映画『アパートの鍵貸します』の口コミ・レビュー(5ページ目)

アパートの鍵貸します

[アパートノカギカシマス]
The Apartment
1960年上映時間:125分
平均点:8.02 / 10(Review 288人) (点数分布表示)
公開開始日(1960-10-08)
ラブストーリーコメディモノクロ映画ロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
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監督ビリー・ワイルダー
キャストジャック・レモン(男優)C・C・”バド”バクスター
シャーリー・マクレーン(女優)フラン・キューベリック
フレッド・マクマレイ(男優)ジェフ・シェルドレイク
レイ・ウォルストン(男優)ジョー・ドービッシュ
ジャック・クラスチェン(男優)ドレイファス
愛川欽也C・C・”バド”バクスター(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
市川和子フラン・キューベリック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
近藤洋介ジェフ・シェルドレイク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
前田敏子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
荘司美代子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
音楽アドルフ・ドイッチ
撮影ジョセフ・ラシェル
製作ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド(製作補)
ドーン・ヘリソン(製作補)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術エドワード・G・ボイル
アレクサンドル・トローネ(美術監督)
編集ダニエル・マンデル(編集)
録音ゴードン・ソーヤー(ノンクレジット)
あらすじ
ニューヨークの大手保険会社に勤めるバドは、出世を夢見る平凡なサラリーマン。その出世の方法とは……4人の上司の不倫のための逢い引き場所として、自分のアパートを提供することだ。そんなバドにも社内にお目当ての女の子がいた。エレベーターガールの明るくてかわいいフラン。だが彼女は、バドが部屋を貸している上司の一人、シェルドレイク部長の愛人だったから、さぁ~大変!
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💬口コミ一覧

208.ネタバレ (2009年映画メモより)
流石に素晴らしい作品でした。
観る前から既に面白いのとは想像してましたが、遥かにそれ以上でした。
主人公の男性はとてもヒョウキンで面白くて人柄に惹かれました。
歌いながらスパゲティを作る彼のブッ飛び様には大爆笑です。
テニスラケットを麺の水切りにしてしまうなんて、なんて素敵なんでしょう!
ヒロインの女性はまたとても上品で繊細な美しさがあって良かったです。

ビリーワイルダー監督の映画を以前も一つだけ観ましたが、この映画もそうですが、観た後でこんなにも幸せな気持ちにさせてくれる作品を作れる人はなかなかいないのではないかもしれません。
幸せというか、なんだか心が温かくなったような感じです。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 9点(2012-03-06 00:32:03)
207.ネタバレ 映画の初めの方こそ、出世のために自分の部屋を上司に貸すなんてひどい奴と思ったが、徐々に惹きつけられていった。この映画はコメディであるにもかかわらず、実に丁寧に作られた映画であり、ラブロマンスとしても優秀だと思う。
笑いの中に細かな細かな心遣い配慮があり、それが積み重なって、ラストのフランがバドの元へ走るシーンにつながってくるのだと思う。いやあ、めでたしめでたし。監督のビリー・ワイルダーは脚本家としてもすばらしい。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 9点(2011-04-20 17:31:41)
206.少々強引だが、すべてラストが帳消しにしてくれる。

