映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の口コミ・レビュー

BALLAD 名もなき恋のうた

[バラッドナモナキコイノウタ]
Ballad
2009年上映時間:132分
平均点:5.25 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-09-05)
ドラマラブストーリーアドベンチャーファンタジー時代劇ファミリーリメイクTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2009-04-02)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2025-06-04)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
助監督山本透
キャスト草彅剛(男優)井尻又兵衛
新垣結衣(女優)簾姫
大沢たかお(男優)大倉井高虎
武井証(男優)川上真一
夏川結衣(女優)川上美佐子
筒井道隆(男優)川上暁
吹越満(男優)仁右衛門
小澤征悦(男優)安長
中村敦夫(男優)康綱
香川京子(女優)吉乃
斉藤由貴(女優)お里(特別出演)
波岡一喜(男優)彦蔵
菅田俊(男優)儀助
油井昌由樹(男優)新八郎
織本順吉(男優)
矢柴俊博(男優)
綾田俊樹(男優)
飯田基祐(男優)
加藤隆之(男優)
鎗田晟裕(男優)
原作臼井儀人(原案 映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」原作)
原恵一(原案 映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」監督・脚本)
脚本山崎貴
佐藤嗣麻子(脚本協力)
水島努(脚本協力)
音楽佐藤直紀
主題歌alan「BALLAD 名もなき恋のうた」
撮影柴崎幸三
製作飯島三智
阿部秀司〔製作〕
島谷能成
島本雄二
亀井修
島村達雄
テレビ朝日(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会/製作幹事)
ROBOT(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会/製作幹事)
東宝(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
電通(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
シンエイ動画(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
双葉社(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
小学館(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
白組(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
朝日放送(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
アサツー ディ・ケイ(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
ジェイ・ドリーム(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
市川南〔製作〕(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
山内章弘(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)
中島かずき(「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会)(名義「中島一基」)
企画ROBOT
プロデューサー阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給東宝
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
美術上條安里
龍田哲児(装飾)
衣装黒澤和子(衣裳デザイン)
編集宮島竜治
録音鶴巻仁
柴崎憲治(音響効果)
照明水野研一
その他川村直紀(エキストラ担当)
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💬口コミ一覧

40.ネタバレ 映画の中で、人々が「記念写真」を撮る場面は、どうしていつも感動的なのか。それは、たぶん人物の写真を撮ったり撮られたりすることが、まもなく彼や彼女たちに訪れる“別れ”を暗示し、予告するものだからだ。・・・小津の『麦秋』や侯孝賢の『悲情城市』における家族写真、『少年時代』の主人公と村のガキ大将が撮った2人だけの写真、等々。『二十四の瞳』でも、大石先生と子どもたちが撮った写真は、いくつもの別離のたびにその悲しみを深めるものだった。 

この『BALLAD』にも、「記念写真」の場面が登場する。それは武将・又兵衛とその配下の武士たちが、明朝に敵陣を強襲する前に、未来から来た少年・真一の父親が「写真を撮りましょう」と提案する場面だ。初めての写真に、緊張する又兵衛たち。だが、思い思いのポーズをとったりふざけあいながら、彼らは、楽しげに撮影に臨む。そして又兵衛は、「これで、この世に生きたというあかしを残せた」と感謝するだろう。

この場面は、こよなく美しい。それは、死地へとおもむく者たちを描くための、ただの感傷的な設定に過ぎないのかもしれない。だが、監督・脚本の山崎貴の意図がどこにあったにしろ、わざわざ真一の父親の職業を「(売れない)カメラマン」にしてまで盛り込んだ、この、原作アニメにもなかった場面があるからこそ、ぼくにとって『BALLAD』は忘れがたい作品となったのだった。山崎監督は、映画において「愛する人々の写真を撮る」ことの悲劇性を、ここできっちりと見据えている。タイムスリップを題材とした荒唐無稽な時代劇が、先に挙げた小津や侯孝賢作品をはじめとするひとつの「映画(史)的記憶」に満ち満ちたものとしてあることへの驚き・・・。

