題と主題歌にまでなったヒロインの女性がクレジットの4番目というのも、けっこう珍しい映画じゃないでしょうか。まあ、オーマイダーリン、チワワには出来ないでしょうが(笑)。
くなくなさん [DVD(字幕)] 10点(2004-07-12 05:05:44)
👍 1
40.心で語る映画。力まなくとも伝わる心意気。強い男たちの持つ、哀愁。あばずれのチワワに対しても、レディのクレメンタインに対しても、変ることのない憧憬を感じさせる視線。フェミニズムの何たるかを、学びました。アメリカの良質な部分を、あらゆるシーンから感じることのできる真の傑作です。
ちょうじさん 10点(2001-08-13 19:43:52)
👍 2
39.ネタバレ ワイアット・アープとドク・ホリデイ。クレメンタインとチワワ。
復讐劇をストーリーの軸としながらも、男と男。女と女。男と女。その生きザマ、友情、ロマンス・・・。
西部の人間模様をそれぞれの感情を豊かに描き出した傑作だと思います。
本作を知らない人でも耳にしたことがあるであろう、
”Oh,My Darling, Oh,My Darling,Oh,My Darling,Clementine♪”
このメロディが流れるオープニングの古きよき雰囲気からたまりません。
弟が殺された後自らこの町の保安官になるワイアット・アープ。その後のホテルでのオールドマンとの再会。
互いの立場を自覚しながらもその感情を抑えた静かなる感情のぶつかり合い。
以降は時折銃声が轟きハッとさせられますが、特に休日の町の描写に代表されるように、復讐劇を一旦忘れそうになるような
西部の人間模様に何ともいえない味わい、この時代への郷愁のようなものを感じる作品に流れる雰囲気がたまらない。
男達だけでなく、東部から来た女クレメンタインと西部の地に生きる女チワワの人物描写も素晴らしい。
特にクレメンタインの可憐さ。
原題よりも邦題の方が圧倒的に西部劇らしいのですが、印象的な主題歌もあり、
やはり本作はリバイバル版でつけられた「いとしのクレメンタイン」が似合っているなと思うのです。
とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-09 14:27:51)
38.ある男が町にやってきて、ドラマが演じられ、やがて彼は去っていく。という、まあお馴染みのベタな展開、ではありますが、それが魅力でもあります。やはり本作のような見事な作品があってこそ、そのような展開が、西部劇の方程式として定番となり得るのでしょう。弟を殺され牛を奪われた男、ワイアット・アープが、保安官に志願するところから物語が始まるものの、彼は復讐に目をギラギラさせているわけでもなんでもない。むしろノンキさすら漂わせながら、映画は友情やら恋やらを描きます。中盤はさまざまな要素でドラマを膨らませながら、最後は(思い出したように)弟の復讐、“OK牧場の決闘”へとズンズン加速していく、まさに放物線を描くような映画の展開で、最後には落ち着くべきところへ見事に着地した、という感じ。必ずしも長くは無い映画なのに、ある種の重量感すらを感じます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-03-09 22:25:11)
👍 1
37.ヘンリー・フォンダに保安官役を当てると言うのは、少々疑問が生じたものだが、いざ見てみると、この洗練された格好よさは、新しい「正義の人」のイメージを観客にアピールするのに、ぴったりだったと言ってよかろう。
即座に「大根役者」と呼ばれるヴィクター・マチュアも、全くそう思えない程の名演で、今まで使ってきた監督が、マチュアの良さを引き出せなかったからだと思う。
人間関係を描く事に的をしぼり、撃ち合いは最後の決闘シーンしかないが、これがまたものすごい緊張感だ。実際の決闘もかくやと思わせる。良い映画です。
Acousticさん 9点(2005-02-06 15:08:41)
👍 2
36.西部劇の名作は、決闘シーンは当然ながら、決闘に到るストーリーが良く描かれています。インテリで病気持ちの医者と田舎者の真面目保安官、あばずれのチワワに育ちの良いお嬢様クレメンタイン。この4角関係が、物語に深みを加えております。女は、バーテンダーに恋を打ち明けるような、おくてな真面目男より、優しくない不良っぽいワルに惹かれるのか。柱に足ついて椅子を後ろに倒す有名なシーン、あの足の長さにはあこがれます。今度、誰もいない時にやってみよう。最後にクレメンタインの頬にキスする時の、主人公のぎこちなさがほほえましい。
パセリセージさん 9点(2004-08-15 16:57:51)
👍 2
35.ネタバレ 西部開拓時代の保安官の恋愛と決闘を詩情豊かに描いた名作であるが、物足らない面もある。
末弟を殺され牛一万頭を略取された兄弟の復讐譚。長男ワイアットは町の保安官に収まり事件を調査…しないという不思議さ。牛一万頭が盗まれたのである。たとえ豪雨が降っても一万頭の蹄跡は消えない。馬に較べて牛の移動は遅く、追跡は容易だ。その上、牛には焼印があるので飼うのも売り捌くのも難しい。最後まで牛は発見されず、牛略取事件に関しては未解決で終る。牛に執着がなかったにせよ、弟殺しの犯人に近づくには牛を追うしかないのだが。
医者でならず者という変わり種ドクを登場させ、観客に犯人だと誤誘導させる。酒に溺れ、すぐに拳銃を抜く無法者の一面もあるが、シェイクスピアを暗唱し、駅馬車の用心棒をし、情婦チワワから慕われ、元恋人クレメンタインが追いかけて来る。このクレメンタインが主人公が横恋慕し、ドクが撃たれたチワワを手術をするという見せ場もあるのだから存在感は主人公以上である。ドクはクレメンタインを愛しているが、結核にかかり、彼女の為に離れたというのが真相だ。
 犯人はチワワが末弟の首飾りを持っていたことから発覚する。ドクから貰ったと証言するが、クラントン一家のビリーから貰ったと証言し直す。そのチワワをクライトン一家のビリーが撃って馬脚を現す。この時チワワはビリーを部屋に引き入れており、このことでドクに対する愛情が一途ではないことになってしまっているのは残念である。OK牧場での対決はあっけない。
敵役のクライトンの親父が年を取り過ぎている上に、息子達は親父の言う事に従うだけの能無でしかない。しかもたった四人。怖さが無いのだ。息子達が倒れると、親父は手もなく銃を捨てて降伏。ワイアットが逮捕せずに逃がすのには驚いた。「お前は殺さない。百年も生きろ。地を這いずり廻れ」文化の違いを感じた。
全体として中間が弛緩している。事件が突発してワイアットが保安官になるまでの緊張感がその後持続しないのだ。シェイクスピア役者の挿話など不要。ドクに焦点を当てすぎているのだ。その分、アープ兄弟とクライトン一家の人物像を描くのに時間を割けば、より引き締まった作品になっただろう。それにしても、馬の疾走場面の美しさときたらまさに芸術だ。空も美しい、クレメンタインも美しい。古き良き西部劇である。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-30 21:38:02)
34.ネタバレ 今作は邦題のような荒々しさはあまり無い。
原題の「My Darling Clementine」の通り、詩情に溢れた愛と淡々とした復讐の物語。
伝説の保安官「ワイアット・アープ」兄弟とドク・ホリデイの復讐劇。
静かに草木を揺らす荒野、そして「殺られたら殺り返される」殺伐とした西部の世界。
降り注ぐ雨の描写が、この映画の静けさを物語る。