50年前の作品とは思えないほど。

ナラタージュさん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-23 01:11:37)
205.「バカな男とダメな女の物語」っていったら、日本の演歌にも通底する普遍的なパターン。我々が一番好きなフォーマットかもしれん、って言ったら大げさっすね。よかった。
なたねさん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-13 17:38:09)
204.ネタバレ シャーリー・マクレーンってさして美人でもないし、そんなにかわいいとも思わないんですが、どうしてこんなに魅力的に写るんだろう。テニスラケットでパスタの湯きりをするシーンは、某トレンディードラマ(死語?)でパクってたが、カラーになるといささか不衛生に見えてしまうシーンでもある。
きーとんさん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-26 00:15:32)
203.シャーリー・マクレーンが初々しいこと!ジャック・レモンもすてき、プロットもいいし、すばらしい映画!
HRM36さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-06 13:32:39)
202.アレクサンドル・トローネによる秀逸な美術セットと、ドラマとを効果的に組み合わせた構図と撮影が実に巧妙だ。ワイルダーの真骨頂ともいえるパースペクティブを存分に利かせたシネスコ画面のレイアウトによって、広いオフィスはより広く、狭いエレベーター内はより狭く見えるような緻密な空間設計が為されている。広い空間ではエキストラの雑踏を自在に捌き(パーティシーンのスペクタクル、)、閉所では人物の所作、表情、小道具によってそれぞれ画面を活気づける(主演二人の手の動作、割れたコンパクト、ラケット、トランプ)。鋭角的で無機的なオフィスの造型は企業の殺伐とした序列社会を視覚的に具現し、ジャック・レモンのアパートの玄関セットが生む凹凸と遠近と陰影は彼をその暗がりに小さく押し込め「卑小さ」を際立たせ、夜の公園の異様に長いベンチはその奥行きが彼の哀愁の深さを伝えるメタファーとしても機能する。写実と誇張の絶妙なバランス感覚に立った画作りがドラマの中でうまく活きている。また、当時普及してきたテレビに対する映画人としての対抗意識(CM批判や「アンタッチャブル」人気)を仄めかすギャグや洒落た台詞を随所に散りばめたユーモア感覚もさすが。シャーリー・「マクレーン」の台詞「the wrong guy in the wrong place at the wrong time」は『ダイ・ハード』シリーズ中の台詞の元ネタだろう。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-09 22:21:59)
201.ネタバレ 母お勧めの往年の名画の中で珍しくこれは心底面白い!と思えた作品。そういえばこれってラブコメでもあるんだなあ、私はラブコメってあまり興味ないカテゴリなんだけど、「古き良き」作品の魔力なんだろうか。あ、でも同じく古き良き時代のラブコメ、ローマの休日は私にはもう一つだったから、それだけでもないな。なんといってもジャック・レモンがかわいい!していることはしょーもないのに、「不器用人間の憎めなさ」とでも言いましょうか。度を過ぎないコミカルさもいいし。割れたコンパクトで、自分が思いを寄せていた女性が上司の相手だったと気付く・・・あそこなんか切なくっていいよな~。それにこの映画は、「不倫」「上司の不倫を出世に利用」なんて言葉にしたらかなりあれなことを描いてるはずなのに、こうも上品に粋にまとめるってすごいと思う。キスシーンさえないぞ(笑)。家庭を捨てたというのに最後に振られる上司が可哀相なんで、ヒロインの方には好感が持てない(シャーリー・マクレーンは魅力的な女優だが)が、主人公に感情移入してしまうので、素直に良かったね~と思ってしまうハッピーエンドである。最高。
あっかっかさん [地上波(字幕)] 9点(2009-03-03 13:40:14)
200.ネタバレ 1960年の作品なので話としては退屈な箇所もあるかもしれないが、それでも楽しめる映画。白黒だが古さはあまり感じず、逆に粋だと感じさせる映画。自分の中ではMatt Dennisを聞いたときの感覚と似ている。落ち込んだときに手が伸びる映画のうちのひとつなので、点数は甘めで。
Nujabestさん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-06 01:48:49)
199.原題の無味乾燥さに比べ、この邦題はちょっと情が感じられるし、「?」と思わせるものもあり、なかなか良いと思う。ジャック・レモンが本当に素晴らしい。小粋な映画。
ジャッカルの目さん [地上波(吹替)] 9点(2007-08-06 22:48:57)
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198.ネタバレ 今見ても十分面白かったです。主人公の誠実さとラストのハッピーエンドは見てて爽快です。
エカさん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-29 14:54:22)
197.ネタバレ バディとフランが結ばれず終わるのはちょっと切ないなと思っていましたが、良かった。(笑)ラスト、二人がカードをするシーンが何とも言えず、たまりません。名作。
トナカイさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-11-21 01:38:01)
196.ネタバレ ジャックレモンの軽妙な演技も素晴らしいですが、シャーリー・マクレインのエレベーターガールに非常に惹かれてしまいました。彼女の作品は、「スイート・チャリティ」しか見たことないんですが、全然イメージが違いますね。

 しかし、この作品で描かれているサラリーマン社会の状況は、現在の日本でもそんなに変わってないですね。今から46年前の作品だというのに・・・・・・。まあ、会社勤めをしている者であれば、ほとんどの方がジャック・レモンに共感できるのではないでしょうか・・・・・。ただ、現実に同じ状況になった場合、私だったら会社に残ってそのまま地位にぶら下がっていると思いますが。

