映画『クライマーズ・ハイ(2008)』の口コミ・レビュー(6ページ目)

クライマーズ・ハイ(2008)

[クライマーズハイ]
The Climbers High
2008年上映時間:145分
平均点:5.55 / 10(Review 112人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-05)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(2008-05-26)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2025-02-13)【イニシャルK】さん
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監督原田眞人
キャスト堤真一(男優)悠木和雄(遊軍・日航機事故担当全権デスク)
堺雅人(男優)佐山達哉(社会部・県警キャップ)
高嶋政宏(男優)安西耿一郎(販売部)
山崎努(男優)白川頼三(北関東新聞社社長)
尾野真千子(女優)玉置千鶴子(地域報道班)
でんでん(男優)亀嶋正雄(整理部長)
遠藤憲一(男優)等々力傭平(社会部長)
マギー(男優)(男優)吉井弁次郎(整理部)
滝藤賢一(男優)神沢周作(地域報道班)
田口トモロヲ(男優)岸円治(政経部デスク)
矢島健一(男優)守屋政志(政経部長)
蛍雪次朗(男優)追村穣(編集局次長)
中村育二(男優)粕谷隆明(編集局長)
堀部圭亮(男優)田沢善吉(政経部デスク)
小澤征悦(男優)安西燐太郎(安西耿一郎の息子・成人)
野波麻帆(女優)黒田美波(元・社長秘書)
西田尚美(女優)安西小百合(安西耿一郎の妻)
皆川猿時(男優)伊東康男(販売局長)
矢柴俊博(男優)
原田遊人(男優)テレビレポーター
神尾佑(男優)
山田明郷(男優)稲岡信也
田村泰二郎(男優)
水上竜士(男優)
露木茂テレビニュースのナレーション
原作横山秀夫「クライマーズ・ハイ」(文藝春秋社)
脚本原田眞人
加藤正人
成島出
音楽村松崇継
佐々木次彦(音楽プロデューサー)
主題歌元ちとせ「蛍星」(イメージソング)
挿入曲ナット・キング・コール「モナ・リザ」
撮影小林元
製作ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(「クライマーズ・ハイ」フィルムパートナーズ)
配給東映
ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイク中田彰輝
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術福澤勝広
大庭信正(装飾)
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集原田遊人
録音柴崎憲治(音響効果)
藤本賢一(録音応援)
その他NHK(映像協力)
朝日新聞社(特別協力)
毎日新聞社(特別協力)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
御巣鷹山に日航機が墜落した! 北関東新聞の記者である悠木和雄は、この事故記事の全権デスクに任命されるが・・・。実際にあった墜落事故をもとに、地方新聞社で奮闘する人間たちの姿を描く。
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💬口コミ一覧

12.各テーマについて掘り下げが浅く、中途半端です。
Kさん [DVD(邦画)] 4点(2014-01-19 14:12:42)
11.役者陣は頑張っていたし、騒然とした臨場感や地方新聞のコンプレックス・組織の権力闘争のようなモノは伝わってくるのだが、原作未読だとストーリーがよくわからない。脚本・監督がよくないのでしょう。私はまだネットもない20世紀に某社の報道局でバイトしてた事がありますが、体質的にはこれに近い雰囲気はありましたので、スクープ合戦の熾烈さのようなものは結構理解はできますけど。
ネットもない昭和の古きよき時代のマスコミモノであり、現代においては違う部分も多々あるのだろうが、マスコミの勘違いはあまやかしちゃイカンし、その非常識さはチェックしていく必要はあるのだろうと思う。
東京50km圏道路地図さん [DVD(邦画)] 5点(2014-02-04 10:27:50)
10.ネタバレ しつこいくらいの内部対立や足の引っ張り合いの描写を見ていると、いったいこの作品は何が言いたかったのか、心底不思議になってくる。この未曾有の大事故発生直後という超緊急時期に、何ら前向きでない怒鳴り合いをする社員も、事故の報道自体に消極的な上司も、これは自分の記事だ何だと寝言を言う記者も、どこかの新聞社にはひょっとしたら本当にいたのかもしれない。しかし、そんなものはわざわざ映画として表現する価値はまったくない。何よりも腹立たしいのは、主人公にさんざんもっともらしいことを言わせていながら、肝心のこの作品のつくり自体が、「現場」も「御巣鷹」も「鎮魂」も、何も感じさせないこと。小手先の登場人物の言葉遊びだけで終わっていること。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-28 03:10:37)
👍 2
9.ネタバレ 社会派ドラマとして見ると痛い目に会うというか肩透かしを食らいます。
「チェック、ダブルチェック」を旨とする主人公が大事故の全権デスクを任されたタイミングで同僚の入院や部下の死が重なり自分を見失いかけながらも奮闘する物語なのですが、中身はスッカスカです。
情況描写は非常に上手いのですが本来それを支える作品のテーマや主人公の信念といったものが見えて来ません。
スポーツの試合を一試合最後まで見届けて勝敗や内容を堪能すると言うより、同じ時間で好プレー珍プレー集を見せられた感じです。

