映画『オーストラリア(2008)』の口コミ・レビュー

オーストラリア(2008)

[オーストラリア]
Australia
2008年上映時間:165分
平均点:4.68 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-02-28)
ドラマラブストーリーアドベンチャー戦争もの
新規登録(2009-01-08)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
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監督バズ・ラーマン
助監督ブルース・ハント(別班監督)
キャストニコール・キッドマン(女優)レディ・サラ・アシュレイ
ヒュー・ジャックマン(男優)ドローヴァー
デヴィッド・ウェナム(男優)ニール・フレッチャー
ブライアン・ブラウン(男優)キング・カーニー
ジャック・トンプソン(男優)キプリング・フリン
ジャセック・コマン(男優)アイヴァン
ベン・メンデルソーン(男優)ダットン
岡寛恵レディ・サラ・アシュレイ(日本語吹き替え版)
山路和弘ドローヴァー(日本語吹き替え版)
牛山茂ニール・フレッチャー(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕キング・カーニー(日本語吹き替え版)
宝亀克寿キプリング・フリン(日本語吹き替え版)
大滝寛ダットン(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
堀越真己(日本語吹き替え版)
沢木郁也(日本語吹き替え版)
定岡小百合(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
出演ジュディ・ガーランドドロシー・ゲイル(劇中映画「オズの魔法使」より)
原作バズ・ラーマン(原案)
脚本バズ・ラーマン
スチュアート・ビーティー
ロナルド・ハーウッド
音楽デヴィッド・ハーシュフェルダー
撮影マンディ・ウォーカー
ジョン・ストークス(視覚効果班撮影監督)
製作バズ・ラーマン
キャサリン・マーティン〔美術〕(共同製作)
G・マック・ブラウン
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
特撮アニマル・ロジック社(視覚効果)
フォトンVFX(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
美術キャサリン・マーティン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
イアン・グレイシー(美術監督スーパーバイザー)
カレン・マーフィ[美術](美術監督)
衣装キャサリン・マーティン〔美術〕
編集ドディ・ドーン
マイケル・マッカスカー
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💬口コミ一覧

34.2時間半超の時間も気にならなかったので、なかなかのできだったのでしょう。特に前半の牛追いがよかったですが、いざとなると魔術(?)で都合よく解決してしまうのはどうかと思います。後半は展開がゴタゴタ気味。日本軍が攻撃してきてからは、グタグタになってしまって残念。島から帰ったあとは、「とっとと逃げろよ!」と突っ込んでしまいました。全体的に映像が美しく、序盤ではマンガチックな表現をしたり、アングルを工夫したりと見どころがありましたが、スローモーションを多用していてかえって効果が薄くなっていたのは皮肉です。しかし、見ごたえはありました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-21 13:08:22)
33.ネタバレ 巻頭で、ロマンスがあったという文章が出る時点で、この映画はそういう映画なんだと認識させてくれる。であるから、史実とかなどはもう殆ど関係ないのだし、後半のサラがナラを守りたいというのは、人種云々の話ではなく、ひとりの子供を守りたいという映画になって行くのだろうし、そういう人がいたというナラが語る物語なのだと、映画の冒頭で全て語っているのだ。
しかしながら正直なところバズ・ラーマンだぜ、どうせ・・くらいに思っていたが、実際は見事な大河ドラマで実に面白い。
相変わらずどアップばかりで鬱陶しいなと思いつつも、ナラが牛を見事なまでに鎮めてしまうシーンなどは、ここはやはりどアップだといつの間にか納得させられ、馬が馬らしい躍動感だとか、街の中を駆け抜ける牛とか、「オズの魔法使い」の件だとか、雨の中の舞踏会というのも秀逸で、いいじゃないかと。そしてやはり馬に跨がる男は女を家に残して出て行ってしまうわけで、それで上出来だ。
それにサラとナラの離別と再会を同じ桟橋で行わせた瞬間に見事だと言わざるを得ないだろうし、しかも歌を使った再会がまた良い。もうひとつ素晴らしいこと、それはドローヴァーとサラが車に乗るシーン、それもフロントガラス越しのショットというのが前半と後半で一度ずつある。前半はふたりの間に窓枠があるのだが、後半には一枚のガラスになりふたりを隔てるものはなくなっている。こういった映画を正しく「見る(あるいは聞く)」という行為への誘いが為された演出はお見事だろう。
ま、しかし、あまりにも機能してない登場人物が多いなとか、牛を囲む炎の火力が弱いとか、ナラ役の子供が駄目だったのかナラというキャラクターが駄目だったのかわからないが、何か鬱陶しさを感じたし、今回のキッドマンは少しばかりオヴァーアクトだろうとか、ただやはりそこにいるだけで画になる女優であるということには間違いはないのだがとか、不満は残しつつも、ここ最近は、最後に「家に帰ろう」という映画はどれも好きになっちゃうなと。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-28 00:46:07)
32.ネタバレ まず諸手をあげて他のレビュワーさんに賛成したいのが、前半と後半でまったく違う映画だろぉぉぉ!というところです。後半は無理やりつけたした感じ。友達の評価はよくなかったねえ。牛追いの話で一本は無理だったのかな。迫力があった。雨季のシーンもきれいでした。でも、この映画長いので90分の映画を2本見たと思えばお得感があふれるのではないかと。何も考えずにいろいろ楽しみたい私としては満足です。主役(?)の二人も良かったです。まずニコールがただ気位が高いのではなく相手を否定しないところがよかった。そしてヒュージャックマン味があってかっこいい。カウボーイ似合います。二人のロマンスがさらっとしててナラ(かわいい!)をちゃんと出してるのはなかなかよかった。…うーん、私映画館に言ったやつはどうしても好きになりがちなんです。
CEDFさん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 20:13:36)
31.ネタバレ オープニングからの設定で「うわっ、話しに付いて行けるかな?」って感じで不安でしたが、徐々に馴染んで来たとこで『バヒュン!!』とカンガルーハンティングの音。ケツが半分浮きました。
まあ、これでググッと気を引き締めなおして観賞したわけですが・・・

