映画『感染列島』の口コミ・レビュー

感染列島

[カンセンレットウ]
Pandemic
2008年上映時間:138分
平均点:4.08 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-01-17)
サスペンス医学ものパニックもの
新規登録(2008-11-25)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん
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監督瀬々敬久
キャスト妻夫木聡(男優)松岡剛
檀れい(女優)小林栄子
国仲涼子(女優)三田多佳子
田中裕二(男優)三田英輔
池脇千鶴(女優)真鍋麻美
カンニング竹山(男優)鈴木浩介
光石研(男優)神倉章介
キムラ緑子(女優)池畑実和
嶋田久作(男優)立花修治
佐藤浩市(男優)安藤一馬
金田明夫(男優)高山良三
馬渕英里何(女優)鈴木蘭子
三浦哲郁(男優)小森幹夫
藤竜也(男優)仁志稔
正名僕蔵(男優)田村道草
小松彩夏(女優)柏村杏子
太賀(男優)本橋研一
夏緒(女優)神倉茜
田山涼成(男優)
諏訪太朗(男優)
宮川一朗太(男優)
山中聡(男優)
田中美晴(女優)
笠菜月(女優)
脚本瀬々敬久
音楽安川午朗
主題歌レミオロメン「夢の蕾」
撮影斉藤幸一
製作朝日新聞社(映画『感染列島』製作委員会)
東宝(映画『感染列島』製作委員会)
小学館(映画『感染列島』製作委員会)
電通(映画『感染列島』製作委員会)
TBSテレビ(映画『感染列島』製作委員会)
ホリプロ(映画『感染列島』製作委員会)
毎日放送(映画『感染列島』製作委員会)
プロデューサー平野隆
配給東宝
美術金勝浩一(美術監督)
編集川瀬功
録音井家眞紀夫
照明豊見山明長
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💬口コミ一覧

49.ネタバレ  こちらでの評価が芳しくなかったので期待していなかったのですが、予想以上によくできていました。
 ドラマとして誇張されている部分はあるにせよ、このご時勢に見ると絵空事とは思えません。
 大都市が廃墟みたいに荒廃しちゃっているのはやりすぎだと思いますが、病院内の様子っていうのはこれに近い状態があるのではないでしょうか。
 感染源疑いのある人への差別。非難。学校でのいじめ。院内感染。買占め。軽症者は自宅療養。命の選別。ブレイム病棟の専属スタッフは家にも帰れない。ワクチンも治療薬もないので、対症療法しかできない。
 この映画ではすべてフィクションとして描かれていたことが、コロナ禍においてそのほとんどが現実のものとなってしまいました。もしこの映画の公開当時に見ていたら、『そんな馬鹿な』と一笑に付していたかもしれないです。
 映画としても非常によく出来ています。
 まず冒頭のフィリピンでの新型鳥インフルエンザがミスリードとして効いています。これによって、中盤明かされる真実に少なからず衝撃を受けることになります。
 劇中感染症で亡くなる人物に規則性が無いことも重要。夫、父、母、恋人、医療従事者と多岐にわたります。そしてそれぞれの家族の悲しみがそのたびに映し出されます。こういったひとつひとつの家族のドラマを描いている点は高く評価できます。
 パニックものとして誇張しすぎている部分はありますが、買占めに殺到する人々の様子はやけにリアルで恐ろしい。
 感染源の調査や主演二人のラブストーリーに時間を割きすぎたせいで冗長になってしまった感は少なからずあります。
 余計なものを排して純粋なパニックものとして2時間以内にまとめていたら、歴史に残る傑作になっていたかもしれないです。
 
たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2021-04-26 01:12:53)
48.ネタバレ たんなるパニック映画にとどめたくないという意志が感じられるけども、「ウイルスやがん細胞の存在意義は?」とか「自然破壊の罪」とか「明日地球が滅びようとも、今日僕はリンゴの木を植える」とかの大々的な命題を持ちこんでしまうと少々説教くさくなってしまった。
だけども、パニック映画にすることなく、死にゆく意味、生き残る意味を煩悶する姿勢は感じられた。

