映画『アバター(2009)』の口コミ・レビュー(9ページ目)

アバター(2009)

[アバター]
Avatar
2009年上映時間:162分
平均点:7.26 / 10(Review 360人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-12-23)
アクションドラマSFアドベンチャーシリーズもの3D映画
新規登録(2009-07-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-12-13)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・キャメロン
助監督スティーヴン・クエイル(第二班監督)
ジョシュ・マクラグレン
キャストサム・ワーシントン(男優)ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ(女優)ネイティリ
シガニー・ウィーバー(女優)グレイス・オーガスティン
スティーヴン・ラング(男優)マイルズ・クオリッチ大佐
ミシェル・ロドリゲス(女優)トゥルーディ・チャコン
ジョヴァンニ・リビシ(男優)パーカー・セルフリッジ
ウェス・ステューディ(男優)エイトゥカン
CCH・パウンダー(女優)モアト
ラズ・アロンソ(男優)ツーテイ
ジョエル・デヴィッド・ムーア(男優)ノーム・スペルマン
東地宏樹ジェイク・サリー(日本語吹き替え版)
小松由佳ネイティリ(日本語吹き替え版)
弥永和子グレイス・オーガスティン(日本語吹き替え版)
菅生隆之マイルズ・クオリッチ大佐(日本語吹き替え版)
杉本ゆうトゥルーディ・チャコン(日本語吹き替え版)
難波圭一パーカー・セルフリッジ(日本語吹き替え版)
滝沢ロコモアト(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
紗ゆり(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
村治学マックス・パテル博士(日本語吹き替え版)
大黒和広(日本語吹き替え版)
庄司宇芽香(日本語吹き替え版)
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
スティーヴ・ジャブロンスキー(追加音楽)
編曲ジェームズ・ホーナー
ニコラス・ドッド
ジョン・キュール
J・A・C・レッドフォード
撮影マウロ・フィオーレ
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
ジョシュ・マクラグレン(共同製作)
20世紀フォックス
製作総指揮コリン・ウィルソン
レータ・カログリディス
配給20世紀フォックス
特撮スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
ジョン・ブルーノ〔特撮〕(視覚効果スーパーバイザー)
スティーヴン・クエイル(視覚効果スーパーバイザー)
コリン・ストラウス(視覚効果デザイン)
グレッグ・ストラウス(視覚効果デザイン)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
ロバート・ストロンバーグ(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
衣装デボラ・リン・スコット
メイズ・C・ルベオ
編集スティーブン・E・リヴキン
ジェームズ・キャメロン
録音クリストファー・ボーイズ(サウンド・デザイナー)
ゲイリー・サマーズ(リレコミキサー)
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
J・J・ペリー
アーニー・レイズ・Jr
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)
あらすじ
豊富な地下資源の眠る豊かな星パンドラ。そこはナヴィと呼ばれる青い肌の原住民が、自然と共に生きる美しい世界。しかし資源を奪おうと、人間達はナヴィを滅ぼす侵略を始める。元海兵隊員のジェイクに与えられ任務は、資源の上にあるナヴィの村をどかすことだった。人間とナヴィの結合体=「アバター」の姿となり、パンドラに降り立ったジェイク。しかしそこで出会ったのは・・・ 構想14年。ジェーム・ズキャメロン監督12年ぶりの作品にして、初の3D映画。脅威の映像革命を実現し、映画の歴史を変えた超大作!
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💬口コミ一覧

200.ネタバレ とにかく美しいの一言。大作と言われるものは結構見たが、これだけの臨場感がある映画は始めてだ。3Dだから飛び出す、でなく平面には無い奥行があった。パンドラの星の美しさ、戦闘ヘリの迫力。これは家庭でなく、映画館に行って見るべき。パンドラの原住民の表情もとっててもリアルだった。これは映画館で是非見るべき映画。
最後にマイルズ大佐が、軍人として妥協せず軍人としてのあるべき姿を貫き通したのが、ストーリとしてすっきりさせたと思う。
ダイバーさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-27 22:43:58)
199.もはや映画はここまできたか、と驚く映像。3Dメガネはいまいちフィットせず気が散ったが、キワモノ感があった3D映画を見直した。ストーリーはまずまずでちょっと長いが、映画館で観る価値は十分ある。
kaaazさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-26 19:46:10)
198.殆どのことを棚上げし、「アバター」という映画をIMAXデジタル3Dで観るという体験についてのみを書こう。