特に作品のメインとなる圧力隔壁のスクープの掲載判断を迫られる場面等は醜悪です。
フィクションとはいえ毎日新聞が抜いたスクープを覆すような安い脚色にしないのは当然ですから話の落とし所は最初から決まっているので、判断結果ではなく判断理由を克明に表現すべきなのにほぼ出来ていません。
あれでは主人公が慎重というより次長の言う通り腰が引けたといった感じに見えてしまいます。
その後の辞表提出のタイミングにより主人公が「コネ入社のキレやすいビビリのダメ社員」という印象になってしまいました。
こうなってしまうと本作が何を表現したいかが全く解らなくなってしまいます。

しかし、役者さんの演技や個々の演出にはかなり魅せられます。
田口さんを除くほぼ全ての登場人物が肉食系といった感じです。
そんな彼等のバラバラの利害を絡めてカオス寸前の北関東新聞社を見ていると、こちら側にも緊張感が伝わってきます。
事故の遺族や関係者の方には不謹慎とも取られてしまうかもしれませんが大事故が起きて色めき出す新聞社内や配慮のない社員の言動等には説得力が有り作品としては好感が持てます。
記者の葬式の後に短く差し込まれた所以外は音楽や話の内容をオーバーラップさせながら見せる登山シーンもそれなりの効果を出せていたと思います。

