映画『昼下りの情事』の口コミ・レビュー(2ページ目)

昼下りの情事

[ヒルサガリノジョウジ]
Love in the Afternoon
1957年上映時間:130分
平均点:6.92 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-08-15)
ラブストーリーコメディモノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-03)【イニシャルK】さん
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監督ビリー・ワイルダー
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)アリアーヌ
ゲイリー・クーパー(男優)フランク・フラナガン
モーリス・シュヴァリエ(男優)クロード
フランツ・ワックスマン(男優)(ノンクレジット)
池田昌子[声]アリアーヌ(日本語吹き替え版【ソフト/1970年テレビ朝日/1973年テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕フランク・フラナガン(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野史人クロード(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八ミスターX(日本語吹き替え版【ソフト】)
松本大マイケル(日本語吹き替え版【ソフト】)
黒沢良フランク・フラナガン(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日/1973年テレビ朝日】)
中村正[声優]クロード(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
富田耕生ミスターX(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
広川太一郎マイケル(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
川久保潔(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
野田圭一(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
巖金四郎クロード(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
富山敬マイケル(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
滝口順平ミスターX(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
原作クロード・アネ『アリアーヌ』
脚本I・A・L・ダイアモンド
ビリー・ワイルダー
音楽フランツ・ワックスマン
撮影ウィリアム・C・メラー
製作ビリー・ワイルダー
ドーン・ヘリソン(製作補)
リー・カッツ(製作補[ノンクレジット])
配給松竹
日本ヘラルド(リバイバル)
美術アレクサンドル・トローネ(美術監督)
衣装ユベール・ド・ジバンシー(ノンクレジット)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
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💬口コミ一覧

58.ネタバレ 何年か前「ラブ・アクチュアリー」(9点)のオープニングを観て、「ああ、上手くワイルダーの「昼下りの情事」を換骨奪胎してんな~」って感心した記憶が有ります。近年のラブコメ映画では、脚本も含め出色の出来栄えだったこの映画の製作者が、ワイルダー作品をリスペクトしている事が判って何とも嬉しかった。「サブリナ」もそうだったけど、ヒロインの父親がこの映画でもストーリーの中で、かなり大きな立ち位置を占めているんですよね。言い換えれば、ワイルダーのオードリー・ヘプバーンという女優に対しての「父性」が強く感じられる。そこがモンローやシャーリー・マクレーン主演作とは決定的に異なる点だと思います。この手のロマンチック・コメディは、とにかく脚本とキャスティングが命。キャメラの陰影を最大限に生かし、老け込み具合がいささか気になるクーパー氏の容貌をカバーしようと躍起になっている様子は伺えるものの、ケーリー・グラントあたりがこの役だったら、もっと説得力があったかもしれないなあと・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-12 10:26:30)
57.ネタバレ 久しぶりに観たのですが、う~んやっぱりいいかも。一途で健気な嘘を突き通すアリアーヌの涙に、プレイボーイのフラナガンも溜まらず…あのラストシーンは永遠ですな。それを見守る父親もいい。少女でありながらも必死に女を演じようと嘘を重ねるアリアーヌと、弄ぶ側からいつしか振り回される側になるフラナガン。その過程を彩る音楽も心地いい。最初から最後まで上品で可憐。小さくても一級デザートを食べたような感じです。
泳ぐたい焼きさん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-24 19:18:45)
56.ネタバレ 先日BSでやっていたので久々に観ましたが、いい映画は何度観てもやっぱりいいもんですね。こういう昔の落ち着いた品のあるラブコメは50年が経過した今に観ると逆に新鮮に感じられます。オードリーは本作でもやっぱり魅力的。駅での感動的な名ラストシーンも何度観てもいいですね。列車が走り出し、フラナガンに向かって精一杯強がるオードリーが何と可愛いことか。そして4人組の楽団の皆様!フラナガンさんからいっぱいギャラとチップ貰ったことでしょうけど最後は素敵な映画の締めまでやっていただいてお勤めご苦労様でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-05 22:12:24)
55.ネタバレ 
魅惑のワルツという音楽が実によくかかるのですが、