創成期、映画は体験された。リュミエール兄弟が初めて「ラ・シオタ駅への列車の到着」を上映したとき、観客は列車がスクリーンから飛び出てくるのではないかと驚いて逃げ出しだという逸話がある。これの真偽は確かではないが、正に映画を体験するという言葉通りの話である。
現代、そういう逸話が産まれることは決してないだろう。しかしこの映画にはそれに匹敵するような圧倒的な映像がある。それは実に映画的な体験として観た者の感性に刻み込まれるに違いない。

この映画はほぼ実写ではない。だから映画ではない、ただのお絵描きだといういうような愚言などは正直どーでもよい。問題は映画を魅せつけるための、アングル、引き画、寄り画、トラヴェリングショット、カット割り、光と影があるかということだ。この「アバター」にはそれが映画史百年が培ってきた証として刻まれている。これはお絵描きをしてきただけで到達でるものではないのだ。

映画はついに実写と(モーションキャプチャーによる役者の演技があってこそ成り立つ)CGIが何の違和感もなく同じフレームに収まり、感動的な出逢いをする瞬間を迎えたのだ。CGIが実写を抱え上げ、涙し、実写はCGIの頬をそっと撫で、また涙する。これはあるひとつの映画の到達点だ。
(物語などはさて置)誰もが圧倒的な映像に打ちのめされ感嘆させられるだろう。これを単なるCGIだと言うのであれば、それは自分の感性を呪詛するべきだ。