<2020年追記>
10年前に観たときに感じたことと同じこと感じた。これは「パンデミックパニックムービー」という衣をまとった、「死生観の叙述」。すなわち、命とは何か、我々はなぜ生きるのか、どこから来てどこへ行くのか。
例えばこんなセリフ「ウイルスは宿主を殺すと自分も死んでしまう。矛盾してる。ウイルスと仲良く生きていくことはできないだろうか。」実はウイルスの原因が、人間の乱開発による未知の病原菌との接触なわけで、人間がやってることもウイルスと同じ。
そしてラストに現れるセリフ「例え明日地球が滅びようとも、今日君はリンゴの木を植える。」
こうした倫理の授業のようなセリフを味わうためにも、
血まみれの病棟や、人がいなくなった東京の街並みよりも、(パニックなのに東南アジアに行っちゃう妻夫木隊よりも)、いっそ密室劇のように、病院の中だけでほぼ撮ってしまったほうが、瀬々監督の持ち味(説教くささ)を発揮できたと思う。
あと妻夫木くん、田中裕二の奥さん看護師が絶命したときに、彼女のガラケーで幼い娘さんに、代わりにああやって返信しちゃうのは、絶対やっちゃまずい。気持ちはわかるけど、それはやっちゃだめ。そもそもヒトのケータイいじっちゃアウト。

「トリアージ」という言葉も使われていた。当時の僕には分からなかったけど、今なら分かる。
トリアージの葛藤は、映画として描くには充分なテーマだろう。人工呼吸器のやりとりのシーンで、助かる見込みの無い患者から取り外し、助かる見込みのある患者に取り付ける。結果みんな死亡という最悪の結果に、医師や看護師が一人また一人と「もう嫌だ!」と去っていく。
こういうのを瀬々監督はもっと撮りたかったに違いない。
そのために、田中裕二の奥さんも助かる見込みが無くなって、妻夫木くん自らが彼女から人工呼吸器を外し、その結果彼女が心肺停止っていうシーンを設けても良かった。命の選別。ところどころに登場するキリスト教モチーフも活きてくるだろう。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-21 02:30:58)
47.ネタバレ どうもわたしは、理不尽な不幸に対して、前向きに戦う人間のドラマに弱いようです(^_^;
その意味で、この「感染列島」はわたしの心にスットライーーークでした(^_^;

もう助かる見込みのない患者から人工呼吸器を外し
少しでも助かる見込みのある患者に苦悩しながらそれを付け替えるシーン
結局、どちらの患者も死んでしまう理不尽さ。
けれども、現場の医者は戦うことをやめない。

この感染爆発の原因が、海外で現地の人間のために、
それこそ自分の命をなげうってまで戦った医師が帰国したことにある理不尽さ。
その事が公になることが怖く、話すことができなかった医師の娘が、
最後には救いになる。

こういった、理不尽→それに非力ながらも対抗→最後には克服(いくつかの悲しい結末もあり)というストーリーには
まるで、某漫画誌の「努力・友情・勝利」みたいで単純に感動させられてしまいます。

確かに、たとえ医師とはいえ、感染爆発を起こしている国の人間が簡単に海外に行けるのかとか
最後には、科学的に根拠のない血清療法に頼るところとか
ちょっと納得できない部分はあるのですが、全体的には
ぼろぼろと泣かされてしまいました。