ワイアットが酒場で無法者を引っ捕まえる場面、
酒場で銃を抜いて場を制する場面、
ダダッ子ドクを連れ戻す疾走感、
クライトン一家の襲撃、
ラストの決闘とこれだけ見せ場があるにも関わらず徹底した静けさ。

「駅馬車」のようなドラマ面の人物像の掘り下げもあまりない気がする(前半のバージルとモーガンは空気)。

ただドク・ホリデイが馬車馬を走らせる頃から物語は「静」から「動」へと移り変わっていく。それまで退屈だったストーリーも、段々締まりを見せてくる。
平和な街にくすぶっていた「火薬」が「銃火」によって炸裂する瞬間。
仲間の仇を討つために、そして保安官として仕事を果たすためにアープたちは決闘の場へと向かう。
が、死が待っている決闘の場に堂々とした出で立ちで歩み寄る男たち!
それぞれが失った者のために、正義のため、何より愛する者を守るため、男たちは引き金を引く。
長き静寂の後に訪れる死の瞬間まで・・・。

愛する人を奪われていく主人公たちと、アープたちの手によって平和を取り戻し歓喜する住民たちの対比が生々しい。

今回のマチュアは文字通り捨て身のギャグを披露してくれた。
敵の背後を取っておきながら咳で位置がバレて撃たれるって・・・しかし柵に手をかけ相手を睨みつけての一撃はカッコイイので結果オーライ。

「赤い河」や「リオ・ブラボー」で好々爺だったウォルター・ブレナンも、昔は悪漢老クライトンとして立ちはだかる。
それが輪廻転生してジョン何とかさん(ジョン・ウェイン)の強い味方に生まれ変わったと考えると・・・胸熱。