右脳にとっては良い映画だったかもしれませんが、左脳にとっては退屈な145分になってしまったと思います。
作品を通して役者さん達の高い熱量の演技を維持させる演出は見事なので原田眞人さんは監督業に専念して脚本は外注した方が良いのではないかと思いました。
しってるねこのちさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-28 16:57:19)
8.役者はそれぞれ精いっぱいがんばっていたと思います。しかし悲しい哉、脚本がひどい。陳腐な小ネタをゴチャゴチャと盛り込んで、本筋の焦点がすっかりボヤけています。「こうしよう」と考えた頭の構造を覗いてみたいぐらい。比較するのも可哀想ですが、やっぱりNHKのドラマ版のほうが格段に上ですね。
象徴的なのが、登山中のピトンにまつわるセリフ。ドラマ版ではラストに高橋一生が発し、グッと来た覚えがあります。実は本作の途中でも小澤征悦が同様のセリフを言うのですが、何の感動もなくスルーしてしまいました。同じ言葉でも、タイミングや話の持っていき方を間違えると、一文の価値もなくなるということですね。これは日常会話でも同じこと。というわけで、以って他山の石とすべし、という教訓をいただきました。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-07-03 22:19:58)
7.あれだけ本音でやり合う会社ってすごいな-、と思いました。「プロっていうのは、やめる覚悟があるかどうか」なんてことを、いわれたこともありましたが、私なんかはとても無理です。しかし、登山シーンとか必要だったんでしょうか?原作モノってそういうものでしょうが…。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-27 16:57:54)
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6.ネタバレ  日航123便の事故を扱ったものとしては渡辺謙の出ていた「沈まぬ太陽」もあるのだが、どうもいま一つで、こちらのほうがまだ面白い。しかし、いずれにせよこの事故を真っ正面から描いたものではなく、本作にしても新聞社から見た事故の断片が触れられるに留まり、結局なにが言いたいのかちょっと不明な後味を残した。
 新聞記者、いわゆるブン屋さんの活動が活き活きと描かれているのはわかるのだが、123便事故に関しては意外にも目新しいことはなく、べつにこの映画を観るまでもなく事前に知っていたことばかりだった。なんだか惹句はおおげさだが、いざ小屋に入ってみるとしょぼい見世物を見せられたときのような、羊頭狗肉の感がある。終いには主人公の幼年期のエピソード等が盛られているが、そんなものを観たいわけではないと言いたくもなった。
タカちんさん [DVD(邦画)] 4点(2016-10-17 11:18:45)
5.ネタバレ 新聞記者や編集の仕事でもしてればハマるのだろうか。
早口でボソボソ声はリアルではあるがヘッドホンでなければ聞き取りにくく。
臨場感を出すための無駄なカメラワークが鼻につきました。
みな無駄に怒ってばかりで。血気盛んなこと。これら演出で緊迫感や迫力が
出たとしても、その分、シナリオが犠牲になり、内容が薄い。
他社より早く情報を出す事に命を削ってる様を描きたいのかもしれないが、
事故調がいずれ発表するようなネタを他社より半日程度早く公開する事に
執念を燃やしてるのかもしれないが正直一般人の大半は
正直そんな事は求めて居ないだろう。
選挙速報で他社より早く当選確実を出したがるテレビ局と
似たようなものだろうか。そこが浅く実にくだらない。
デミトリさん [DVD(邦画)] 3点(2016-11-14 00:22:12)
4.ネタバレ 熱い新聞社ドラマとしてなら そこそこには見れた。
ただ、結果として好きになれなかった要因の一つとして挙げさせてもらいたいのは 大事故を元に犠牲者多数の題材をネタにした作品であるくせに、事故で亡くなった520人の方に対する追悼の意があるように見れなかった事、そして追悼の表記が無かった事ですね。エンディングにおいて、事故原因についてのどうのこうのというのは有りましたが、結果として お亡くなりになった方への お悔やみ申しあげますの表記が一切無かったところ。そこが非情に残念でなりませんでした。

とまあ、映画に対する表向きな意見を延べてはみましたが、

言葉にはしませんが、
以下のリンク先を是非とも辿ってみてください。そして日航機事故の真相にもっと迫ってみてください。知らないでいる事の幸せだってありますが せっかくこうやって日航機事故を取り扱う映画に出合ってしまったわけです。
まあ何とはここでは言いませんが、その真相に興味を持たれた方、これを機会に是非とも辿ってみてください。(ただし、自己責任の上でお願いいたします。)それ以上は何とも言えません。

http://nyaaat.hatenablog.com/entry/japan_airlines_flight123_mystery
http://news.livedoor.com/article/detail/15238508/
http://check.weblog.to/archives/1485859.html
http://ugyotaku.web.fc2.com/JAL123Sinsou/JAL123Sinsou.htm
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak43/msg/329.html
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-06 03:40:03)
3.ネタバレ 歴史に残る大事故を地元新聞社の中から観る。当時の空気、あの時の夏の暑さを追体験する作品としてとても良く出来ていて、グイグイ引き込まれ、最後まで飽きることなく観られました。
日航機墜落事故は“夏休みの終わりの方の大事件”として覚えてます。多くの人とともに坂本九が亡くなったこと。生存者がヘリに釣り上げられる映像のインパクト。垂直尾翼の無い123便の写真。大人が読む週刊誌には生々しい現場の写真が多数載っていたとか。
ネットのない時代、いわゆるスクープ写真の載った雑誌が売れた時代。当時の報道の過熱ぶりが本作からも感じられました。