IMAXデジタル3Dで観るという体験はひとつの体験として実に新鮮であり、破格のものである。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-26 04:04:08)
👍 1
197.ネタバレ ストーリーはヘボい。っつーかダンス・ウィズ・ウルヴス的なもので誰でも想像できる凡庸なもの。だけど、この映像体験は・・・・。凄すぎる。絶対に映画館で見なければならない映画であることは間違いない。とにかく明日にでも見に行っとけ!と問答無用でオススメできるエンタテイメント作品。ストーリーもヘボいといいつつ、キャメロンつながりで言えばエイリアン目線での”エイリアン2”といった味わいもあるのでそういう見方をすればなお面白い。
GOさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-26 01:40:17)
196.ネタバレ IMAX3Dで観ましたが確かにすごい映像。同じ環境で3DCGアニメは何本か観ましたが、リアルが入るのは初めてで極端に言えばもはや「観る」というより「体験する」とも言える感覚。宙に浮く字幕に慣れるのに時間がかかるし、速い動きは追い切れないほどですが、いつのまにかその世界に取り込まれてしまいます。ストーリーはネイティブアメリカンをベースにしたようなシンプルなもので特段良いものだとは思いません(つまらなくはないです)が、企画としての設定が良くて3D技術を満喫できる綺麗で良質な映像の作品だと思います。おそらく今後のハリウッド映画ではこの様な技術が当たり前になるのかもしれませんが、実写をここまで取り込んで成立させた3D作品として記憶されるべき映画になるのかもしれません、異次元体験をするという映画の重要な要素の大きな進化を観たような感じです。ただ、2Dの映画とは演出も異なるだろうし見方も異なるような気がして、今後2Dと3Dがしばらく併存するのでしょうがやがて2Dが今でいうモノクロ、いや無声映画のように古い技術として扱われる時代が来るのかと思うと一抹の寂しさがあります。しかし、この映画を観ながら何度か「この3D技術でスターウォーズが観たい」と思ってしまったのも事実で複雑な心境にさせられた映画でもありました。
ことひきさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-25 18:54:13)
195.私が一番大好きな映画監督の、初の3D。これほど公開を心待ちにした映画は初めてだった。アバターは映画の歴史を変えた1作!と言って間違いないだろう。「キャメロン監督は今後、これを超える映画をどう作るのか?」と、アメリカの評論家らが評したその意味が・・日本の映画監督が「完敗だ」と言った理由が分かった。監督が語った「物が飛んできたりするとそれをよけなきゃならなくなる。そうすると観客は映画館にいると気付いてしまう。飛び出す3D映画にはしない。」というセリフ。「観るのではない、そこにいるのだ」というキャッチコピー。観て、やっと分かったよ。私は今日アバターという映画を観たけど、観たのではなかった。パンドラという星に行ってきたんだ!そう感じさせてくれた映画。 この3Dは飛び出すのではなく、奥行きがすごいのである。ここでのレビューを見ても分かるように、普通の人は3Dと聞けば誰もが飛び出すことを想像する。私もそうだった。でも違うのだ。観客の思いつく想像などキャメロン監督はたやすく超えてしまう。そう、かつてターミネーター2で度肝を抜いた時のように・・ 構想14年。思い描いた世界が映像化できる技術が出来るまで、あえて映画化しなかったという。ナウシカとラピュタの実写版とも言える世界。「宮崎駿ファンなのでジブリに似てると言われると嬉しい」とキャメロン監督は言う。だがこれをアニメではなく実写にしてしまうとは・・出来た監督&スタッフらはとにかくすごい。技術を超えた、もはや執念の賜物だろう。映画で作れない映像は無い、という時代に来てしまったのではないだろうかとさえ感じた。空に浮かぶ島・ふわふわと漂う妖精たち・バタバタと倒れる木々・戦闘機から発射されるミサイル。その全てがスクリーンの何十メートル、何百メートル奥に実際に存在するかのようなのだ。今まで「映像革命」とうたってきた映画は何本もあったが、革命のレベルが・次元がはるかに違う。映画の新時代の幕を開けた、後世に語り継がれる伝説の1作!3D眼鏡が重くて耳が痛くなったけど、約3時間もあって酔わないか心配だったけど・・全然平気だった。エンディングロールの最後まで、満席の観客の誰も席を立たなかったのがいい映画の証拠だと思う。この映画はDVDで観たら意味がないと言っても過言ではない。ぜひ映画館で「体験」すべき映画。もといアトラクションだ!
ましゅまろシナモンさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-25 01:40:47)
👍 2
194.ネタバレ 宣伝で「映像革命!」とやたら煽ってますが過去の「革命的」な作品ほどのインパクトは無いな。思わせぶりで小出ししていた予告編を見る度に、色々な映画、漫画、ゲームにありがちな「凡庸な内容っぽい」と思っていましたが案の定そのまんまな出来。パクリとは言わないが、昔のSF小説なんかを基にして、あらゆるジャンルでこの手のSFモノは溢れ浸透しているから映像として突き抜けたモノを創るのは難しいな。 しかし、やはりセンス抜群でディテールにこだわるキャメロンだけあって退屈しない出来になっている。あの惑星の生物や植物は興味深かったし、それぞれがネットワークで繋げられるというのも面白い。そこに攻め入るパワードスーツ、火力抜群な各種兵器、気概のある女戦士も出てくるしキャメロンの趣味全開なモノ多数で好みの人には堪らんでしょう。人間側は余裕かましてる大佐が本当に臨機応変で危機回避能力と戦闘力が抜群で粘着質だったのが良かったなぁ。先住民VS侵略者って図式はアメリカ的で色々と略奪の歴史もあるし想像しちゃいますね。驚きは少ないけど観ていて安心できる王道的なストーリー展開の作品でした。三部作の構想もあるようですが、伏線も回収できてるし綺麗にまとまったので完結で良い気もしますけどね。 【余談】この作品は当初から3Dを想定していたそうですが、劇場の設備も問われるし今の世の中にはまだ必要ないんじゃないですかねぇ。テレビも3D商品化に向け開発中らしいけど、それをきちんと表現するまで技術と時代が追いついてないと思うし、お客もまだ望んでいないと思うんだけどな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 21:38:42)
193.ネタバレ 初めて3Dで見ました。やっぱり、3D用に作った作品だけあってすばらしい映像でした。内容は、まあまあだと思います。最後は予測できましたが、あれで良いように思えます。ただ、出来れば木の下で契りを結ぶ様子を映像で見たかったです。やっぱり子供も見て欲しいために、セックスアピールは控えたのでしょう。しかし、原始的なものを表現する時は、本当は全部見えるものです。そこがちょっと嘘っぽくみえました。アフリカの原住民を見ているように思えましたが、戦闘シーンの竹槍で向かうところは、沖縄決戦を見ているようでした。この間のCOP15を見ていて思うのは、あれだけ白人が搾取してきた発展途上国の財産を棚に上げて議論することは無理なのだなあということと、いつまでたっても金目当てで搾取しようとする白人の懲りない強欲さです。もちろん、日本人もその白人を追いかけていますが。
matanさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 14:26:26)
192.ネタバレ ストーリー的には王道まっしぐらで、特に捻りはないです。
万人受けだと思います。人物の掘り下げがうまく出来ており、心理描写も上手く感情移入しやすいです。
最初はちょっと気持ち悪いと感じたナヴィーも
たった2時間観ている内に愛らしく思えてくるのは映画のおもしろい所だと思います。

