映画『誰も守ってくれない』の口コミ・レビュー

誰も守ってくれない

[ダレモマモッテクレナイ]
Nobody to watch over me
2008年上映時間:118分
平均点:5.71 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-01-24)
ドラマサスペンス刑事ものネットもの
新規登録(2008-12-08)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-09-27)【イニシャルK】さん
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監督君塚良一
助監督杉山泰一(監督補)
キャスト佐藤浩市(男優)勝浦卓美(東豊島署刑事)
志田未来(女優)船村沙織(中学三年生)
松田龍平(男優)三島省吾(勝浦の後輩刑事)
柳葉敏郎(男優)本庄圭介(ペンションの主人)
石田ゆり子(女優)本庄久美子(圭介の妻)
佐々木蔵之介(男優)梅本孝治(大手新聞社記者)
佐野史郎(男優)坂本一郎(東豊島署暴力犯係係長)
津田寛治(男優)稲垣浩一(東豊島署一係刑事)
木村佳乃(女優)尾上令子(精神科医師)
冨浦智嗣(男優)園部達郎(沙織の恋人)
東貴博(男優)佐山惇(若い記者)
荒井萌(女優)勝浦美菜(勝浦の娘)
柄本時生(男優)
長野里美(女優)
大河内浩(男優)
ムロツヨシ(男優)
脚本君塚良一
鈴木智〔脚本〕
音楽村松崇継
撮影栢野直樹
佐光朗(スティディカム)
製作亀山千広
杉田成道(製作総括)
島谷能成(製作総括)
東宝
フジテレビ
プロデューサー臼井裕詞
配給東宝
美術山口修
録音柴崎憲治(音響効果)
柿澤潔
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💬口コミ一覧

42.ネタバレ 久々にむかついた映画でした。そしてこれはむっちゃ褒め言葉なんです。むかついたというのは、それだけ話に感情移入して、作中のマスコミや掲示板の煽りオタクなどにむかついたと言うことです。一緒に観に行った彼女と、「こいつらよっぽどヒマなんやな」と言ってました。
でもリアルに今の日本の裏の顔を物語ってますよね。身近でああいうことが起こらないと分からない、でも確実に世の中には広がってる現象みたいなものが。けっこうこの映画のそれは誇張表現だったかも知れませんが、実際に掲示板とかでああいった風な書き込みは見たことありますし、現実に可能性のあることなんだとわかったら、しかもそれが自分の住んでる日本であり得ることなんだと思ったら、無性に腹立たしいようなものを感じました。
他人はどうかしりませんが、私は自分につながりのない人が誰と結婚しようが離婚しようが、逮捕されようが、極端な話亡くなろうが、知ったこっちゃないです。そういう意味ではテレビのワイドショーとか大っ嫌いです。芸能人の恋愛ネタがそんなに面白いのか??どっかで起きた事件とかでも、みの○んたに好き放題コメントさせて何か面白いのか??と言いたくなります。人のアラとかって、そんなに一生懸命掘り出したりしなきゃいけないんですか?同様の気持ちがこの映画を観てる時に沸々と沸いてきました。
犯罪加害者の家族って実際このくらい迫害を受けてるんでしょうか。さすがに身近にそういう人がいないので現実を知りませんが、だとしたらその人達をかばえない周りの人達は最低ですね。なんぼ身内がと言っても、直接その犯罪と関係のない人にまで危害を及ぼすような事はナンセンスですし、被害者の関係者とかならまだわかりますが、関係のないやつはすっこんでろ!!って感じですね。
そういった思いを改めて強くしてくれた映画です。満点です。最高です。よく出来すぎてて腹立ちます。もう一度言います、最高でした。
TANTOさん [映画館(邦画)] 10点(2009-02-12 01:15:03)
👍 1
41.ネタバレ 中学生などへの教育用上映に極めて相応しい映画になっています。ペンションにネットの住人がわざわざ押し掛け石を投げるのは明らかに現実離れしていますが、ケチの付けどころがあるということも含めて教育用上映に向いていると思います。●自分が殺人を犯したら家族はどうなるのか●身内が悪いことをしたらどういう態度を取るべきなのか●ネットの病的な側面とはどういったものか●信頼できる人とは何か●公的機関の果たすべきことは何か●受験勉強にどう向き合うか●子育てはどういう風にするべきなのか、などなど考える材料を飽きさせることなくたくさん提供していて、感想文を書かせるにはもってこいの映画です。もっと芸術的だったり、もっと現実に即していたりしたらきっとそうはならないはずで、教育用素材として絶妙の加減になっています。純粋な映画の出来としては6~7点程度に思いますが、教育的意義をプラスして9点にしました。
鈴木さん [映画館(邦画)] 9点(2009-02-01 00:16:20)
👍 1
40.ネタバレ 容疑者の家族は被害者なのでしょうか?それとも・・・。それにしてもネットって怖いですね。一気にあそこまで情報が公開されちゃうなんて。マスコミなんかより凄いでしょ。とはいっても実際にあんな事件があったら自分もいろんな情報がほしくてネットでいろいろ検索しちゃうんだろうけど。
アスモデウスさん [映画館(邦画)] 9点(2009-01-25 23:30:48)
39.ネタバレ 一年ほど前に鑑賞したのですが、もう一度観てみたいと思っています。
ハッピーになる者など誰もいないのですが、私らが知らなかった刑法とその裏事情を知り得る事が出来た貴重な題材。
ただし、日本はここまで陰湿で鬼畜な国ではない。
このような知り得なくても構わない身内家族をいつまでも追いたくる悪魔のような輩はかなり大袈裟にアレンジして登場してきたものであって 
実際にはそうでもなく あくまで稀なケースであってほしいと願う。明日は我が身であるという事を肝に銘じ、その有事の場合に備え深く考えておきたいと思えた作品でありました。

