映画『2012(2009)』の口コミ・レビュー

2012(2009)

[ニイゼロイチニイ]
2012
2009年カナダ上映時間:158分
平均点:5.53 / 10(Review 168人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-11-21)
公開終了日(2010-03-19)
サスペンスSFパニックもの
新規登録(2009-05-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-04-03)【イニシャルK】さん
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監督ローランド・エメリッヒ
キャストジョン・キューザック(男優)ジャクソン・カーティス
アマンダ・ピート(女優)ジャクソンの元妻 ケイト
キウェテル・イジョフォー(男優)地質学者 エイドリアン・ヘルムズリー博士
タンディ・ニュートン(女優)アメリカ大統領の娘 ローラ・ウィルソン
ダニー・グローヴァー(男優)アメリカ合衆国大統領 ウィルソン大統領
オリヴァー・プラット(男優)アメリカ合衆国大統領首席補佐官 カール・アンハイザー
トーマス・マッカーシー(男優)ケイトの現在の恋人 ゴードン・シルバーマン
ウディ・ハレルソン(男優)チャーリー・フロスト
ブリュ・マンクマ(男優)ヘルムズリー博士の父 ハリー・ヘルムズリー
スティーヴン・マクハティ(男優)アメリカ箱船艦長 マイケルズ
パトリック・ボーショー(男優)仏国立博物館館長 ロラン・ピカード
ジョージ・シーガル(男優)ミュージシャン トニー・デルガット
ヘンリー・オー(男優)チベットの高僧 ラマ師
フランク・C・ターナー(男優)牧師
ジミ・ミストリー(男優)インドの科学者 サトナム
リサ・ルー(女優)ニーマとテンジンの祖母
家中宏ジャクソン・カーティス(日本語吹き替え版)
林真里花ジャクソンの元妻 ケイト(日本語吹き替え版)
藤貴子ローラ・ウィルソン(日本語吹き替え版)
中井和哉エイドリアン・ヘルムズリー(日本語吹き替え版)
安原義人チャーリー・フロスト(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ハリー(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
佐古真弓タマラ(日本語吹き替え版)
諸星すみれ(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
廣田行生(日本語吹き替え版)
脚本ローランド・エメリッヒ
ハラルド・クローサー
音楽ハラルド・クローサー
撮影ディーン・セムラー
製作ラリー・J・フランコ
ハラルド・クローサー
ローランド・エメリッヒ
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ウテ・エメリッヒ
マーク・ゴードン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
CAスキャンライン・プロダクション(視覚効果スーパーバイザー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
美術エリザベス・ウィルコックス〔美術〕(セット装飾)
ドン・マコーレイ(美術スーパーバイザー)
衣装シェイ・カンリフ
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
録音ゲイリー・A・ヘッカー
ポール・N・J・オットソン
スタントエド・アンダース
ブレット・アームストロング
J・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
あらすじ
古代マヤ文明の暦は完璧な精度を誇るものであった。しかし、その暦には西暦2012年以降が存在しない。そこにあるのは世界の終末なのか…? 太陽の異常な活動に起因して、地球内部でも想像を絶する変化が起こり始める。科学者たちは未曾有の天変地異を予見し、先進各国のトップは協力しあいながら対策を講じようとする。やがて訪れる大災害。人類は、そして地球の運命は? 「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が、圧倒的なCGで世紀末の地球を描ききる!
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💬口コミ一覧