前半良かったけど後半がたるみ過ぎかなぁ・・・。ちょい上映時間が長過ぎですねー。
先々週観たボタン屋さんの話も長かったけど退屈はしなかったのに、こっちはどうも豪華フルコースディナーを途中でお腹いっぱいになって、早くデザートが出ないかなって感じでした。

ニコールキッドマンの綺麗さには相変わらずうっとりさせられるし、彼女の肩を振る様な歩き方も素敵ですね。
でも、今回はヒュージャックマンに嫉妬ですね。男から見ても彼の優しい笑顔はよかったです。
特に目の周りの小皺。これぞ男の履歴書って雰囲気ありました。ひょっとしたら私の方が彼より年上かもしれないけど,年取ったらあんなオヤジになりたいと素直に云える男っぷりでしたね。
Pea Shanさん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-02 16:05:56)
30. 「長い」ですね。大河ドラマ級の物語の量を無理にまとめたのかもしれません。歴史的には?と思われる点も多く、「パールハーバー」みたいなあからさまなアホ映画ではないにしろ、映画の描き方に納得がいかない人も多いのではないでしょうか。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-06 20:32:37)
29.ネタバレ 子役が悪い、子供に踊りをさせ、あざとく可愛く見せようとする演技指導は鼻につく。反対にニコールキッドマン。あなたは何歳になってもかわいい。今回のように瀟洒な身なりをしたお嬢さん役は、彼女の天性のはまり役だと言える。恋人の役のヒューはあいかわらずウルヴァリンよろしくワイルドな一匹オオカミだ。これまた彼のはまり役である。俳優としての格は、ニコールとヒューじゃ女王と足軽ほどの違いがあるが、2人の恋愛描写はじつにナチュラル。本気で仲が良いことが伝わってくる。ただし、甘すぎる恋愛は時として人を胸焼けさせることもある。その甘さを緩和させる役目として、預言者のおじさんが強烈なスパイスを与えてくれることを保証しよう。彼のあやしさはもはや変態の領域に突入している。そのせいか、小僧も魔法を使ったりするので、真面目に見ていたら肩透かしを食うことになる。B級ファンタジーとして観ることをおすすめする。ただし、意味も無く人が死にすぎる。子役の母親の溺死は唐突過ぎる。アル中男が死ぬのは予想していたが、その数分後にヒューとニコールが酔っ払ってキスをしている。よく考えれば夫も最近怪死したばかりじゃないか。不埒な未亡人だ。しかも2人のラブラブな様子をガキが盗み見して、最後にみんなが大笑い。命が軽すぎる。まさしくここにはBの雰囲気が漂っていた。歴史認識にクレームをつけたがる日本人もいるだろう。この件に関しては、私から言わせると目くじらをためる必要はないと思う。ハリウッドといえば反戦を建前に、ナチスドイツをネタにして、巨額の大金を稼いできた産業だ。もともと昔からこんなもの。日本人としては日本語の棒読みを笑い飛ばせる余裕が欲しいところ。私は笑い転げながら愉しめた。