初見は映画館でした、あの時は映像美に感動したのを覚えています。
今となってはCGも驚くほどとはならず、久しぶりに鑑賞すると少し拍子抜け感はありました。
しかし、高校生時代に観た時には感じ入れなかった、
自然に感謝をする心を失った地球人に対してのメッセージみたいな物を感じました。
昔の人々は大地や食料となる生き物に対しても感謝の心を持っていたように思いますが
近代の人々はこの映画に登場した人みたいに自然に対してあまりに無関心な人がほとんどのように思います。
メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-24 03:03:17)
191.数年前だけどこういう作品を座席の小さな画面で見てしまったことを反省。改めて見直すと3Dではなかったけど映像はお見事。中身の方はSFに名を借りた安っぽい「インディアン悪くない、悪いのは白人」みたいな映画に見えてしまうけど、興収No.1映画には敬意を表します。
ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-09 22:38:21)
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190. 飛ぶ、跳ぶ、走る、躍動感あふれる映画である。
 3Dが先にありきか、テーマを表現するための手段としての3Dかで評価は分かれるが、後者の心意気と解釈する。めくるめくような映像美で社会性を包んだ上質のエンターテイメントと感じた。
 ベトナム戦争や「ソルジャー・ブルー」の問題意識を想起させる場面もあるが、よりマクロ的な視点で、人類史上繰り返される異文化との衝突をいかに克服するか、さらには自然と人間の共生が主題として提起される。本作はパンドラをめぐるナヴィ、アバター、地球人の関係を通じてこの課題を問いかける。相互理解による共存がなければ征服と屈従しかないのが現実。終盤の、理念と矛盾するような派手なドンパチは通俗的だが、ハリウッド映画ならではの娯楽性と受け止めた。
 ラストで「エイリアンは去った」の言葉が象徴するように、ナヴィ(そしてパンドラ)からみればスカイピープルこそがエイリアン。似たような印象の映画もいくつかあれど、自然と人間の共生を問うた点は鉄腕アトム「赤い猫」と通底する。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-25 14:06:12)
189.3Dを表現したいだけのシーンが目立つ
Mementoさん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 12:27:34)
188.ストーリー的には驚くに値しない様な今までにどこかで読んだ様な観た様な展開だが、特筆すべきはやはりこの時点でのCG技術だろうか。新しいジャンルのエンターテイメントとして出来上がっている。『マトリックス』の時の衝撃に似ていた。あれと違うのは全編がほぼCG、ほぼアニメと言っていい所。しかしここから映画技術が進み過ぎて臨場感が薄くなっていくのかもしれないね。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-19 14:50:49)
187.ネタバレ IMAXの3Dで見て、やっとこの映画の映像の真の実力が分かりました。この映像はやはり革命的です。
逆に言えば、この映像の真の実力もIMAXで見なければ分からないと言う事です。
これを見たらもう他の3D作品は見れませんね。
これでストーリーが良ければ・・・・。ストーリーは全くの「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でした。
当時のケビン・コスナーは賞賛されるべきですが、同じ物を今見せられても評価できません。
返す返すもそれだけが残念です。点数は全て映像のみの評価です。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-18 21:15:31)
186.ネタバレ 驚嘆の映像美、素晴らしい世界観とイマジネーション。裏方のスタッフの方たちの力に脱帽でした。ただ中身のほうは、ちょっと期待外れでしょうか。私の周りの友人たちを始め、ネットでも高評価だったため、身構えてしまったのがよくなかったのだろうか。私が引っ掛かるのはジェイクが人間を裏切った動機。沢山の先住民を目の前で殺されたというより、五体満足で英雄的な地位を望んだように感じてしまった。(※ただし私は地上波放送のものを観たため、恐らくフルで観れていません)
あるまーぬさん [地上波(吹替)] 7点(2013-04-17 01:27:01)
185.ネタバレ ジェームズ・キャメロンって、とことん男社会が嫌いなんだろうね。この作品も、「石油利権のためやったらイラクの子供たちが何人死のうがかまうものかー!」な、大佐を初めとする男どもの欲望をを徹底的に叩き潰す、異界の住人たちの窮鼠猫を噛むような破壊力といったら観ていてホント爽快。そして、アバターとなって彼らに手を貸す主人公の姿もオーソドックスながら、やっぱり格好良い。でも……、最後がいただけない。僕はずっとあの大佐をアバターな自分じゃなくて、足の悪い無力な自分が倒すんだろうと(そしてコンプレックスを克服し〝現実の人間〟としても強くなれるのだろうと)ずっと信じてたのに。これじゃネトゲ廃人の映画って言われても仕方ないじゃん。とはいえ、徹底的に拘りぬいた映像美はやはり映画の歴史をまた一つ塗り替えただろう革新的なもの。それだけでも素晴らしい。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-25 13:28:52)