168.ネタバレ 最終的には現代版のノアの箱舟でした。
CGは近年の中でも特出したもので、
ストーリーもよかったです。
ALECさん [試写会(字幕)] 8点(2009-11-16 18:02:48)
👍 1
167.ネタバレ 今回はエメリッヒの映画だということを知った上で観たので、ある意味、予想通り。エメリッヒの映画が好きで、凄い映像を観たいならお勧めできる。私は凄い映像“だけ”を期待して観た。そこは満足。でも、覚悟はしていたが、ストーリーは相変わらずイマイチ。【ネタバレ注意】思わぬ災害の訪れを予測して、対策を立てながらも、ほとんどの人が何もできずに死んでいく中、主人公たちが、ときには犠牲を伴いつつ危機を乗り越えていくってのは、『デイ・アフター・トゥモロー』で観たよ。トラブルが発生して、命がけで解決するってところまでそっくりだ。もっといい脚本はないのか? そもそも、あの事態になって、いざというときまで“あらゆる手段を使って”世間に隠し通すというのは考えられない。【超ネタバレ注意】とくに選考された人ではなく、お金を払った人たちがどれだけいたのかわからないが、劇中で言われていた建設費と対価を考えたら、仲良しの金持ち同士でもっと近くに自分たち用のものを建造するんじゃないだろうか。
mohnoさん [映画館(吹替)] 5点(2009-11-20 23:24:11)
166.『デイ・アフター・トゥモロー』でも度肝を抜かれたが、あれはほんの序章に過ぎなかった。これ以上のディザスター・ムービーは今後作られることがないだろう、と断言できるほどの凄まじさ。特に、前半のカリフォルニア壊滅のスペクタクル映像は圧巻の一言。ムスカ(by『天空の城ラピュタ』)が泣いて喜びそうな映像のオンパレードだ。エメリッヒ監督の作品なので、ストーリーは二の次で、このとてつもない映像体験に酔いしれるべし。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 00:59:58)
👍 3
165.ネタバレ 映像だけで言えば満点と言っていい出来で素晴らしかった。この監督の作品で言えば、「デイ・アフター・トゥモロー」を遥かに凌駕していると言っても過言ではない出来で、その映像表現には圧倒されるものがあった。これこそ映画館で見るべき作品と言えるだろう。キューザック達が、車で、飛行機でと、あの惨事の中を面白いように逃れて行くところには、まるでアドベンチャー映画を見ているような感じになって、やや失笑気味ではあったものの、見応えのある出来にはなっていて良かったと思う。物語としては巨大船に辿り着いた辺りから急に面白く無くなっていって良くなかった。急にリアリティが薄れてしまったと言うのと、船でのチマチマしたトラブルやら諸々に疑問符が出てきたり、イライラしたりしてしまった。あそこまで来て、別れた妻の恋人を死なせてしまうと言うのには納得がいかなかった。彼は良い人にしか見えなかったし、それに、あそこに辿り着くまでには彼の大活躍ぶりがあったわけだし。全体的に言えば、映像は素晴らしかったのに、物語がいまいちであったために、やや残念に思える出来になってしまっていたと言うところだ。
スワローマンさん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-21 21:50:12)
👍 1
164.スターウォーズ、ID4、アルマゲドン、トランスフォーマーと、色んな意味で様々なディザスタームービーを見てきましたが、なんと言ってもこのスケール感と映像的クオリティは本作がダントツだと思います。劇中は延々と地球崩壊シーンを見せ付けられますが、途中から「本当にこんな風になったらどうしよう・・・」と不安になるくらいのめり込んで鑑賞する事ができました。ただ、生き延びて欲しい人が大した意味合いも無くコロコロ死んでいくのは見ていて気持ちのいいものではありません。まあエメリッヒ監督にそんなに多くを求めてもいけませんが。ゴジラとデイ・アフター・トゥモローがパッとしなくてID4以降あまり好きではない監督でしたが、本作ではちょっと見直しました。本人は「ディザスターはもうやらない」と言っている様なので、有終の美を飾る第一級エンターテイメント(ポップコーン・ムービー)に仕上がっていると思います。ちなみに一緒に行った映画好きの両親の感想は「うーんイマイチ」でしたが。
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 22:26:30)
👍 1
163.ネタバレ ステーキを食べようと思ったら、ステーキじゃなくてコンニャクだったというような映画。エメリッヒに期待するほうが間違いなのかもしれないが、物足りなさを覚える。壮絶な映像も見慣れてしまっているのか、期待していたほどではなかった。