もちろん、そういった小賢しい贅言を弄さずとも、その美しさは、『非情城市』や『麦秋』がそうだったように、誰の胸をも打つものだとぼくは信じる。確かに、少年の成長物語としても、姫と武将の悲恋ものとしても、この映画はただただナイーブにすぎて、「オトナ」である貴方は嘲笑するばかりかもしれない。しかし、そういった作品が一方で、驚くほど豊かな「感情[エモーション]」と「表現」を実現していること。その事実をぼくたち観客も、見る、あるいは感じ取る“責任(!)”があるとつくづく思う。

というワケで、満点献上でも良いのだけれど、やはりここは原作アニメに敬意を表して・・・
やましんの巻さん [映画館(邦画)] 9点(2011-09-02 18:05:58)
👍 4
39.ネタバレ ラストシーンはアニメ版と変えて、ハッピーエンドをみたかった。アニメ版に忠実で、実写リメイクする必要はなかった。それでも、アニメ版が好きだから、この作品も好きになる。
ビアンキさん [DVD(邦画)] 8点(2010-04-17 20:39:59)
38.これはあれだな、ようはわれわれのような「戦国大合戦が大好きな人たち」の中のプロのみなさんが、好きが長じて自分たちでもやってみようぜーっていうのりで作った映画といえる。だから、一部の金儲け主義者はいるかもしれないけれども、彼ら(金儲け主義者)のおかげで、われわれ「戦国大合戦が大好きな人たち」がまた別の角度から戦国大合戦を観賞することができた。
この映画を観れば一層『戦国大合戦』が補える。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-29 21:49:54)
37.水面上を移動するカメラがゆるやかに河辺の娘に寄っていく。ススキの生い茂る水辺。思わず、溝口健二『山椒大夫』の安寿を想起する。娘(新垣結衣)は髪型も安寿(香川京子)そっくりだ。『三丁目の夕日』の劇中に図らずも『雨月物語』を忍ばせた山崎貴らしい衒いのないしたたかさ。ここから、溝口的主題も浮かび上がってくる。『山椒大夫』の安寿、『近松物語』のおさんと、溝口映画の中で時代のシステムの犠牲となる女性を演じてきた香川京子が、クライマックスで自由を求め駆け出していく新垣結衣を感慨深げに見送る。そこで初めてアップとなる彼女の柔和な表情の素晴らしさ。大女優に対する敬意に満ちた感無量のショットである。小津安二郎を思わせずにはおかない記念写真の使い方も秀逸だ。全般的にショットはシネスコを上手く活かし、アップを抑制しながら長めのショットで役者の演技をじっくりと見せる撮り方で非常に好ましい。水辺での二人掛けの殺陣や、敵本陣への朝駆けから乱戦への突入、本陣内での決闘まで、いずれの擬斗シーンもカットを割らずにしっかりと草彅のアクションを撮っている点を大いに評価したい。河辺の場面で、四名を捉えていたショットを微妙なカメラのずらしで二者の会話に移行させていく巧さ。ラストで新垣が城門から画面手前まで走ってくるのを望遠の長回しで捉えたショットの長さによって、最後の銃声のショックを強調する演出。