2016年3月 CS放送された時に鑑賞。 
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-21 20:01:44)
38.前編ドラマの『誰も守れない』から連続してみた。ドラマと映画の違いを感じる事ができた。「どこの国・世界の話だ。」とか「気分が悪い・腹立たしい」等々の善良なコメントに救いを感じるのだが、スマホ普及によるネット参加者増により、状況はもっとヒドクなっているような気もする。志田未来は演技は素晴らしいのだが、良過ぎて中学生らしさにちょっと掛けるかな。警察内部の権力闘争や警察とマスコミの関係、マスコミ対ネット、加害者家族と被害者家族、両家族への警察・行政対応、そしてネットの暴走等々話がテンコ盛りなので焦点ボケしてしまったし、皆さん仰るような所々粗はあるのだが、こういうテーマをしっかり取り上げて映像化した事を評価したい。ただし、「誰も守れないし、誰も守ってくれない。最後は家族」というオチは少々安直かな。ラストで救いをもたそうとしたんだろうが、そんな簡単な問題ではないだろうという気はする。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-07-08 11:26:53)
37. ネット社会の恐ろしさがよく描けているだけでなくストーリーがしっかりしています。最後まで見せるための演出がよくできています。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-01 15:06:57)
36.「やりすぎ」という感想の方も多いようですが、過去にネットでたたかれた経験を持つ者にとってはこれでも「ぬるい」と思います。どういう訳か?途中から視点が「マスゴミ」からネットの住人に変わったのはなぜでしょう?一般人にとってはマスゴミもネットも似たようなもんです。非常に良くできていて、「現在」を示す象徴的な作品と思います。最後まで飽きさせない展開でした。いくつか気になる点が。。。志田未来さん、頑張ってますが主演の顔じゃないですね。考えが稚拙で(でも彼氏はいる)いらいらします。彼氏役のガキ、最近いろんなドラマに(NHKの朝ドラまで)出ていますが、おかま声でどこが良いの?これから何年彼をみなければいけないのだろうか?松田は今回始めてかっこ良いと思いました。こういうサブ的な役が似合うと思います。あとギバちゃん、あまり好きな役どころではありませんでした。自分ならああいう人物とはかかわりはもたないと思います。なんと言っても佐藤が出ると作品が締まります。
たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-09 21:48:41)
35.ネタバレ 良くも悪くも「志田未来の目ヂカラ」が8割な作品。すごいです、あの目は。小学生姉妹が殺された、というショッキングすぎる出来事が身近で起きたにも関わらず、その死への感情については一切言及せず、あの勝ち気な目でひたすら「私は何も悪いことしてないのに!」というスタンス。人が死んでると言うのに、まるで他人事のように思ってるようにも見えてしまう。ラスト近くの浜辺のシーンを観れば、彼女は彼女なりに重いものを抱えてたのだなーということはわかるし、全体的にやっぱり「ある意味被害者」というのもわかるが、どうも、個人的には、あの勝ち気な目のせいで同情できない。あれが木村多江的な風貌の女優だったら、全然違う印象になっただろう。でもあえて勝ち気目ヂカラ女優の志田未来をキャスティングしたってことは、製作サイドはきっと、単なる予定調和な「かわいそう物語」にはしたくなかったのだろう。その意欲にプラス点。
エムラ兄妹さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-25 06:06:20)
34.入り口は、加害者家族の保護。 そして人間の普遍の感情、覚悟、思いやり、etc。。。 普通にテーマがしっかり伝わってきたので、良作。
Pizzさん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-06 02:13:35)
33.ネタバレ 内容は小学生姉妹殺人犯の家族の保護とそれを担当する刑事の過去のトラウマとの葛藤と言うかなり重いテーマですが、序盤のたたみ掛けるようなストーリー展開とテンポの良さ、演技派の出演陣によるなかなか上手いセリフ回しと間の取り方、手持ちカメラによる臨場感の出し方等々、社会派ドラマというよりも一級のエンターテイメントに仕上がっていると感じました。
それと同時に(東野圭吾の「手紙」もそうですが)こういった犯罪者の家族の境遇を扱った良作によって社会に対して一種の犯罪抑止効果も期待できるかな?という感じがしました。
私の中では駄作の部類に入る「踊る走査線スピンオフ・シリーズ」の君塚良一作品のため、あまり期待しないで観ましたが、意外と高い評価になりました。
ライアーさん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-25 15:19:16)
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32.ネタバレ 予告編で全部ネタバラシされてた(笑)それほど予告編がよくできてるのか?(笑)
みようによってはダメな予告でもある(笑)