それを演奏しているバンドの入れ方がコミカルでもあるのでひつこく感じない。

G・クーパー演じる富豪はどこへ行くにも楽団をつれてゆきますが、

公園のボートからサウナまでバックグランドミュージックのごとく、

お供しますので楽しいのです。

いつも同じところで泣ける(まあ私の悪い癖かも)と言うあの有名な列車のシーン。

そこでもこの音楽は効果的に使われこういう演出には弱いなぁ・・

あと気に入ってるのがヘップバーンが妬かせるためにレコーダーに恋愛遍歴を録音。

それをクーパーが何度も何度も聞きながらお酒を浴びるほど飲むシーン。

そこでも楽団のおかしく効果的な演出・・

音楽もこういう品のいいかわいらしい使われ方をするという見本。

B・ワイルダーの他の作品は今のところ「アパートの鍵貸します」くらいなので、

もっと見てみようかなぁと思っています。

鏡の使い方が上手ですね。

ちょっと使いすぎかもしれないけれどこの範囲ならおしゃれかも。

奥行きがあって上品に感じました。

ヘップバーンは実は私は苦手なのですが、

この映画は初めてヘップバーンにめぐり合えた作品です。

これは何から何までかわいいです。

ファッションも私が大好きな感じでまるでお人形さんのようです。

特に好きなのがパンツスタイルにおさげ、10代に見えるくらい。

なかなか30前でこのスタイルが似合う女優さんはいないでしょう。

この役柄も私は好きですね。

一目ぼれしたプレイボーイの富豪と同等のように振舞う背伸びした少女。

多分こういう時期って誰にでもあると思うんですよ。

そして富豪も親子くらい年が離れたクーパーを見て、

共感を覚える中年男性もいらっしゃるかもしれません。

ヘップバーンの父に共感を覚える人も・・

つまりはどの年齢の人が観ても誰かに共感しやすい映画なのです。

監督の演出がステレオタイプなのかもしれませんが、

特に後半になると恋愛ドラマだけでなく、

色々な感動がゆっくりと味わえる映画だとも思います。

そういった恋愛コメディ映画はほとんどが熟年なのに、

この作品は珍しいキャスティングで微笑ましくもかわいらしく切ない。

恋愛々していないのが好きですが題名が品がないのが残念。
アルメイダさん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-22 12:18:05)
54.ネタバレ ワイルダー、ハリウッド監督13作目。そしてI・A・Lダイアモンドと脚本を組んだ最初の作品です。ワイルダーによるとダイアモンドという人は極端に性的表現を恥ずかしがる人だそうで、そういや、この作品もオードリーの魅力とあいまって品のある作品となってますねー。唯一、邦題だけが・・・なんだこの艶っぽさは。さてさてそれはさておき、この作品もワイルダーお得意の“なりすまし”から始まる物語。不倫相手の女性になりすまし、プレイガールになりすますことで、さんざん女性を振り回しきたプレイボーイを振り回すのは、本当は純真無垢な音大生。父親から真実を知らされ、荷物をまとめてオードリーと部屋を出るクーパー、廊下でチェロにちらっと目をやるクーパー、その後チェロを手に階段を降りる父。ワンカットで撮られたこのシーンは、チェロを媒介に実に巧く映像で語ってくれます。ラスト、駅で必死にふりをするオードリー、知っているクーパー、見る者はクーバーが知っていることを知っているだけに切ない別れ・・・あーいい映画だったなー・・・で終わるはずがひょいとオードリーを持ち上げ、列車へ
・・・えー、2人は結ばれちゃうのー!?、親父ものん気に判決うんぬんなど台詞を決めている場合じゃないだろと思うんだが、あくまで個人的な好みで、このラストはどうしても気に食わないなー。プラットフォームに残されたオードリーにチェロを渡す父の姿で終わってほしかった。しかし、アンクレットに挑発された男というのは「深夜の告白」では悲劇的な最後を迎えるんですけどねー。ちなみにオードリーはオードリーでも、クーパーとオペラを観劇していたご夫人は本物のワイルダーの妻、オードリー・ワイルダーです。
彦馬さん 8点(2004-06-21 23:19:48)
53.オードリーの魅力が存分にでてますね。オードリーにしかできない役だなと思いました。二人の恋はドラマとしてはありきたりといえばそうですけど、世代を問わず「いいな」と憧れてしまうまさにクラシックと呼ぶに相応しい作品だと思います。
マーティンさん 8点(2004-04-23 22:29:03)
52.ネタバレ 何ていじらしい。いいラストシーンだなあ。それにしても、彼はすごいプレイボーイのくせに、あの娘が男慣れしてないことくらい本当に見抜けないものなの?と思ったり。まあ、男性は意外とそういうことに鈍感だったりするし。あと私はあの後オードリーが幸せになったかどうかは考えないようにしている(笑)。この映画はあのラストシーンで完結しているのです。ええ、完結しているのです。
ひのとさん 8点(2003-12-30 19:16:53)
51.ビリー・ワイルダーの上品なユーモアとしゃれっ気が利いた作品ですね。ラストの展開はお見事です。 楽隊の演奏など演出も粋です。
たましろさん 8点(2003-12-12 13:01:19)
50.キレイなのにかわいらしい女優さんと言えばオードリーですよね。この映画はオードリーの魅力爆発です。妙に大人びた振る舞いとかいじらしくなってくる。ゲーリー・クーパーは年が離れすぎだと思わないわけではないけどそんなことどーでもいいんです、面白いから!もう一度見たい作品。