個人的にはとても楽しめたので8点献上します。

わたしも今日リンゴ木を植えたい。
りけいさん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-01 22:59:29)
👍 1
46.ネタバレ まず「感染爆発(パンデミック)」という題材を扱うという着眼点は素晴らしいと思う。実際にO-157に始まり、新型インフルエンザやSARSなど新型ウイルスによる恐怖は現在も刻々と迫っているわけで、この映画で描かれていることが実際に起きても何ら不思議ではないわけだ。確かに荒廃した渋谷などの映像はかなり誇張していると思うが、呼吸器を付け替える決断をしたり、血清療法を自分の体で試したりなど、極限状態における人間描写を映し出しており、本当にこんな事態が起きたらどうなるんだ、という緊迫感を身近に感じられた。更に良いのは、ウイルスに感染した人間がほとんど命を落としてしまうという現実の描写。安易なお涙頂戴によるご都合主義に走らなかったのは好感が持てる。ところで、劇中でのテロップの多用や置ききれなくなった遺体を都市に並べるシーンなどには「復活の日」を思い出した。あれは細菌兵器だったからちょっとアプローチは違うが、本作はそのリメイク的な話だと考えればなかなか興味深い。少々甘いかもしれないが、パニックものとしてはこれぐらいの点数はあげたい。
ドラりんさん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-16 01:52:40)
👍 1
45.ネタバレ  面白かったのですが、正直いくつか疑問を持ちました。あんなに強力なウィルスなのにマスク・ゴーグルの扱いが雑と言うか、いい加減というか、ともかくそれじゃうつるだろ、とツッコミを入れたくなるような状態でした。医療関係者にも何人か感染していましたが、実際にはもっとひどい状態になるんではないでしょうか。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-07 20:01:00)
44.ネタバレ 大変素晴らしい作品でした。人が死んでいく不条理な世界。平和ぼけした日本でも実際にありうる話,とリアリティを伴って鑑賞することができました。次から次へと死んでいく人たちは昨日までは幸せな日本人でした。それが,突然ウイルスによりあっという間に死んでいく・・・残されていく人達の悲しみが良く伝わってきました。大切な人を突然に失ってしまうその姿に共感し,涙しました。これほど感情移入して,はじめから終わりまで泣けてしまう映画は滅多にありません。医療現場を中心に物語りが展開し,その中心人物として壇れいが大変素晴らしい演技を見せてくれました。外国映画なら安易にキスシーンなんかを入れがちな抱擁シーンでそれをしなかった演出に拍手です。ネタバレですが,壇れいが最後死んでいく場面は不自然でした。演出上美しくやりたかったその意図は分かりますし,ここがまたこの映画の名シーンといえるかも知れませんが,これまでしつこく蘇生を試みることを何度も繰り返してきたこの主人公が,一番大切といえる人にそれをしなかったのは不自然ですよね。しつこく蘇生を試みることで,感動を盛り上げて欲しかったと思います。
■柿崎正澄先生のマンガでこの映画のコミック版を映画鑑賞の後に読みました。こちらの方では非常にリアリティのある演出で映画内で感じた不自然さは皆無でありました。このマンガを読んで余計なことを映画では入れすぎていることが良く分かりました。■しかしながら,映画自体は良かったです。映画館という環境で見たからこそ感情移入も出来,泣けた・・という点で私は幸せ者でありました。
なかがわさん [映画館(邦画)] 7点(2009-01-27 06:55:58)
43.ネタバレ 劇中では病院に携わる人達の奮闘の甲斐無く、殆どのエピソードで大切な人を失う事になります。
およそハッピーエンドとは言えない展開ではありますが、それ故、幸せとは何かを深く考えさせられる映画です。
自分にとって大切な存在とは何か、それを失った時、果たして自分はどうなってしまうのか・・・
うーん、できれば避けたい問題ではありますが、この機会にちょっとだけ考えてみようかな。

それにしても上映時間が長いですね。
東南アジアに飛ぶエピソードなんか必要無いんじゃないかと。
患者ほっぽり出してお前が行くな!って突っ込み入れると負けなんですかね。
なんか途中ゾンビ映画みたいになってるし・・・
最後の一言を残す為に一瞬だけ生き返るご都合展開も、ここで泣けよって言う製作者の意図が見え隠れして、ベタだなーと思っちゃいまいた。
が、意図通り泣いてしまったので、負けを認めてこの点数にしときます。
目黒のさんまさん [映画館(邦画)] 7点(2009-01-18 00:12:49)
👍 1
42.ネタバレ  いずみ野市立病院のもとに一人の急患が運び込まれてきた。救命救急医・松岡剛がただの風邪と診察した患者だったが、吐血して息を引き取った。それからWHOからメディカルオフィサーが派遣されてきて、院内は隔離病棟に分けられるが、止まらぬ連鎖はやがて交通網・都市機能を停止させ、感染者は数千万人に拡がっていき・・という話。