誇張しすぎな部分と色んな事がしりすぼみてのはあるけど全体的に嫌いではない。
なにが悪いのかってはっきりわからないの好きなのかも。
とまさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-17 22:00:19)
31.社会の裏側の視点からみたというアイディアは斬新で
共感できた。しかし実際問題として同じことが同じ
次元でおきているかといえばここまではなっていない
のだろうと思う。だれもかれもの人間不信が映画に
絶えず流れていて、なんだか見終わった後疲れました。

K2N2M2さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-12 21:08:12)
30.テーマとしてはいいところに目をつけた。が、もっと波瀾万丈にしよう、事件を起こそう、意外性を作ろう──そういった制作陣の、いい言い方をするとサービス精神が見えすぎて少々しらけた。もっとリアリティ重視で話を急がず淡々と描いた方がよりテーマが伝わるものになったのではないだろうか?押さえていた気持ちを爆発させてしまう柳葉敏郎が意外にもよかった。
ととさん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-07 16:53:40)
29.何気なく観たが、結構引き込まれた。
ただし、映画というよりはテレビドラマの趣。メッセージ性を意識しながらも消化不良感は残る。
こういったテーマを扱うことは意義あると思うのでそこは評価したい。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-15 16:49:17)
28.ネタバレ 犯罪加害者の家族、マスコミ、ネットと言ったかなり重いテーマを扱っているのだが、最後の落としどころが、「誰も守ってくれない。お前が守ってやるんだ。」では、消化不良だろうに・・・
本庄夫妻(柳葉俊郎&石田ゆり子)をもう少し沙織(志田未来)と絡めて挙げれば、もっと良くなったと思うぞ。
ついでに言えば、TVと言う巨大メディアをうっちゃといて、新聞とネットを槍玉に挙げているような気がするのは、製作がフジテレビだからだろうか。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 6点(2010-05-10 01:35:08)
27.ネタバレ テーマは面白いですね。殺人者の妹と直接の被害者でも、加害者でもないはずの視点から描かれている点は、全体が俯瞰できていいと思います。でも、社会映画で大切なリアリティがこの映画には不足していると思います。ネットどっぷりの人間がネット上ではひどくても行動であそこまで、しないし、出来るとは思いません。マスコミとのバトルもはじめは期待したけど、途中からどこへやら。志田未来さんの演技はいいですね。あの年で演技力は凄いなと感心してしまいます。でも、彼氏役の方は声がイヤ。あんな雰囲気だからこそ裏切った時に、ギャップを作りたかったのかもしれませんが、もっとどしっとした人にして欲しかった。他のキャストはいいですね~。