花守湖さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-16 22:16:48)
28.ネタバレ この監督の独特のタッチ、たとえば水中の少年に死体が被さってくるようなところ、あるいは車から見えるカンガルーの観光的情景とその始末、人物のアップのコミックのような感じ、などのキッチュ感に出だしはかなり期待したんだけど、自国名を題にして気合いが入りすぎたせいか、後半ちょっとマジメになってしまい失速気味。全体としても散らかった印象になった。まあこれがオーストラリア史の特徴なのかもしれない。アボリジニとカウボーイと日本軍が詰まって登場してくる。東洋やヨーロッパの歴史から見ると圧縮されて感じられるアメリカ史を、さらにギュッとつぶしたみたい。その古代と現代が平気で一緒にある感じは面白かった。散らかった印象を修復しようと、同じ街なかを前半では牛を走らせ、後半では子どもを走らせ対にしたり、「オーバー・ザ・レインボウ」を「ケセラセラ」のように使って全体を綴じ合わせようとしたりしてるけど、いまひとつ効果が薄かったような。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-02 11:59:12)
27.デヴィッド・ウェンハムはかなり色んな役をこなせるんだなーと改めて思いました。ロードオブザリングとはまた違う味を出しててGOODですね。ヒューとはヴァンヘルシングでも競演ですか、見比べたら面白いかも。そしてニコールとはムーランルージュで。狙いか!?
猿トビ茶漬けさん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-20 00:55:58)
26.長かったー。疲れましたね。ちょっと色んな要素を詰め込みすぎた感じでした。しかしオーストラリアの雄大な景色は壮大で見ていて圧倒されました。
ギニューさん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-19 21:25:18)
25.期待していたのですが、あまり評判がが良くないので迷いましたがヒュー・ジャックマンのファンなので鑑賞することにしました。長すぎますがそれほど悪くはなかったです。
くだごんべさん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-16 11:07:58)
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24.ネタバレ うむむむむ・・・悩んだけどギリギリ6点にします。2時間45分の超大作。「ムーラン・ルージュ」バズ・ラーマン久々の監督作。アカデミー賞受賞後ここ数年、出演作チョイスに若干逡巡が見受けられた二コール・キッドマン久々の適役。やはり彼女の凛としたクラシカルで冷たい美貌には、こういうツンデレ貴婦人役が非常にぴったりくる。ロンドンから、巨大大陸オーストラリアへ、1万5千頭の牛を追いダーウィンに到着するまで「ジャイアンツ」(9点)を想起させる、風格有るスケールの大きな画作りにとにかく圧倒魅了されます。アメリカとは一味違う、風景の雄大さを堪能。実際にオーストラリア出身である、二コール&ヒュー・ジャックマン、オージーのプライドを賭けたかような両者共に譲らない力のこもった演技。ところが、後半からあまりに色々なものを詰め込み過ぎ、著しく駆け足で食い足りない。「俺は自由でいたい、束縛されたくない!」「じゃあ私の家から出てって!」・・・、どっかで聞いた事の有る恋人同士のやり取りだと思ったら、この部分は「愛と哀しみの果て」(7点)の焼き直し。何だか後半は色々な過去の大河ラブロマンスを継ぎ接ぎしたような印象。この映画、巷ではクライマックスの日本軍ダーウィン攻撃シーンについて、日本をダシにした反日プロパガンダ映画では?という意見も出ているらしいが、実物を見たらたいした事はない。第二次大戦中の日本軍ダーウィン攻撃が「歴史的事実」だとすれば、映画で描かれたような事があっても決しておかしくはない程度の描写に留まっていると私は思いましたが如何。過剰反応も程ほどに。前中半8点、後半5点。トータルで6点!鑑賞前トイレに行くのをくれぐれもお忘れなく。
放浪紳士チャーリーさん [試写会(字幕)] 6点(2009-02-15 11:12:01)
23.ネタバレ ヒュー・ジャックマンはカッコ良いですが。壮大な自然とロマンス、牛たち、馬たち、原住民の迫害、最後に日本軍まで登場して、もうお腹いっぱい。何かに絞ったほうが良かった感じ。
山椒の実さん [地上波(吹替)] 5点(2013-06-16 20:37:33)