そして決闘のラストでハンマーを打ち降ろして三連射するワード・バンドのカッコ良さは異常。

20世紀フォックス発売の特別編DVDに収録された「非公開試写版」も必見。
個人的にはこっちの方が好きだったりするのだ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-05 10:13:17)
33.ネタバレ  2周目鑑賞。やっぱ素晴らしいですね!邦題が「荒野の決闘」だけにガンマン要素がメインな気がしてしまいますが、実際は全く違う。原題「愛しのクレメンタイン」が示す通り、弟が殺される→証拠探し→決闘という流れの中で描かれる人間ドラマこそがこの作品の見どころなのです!特にアープ・ドク・チワワ・クレメンタインの関係とそれぞれの気持ちの表現が秀逸。「女のプライド」とやらに従ってあっさり引き下がろうとするクレメンタインと命を張ってでもドクへの愛を貫くチワワの対比、クレメンタインに惹かれてはいるが無理にドクから引き剥がそうとしないアープなど・・・
 個人的に一番好きなキャラはドク。ビクター・マチュアが良い味だしてるな~。重い病を患い、半ばヤケ気味に大量の酒を飲み、事あるごとに銃を抜こうとし、死にたいとさえ思うが死ねない。その理由こそドクが助け舟で詠んだ詩の通り、「死後の不安ゆえ」なんでしょうね。ドクも臆病だったと。そしてチワワの死により死後の不安はなくなった(チワワがいるから)と。アープがドクの私事に干渉したようにドクもアープの私事に干渉し、OK牧場の決闘のシーンにつながると。う~ん見事。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-14 23:32:32)
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32.アープがクレメンタインを連れて教会建設地へ連れて行くとこ。日向と日陰のコントラストが美しいし、そのあとの踊りを誘いかけるとこや踊ってるとこも、もちろんすごくいい。アープにとって一番楽しかった思い出になるであろう、という、今から回想しているような、懐かしさやらかけがえのなさやらが満ちている。もともと映画って、そういうものだし。決闘そのものより、そこまでの人の動きの緊張のほうが見せ場なの。アープがバーテンに「おまえ、恋をしたことあるか?」って尋ねると、「ありませんよ、ワシはバーテンだもん」ってとこも好き。西部劇のバーテンは、実存より本質が先行しているのだった。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-28 09:18:56)
31.ヘンリーフォンダのゆったりした動き、足の運び方、この頃から既に貫禄十分ですね。ドク役のビクター・マチュアも大根役者との評判を聞いたが、本作では存在感を示し健闘している。懐かしい!!
偏見まんさん 8点(2003-02-04 16:00:06)
30.ネタバレ 保安官ワイアット・アープとアル中の病弱賭博師ドク・ホリデイがクラントン一家とOK牧場で決闘する、事実を基にした伝説の西部劇の一つ。モノクロながらも一枚の絵葉書のように美しいシーンが散りばめられていることで有名です。余計なエピソードが多くテンポが良くないですが、見事に仇敵を打ち負かす爽快感があります。酒場のじゃじゃ馬娘、チワワという名前からしてイイキャラですね。
獅子-平常心さん [地上波(字幕)] 7点(2013-06-04 21:02:30)
29. ストーリーは比較的シンプルだったが、登場人物達を丁寧に映しているなと感じた。
タックスマン4さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-25 00:30:35)
28.ネタバレ これはやはり、途中で飽きてきました。つまらないわけではないのですが、テンポというか、エピソードのつなぎが悪いのかも? ちょっと淡泊すぎやしませんかねぇ。よかったのは、ドクが荷馬車を駆って疾走する場面。画面のフレーム内では止まっているのに、ものすごいスピード感が出ていておみごと。あと、ワイアットが酔漢を捕まえるところもよかった。結局、アクション・シーンの方が見どころだった、ということになりますか。最後の決闘場面は、人物の位置関係がサッパリなので緊張感がなく、拍子抜け。クレメンタインを演じたキャシー・ダウンズが、異様なまでに美しいのが印象的でした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-13 19:25:46)