 「武士の一分」でキムタクの妻を演じた檀れい(檀ふみの娘ではないw)が、気丈に冷徹ながら最後は儚く身を賭す女リーダーという設定です。妻夫木聡より主役な感じですね。
ただの風邪かせいぜいインフルエンザかと思ったのが、正体不明で対処不能な病原菌ブレイド。しかも致死率が高く、必死に往診する医師・看護師までもが倒れていく。佐藤浩市なんてそうそうに死んじゃうし。なにしろ、脈拍が止まりそうに目から口から血を吹き出しちゃってる患者と、寝食忘れるくらい働かされる看護師たちが病室の中でごった煮状態。
 過酷な環境な中にひたむきで献身的に尽くす姿は、まさに医師の現状に等しいんだと言わんばかりです。最後は妻夫木くん無医村で働いちゃったりしちゃうしw 医師会推奨にされそうな内容ですねぇ^^ 

 銀座・新宿・渋谷・道頓堀などが世紀末的なCGでゴーストタウン状態に感染者と死亡者の数字が時々テロップで出したりするんですが、最終的に感染者4000万人に死亡者1200万人だかの数字に増えて、人口の1割かよ!と観ていましたw
でもヨーロッパのペストなんて人口の3割も亡くなってるんだから、さもありなんてことですよね^^;

 鳥インフルエンザの疑念で養鶏業者が嫌疑を受けるも、実はアジアのある洞窟の○○○○が媒介していた新種という設定。現在だって、インフルエンザで学級閉鎖なんかも毎年お約束だし、遠いアフリカ・ジンバブエではコレラ感染者数が2万人、死者が1000人を超えたという話がつい最近という、ウィルス完全克服なんて夢のまた夢。藤竜也も劇中で語るフレーズがごもっともな事実という意味ではディザスタームービーとして、定番な堅い路線かもですね^^

尻軽娘♪さん [試写会(邦画)] 7点(2008-12-20 02:18:55)
41.ネタバレ まあ、ぶっちゃけ嶋田久作さんが持ってきたんだけど、

プラットホームで携わった人が後々倒れたりするのとか、うまいなって思った。

目から血は、痛い。

妻夫木さんが海外に行った時の、これはゾンビ映画だなと思ったシーンがなかったらよかったかな。

あり得ないとは思いつつも、何回か泣きました。
新しい生物さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-17 03:59:24)
👍 1
40.ネタバレ 良くも悪くも『アウトブレイク』的な作品。
同じような題材を扱っているのだから、ストーリーや展開が似通ってくるのは当たり前なんだけれど、そこでどう差異を出すのかが、監督以下スタッフの見せ所なんだと思うけどそれが感じられなかった。


ただ感染症の原因だと言われた養鶏場の所長さんが自殺してしまい、その後政府関係者が『鳥インフルエンザは関係なかった」というくだりと、看護師の国仲涼子のくだりは『ああ・・・可哀想に』と思えました。

やたら偉そうな壇れいは絶対しょうもないミス(注射針刺すとか)で感染するだろう、と思っていたけど、その通りの展開になったので、がっかりだった。感染原因はミスではなかったけど。まあ、お約束で奇跡的にワクチンが間に合って助かるだろうな、とも思っていたので、死んでしまうのにはちょっと「お?意外だな」と思った。上述したように良くも悪くも『和製アウトブレイク』。同じような題材を扱ったアウトブレイクと違って、ワクチン開発に半年掛かって、最後に『半年後ワクチンが開発されて、感染症は沈静化した』というテロップが出たのは『リアルだな』と感じた。勿論、そこかしこにご都合主義は散りばめられているが。後キャストは演技を頑張っていたので、そこを評価して6点です。