少年の一家が現代へと消える瞬間を、新垣の微妙な目の表情変化とフレーム外の音で処理する演出などなど、VFXの監督がしかるべき場面では自らの得意技に寄りかかることなく、シンプルな映画的工夫に徹する姿勢が実に好ましい。実写映画はあくまで実写的に映画を志向すれば良いのであって、別物であるアニメ原作に隷属する必要など全くない。映画の中で、少年の目が変化していく(実写ならではの)見事さ。しっかりと「成長」が描かれた映画である。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-14 20:35:36)
36.山崎監督って、いい意味で色のない人だと思うんですよ。自分の色みたいなのがない(或いは出さない)がゆえにアクの強さがなく、毎回、広く人々に見られる作品になっている感じ。だけど、この作品は映画版『クレヨンしんちゃん』の映画化、今世紀に入ってから作られた最近の作品をわざわざ実写映画化してしまうっていうのは大変に無粋なように思え、また、元の作品に原監督の色が濃く出ているがゆえに、山崎監督ではなく原監督のモノとしか言い様のない映画になってしまうのではないかと危惧しました。結論としては、原監督と山崎監督のハイブリッドになって実写なりの面白さが出たな、と。原監督的こだわりはかなり薄まりました。でも、キャスティングのそのアクのなさ加減、色の薄さ加減まで含めて、これはかなり巧妙に計算されているんだな、と。つよぽん、ガッキーから筒井、夏川と、見事なまでに強い個性で押すタイプではない役者を揃え、アクの強さをいかに消しこんでゆくか、と。そう、オリジナルのアニメをそのまま映像化したら、とんでもない事になってしまうという危うさをきっちり回避してるんです、これ。実写で「野原一家、ファイヤー!」をやっちゃったら、ボディブレードでフルスイングをやっちゃったら終わりになってしまうという。そこら辺、『20世紀少年』なんかとは違いますね。結果として、広く口当たりのよい娯楽時代劇の出来上がり。シネスコ画面に展開する合戦シーン、一対一の殺陣など、必要な画も撮れてますしね。本格時代劇を、また『クレヨンしんちゃん』を大前提とした視点で捉えてしまうと物足りなさ大爆発でしょう。しかし、いい意味での俗っぽい仕上がりであるがゆえに、「『しんちゃん』でかつ大人なドラマ」という、客観的に見ると実はシリーズ中でもかなりマニアックなシロモノであった『アッパレ!戦国大合戦』よりも敷居は低く、間口は広い作品に仕上がっています。ポイントは『クレヨンしんちゃん』の実写化ではなく「おマタのおじちゃんと廉ちゃんの物語」の実写化。純化され、透明感を与えられたラブストーリー。そこに実写化の意義も価値もあったと思います。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-06 18:36:01)
👍 3
35.私はこの映画の原作(アニメ)の戦国大合戦の大ファンである。
イメージが壊れないか、がっきーや草薙君の演技は大丈夫なのか?
原作が大好きなだけに不安はかなり多かった。