27.ネタバレ 末弟が殺されている雨のシーンから保安官を引き受け、クラントン一家に宣戦布告し去って行くシーンまでが圧倒的なのに対して、その後の弟のペンダントが見つかるまでの緩い時間が流れるのに違和感があります。そこはシェイクスピアをそらんずるドク・ホリデイの人物的面白さや、クレメンタインとの恋模様でカバーしているわけですが、どうも盛りあがりに欠けています。また最後の決闘シーンは、馬車が走ってきてケムるであるとか、ドク・ホリデイの白いハンケチ?だとかはとても印象的なのですが、互いの位置関係や距離感はあまり巧い事いっていません。ただ、アープとクレメンタインやドクとの日常的シーンの描写は優れていますし、ヘンリー・フォンダが椅子に座る姿は最高にカッコいいと思います。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-17 18:24:05)
26.ネタバレ 流れモノの腕利き保安官、女にもてる謎の多い男、下衆なゴロツキ一家と、キャラ立ちがしっかりしていて、決闘までの流れも脚本が良くて滑らか。クライマックスのOK牧場の決闘のシーンが一瞬で片付いてしまうのがもったいない。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-09 11:49:41)
25.なぜか馬に目を奪われてしまいました。”かっこいい!”と連呼していました。ジョン・フォード監督作品はなぜこんなにも馬がかっこいいのでしょうか?
maemaeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-22 02:39:58)
24.ネタバレ この♪マイダーリンクレメンタイン♪は、中学校の時の英語の授業で歌ったもの。クレメンタインが“ドーター”ってことで小っちやな女の子を勝手にイメージしていたんですよね(汗)。だから実際に映画を観たときはあせりましたよ(笑)。女なんか相手にしねーぜ!っていうオーラを体全体から出している保安官の心を一目で奪い、荷物を持つは、ダンスは踊るわぁといった男に変身させてしまうとは。そう、クレメンタインが登場することで急に保安官がお茶目になりましたよね。花の香りの香水を理髪店のおやじにつけられて、横に来る人に「花の香りがするな」「花の香りがするわ」と言われる。その度に「私だ、理髪店で……」と答える保安官にとてもラブリーな感じを受けました。ある女性の出現で、男が変わる、そして女も変わる。そういうのを観られる映画ってとっても好きです。「私はクレメンタインという名前が好きだ」……名前じゃなくって、クレメンタインが好きなのに、それを言わない保安官ってほんと可愛いなぁって思います。決闘のシーンは……あれ?決闘ってあったっけ?(汗)……ってのは冗談だけれど、決闘はあんまり印象になかったなぁ(アセアセ)。
元みかんさん 7点(2004-05-30 20:52:36)
👍 1 😂 1
23.西部劇から連想する派手なガンアクションや男臭さは控えめな作品。原題は「愛しのクレメンタイン」だもんね。アープとクレメンタインがダンスするシーン、好きだな~。アープのちょっと照れたワクワク感が伝わってきてニヤニヤしてしまう。クレメンタインの「女のプライドをご存じ無いのね」って言葉にも「うんうん」なんて頷いて、今度使たろと密かにメモったりして。でも私ならきっとドクに惚れると思う。彼の為に死ぬほどのキャラじゃないし、ましてや一番の女ってガラでも無いから軽く弄ばれて、後々バーのカウンターかどっかのBBSで「実はドクと一時ワケありでさぁ」なんて自慢するくらいが関の山だろうけどね。
黒猫クロマティさん 7点(2004-04-12 14:48:38)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
212.38%
337.14%
449.52%
549.52%
6716.67%
71126.19%
8511.90%
949.52%
1037.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 8.33点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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