およこさん 8点(2003-07-14 22:44:53)
49.ヘプバーン主演って言う訳で、そんな赤裸々なストーリー展開を期待していた訳ではないですが、予想以上に汚れないキャラクターでしたね。その分、安心して観ることが出来る訳ですが。でも最近観た古典の中では傑作の部類でしょう。ラスト、依頼した探偵の娘だと知ったプレイボーイ。思わぬ展開に別れる決意を。あのまま別れていれば、綺麗な作品で終ったのですが・・・・・最後まで観てしまうと、やっぱコメディってちょっと苦手かな、と。
イマジンさん 8点(2002-05-21 12:35:19)
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48.巨匠ビリー・ワイルダーが珍しくじれったい演出を施した傑作。ラストの駅での2人のやり取りのジラし方が大変巧く、最後の最後まで見逃せない。ヒロインの父親を演じたモーリス・シュバリエの存在感なしにこの映画は語れません。確かにゲーリー・クーパーは年配の役者ですが、その辺は流石に名優と謳われるだけあります。難なくこなしています。若き日のA・ヘップバーンも美しく、誰しも彼女のシャンプーを洗い流してあがたいと思ったはず。
チャーリーさん 8点(2002-04-09 18:34:36)
47.NHKであっていたので久しぶりに見ました。オードリー・ヘップバーン出演のおもしろい映画です。若い女性の恋に対するいじらしさが良くわかりますね。ゲーリー・クーパーのプレイボーイぶりも見所。(オードリーとゲーリーの年の差はちょっときびしいかも)
あゆみさん 8点(2002-03-25 16:29:05)
46.- [ ] 数年前にDVDを購入して直ぐに見て、オードリー・ヘップバーンが演じる若い音大生の女の子が奥さんと上手くいっていないらしい金持ちのおじさんに弄ばれているのか弄んでいるのかわからない展開をくだらないと思い感想のかきこみははほったらかしになっていました。そして多くの名作・秀作・佳作・駄作を見た後に再び本作を見てストーリーのくだらさを通常投稿としてクソみそに書いてあらすじも投稿しようとして「あれ!」ということになったわけです。この作品に2度目に接するまでに見た映画の中で一番影響したのは例のアカデミー賞四冠の韓国映画「パラサイト」と直前に見た「市民ケーン」だったのです。本作をもうご覧になった方で「パラ」と「市民」のどちらか若しくは両方をご覧になった方は似ても似つかない作品だとおっしゃるでしょう。その通りです。「パラ」の方は主人公が手にした風水の石がどうの、「市民」の方は薔薇のつぼみがどうので正直言って疲れました。「パラ」の石に至っては3回見たというYouTuberの動画で指摘されてやっと存在自体に気付いた始末です。そして今回の本作品の鑑賞では、白状しますが、原作者のクロード・アネという人が気になってタブレットでアマ◯ンのサイドを見たりする間に聞こえる素晴らしいBGM、そして時々顔を上げる度に画面に展開するモノクロの美しい構図の画像。。。これぞちまちました小道具に意味を持たせて解説者を頼りにする必要もない、映画が総合芸術である由縁だと感じ入ったので当初の予定より高い点数を献上。。。 ただ原作のタイトルは「ロシア少女アリアーヌ」になっていたのにどこがどうロシアなのかわからなかったのが減点ポイントです。
かわまりさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2020-03-25 07:53:13)
45.ネタバレ まず冒頭、パリではどこもかしこも、イチャイチャする男女ばかりなんですよ、と、フランス人への偏見モード全開。まあ、この後の物語展開に対する言い訳みたいなもんかも知れませんが。
とあるオッサンが妻の浮気調査を私立探偵に依頼、結果、これはクロですなあ、という訳で依頼人のオッサンはピストル片手に浮気現場へ。一方、この話を盗み聞きしてしまったのが、私立探偵の娘であるオードリー・ヘップバーン。揉め事を未然に防ごうと現場のホテルへ先回り、依頼人の妻と、浮気相手である大富豪でプレイボーイのジジイ(=プレイジジイとでも言うんだろうか)に、カクカクシカジカ事情を伝え、その場は丸く収まる・・・はずが、今度はジジイとオードリーが何となくいい感じになっちゃう、というオハナシ。何でこんなジジイがモテるんだよ、一体このジジイ何者だよ、とか思っちゃうんですが、何者も何も、ゲイリー・クーパーなんだから仕方がない。でも、いつの間にこんなに老けたんだ、クーパー。メイクかも知れませんが、かなりのジジイ感です。
で、オードリーがこのジジイに弄ばれるのか、心配だなあ、と思って見ていると、ジジイはジジイで彼女に弄ばれてるようなところがあり、お互いヤキモキしてる。大人の恋愛かと思ったら、少年少女のようなところもあって。
中盤、オードリーが手紙を何度も書き直した上で封筒に入れ、しかしそれを投函することなく燃やしてしまうまでの一連の挙動を、長々とワンカットで描いているのですが、確かにワンカットで捉えるだけの魅力が、彼女の仕草に溢れています。そりゃジジイも参るでしょう。
でも結局は、ヘボ探偵かと思ってた彼女の父が、一枚も二枚もウワテでした、というのがなかなか気が利いてます。もっとも、もしも彼女の父がラストで一枚噛んでいなかったら、「そんな終わり方でいいのか!」と暴れたくなるところですが。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-07 15:42:36)