そして邦画は普段あまり見ない。でも見に行った。
感想は・・

見に行ってよかった!

昔の人の恋愛の掟はもちろん知らない。
身分の違う恋愛が許されないということは分かっていても、実際どうなのか想像がつかない。
草薙君とがっきーの演技はとても素敵だった。「愛している」ことを言葉で言えない、言わない。結ばれる事も無い。
でも目線で、お互いを思う心で、確実に通じ合ってる2人。スクリーンからそれが伝わってきた。

草薙君演じる武士はとてもかっこよかったし、がっきーが演じる姫は本当にかわいかった。
また、悪役の大沢たかおさんの演技も戦のシーンもとても迫力があった。

ひろしとみさえもいい味出していた。
所々笑える部分もあり、じーんとくる部分もあり、家族とでも恋人とでも安心して見れる映画だと思う。
最近そういう映画って少ないから、見終わった後私は心が温かくなった。
ましゅまろシナモンさん [試写会(邦画)] 7点(2009-09-17 22:07:42)
👍 2
34.ネタバレ 2025.6.6観賞。
山崎貴監督によるSF時代劇、ラブ・ストーリー。原案はクレヨンしんちゃんの映画。オラは小学生のシンイチ。両親と共に戦国時代にタイムスリップ。ユイ姫を守る武将・クサナギくんと共に、珍しく敵役を演じる大沢たかおと戦う。戦国時代の物語は単純だが、合戦はそれなりの迫力。そこに現代の車が乗り込んで来て有り得ないけど、絵としては十分に面白い。それらは監督をはじめとするスタッフの為せる業。合戦は大勝利。クサナギくんは戦国時代の合戦なのに、敵の大将の首を取らねえ。この辺が幼児向けアニメ原作の甘ちゃんぶりかと思っていたら、クサナギくんが銃撃にて落命。予想に反する結末。現代に戻り、逞しくなったオラ。戦国時代をもう少し重厚に描いていたら、侍タイムスリッパ―に匹敵していたかもね。惜しい。
獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 6点(2025-06-07 04:32:58)
33.ネタバレ 原作がクレヨンしんちゃんとは知らずに観ました。正にガッキーの可愛さに尽きる。ハッピーエンドで良かったのでは?? 草彅くんはカッコ良かった。
山椒の実さん [地上波(邦画)] 6点(2013-04-02 19:31:57)
32.草ナギが缶ビールを飲んで「愉快じゃ愉快じゃ」と言っている横顔を見ていると、あの公園で脱いで捕まった時にもきっと愉快な気分だったんだろうな、と。いつまでも犯罪者呼ばわりしてちゃ気の毒になってきますね(すみません、いまだに犯罪者呼ばわりしておりました)。名もなき武士たちは歴史に埋もれ、草ナギはやがて芸能界から消える(大きなお世話だ)かもしれないが、彼らの映像は、ここに残る。戦国時代の合戦の中に、文明の利器の代表である自動車が登場する痛快さ。しかし我々現代の人間が手にした、それ以上に貴重なもの、それは“カメラ”である、ということえでしたとさ。まあそりゃいいんですけど。自動車のタイヤの跡が戦国時代の道に刻まれていく場面など、色々と工夫が凝らされているとは思うんですけど、全体的に演出の薄味な感じがしてしまうのは、「どうせ後で、CGで何とかなるから」というコト、なんですかね。もしも山崎貴演出の“NHK大河ドラマ”ってのがあれば、これはしっくり来そうな気が。
鱗歌さん [地上波(邦画)] 6点(2011-12-25 08:48:49)
31.2011.8/28鑑賞。タイムスリップSFの一つ。観ている時は楽しめるが斬新さがなくいろいろなシチュエーションの集まりで記憶に長くは残らないであろう。

ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-23 12:27:22)
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30.ネタバレ もともと、クレヨンしんちゃんだしね。
子供向きの「戦国自衛隊」みたいなスタンスで観れば、まぁまぁ面白い。
だったら、ドラえもんのように親子じゃなくて子供達数人でタイムスリップして、
大活躍!の方が面白かったんだろうけど、そこまで弄ると多分、クレヨンしんちゃんファンが、どこまで変えてんだ!!って話になっちゃうのだろうね。

合戦シーンは最初のほうは力入ってたように見えたけど、だんだん手抜き(?)になっていった気がします(笑。
四駆のあとに続く20人ほどの侍の集団は、どことなく「お笑いウルトラクイズ」っぽい画に見えてちょっと笑いそうになった。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-29 23:46:03)
29.鑑賞前、個々のレビューは読んでいないが、レビューランキングで上位に入っていたので期待して見に行った作品。

期待が裏切られたりはしなかったけれども、特に深い感銘を得るということもなかった。

こうなるんだろうな、という予想通りに話が進んでいき、ここで泣かせるんだろうなという場面で盛り上げてくる。
そういう意味では、見る人の期待を裏切らない"優等生的な"作品といえるだろう。

しかし、優等生というのはえてしてつまらないものである。
この場合のつまらないという言葉は、刺激が無いという意味が一番合うかもしれない。
やはり、いくら役者が鬼気迫る表情で戦っていても、流血しない合戦シーンというのは、些かリアルさに欠ける気がする。