ただのパニック・ディザスタームービーを作るのではなくて、人類が滅亡する際にいったいどういう光景ややり取りが見られるのかというリアルさがあるヒューマンドラマを製作したいというような狙いが見られるが、上手く成功したとは思えない。
ヒューマンドラマを作りたいのならば、きちっと“核”を設定しないといけない。本作ならば、“主人公たちが本当の家族になる”ということだろうか。離れて暮らす息子たちと本当の“絆”を築けた際には評価される感動作になることができた。父親のことをあまり好きではない息子がなんとなく父親と打ち解けて、なんとなく父親を助けようとしたのでは“感動”は生まれないのである。父親に対して激しく反発する中で、父親の良さや父親からの愛情を再認識して、嫌っていたはずの父親を最後は自分の命を捨てようとしてまでも助けようとするところまで彼らの絆が成長しないと面白くない。本来ならば、家族や息子を助けるために主人公が死ぬということが感動的な落としどころだが、そういうオチに持っていくことが難しくなるほど、本作は煮詰まっていない。本作では多くのキャラクターが死んだが、はっきり言って効果的かつ感動的に描けたものがほとんどなかったような気がする(評価できるのはロシアのオヤジくらいか)。誰かのために何かをして“死ぬ”という人間の美しさが伝わってこない。
また、何かしらの“悪”というスパイスが必要ではないか。人間の敵は自然ではなくて人間という落としどころにもなる。金持ちのロシアのオヤジと科学者の上司のような男の二人が“悪”の候補者になり得たが、どちらも存在感を発揮したとは思えない。人間というものは生き残るためには、誰かを犠牲してもいとわないという考え方もあるので、人間の浅ましさをも描いた方がよい。その方が、人間の美しさも引き立つだろう。いずれにせよ、困難にぶち当たった際に一致協力して立ち向かおうという人間の姿を描く濃密なヒューマンドラマか、自分だけが助かりたいという人間の醜さが招く悲劇か、何かしらのものを描かないと本作のような中途半端な作品になってしまう。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 5点(2009-11-21 22:49:19)
👍 1
162.ネタバレ 『ディープ・インパクト』の100倍、『大地震』の千倍、『エアフォース・ワン』の3千倍、『ボルケーノ』の1万5千倍、『ダンテズ・ピーク』の2万倍、『カサンドラ・クロス』の10万倍、『世界崩壊の序曲』の100万倍、みたいな前半は、パニック映画オタクな私にとっては「細けぇこたぁどうでもいいんだよ!コレコレ!」ってカンジでした。そのまま終わってくれれば十分なんですが、ここは腰砕け展開で毎度お馴染みのエメちゃん、今回も壮絶にコケさせてくれます。この脚本で猛烈に頭が悪いのは、私を含め、この映画を見ている観客の99.99999%くらいは、あの船に乗れずに死にました判定された人間なワケですよ。映画に存在を消された状態の観客が金やら地位やら権力やらで生き延びた人々のドラマ見て、何が面白いんだ?っていう。殊にクライマックスがバカ家族が巻き起こすドタバタっていう、大変にバカくさい物語で、すっかり冷めちゃった。70億人を犠牲にして辿り着くオチは、あまりに軽くバカバカしく、いくらただの娯楽映画でも、あんまり民族や宗教を軽んじたらアカン、と思いましたが、ハリウッドのおバカさん連中は真剣にコレでいいと思ってたりするんでしょうからタチ悪いです。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2009-11-22 16:11:51)
👍 2 😂 3
161.映画の帰りで。おまえはもう、死んでいる状態。もとい、おまえはもう予告編ですべて観てしまっている状態。恐ろしい事に、それ以上のことは何も本編で起こらない。あー、おこらないったら起こらない。イヤ!ぜってい、もっと何かきっとスゲー映像が観れるはず、起こるハズ!と、期待して20日にミニいったのに。中国行く為に輸送機乗ってからの”異様なつまらなさ!”はこの作品の、末路を暗示していたのね。あの、すばらしい映像をすべて破壊した、”すばらしいストーリー!”に0点!怒りの0点ね。 蛇足で、あの宇宙船のゲートは、うちのFAXプリンターの用紙排出口そっくり!
そうだ!これで、日本の事が全く触れられてなければ、これぞ”エメリッヒの日本以外全部沈没!?!”じゃないか!!追加!でも、やっぱこんだけ楽しませてもらって、0点てことはないよなあ。こんなすごい映像、自作紙芝居じゃつくれないしなあ、、、、、。でもなあやっぱり、飛行機が飛んだあとなのに、いつまでたっても上から、ビルや車や、道路や、やヒト!やイロイロなもの”上から!”降ってきて、さらに”じめん!!!”に潜っちゃうのなんかは、私てきにみて”イヤ!”だったなあ。早く上昇しねえーんだったら”落ちろ!”と叫んでいた。ということでやっぱり0点ね。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 0点(2009-11-22 19:58:37)