22.ネタバレ 物凄く長かった。前半は良かったが後半はイマイチ…。長いわりに登場人物同士の絆の深さがうまく伝わってこない。後半の爆撃のシーンのCGが所々いい加減だったのは少し驚きました。
civiさん [地上波(吹替)] 5点(2012-01-08 16:15:10)
21.長い、長い映画だ。前半部分だけで上手くまとめればもっと評価は高くなると思う。
気の強いが情が厚い女性役のニコール・キッドマン、一匹狼的なヒュー・ジャックマン等のキャスティングは素晴らしい。が、この手の役のニコール・キッドマンは年齢的にそろそろ限界ではないか。すごく好きな女優さんだけどね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-19 00:57:16)
20.ネタバレ 前半は美しい自然と子供との交流、愛情の醸成。後半は戦争。その構成は「サウンド・オブ・ミュージック」と同じだったりするんだけど、ビミョーな見応えの無さ。もちろん、こちらはミュージカルでは無いのだが…。オーストラリアの近代は、白豪主義と云われる差別政策を外して語ることは出来ない。それは描写されているけれど、突っ込みのユルさが映画全体のユルさに直結している印象ですね。一見、スケールが大きなお話と錯覚するが、時間的には太平洋戦争開戦前後のピンポイントの物語なので、時の流れに大河的な重みが無い。すると差別描写もピンポイントのイジメくらいにしか見えない。さらに、主演の二人が最初っから差別的な態度を取らない人道的な人物で、彼らと主義者を対比させるものだから、白豪主義自体が政策的差別と云うより個々人の性悪な個性のように映る。それは観易いけど、歴史的な見地を放棄していることも含めて、物分りが良すぎて深みが出て来ない。別に「ルーツ」のような悲壮な差別ものが観たいということじゃないけど、この映画のテーマを挙げるならやはり白豪主義と「盗まれた世代」な訳で、3時間近く付き合うのなら、もう少し深く響くものが欲しかった。もうひとつ。ハリウッドへ進出した監督とトップで活躍する男女優が故国名をタイトルに掲げた作品として、作る側にはそれなりの責任があるような気がするんだけど、この程度で良いのか? 誰かが「NIPPON」を作ってこんな出来映えだったら日本人の私は怒ります。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-18 21:16:42)
19.ネタバレ まず、長い! 明らかに牛追いの一件でピークが来ていますよね(ここまでは良かったのに) なのに延々続く後半の戦争編(?) 正直きつかった~~、おまけに、ああいう形で日本人が出てくるとは…なんとも言えない複雑な気持ちですね。まあ、雄大で美しいオーストラリアの景色と原住民のおじいちゃんに 、でこの点数デス
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-20 06:16:23)
18.ネタバレ 映像的には綺麗なんですけどね、、、。ただやっぱりちょっと長いと感じました。日本軍の描写がどうこうというより、国内の人種的対立を克服する為に「ジャップ」という外敵を引き合いに出さないといけないというのがどうもひっかかる。全体通しての見どころは崖っぷちでの牛追いシーンかな。カンガルー銃殺シーンだけノリが良過ぎて浮いてるような気が、、。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-19 19:43:24)
17.昔の映画なら、途中に休憩が入ると思われるほど、前半と後半のテーマが違います。まるで「タイタニック」のように。私としては、前半のロマンスが良かったと思います。広大な自然をバックに惹かれていく男女はロマンティックでした。後半のドラマは感心しません。あまりにもこぢんまりとした話で、簡単にコトが進んでしまうのです。同じオーストラリア映画の「裸足の1500マイル」などと比べても、力強さが足りません。
shoukanさん [映画館(字幕)] 5点(2009-03-09 22:36:40)
16.ネタバレ 序盤からのめまぐるしい展開でコメディ調の細かい場面を連ねていくのが苛立たしく、人物紹介を字幕で読み取るのが困難なのも最悪だ。その後の物語も上滑りで薄っぺらい感じだったが、最終的には根強い男尊女卑を解消し、また先住民の虐待についても懺悔した上で理解し合い、さらに何気に見えた他のアジア系マイノリティとも共生しながら、明るい未来が開けていきそうなハッピーエンドにはなっていた。
史実との違いに関しては、個人的にはポート・ダーウィンになぜかアメリカの戦艦のようなのがいるとか(籠マストと三脚マスト)、日本の艦上攻撃機がなぜか魚雷を積んでいるのは真珠湾攻撃かと思った。ちなみに艦載機が好んで地上の人間を銃撃するなどはアメリカ軍のやりそうなことである。