山崎監督は、映像美を重視した上で、血は描かないことにしたのかもしれない。確かに、"Always~"からも監督の映像美に対するこだわりはうかがえるし、今作にもこだわって作ったであろう、美しい風景がちりばめられている。
そういう観点から言えば、流血しない合戦シーンというのもありなのかもしれない。
あくまで私自身が物足りない、というだけであって。

主だったキャストについて述べると、草なぎ剛は役が"25才"という設定には少し無理があるように感じたが、真面目で不器用、しかし芯は強い"又兵衛"という男を上手く演じていたと思う。
新垣結衣は、姫の役として必要不可欠な透明感が携わっており、良かった。

個人的に、隠れ主人公だと思う真一役の武井証くんは、普段から敬語を使い慣れているからか、敬語が多い今作の台詞も自然に言い回していて、子役だから他の役者から浮いている、などということも無かった。

いい作品なのだが、何か物足りない…
その"何か"は、多分毒であったりクセであったりするのだろうが、普通の親子連れにはそんなものは必要無いとおもうので、作品が対象とする層にはパーフェクトな映画だと思う。

自分のように、毒やクセが無いと、何か足りないと感じてしまう少数の人(?)は、少し物足りないと感じるかもしれない。
Sugarbetterさん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-27 16:26:00)
28.アニメなら気にならなくても、実写にしてしまうと引っ掛かる部分が出てくるんだな~。この映画の唐突感がまさにそうだった。ただオリジナルが好きだから、変にアレンジされても不満はあったと思う。オリジナルより良かった点を挙げるとすれば、真一のキャラクター設定かな。悪ガキに絡まれた同級生を見捨てた後悔から「もう逃げたくない」という言葉があるわけで、しんちゃんより人間らしさが出ている。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-08-23 18:19:46)
27.ネタバレ 途中まではアニメ版を上手く料理していて味つけも良かったハズなのに見終わった後はなんかもやもやしたものが残って残念な気分でした。やっぱり負け戦となる戦いを始める動機がちょっと弱すぎるのが原因かな、高虎にもっと傲慢で残忍な性格が出ていればまあ理解できるけど、そういうのが全く伝わってこなかった。最後自分から正々堂々と1対1で戦ってきったり負けて恥をかかされたのに素直に撤退するし「マジメかっ!」ってツッコミ入れたくなりました。アニメ版なら許せるけど実写だとそりゃないだろって感じになっちゃいます。ラストも青空侍のエピソードがないからちょっと弱いです。まあ元が好きな作品の実写版なので文句も出ますが単体の映画として見れば及第点以上の出来だと思います。とりあえずジャニーズ色の強い映画にはなってなかったのは良かった。
映画大好きっ子さん [DVD(邦画)] 6点(2010-06-08 23:47:02)
26.ネタバレ あまり評判がよくないので期待しないで見てたせいか思ったよりはよかったかな
しんちゃんの天晴れを見ていたからある程度話の展開が読めていたがまぁそれでも楽しめた
ただ元がしんちゃんだと思うと違和感のある内容だし元がしんちゃんでないとまた違和感があるだろうなぁとも感じてしまう内容