😂 2
160.取り合えず一言。
あぁ~それはねぇ~スケール感だけでぇ~それなりにぃ~
楽しめるとぉ~思うよぉ~~~♪
・・・・てな感じでロシアの怪人、ユーリ・カルポフの怪演に乾杯~♪
『グッ~~ドゥ♪ベリィ~~~~グッ~~ドゥ♪♪/(°ё°)\』
sting★IGGYさん [映画館(字幕)] 5点(2009-11-23 01:14:03)
159.後ろにいた、英語圏の方々が終始、笑っていた。(感動すべきシーンでも) アルマゲドンも本国の映画館ではラストシーン爆笑だったとか...? まぁ確かにあれを、有名日本俳優のオダ・・さんとかがやってたら笑うな。 前半良いけど、後半は本当ダメ!
オヴリッジさん [映画館(字幕)] 5点(2009-11-24 00:30:03)
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158.映像クオリティは高いが、内容はごくありがちな災害・パニック映画。もちろん、極限状態の人間性なんかも少し入ってます。当然のごとく、良くも悪くも予想の範疇から全く外れない映画です。良い点をあげれば、2時間40分という長さを感じるほど退屈な映画でなかった点くらいかな。もともと、スケールの大きい絵を見せてくれ!という感じで行ったので、その点については満足です。
ぬーとんさん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-24 01:46:40)
157.ネタバレ 多くの賛否両面からの書き込みがされると思いますが、私はどちらでもなく楽しみました。そんなわけない!を言ってたらそう思うだけでエンドロールがきちゃいますよ!緊迫感もあり、驚愕の映像美もあり、泣ける多少の人間ドラマもありです。それでこの大スペクタル映画はたのしめないでしょうか?壊れた家族がもう一度結びつく。使われすぎたパターンではありますが、それでいいのじゃないでしょうか。見慣れた町並みが次々と没していく。そのすさまじさは必見に値しますよ。2時間40分の間飽きることもなく画面に釘ずけでした。いいでしょうこれで…!?なにまだ「文句がある!!」表に出ろ!!表に出ろ!!
としべいさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-24 12:59:37)
156.ネタバレ みんなっ!こ,この監督の作る映画に,つ,釣られたらダメなんだからねっ!この人自分の作った映画にツッコミを入れられれば入れられるほど身悶えして喜ぶ,真性のドMなんだからねっ!「あんなマッハ号並みの運動性能持ったリムジンやキャンピングカーがあるかァ!」とか,「おまいはどれだけ撃たれても絶対弾が当たらないガッチャマンかァ!」とか,「これってディープ・インパクトとどこが違うん?」とか,「結局最後は金かいィ!」とかツッコミを入れたら,それこそ監督の思うツボ,あ,あたいたちの負けなんだからねっ!自分がアメリカ人じゃないもんだからって「チベット問題」とか「アメリカと中国の関係」に散々茶々を入れたり,アメリカの閣僚だけを傲慢なキャラとして描いたり,ぜ,絶対わざとなんだからねっ!映像が凄いのは認めるけどさ。関係ないけどアメリカ人って,自分が別れた嫁さんが今現在一緒に暮らしてる男とあんなに気楽に話したり付き合ったりできるもんなの?その点だけは,どうしてもツッコまずにはいられないもんねっ!それともバカ?ねぇバカなの?あそこの国民。
S.H.A.D.O.さん [映画館(吹替)] 2点(2009-11-24 21:09:12)
155.ネタバレ さすがに映像はすごい。
この大迫力の映像だけのためだけでも映画館のスクリーンと、音響でみる価値はある。
きっと映画通の人は最初からストーリーなんか期待していないだろうし、
映画通でない人も娯楽作として十分楽しめるのではないだろうか?と思ったのだが、
でも、やっぱり後半の展開がイマイチなのは否めない。
主人公グループがいつも都合よくピンチを切り抜けるのは想定内だが、
無辜の民が何の救いも無く災害で命を落とし、一部の特権階級と金持ちだけが
最終的優遇されるというストーリーはいかがなものかと・・・。
一般の人々は大津波にあってほぼ全滅という状況なので、
同じ立場であろう大多数の観客にとっては箱舟でのドタバタはもう人事でしかない。
それでいて、最後まで人のために協力するのが人間みたいなことを言われても
説得力がないですから。
ノアの箱舟では「神に従う無垢な人」が選ばれた訳だが、この映画はそれを全否定しているとも言える。
まぁ、この手の映画にストーリーを求めるのも無理な話だとは思いつつも
後半はあんまりな話だなぁと思えてしまうのは、やはり駄作なんだろうな。

