映画『仁義なき戦い 完結篇』の口コミ・レビュー(3ページ目)

仁義なき戦い 完結篇

[ジンギナキタタカイカンケツヘン]
1974年上映時間:98分
平均点:7.11 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズもの犯罪もの青春もの実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-07-11)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督深作欣二
キャスト菅原文太(男優)広能昌三
小林旭(男優)武田明
北大路欣也(男優)松村保
松方弘樹(男優)市岡輝吉
野川由美子(女優)かおる
山城新伍(男優)江田省一
伊吹吾郎(男優)氏家厚司
中原早苗(女優)村田静子
賀川雪絵(女優)江里
織本順吉(男優)早川英雄
鈴木瑞穂(男優)平手君郎
天津敏(男優)河野幸二郎
曽根晴美(男優)千野巳代次
八名信夫(男優)加賀亮助
阿波地大輔(男優)近藤新一
野口貴史(男優)水本登
蓑和田良太(男優)久野看守
川谷拓三(男優)守屋等
岩尾正隆(男優)常岡元次
片桐竜次(男優)野地進一
宮城幸生(男優)村田富雄
唐沢民賢(男優)神戸泰男
国一太郎(男優)鶴達男
木谷邦臣(男優)金田守
寺田誠(男優)清元忠
田中邦衛(男優)槇原政吉
宍戸錠(男優)大友勝利
内田朝雄(男優)大久保憲一
金子信雄(男優)山守義雄
高並功(男優)久保田市松
広瀬義宣(男優)藤村勇吉
成瀬正(男優)丸山勝
奈辺悟(男優)工員A
秋山勝俊(男優)丸本貫一
高月忠(男優)的場文夫
山田吾一(男優)間野豊明
畑中伶一(男優)
鈴木康弘(男優)杉田佐吉
森源太郎(男優)捜査員
大木悟郎(男優)岩見益夫
丸平峰子(女優)真弓
誠直也(男優)金沢茂久
桜木健一(男優)佐伯明夫
橘麻紀(女優)光子
酒井哲ナレーター
原作飯干晃一
脚本高田宏治
音楽津島利章
撮影吉田貞次
企画日下部五朗
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音溝口正義
照明中山治雄
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

6.ネタバレ 本来なら前作で終わるつもりでいたが製作したのには深作欣二監督からのこのシリーズのファンサービスとして作った感が強い。菅原文太が刑務所に入れられ、なかなか出てこなかったり、大友役が宍戸錠に変更していたり、不満もなくは無いがそれでもこのシリーズの完結編に相応しい迫力ある演技合戦、凌ぎ合い、菅原文太と小林旭の二人が意見を言い合うシーンの迫力、松方広樹の相変わらずの目付きの怖ろしさ、金子信雄のスケベジジイぶりも健在だったり、野川由美子に対して、いいケツしとるのお〜、それに対する山城新伍のおっさん、よだれたれとるでえ〜のやり取りの可笑しさ、田中邦衛演じる槙原の死に様、死に様と言えば藤純子の看板に倒れて死んで行く桜木健一の死に様も印象に残る。藤純子の看板に抱かれる様にして死んで行くなんて桜木にとっては最高の死に方ではないだろうか?とにかく色んな意味でこのシリーズは全てにおいて役者の演技、迫力、死に様、昨今の日本映画では味わえない役者で観ることの出来るシリーズだと改めて感じると共に原爆記念日である昭和40年8月6日から始まるのを見て、やはり広島の街=ヤクザの街、仁義なき戦い=広島の街であるというイメージが強く感じられてならない。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-26 21:39:26)
👍 1
5.ネタバレ 松方弘樹の演技が良い。北大路欣也も良い。小林旭も完結編が一番熟れてて良い気がする。大友役はやっぱり宍戸錠より千葉真一かな。

仁義は一つ一つの作品で評価するんじゃなくて、全部で一つの作品という気がするなあ。一つ一つで見るとストーリーが展開しな過ぎて役者頼みになってる感じが強い。まあそういう映画なのかもしれんが。
なすさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-02-19 13:23:47)
4.ネタバレ ついに完結編観終わりましたが感想としては
以前の作品と印象は変わらないかなー。

ただ次の世代が活躍するようになって
自分たちは表舞台から去る時が来たんだと悟る広能たちにちょっとグッときました。
話の方は相変わらず大きな山がなく淡々と進んでいく印象。

あと同じ俳優が違う登場人物を演じるのはかなり違和感ある。
かなり減点。
しかもわがまま?な北大路欣也。
松方弘樹などなど。
この俳優出しときゃ客来るでしょ的な打算でしょうかね。
そういうの嫌いですね。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-26 00:25:34)
3.昼寝から目覚めた土曜日の夕刻、この「完結篇」を鑑賞。
思い返せば、シリーズ第一作目の「仁義なき戦い」を初鑑賞したのは、2004年だった。つまり、足掛け17年でこのヤクザ映画シリーズ5部作を観終えたことになる。
この17年の間で、菅原文太をはじめ、松方弘樹も、梅宮辰夫も、今シリーズに限らず、この国の“ヤクザ映画”という娯楽を彩った名優たちがこの世を去ってしまった。なんとも寂しいことだ。