 テニスラケットでスパゲッティの湯切りをしているのには笑ってしまいました。ラストも良い感じですし、まさにコメディ映画のお手本といえる作品です。
TMさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-06-04 19:17:50)
195.個々のエゴが絡み合う社会派映画をさらりとしたコメディタッチに仕上げるワイルダーはさすがだ。ゴマすり、権力、不倫、かなわぬ三角関係など現在のテレビドラマの基本が既に多く盛り込まれていて、退屈するはずがなかった。馬鹿コメディだった「お熱いのがお好き」とは違い笑いを狙うジョークもウィットに富みすぎていて逆に関心してしまった。例えば皮肉も感傷も決別も全て「毎年フルーツケーキを送るわ」というセリフひとつで表してしまうセンスに脱帽。
Arufuさん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-05 14:09:41)
194.バクスターのような決断は誰にでもできるようなことではない。でもよーく考えたら、あんな会社で働いて、それなりに収入安定して、でも独りというのは結果的に良い人生でなかったように思える。仕事なんて幸福論にはあまり関係ないのかもしれない。
でも『天使のくれた時間』のほうが好きですね。
no_the_warさん 9点(2005-02-04 00:51:18)
193.設定はちょっと古くさいが、久々にハッピーエンドはやっぱいいもんだなぁと素直に思えた作品。(C・Cバクスター×ジャック・レモン=)C・Cレモンはいい味だった。ラケットパスタは絶対マズい。
c r a z yガール★さん 9点(2005-01-06 05:29:52)
192.内容はどうしようもない話だと思った。登場人物全てが腐ってるね。でも凄く好きな映画。
太郎さん 9点(2004-08-31 07:26:40)
191.ネタバレ 初めに断っておくが、私はこの作品が大好きだ。無駄が一つもない完璧なプロット、文字通り疾走する見事なクライマックス、そして至る所に散りばめられた笑いの数々。これほどまでに緻密で素晴しい映画はそうない、素直にそう思う。が、私はあえて言いたい。好きだから言いたい。今までの全てのレビューを読ませて頂いたのだが、私と同じ意見がなかったので批判承知で書き貫こうと思う。DVDの裏表紙にあるように、今作品のキーワードは「恋か仕事か」である。誰もが頷く正当なキーワード。部長に管理職用トイレの鍵を放り投げたバクスターの瞳には仕事を棄ててまでも貫こうとするキューブリックへの情熱がキラリと光っていた。感動のシーンだ。しかし私は今作品にはもう一つのキーワードがあることに気づく。既に何人かの方々が言っているように、彼女には思慮がない。はっきりいって愚かだ。部長が離婚をほのめかすや否やバクスターとの約束を破り、彼のアパートでしっぽり(笑)秘書から部長の本性を聞けばたちまち睡眠自殺。献身的に手当てするバクスターの優しさにほだされたと思いきや、事件により別居した部長にあっさり寝返り、挙句の果てにはバクスターにクルクル鞍替え。表裏比興とは正にこの事、おまえは真田昌幸か(笑)そう裏のキーワードはズバリ「愚かで浅はかな女」ということになる。しかーし!!ここで終わっては竜頭蛇尾、私は正反対のキーワードを考えた。1「恋も仕事も…」2「愚かで浅はかな男」この二つだ。バクスターは部長の本性を知り、嫉妬も手伝ってか会社を去っていく。そしてなんと彼女に一言も告げず新天地へ引っ越そうとしたのだ!利用するだけ利用して空き缶のように捨てる…部長の悪心が何一つ変わっていないのを知っていながら彼女をほって置こうとした。つまり彼は「愛」も放棄したのだ!!そんな薄情な彼の行動とは裏腹に、幸か不幸か彼女は彼の元へやってくる。「I Love You」…はぁ~!?この再会は成り行きじゃん!お前さっきまで忘れようとしてたじゃん!愛してるのなら部長ぶん殴って彼女を説得しろよ!!勝手に見切りつけて逃げ出したくせに厚かましいんだよ(怒)…つまり、今作品の真のキーワードは「恋も仕事も棄てた愚かで浅はかな男」だったのだ!!…長々と失礼しました。しかしアパ鍵レビューに一石を投ずるものになったはず。あ、私に一石投ざないで(笑)
ガーデンノームさん 9点(2004-06-26 00:24:21)
👍 1
190.台詞も衣装も演出もお洒落で、好き。シャーリー・マクレーンの表情が豊かで可愛らしい。
ナオちんさん 9点(2004-06-13 18:29:28)
189.こういうすべてが詰まった作品大好きですね。
ゆきむらさん 9点(2004-06-04 18:05:50)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 288人
平均点数 8.02点
000.00%
100.00%
210.35%
341.39%
482.78%
5155.21%
6289.72%
73712.85%
86221.53%
96321.88%
107024.31%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.54点 Review31人
2 ストーリー評価 8.60点 Review28人
3 鑑賞後の後味 8.65点 Review26人
4 音楽評価 7.14点 Review14人
5 感泣評価 6.72点 Review11人

【アカデミー賞 情報】

1960年 33回
作品賞 受賞 
主演男優賞ジャック・レモン候補(ノミネート) 
主演女優賞シャーリー・マクレーン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャック・クラスチェン候補(ノミネート) 
監督賞ビリー・ワイルダー受賞 
脚本賞ビリー・ワイルダー受賞 
脚本賞I・A・L・ダイアモンド受賞 
撮影賞ジョセフ・ラシェル候補(ノミネート) 
音響賞ゴードン・ソーヤー候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)アレクサンドル・トローネ受賞美術
美術賞(白黒)エドワード・G・ボイル受賞装置
編集賞ダニエル・マンデル(編集)受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1960年 18回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞(コメディ映画賞として)
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シャーリー・マクレーン受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジャック・レモン受賞 
監督賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 

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