おなやさん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-25 03:59:45)
154.ディザスタームービーが好きである。災害による極限状態の中での群像劇における感動が好きなんだと思う。
今作のローランド・エメリッヒ監督作「インデペンデンス・デイ」は宇宙人襲来を軸にしたSF映画であったが、描かれるパニックの中での群像劇が見事で、大好きな映画だ。

エメリッヒ監督作品の良いところは、莫大な予算をかけつつも醸し出される良い意味での「B級映画」的な軽妙な“ノリ”にあると思う。
「アメリカ万歳!」「英雄万歳!」という安直なテイストの全肯定こそ、この娯楽映画監督の最大の売りだろう。

今作においても、「世界の滅亡」という最大のディザスター(災害)の中で、彼らしい軽妙さは健在で、絶大な映像力で世界の終末を描き切った様には、問答無用の迫力があったと思う。

ただし、絶対的な”終末”を描く中において、やや爽快感には欠けていたとも思う。
その最大の要因として、“ヒーローの不在”が挙げられる。
ジョン・キューザック演じる主人公の父親は、家族を救うために超人的な活躍と運の良さを見せるが、そのキャラクター自体に魅力がないというか愛着が持てない。
この手の群像映画には、脇役キャラクターの妙も欠かせないところだが、それぞれのキャラクターに今ひとつパワーがないことも、映画としての爽快感の無さに繋がっていると思う。

ディザスタームービーとしての醍醐味やお約束はくまなく押さえ、充分に見応えのある娯楽映画と言える。
しかし、「好き」な映画として認識されるには、もう一つ”好感度”が足りなかったようだ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-25 12:53:32)
👍 2
153.もう何から何まで「インディペンデンスデイ」。これは間違いなくエメリッヒ自身が作っている、笑。でも最後はジョージ・パルも入ってる。相変わらず人間ドラマはチープだけど、これもエメリッヒである証拠。こんなエメリッヒ映画が私は大好きなのです。
メロメロさん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-27 00:50:12)
152.映像でここまでやってくれれば、この際、ストーリーなんてどうでもいーだろ。
センブリーヌさん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-27 07:09:39)
👍 1
151.ネタバレ 「♪何が起こってもヘンじゃない~そんな時代さ~覚悟は出来てる~♪byミスチル」
この手の災害世界滅亡スペクタクル映画を観る時には、チンケな薄っすい人間ドラマなどハナから期待しちゃいけません!!以前にも書きましたが、大画面で繰り広げられる天地異変阿鼻叫喚シーンにひたすら「ひえええええ~ふおおおおお~」と、恐れおののき観るのが正しい鑑賞方かと。南半球へ移動しさえすればどうにか助かった「デイ・アフター・トゥモロー」(7点)と比べ、より災害人類全滅指数は高くなったけど、残念ながら驚愕度は逆に下がりました。中盤からは「♪何が起こってもヘンじゃない~・・・けど、もうどうなったっていいや・・・」って心境に。何故か肝心の緊迫感が持続しなかったんですよね。後味がやけによろしくないのは、製作者たちの「自分たちだけは絶対特別!」っていう、特権的上から目線があちこちで散見された為。一度は助かったと見せ掛け、奈落の底へ突き落とされるイケメンパイロットさんと犬を連れたブロンド娘、まさか二回も同じテを繰り返されるとはなあ・・・。大金持ち以外の人たちが、どんな過酷熾烈な生存競争サバイバルを潜り抜け中国まで辿り着けたのか・・・?逆にそっちの方に興味を惹かれてしまいました。たいして優れた遺伝子を持つ方々には見えなかったんだが(→単なる僻み)ご贔屓ジョン・キューザックは可もなく不可もなし。彼のいかにも淡白な感じがこの作品の主役に合ってたとは思います。「♪ナニが起こってもヘンじゃない~(←シツコイ)そんな時代さ~覚悟は・・・」しなくてもいい映画だけど、絶対映画館の大画面で観るべき!!おそらくDVDだと迫力・愉しさとも半減確実、平均点急落必至。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 5点(2009-11-27 11:56:16)
150.ネタバレ 全然期待しないで見に行ったけど、楽しめました。
映画館で見るべき映画です。