ところで歴史的観点からいえば、2007~2013年の労働党政権下で作られた国策映画かと思った。題名が国名そのままなのは、当時の政権にとってこれがいわば正史という意味と思われる。ラストのテロップで「2008年、オーストラリア首相は…」と出たように先住民尊重の姿勢だったようだが、日本人の立場からは何かと反日傾向が目立つ時代だったように記憶しており、この映画に関しても、他のレビューサイトなどでは許しがたい反日映画として激しく怒る人々が多かったようである。
ただし今回自分が見たところでは、正直それほど極端な反日映画には見えなかった(最悪なのは他にある)。日本軍がなぜか先住民(混血)の子どもらを掃討しようとする場面があったが、これは迫り来る戦争の脅威ということを映画的に(=現実性度外視で)表現したという程度の印象だった。またそれ以前に劇中では、現地の白人が先住民の女性を性奴隷のように扱う習慣があったことが語られていたが、それに比べればまだしも日本は邪悪とも見えず、いわば一般論的な敵国扱いのようだった。
確かに昔はオーストラリアの国全体が反日に見えた時期もあったが、実際のところは親日も反日もはっきり決まっていない人々が大多数と想像されるので、こんな映画であまり反感を募らせない方が無難とはいえる(国民同士を反目させて離間を図るという政治的意図もありうるわけなので)。映画としてはやたらに長いこともあって二度と見る気にならないが、あまり角が立たない程度の点数にしておく。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-12-19 08:58:13)
15.ネタバレ オーストラリアの歴史を描きたかったのか、それにしてはアボリジニのおまじないとか出てきちゃってまあそれもオーストラリアの一部なんだけど、なんかとりとめのない話になってしまったのでは…。
前半の”貴族の奥様が未開の土地にいってまあ大変!いけすかないけどハンサムな放浪のカウボーイと反発しつつもその優しさにひかれていく…”ありがち~な話。でもそのままラブストーリーで進めていけばもっと面白かったのに…。

後へ行けばいくほど、ど・う・に・か・し・て・く・れ!!と叫びたくなるストーリーの破綻…。この手の(白人から見た)未開の地での人種差別の話ってそうとう練らないと上っ面だけの微妙に上から目線な感じになると思うのは私の偏見でしょうか。
ぺーこさん [DVD(字幕)] 4点(2013-11-04 17:45:12)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 4.68点
000.00%
112.94%
225.88%
338.82%
41029.41%
5720.59%
6720.59%
7411.76%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.20点 Review5人
4 音楽評価 4.50点 Review4人
5 感泣評価 3.20点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
衣装デザイン賞キャサリン・マーティン〔美術〕候補(ノミネート) 

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