草なぎ君が思ったよりも好演していたのと戦いのシーンが思ったよりもリアルだったのはよかった
でも最後の車での戦場を駆け抜けるシーンはもっとスピードを出して敵を威嚇するような走りにして欲しかったなぁと思います
青陽さん [映画館(邦画)] 6点(2009-11-29 13:00:24)
25.ネタバレ 新垣の好演が光っていました。車で離れていく姫と又兵衛との距離を表してたシーンがよかったです。ミラクルの連続だっただけに最後はハッピーエンドのほうが気持ちよかったかと思います。
osamuraiさん [映画館(邦画)] 6点(2009-10-05 13:07:45)
24.ネタバレ 良かった点:可憐な簾姫と勇壮な井尻又兵衛を主演の二人が好演、CGを駆使した迫力のある戦の映像(ややスピード感には欠けるが)、いじめられっ子の少年が戦国時代の男の生きざまを見て成長する姿(最後の自転車に乗りながらの咆哮のシーンは良かった)
悪かった点:完成度の高い名作アニメをほぼ忠実に実写化する意図が、イマイチわからん。戦のシーンの実写化をしたければ、もっと別な形でもいいのでは?ストーリー展開なども分かっていたので、原作のファンにとってはつまらなかった。
パオ吉さん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-26 20:53:17)
23.ネタバレ 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を実写化した山崎貴監督の映画。アニメを実写化する場合、多くはそのアニメの最初からというパターンが多いと思うのだが、この映画はシリーズの中でも人気と評価の高い劇場版の作品を実写化しており、アニメの実写化の着眼点としてはけっこう悪くない感じはする(でも山崎監督なら鉄人兵団を実写化した方が向いてそう。やってほしくないけど。)のだが、あえてオリジナルを久しぶりに見返してから本作を見るとやっぱりかなり厳しいと言わざるを得ない出来になっていて、既に散々書かれているが、「クレヨンしんちゃん」のアニメだからの一言で済まされる部分がそのまま実写化されていて不自然な部分が多く、また本来子供向けであるはずが大人が見ても唸るようなリアリティと見ごたえのある作品になっていたオリジナルと比べても合戦シーンなどにリアリティがなく、子供向け、いや子供だまし感が強く、見ていて少し退屈。それにオリジナルで好きだったシーンがけっこうカットされてたのも残念。その中でも原恵一監督がタイトルにしようとまで拘ったという又兵衛の異名のひとつである「青空侍」が登場しないのが非常に残念で、これによってラストシーンが変更されているが、このラストが非常に弱く、余韻が残らない。せめて「青空侍」は残しておくべきだったのではと思う。オリジナルよりも又兵衛と廉姫の恋愛に重きを置いているためか、もう一つのドラマである少年と又兵衛の友情を描いた部分もすごく薄みに感じる。(恋愛部分も深みは感じないが。)と良いとこなしの映画のように書いているが、ひろしに相当する人物の職業をカメラマンに変えたのは正解で、敵陣にうって出る前の夜にみんなで写真を撮るシーンはけっこう良かったし、印象的で、又兵衛の「これで生きた証が残せた。」というセリフも心に残る。ここだけは本当にあざとさを感じず素直に良いシーンだと思った。それからもう少し書かせてもらうと、又兵衛に仕えることになる野武士ふたりはオリジナルで声を担当していた雨上がりをそのまま起用していても良かったような気がする。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2023-11-26 23:46:50)
22.ネタバレ 酷いね。主演2人の演技力に文句はないが、その他もろもろ。「くれよんしんちゃん」だから許せる脚本の甘さをよく実写化しようとしてものだ。とりあえず、お母さんが現実世界で放った「なんかの間違いで天正にいってしまったのかも」みたいなセリフ。普通に考えてそんな発想する人います?作品全体的に受け入れ体制が異常に寛大で、ついていけません。あと緊迫感がなさすぎる。車の窓を開けながら敵陣に突っ込みますかね」。その後も窓に肘を置いての観戦モード。怖くないの?子供もかなり生意気で、戦国時代をなめてますね。勝敗がついて「やったー」って・・・。大倉井も武士としてのプライドが低くて、切腹しないのと思わず突っ込みましたよ。ラストは原作と同じ「ファイナルデスティネーション」的なオチです。敵の姿を映さなかったのは良し。新垣結衣のファンじゃなければ見る価値なし。しんちゃんを観て下さい。
マーク・ハントさん [地上波(邦画)] 5点(2014-01-11 15:28:43)
21.子供が観るにはぴったりの映画でした。
アフロさん [地上波(邦画)] 5点(2011-09-03 03:37:49)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 5.25点
012.50%
100.00%
212.50%
312.50%
4922.50%
51127.50%
61127.50%
712.50%
8410.00%
912.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.20点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 3.50点 Review4人

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