「誰も守ってくれない」この台詞は印象的でした。
コショリンさん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-19 04:04:43)
26.ネタバレ 加害者家族の保護という視点は面白いが、社会派のテーマを扱っていながらややエンターテインメントに走りすぎた感がある。『踊る~』チームの作品だから仕方ないか。マスコミやネット住人がゾンビのように押し寄せる様はかなりゾッとさせられる。しかし、いかにも「オタクです」という風貌の連中が警官に殴る蹴るの暴行を加えるかね、普通。また、前半のマスコミとのカーチェイスも、公務執行妨害と道交法違反ですぐしょっぴけるような気が…(追われる方だって命を狙われているわけじゃないんだから、市街地であんな危険運転をすることはないと思う)。被害者家族である柳葉敏郎の心情と加害者家族の志田未来ちゃんの立場っていうのがテーマ的には肝だと思うのだが、両者が向き合うシーンがなかったのもやや物足りない。そもそも未来ちゃんが兄の犯行を知っていた、となれば、どなたかも指摘していたが、冒頭の明るい笑顔は何だったのか…。とても「彼女も被害者」だとは思えないんですが。いろいろ細かい点に疑問はあるのだが、「よくできた2時間ドラマ」と思って観ればそれなりに面白かった。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-09 14:25:15)
25.ネタバレ こういうのはリアリティが大事で、といってこちらも実際の捜査の手順なんて知らないから、いかにもありそうだな、と思わせてほしいわけ。15歳の一般人乗せて警察の車がマスコミ振り切るために乱暴な運転するのは、なさそうだなあ、とつまずく。容疑者宅の表札にガムテープを貼るなんてのは、ありそうだなあ、とうなずく。検挙してすぐその日に家族の姓を変えるってのは、半信半疑、微妙なところ。少し時間をはしょってるんじゃないか、と疑うが、あるかも知れないとも思う。つまりそのようにリアリティがデコボコしてるので、せっかく「ありそうだなあ」の部分も薄れてしまう。後半のボーイフレンドが来ての警察の対応も、ないだろうなあ圏内。おそらく一番リアリティがあったのは、ネット社会の眼だろう。「もっとさらしてあげましょう」。バーチャルな世界を飛び交う情報が、現代では一番リアリティを持っている。ああいう連中は、「現実」をネットの空間に導き入れたいという欲求に突き動かされているわけだ。そのことで「現実」を手懐けたい・タカをくくりたい、という隠れた欲求があるのかも知れない。そこらへんが面白かったんだけど、盗撮機器の回収という目的はあっても実際現実社会に出てきて刑事に暴力ふるうとなると、途端に「なさそうだなあ」になってしまう。佐々木蔵之介の記者が尻すぼみ。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-27 12:03:18)
24.マスコミやネットの描写の誇張に関しては、演出とはいえ、あそこまでやるのは悪ノリでしょう。でも目をつぶります。対象にされた人が理不尽に傷つけられると云う事実がある限り、リアリティの有無や演出の強弱は関係のない話だと思いました。内容のレビューからは外れますが、自分はワイドショー的ニュースメディアを心から憎んでいる人なので、これを見た現場の方々が少しでも自粛してくれることを祈ります。ネットの方も、匿名性を非難・中傷の自由と思い込んでいる輩がいることは事実です。ネット社会とは、利便性の裏にそういう資質を持つ人たちに無料のメディアを提供しているシステムです。その不完全な様は10年ほどで急激に成長した代償とも言える。法的な整備を願って止まない。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-12-26 00:18:40)
👍 1
23.ネタバレ とても有意義な映画でした。これまでにあまり扱ったことのないテーマは、私に恐怖感を抱かせました。佐藤浩市と志田未来は、この2人でしかできないであろう、素晴らしい演技を見せてくれます。惜しむらくは、後半にネットの話が出始め、映画の主張がそちらへぶれてしまっています。それさえなければ、とても良くできた映画でした。
shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-14 21:14:44)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 5.71点
012.38%
100.00%
224.76%
324.76%
4716.67%
5511.90%
61228.57%
737.14%
8716.67%
924.76%
1012.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.25点 Review4人
2 ストーリー評価 4.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 3.85点 Review7人
4 音楽評価 5.00点 Review5人
5 感泣評価 2.00点 Review5人

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