まあ、最後に必死になってドアを閉める作業をするんのですが、そもそも、自分達が原因でしょうが!(笑)


一番思ったのは、この宇宙船・・飛ばないのかよ!!って(笑)

みなさん、コレ、宇宙船と思ってませんでしたか?
りんごさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-29 01:44:13)
😂 1
149.ネタバレ 『主人公には別れた妻と子供2人がいて妻は再婚予定』と捻り一つ見えない設定。終盤まで速攻死ぬと思ってた再婚相手が飛行機操縦したりと大活躍。途中で合流した女性ともフラグが立ったので『おっ!ひょとして全員生存で大団円?』と思ったらやっぱり死んだ(女性共々)。いい加減、家族円満エンドのために人殺すのやめろ!何のためにフラグ立てたか分からない。
 んで、最後色々あって主人公が死亡確定のミッションに挑むのですが、ここで彼も死ねば自分が述べた『人は自身の死と引き換えにしても他人を守れるか』みたいな問いの答えになるのに生き残りやがった!せっかくいい感じであった伏線やフラグが意味無し。
 CGも中盤まで。てか、CGも『監督の能力で凄いCG』ではなく『監督の名前で集められた大金でつくったCG』なので面白くない。後半完全に息切れしたし。
 作中起こるハプニングもいい加減。後半、一部の人間は方舟で生き残ろうとするのですが密航しようとした主人公のせいで船のドア(船の大きさと比較するとかなり小さい)が故障『ドアが閉まらないためエンジンが掛からず山に激突します』なんでドアとエンジンが関係するんだよ!『半ドアでエンジンが掛からない車』なんてないだろ!?
 故障の修理に行くときも『部屋に空気は無く直せても入ったら死にます』→『空気あるし、生きて戻ってくるし、てか一緒に行った子供も生きて戻れるくらい』あのさぁ、10分前に吐いた台詞の内容くらい把握しとけよ!!
 『なんで水害用の船に排水システムが無いの?』『自動扉で閉じ込められるような通路には手動扉付けるでしょ?そのせいで死ぬし』『入船口なんて最も浸水の恐れがあるのに、そう言った所には自動隔壁無い』『空気が澄んで船外に初めて出た時、死んだ友の供養しろ、やったかもしれないがシーンで入れろ。という意味でアルマゲドン以下』
 アメリカ映画にこんなこと言うのも今更だが、それにしてもコイツ等は話を面白くしようとか荒を少なくしようと脳味噌を使った形跡が無さ過ぎる。『細かい』とか言うんだったらそんなの気にならない位面白い映画作ってみやがれ。
 エンタメ作品として『ウルヴァリン』の足元にも及ばない。CGもあっちの方が魅せ方上手いし、息切れしないし。
 5年前に似た作品作ってまた作るってネタ無さ過ぎだろ?しかも詰らなくなってるというおまけ付き。
ムランさん [映画館(字幕)] 1点(2009-11-29 14:13:55)
👍 3
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 168人
平均点数 5.53点
010.60%
195.36%
252.98%
374.17%
41710.12%
53420.24%
64325.60%
73520.83%
8105.95%
921.19%
1052.98%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review9人
2 ストーリー評価 4.04点 Review22人
3 鑑賞後の後味 4.95点 Review21人
4 音楽評価 5.75点 Review16人
5 感泣評価 5.00点 Review15人

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