184.ネタバレ 完全にネイティブ・アメリカンVS西洋人みたいな構図の映画。もともとそこに住んでいた人々には自分たちの住処があり、信仰があるが、それを全く意に介さない「侵略者」がやってきて、それと戦う先住民といった感じ。実際のアメリカの歴史では圧倒的な軍事力の前に先住民はなすすべもなかったけれど、この映画では先住民が「自然の力」に助けられ勝利する。
こんな映画が作られ、アカデミー賞にノミネートされる。今のアメリカ人には、もう自分たちの祖先たちが、決して「開拓者」ではなく、「侵略者」であり「悪」であることを、もうとっくに受け入れているんだなあ、と思える映画。
さて、内容だが、まあベタな勧善懲悪ものと言っていい。ストーリーに見るべきものはない。しかし、映像の迫力でそれなりに楽しめる。
作られた異世界の惑星の生態系、そこに住む人々の文化、人間の近未来の武器や乗り物、そういったものが非常によく作りこまれていて秀逸。
クライマックスの戦いも迫力がある。ラスボス的な悪の親玉の人もいい味を出している。
ただ、どうしても先住民側に感情移入できない自分がいる。理屈では説明できないが、なぜか侵略され、蹂躙される先住民側を応援して見ることができない。そこは何とか無理やり感情移入したので楽しく見れたけれど…。地球から何光年も離れた惑星に人を送り込めるほど科学技術のある人類の兵器が、弓だの槍だののローテクな武器に割とさくっとやられるのもなんだかなあ、と思わなくもない。
アカデミー賞を獲るタイプの映画とは思えないが(実際に獲ってはいないが)、娯楽映画としてはまあ楽しめる映画。
椎名みかんさん [DVD(吹替)] 7点(2013-03-24 22:43:54)
183.まずこのページを見てあのおばさんがシガニーウィーバーだったことに初めて気づき、ショック。というのは置いといて、つまんないだろうな~と思って見ましたがけっこう楽しかったです。ストーリーはまあ普通でしたが、なんといっても映像がきれい。ちょっとナウシカにインスパイアされてたりもするのかしら。これは映画館で見てもよかったかも。そして私の好きなミシェルロドリゲスが相変わらずかっこいい女軍人として出ていてそれだけで満足です。あと大佐もイケメンで◎。
CEDFさん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-07 21:30:11)
182.ネタバレ テレビで観たので大甘でも7点止まりかな。
ストーリー的に目新しさはないが、ベタで捻りのない展開は潔いといえば潔い。
映像は、大半をCGが占め、金は掛かってんだろうけど、あそこまでやるならもうアニメ作品でも良かったんじゃないか、とさえ思った。
バックスバニーの頃と比べれば、実写とCGに対する違和感の無さというか、映像美には少しばかりの感動もあるが、
自分はストーリーメインの採点なので、やはり大甘の7点というのが妥当なところ。
映画の未来を少し変えたという点は認める。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-26 08:26:02)
181.なかなかの大作。でも、ストーリーに物足りなさを感じた。開拓者=悪、原住民=善という構図には食傷気味。
クロさん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-25 17:10:52)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 360人
平均点数 7.26点
010.28%
100.00%
241.11%
382.22%
4133.61%
5277.50%
66618.33%
77320.28%
87420.56%
94412.22%
105013.89%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review42人
2 ストーリー評価 6.14点 Review68人
3 鑑賞後の後味 7.37点 Review67人
4 音楽評価 6.63点 Review57人
5 感泣評価 5.54点 Review61人

【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 
撮影賞マウロ・フィオーレ受賞 
作曲賞(ドラマ)ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響効果賞ゲイリー・サマーズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート) 
美術賞リック・カーター受賞 
美術賞ロバート・ストロンバーグ受賞 
編集賞スティーブン・E・リヴキン候補(ノミネート) 
編集賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
作曲賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
主題歌賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート)"I Will See You"

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