でも本作のメインは墜落事故自体ではなく、事故を取材する新聞社の内側。劇中何度もでる“大久保・連赤”は14年も前の事件で、社内上層部にはいわゆる当時の“レジェンド”たちがデカい顔をしている。等々力が若手に“読者は記者の姿を見ている”ことを延々と語っている、あの面倒くさい空気。そんなの良いから無線機入れろよって言えない環境。気に触った一言をいつまでも引っ張って設けた宴席、土下座の蒸し返し。昭和っぽい暑苦しさが良く出てました。
事故自体の経緯を俯瞰して観せてくれる作品ではなく、あくまで記者目線で事件を追う。私は事故の全体像を当時の記憶で補完出来たけど、若い人には説明不足に思えるかもしれない。『大統領の陰謀』もそんな創りだったなぁ。あっちは基礎知識がないからチンプンカンプンだったわ。
佐山の「…出来すぎじゃないですか?」から抜きネタ不掲載の流れ。悠木の信念「チェック、ダブルチェック」の結果として不掲載は納得だけど、社長じゃないけど恥の上塗りから辞表。乗客の手記でおしまいって、そこから先描かないんだ。最後のテロップ、隔壁じゃないなら何なのか、何を隠してるのかも、匂わすだけでも知りたいところだけど…

息子から「僕のかわりに」と渡される石。現代パートの悠木が大事に持っている石。悠木が空港で子供と別れてからの事故。乗客名簿の子供の名前で手が止まるとこ。なんだろうこの流れ。『子供が死んだのか?』って思って観てしまった。私のようなポンコツには説明が足りなかったか、ミスリードにハマったのか解らないけど、ストーリーに集中できなくなってしまった。
集中できないもう一つに要因が、話の流れと無関係に挿入される現代パートの登山部分。最後にまとめて入れても良かったと思うし、何なら無くても良かった。息子は事故と無関係だし、息子のことは最初と最後しか出てこない。一緒に山を登るのが安西の息子というのも説明不足に思える。
あと社長のセクハラと安西の病状。悠木の母親の話も、中途半端に掘り下げる必要性もね。社長が悠木を犬として扱っている描写、佐山に悠木の陰口を漏らすとことか、145分も尺使って書ききるつもりも無いなら、入れなくても良かったかも。
むしろ日航機事故に特化した映画にしたほうが良かったんじゃないかなぁ。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-03 11:52:05)
2.横山秀夫さんの小説にいたく感動をしたので、この映画も見てみました。あれだけスケールが大きく壮大な小説も1本の映画にするとああなってしまうんですね、という感じです。また、何より、映画版では、悠木はスクープを逃したことが原因で辞職、と勝手にストーリーを変えてしまったのが残念でした。小説では、このスクープの一件の後悠木は辞職などせず、その後とある女子大生の読者投書「大事故で亡くなる命の方が日常で普通に亡くなる命よりも価値があるのか?」を悠木が掲載することで会社内で大揉めになります。この投書事件が小説のクライマックスでした。小説の感動をなるべく忠実に映画化したものを見てみたかったです。なお、堤真一は小説の悠木のイメージとは全く違いこちらも残念。追村次長役の螢雪次朗さんの演技がいちばんリアルでした。
みるちゃんさん [DVD(邦画)] 2点(2024-01-30 18:31:03)
1.登山場面や親子との確執はただ取って付けたようで説明不足でよく分からないし
原作を読んでいなくても、原作とは別物だろうと容易に想像できる。
新聞記者が墜落事故をどう取材したかより、社内の力関係とか業界内の競争がメインになっていて
それ自体は面白いんだけど、この事故でそれをやるのは違うだろう。
分かってあえてやっているならまだしも、この監督の場合はただ無神経でそれに気づいてさえいないであろうことが
観た後の不快感の主な理由。
michellさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-05-12 19:29:46)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 5.55点
021.79%
110.89%
276.25%
3108.93%
4119.82%
52118.75%
61916.96%
72219.64%
81412.50%
921.79%
1032.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.42点 Review7人
2 ストーリー評価 3.90点 Review11人
3 鑑賞後の後味 4.16点 Review12人
4 音楽評価 4.16点 Review6人
5 感泣評価 3.85点 Review7人

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