感傷に浸る一方で、驚かされるのは、この5部作が1973年から1974年の僅か一年半あまりで、怒涛の如く製作され、公開されているという事実だ。
日本映画界そのものがギラギラと隆盛を極めたプログラムピクチャー全盛の時代だったとはいえ、「映画製作」に対するあらゆる意味での今はなき「熱量」を感じずにはいられない。

今シリーズは、本来前作の「頂上決戦」で“完結”する予定で、ストーリー的にも綺麗に収束していたのだけれど、東映社長・岡田茂の一声で、半ば強引にこの「完結篇」が製作されたらしい。
そういう映画会社の権威性やその重役の豪腕ぶりも、この時代ならではのことであり、是非はあろうけれど、今の時代にはないエネルギーが満ち溢れている。

時代劇研究家の春日太一の著書「あかんやつら」などを読むと、当時の東映映画は、その撮影現場そのものが文字通りの“修羅場”であったことがよく分かる。
会社重役も、監督や脚本家をはじめとするスタッフも、俳優たちも、すべての“映画人”たちが血気盛んに入り乱れ、その延長線上に映画作品が結実していたのだろう。

実際、これまでの「任侠映画」の概念を打ち破り、実録映画として実在のヤクザ・暴力団組織をモデルに描いた今シリーズは、“ホンモノ”の方々と密接に繋がりながら製作されており、まさしく“命がけ”の製作現場であったことは想像に難くない。

今作単体としては、シリーズにおける「蛇足」感を拭えないけれど、そういうフィルムに映し出されているもののすぐ裏面に焼き付いている“戦い”を思うと、メタ的かつ重層的な新たな娯楽性が見えてくる。

その壮絶な「内幕」にこそ悲喜こもごもの娯楽性が溢れていることは明らかだ。
当時の撮影現場の空気感をリアルに汲み取って、ぜひとも映画化に挑んでほしいものだ。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-02-13 19:25:26)
2.ネタバレ すったもんだあったけど、四作目で終わるはずが「完結編」五作目が撮られてこれにて“広島弁のシェイクスピア劇”は無事完結したわけです。皮肉にもこの五作目がシリーズ最大のヒットとなり、脚本・笠原和夫の美学に岡田茂社長の商魂が勝利を納めたってことでしょうか。前作以上に菅原文太の出番が少なく、完全に小林旭と北王子欣也が主軸となってストーリーが進行します。シリーズ中盤から登場した旭ですがどんどん存在感を増してきて、本作では押しも押されもせぬ重量感でその貫禄には惚れ惚れしてしまいます。前作からの傾向でエピソード羅列といった感じのストーリーテリングでしたが、シリーズ通して登場してきたキャラたちにも引導を渡す意図も感じました。突然に再登場してきた大友勝利でしたが、やはりここは千葉真一に演じて欲しかったところです。宍戸錠は多分に千葉の演じたキャラ像に寄せたつもりだった感じですが、ちょっとオーバーアクトで違和感すらありました。 奇しくも昨日は田中邦衛の訃報が流れました。本シリーズで、彼が演じた槇原政吉ほどシェイクスピア的なキャラはいないんじゃないでしょうか。東宝映画の人と言ったイメージが強かったですけど、東映に乗り込んで彼が演じたのは『若大将』シリーズの当たり役青大将がそのまま極道世界に迷い込んできたようなキャラ、第一作で鉄砲玉仕事を泣き落としで回避するところなんかは今までのヤクザ映画では見られなかったリアルさで、ちょっと衝撃的でした。槇原はいろいろと小ズルい動きをしていかにも卑怯者という印象が強いけど、通して見ると意外と山守義雄=金子信雄には忠実で裏切ることは最後までありませんでした。そんな槇原も歳を重ねてちょっと風格が出てきたところでついに非業の最期、この死が武田明=小林旭に引退を決意させたわけで、それなりの人物だったと言えるでしょう。RIP,田中邦衛=槇原政吉。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-04-03 22:18:49)
1.四作目で概ね、終わった感があり、肝心の主人公も当面シャバには出られない状態、さぞかし蛇足めいた「完結篇」なんだろう、と思いきや、意外に違和感が無い。
もともと、起承転結とは無縁のシリーズですからね。例によってあれやこれやの抗争が描かれて。前作よりは多少、大人しい部分もありますが、それは前作がほとんど暴走気味だったからで、今回もしっかり、銃弾が飛び交い、血の雨が降る展開。
完結篇という割に、最後はあまり終わった感がないのですが(これも、前作に終わった感があり過ぎたせいか)、でも登場人物たちのメイクの老け顔を見ると、何となくしみじみとしてしまいます。しかし菅原文太だけが老け顔ではないのは・・・?
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-07 23:27:12)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 7.11点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.17%
524.35%
6817.39%
72145.65%
81021.74%
924.35%
1024.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 Review0人

■ ヘルプ