44.これは父一人娘一人の西洋版『晩春』でしょう。娘の「恋を恋する描写」や、背伸びした微妙な揺れ具合などにかなり割いてはいるけど、ずっと底に流れているのは父離れが出来ない一人娘を持った一人親の父の気持ち。「もちろん娘の幸せを第一に考えている、娘がこれと決めた男と一緒にしてやりたい」と思っているだろう父に、こんな相手でもか、と最悪のケースをあてがってみた話だ。娘の弾く楽器がチェロで、これはまさに父親的な楽器、それを抱きかかえるように練習する。ファーザーコンプレックスそのもの。だから現われる男は父親世代のゲーリー・クーパーでなければならず、哀れなボーイフレンド・ミシェル君は、女性的なフルートを吹いている。勝てっこない。娘が片付いたあと、駅からチェロを運び帰るのは父親の役割りになる。映画としての楽しみは、ジプシー楽団が傑作で、ホテルの部屋の隅で演奏してるだけでなく、湖上ではボートに乗り、そしてラストの雨のホームで決まる。酒が部屋のなかを行ったり来たりする場面もいい。リアルなラヴストーリーではなく、薄汚い仕事をしながらも娘を大事に養う「父」というものの覚悟を描いた映画と思いたい。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-07 09:30:42)
43.ネタバレ ビリーワイルダーからすると、あり得ないことでもうまく丸め込んでしまのがうまい、海千のプレーボーイが初恋の少女に籠絡されるというのが面白い、最後、ああ、やっぱりとおもいながら、富豪でもないがうらやましいと・・・思いませんでした。
minさん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-19 21:14:20)
42.いくら映画でダイレクトな描写がないといっても、このふたりがセックスレスな交際とは考えられないわけで、じっさいにオードリーが「終わったわん」とばかりにゲーリー・クーパーの部屋で髪にブラシしてるシーンもあるんだけど、つまり、いくらなんでも百戦錬磨のプレイボーイが床入りして、オードリーが処女だったと気がつかないはずがないのであって、ここで、「性的な描写はオミット」というアメリカ映画のコードが、その脚本にまで影響しちゃってまんがな、という感じである。まさにそういう規制があるからこそ成り立っている作品という感じで、「スクリーンのなかの世界は別モノ」という絶好の見本だろう、と思う。まあこれも50年代だからこそ成立した映画で、今ならぜったいに、リメイクも不可能だろう。古き良き時代の、古き良き映画ということである。「スクリーンのなかの世界は別モノ」なんて、なんてすてきな世界がこの世には存在したことか。そこで、脱いだりしなくってもベッドシーンを演じたりしなくっても輝くことができたオードリー・ヘップバーンって、なんて幸せな女優さん、だったことだろう。
 ヘップバーンとモーリス・シュヴァリエの家の、倉庫みたいな仕切りのドアとか、その家の間取り、ゲーリー・クーパーの滞在するホテル・リッツの間取りとか、こころ憎いほどにうまく演出するビリー・ワイルダー節も絶好調。
keijiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-12 18:35:33)
41.下手すれば小娘が老獪なおじさんに食われるえげつない話になりそうなところを、B・ワイルダー十八番の軽妙な味付けと、ヘプバーンの放つ二人とない清冽さのおかげで、小粋な恋物語になりました。奇跡的。G・クーパーのみ軽快感に貢献していないかな。手練手管のプレイボーイが持つであろう艶っぽさに欠けるんですよ。安い昼ドラを思わせる邦題もちょっと残念。
tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-04 16:06:59)
40.パリを舞台にしているが、パリの街をあまり堪能できなかった。ゲーリークーパーに敬意を表してこの得点。監督、ビリーワイルダーにはずれはない。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-03 23:45:01)
39.終始ニコニコでした。セリフ回しやちょっとしたやりとりが秀逸で、さすがという感じです。ヘップバーンもそれほど好きじゃなかったですが、この映画ではやられました。
色鉛筆さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-13 17:52:16)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.92点
011.28%
100.00%
211.28%
300.00%
456.41%
51012.82%
61215.38%
71721.79%
81519.23%
91316.67%
1045.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1957年 15回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)モーリス・シュヴァリエ候補(ノミネート) 

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