ダイスさん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-01 02:10:55)
👍 1
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39.ネタバレ 感染力や死亡率からして医者や看護士の格好はあまりに無防備としかいいようがない。
この手の映画にありがちな主役級は死なないという理不尽なところがないのが、よい点かな。
pokobunさん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-20 15:44:52)
👍 1
38.未知のウィルスでこんなにも大勢人が死んでいる状態でも
医療に携わっている人達が自分の家族を顧みず最後まで
仕事を全うするするのであれば、それは本当に凄いことだと思う。

現実には........滅私奉公出来る一部の神のような医者と
看護士さん以外はみんな逃げるでしょう。

どうして妻夫木があの状態で感染しないのか不思議で仕方ない
けれど、映画なので見て見ぬふり。
しかし人の温かみや有難さを感じられるいい映画だったと思います。
gyu_yanさん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-08 11:29:17)
37.ネタバレ 「明日地球が滅びようとも、今日、君はりんごの木を植える」という締めの台詞は凄く好きですけどね。ただ、そもそもなんで日本だけで広まってるのかがよくわからない。このご時世に、世界に広がってかないのはおかしいでしょ。いろいろケチ付け出したらきりがないので止めとくけど、とにかく一言で言えば映画の予算で作るTVドラマといったところか。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-24 21:20:09)
36.ネタバレ 不要不急の外出は控えて、とのお達し。であればと、Amazon Primeで本作を視聴しました。本作に限らず、あまたの感染ものは、確かに警鐘を鳴らしていたのだと思うが、しかし。じゃあ、だからワタシはどうしていればよかったのだろうって、途方に暮れますね。本作について。マスコミ的な要素が少なかったのが残念でした。ワタシ、今一番恐いのは、ヒステリックに「冷静な対応」を叫ぶテレビ番組です。
なたねさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-02-24 21:09:47)
👍 2
35.ネタバレ 途中眠たくなーる眠たくなーるの光線がビシビシ飛んできました。日本国がウィルスにやられて瀕死状態とゆう緊迫ドラマなのに、しかも序盤でもうその状態になりかけてるとゆう早いテンポなのにです。不思議です。ただ、爆笑問題の田中の家族のシーンには、さすがに泣けました。おかーさん、殺したらあかんやろ。お涙頂戴のためとはいえ、ひ、ひきょう。泣くやんけ、そこは。映画はそんな感じなんですが、医者は本当に大変な職業だなといつも思うんです。金儲けや名誉だけでは絶対選べない職業、誰かをなんとかしてあげたいとゆう情熱が、心のどっかにないと無理。だってリスクありすぎじゃないですか。勤務は不規則だし、病気になる確率も高いし、患者がひどいことになったら、叩かれるし。常に重要な選択を迫られる。それは整形外科から産婦人科医にいたるまで、みんなそうだと思うのです。ほんと尊敬します。ってな事を後半は考えながら観てたので、なんとか最後まで眠らずに観れました。正直、ラストの思い出でけっこう長めなシーンは、おいおい、まだ続くのかーとウンザリしましたし、最後のいい風セリフでしめるのも、いいんやけど、それやるなら、そのセリフは結構前半に出さなあかんのとちゃうんかなー、最後のラスト近くで出たセリフをまた最後にもってくるのは、さっき聞いたってなるし、なんか変。まー、でも泣いちゃいましたので、評価甘めです。
なにわ君さん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-12 19:55:50)
34.今のご時勢まさにタイムリーな内容でした。ただ前半新型インフルエンザかとおもわせておいて後半実は・・・みたいな展開はちょっと無責任かと思います。外国にも失礼だし。それと非常に疑問なのは国家の一大事なのに政府の動きが感じられないこと、あそこまで暴動、焼き討ち状態になるのかということ、子役の女の子にはちょっと(かなり)演技力不足で荷が重すぎたのではないかと思いました。ちょっと登場人物が多すぎますね。国仲さんのエピソードやキレる人、ダンテさんなどは必要なかったのでは?話が長すぎて・・・・。日本の映画の悪いところが出た残念な作品。
たかちゃんさん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-22 10:33:08)
33.ネタバレ ある病院で新型インフルエンザが発生。病人を診察した松岡医師とWHOから派遣された栄子は元恋人同士という少女漫画的設定。松岡は病院をほっぽり出して、感染源の家族の家に聞き取りに行ったり、感染源を調べにミナス島に行ったり、恋人のいる長野へ行ったり、ありえない展開のオンパレード。■日本に病原菌を持ちこんだのは、立花(嶋田久作)医師だが、彼は日本にいる間に発症し、吐血していた。それなのに外国のミナス島に感染源を調べに行っている。発症したら二日も持たない筈だが。それにウイルスのことを誰にも知らせないのはどういうことだ。医者ならすぐに日本へ電話しなさい!というか、日本にいたときに診察を受けなさい!手記を残すならメールしなさい!■感染者が日本人だけなのはありえない。国国際社会なのだから。鉄道が止まって日本中の交通機関やさまざまなインフラ、経済活動がマヒしているそうだが、だったらその様子を詳しく描写すべきだった。恋愛に割く時間があれば、そのような描写に力を入れるべきだったと思う。それがテーマの映画なのだから。政治家などもだすべきだろう。■ウイルスはなかなか発見できなかったが、民間学者の竹中はすぐに発見できた。その理由を説明して欲しい。単純に電子顕微鏡で見つかるのなら国際機関ですぐに見つかっているはずだ。■感染、発病、死亡に至る経緯が詳しく説明されていない。ミナス島では何人かの人が血を吐きながらゾンビのように生きていた。■演技力や演出に問題がある。みんないつも髪の毛サラサラで、顔色もいい。疲労困憊の姿が見えてこないのだ。松岡と栄子の最後のシーン。自動車がガス欠⇒病院へ走る⇒栄子心拍停止⇒松岡がDC治療⇒栄子意識戻る⇒栄子死亡⇒松岡無医師村へ勤務、という流れ。脚本に作為がありすぎて好感が持てない。栄子は感染しているのち治療をするのにも問題あり。栄子の行った血清療法で、中学の女の子は助かるのに、栄子は失敗という矛盾。栄子が医者を目指した理由とか、「明日地球が滅びるとも、君はリンゴの木を植える」というマルチンルターの言葉にしても、きれいごと過ぎる。だからリアリティがないのだ。この種の映画ではリアリティがあるからこそ、恐怖を感じるのだ。■感染すれば目、鼻、口から吐血するという過激な演出をしていても、死亡者1200万人というパンデミックの悲惨さは伝わってこない。主人公に演技力がないせいもある。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-07 04:19:27)
32.軍隊と違い上からの命令に強制力がなく、命令違反をしたからといって罪に問われない医者。自らの命を懸けてまで患者を救おうとする医者が今の日本にどれだけいるのだろうか(この映画のようなシュチュエーションならば命を懸けなくてもいいようにできたような気がするのだが・・)。確かに患者側のモラル低下は目も当てられない。だが果たして医者はどうなのか・・・、社会的責任を果たせるのだろうか・・・などと映画を観ながら色々と考えさせられた。内容に関しては、あまり語ることもない。ただ無駄に登場人物を多くし過ぎているのではないか、それが内容の薄っぺらさに繋がっているのではないのか、と思う。
あるまーぬさん [映画館(邦画)] 5点(2009-09-16 22:24:35)
31.これが現実にならない事を願うばかりである。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-25 22:05:45)
30.可もなく不可もなく。他に比べすばらしい点があるわけでも、劣っている点があるわけでもない。爆笑問題の田中さん、カンニングの竹山さんが役者として違和感なくスクリーンに登場していたのだけ印象に残った。(カンニング竹山さんが『我慢する』という日常生活ではありえないシーンを見る事ができます)
十五夜さん [映画館(邦画)] 5点(2009-01-18 15:58:26)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 4.08点
024.08%
136.12%
2816.33%
3816.33%
4816.33%
5714.29%
6510.20%
748.16%
848.16%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.25点 Review4人
2 ストーリー評価 3.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.83点 Review6人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

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