映画『縞模様のパジャマの少年』の口コミ・レビュー

縞模様のパジャマの少年

[シマモヨウノパジャマノショウネン]
The Boy in the Striped Pyjamas
2008年上映時間:95分
平均点:6.19 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-08)
ドラマ戦争もの小説の映画化
新規登録(2009-08-22)【TM】さん
タイトル情報更新(2024-12-14)【イニシャルK】さん
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監督マーク・ハーマン
キャストエイサ・バターフィールド(男優)ブルーノ
デヴィッド・シューリス(男優)
ヴェラ・ファーミガ(女優)
リチャード・ジョンソン(男優)祖父
シーラ・ハンコック(女優)祖母
ルパート・フレンド(男優)コトラー中尉
デヴィッド・ヘイマン[男優](男優)パヴェル
ジム・ノートン〔男優・1938年生〕(男優)リスト先生
庄司宇芽香グレーテル(日本語吹き替え版)
大滝寛父(日本語吹き替え版)
坪井木の実母(日本語吹き替え版)
沢田敏子祖母(日本語吹き替え版)
川田紳司コトラー中尉(日本語吹き替え版)
伊藤和晃パヴェル(日本語吹き替え版)
落合るみマリア(日本語吹き替え版)
内田直哉パーティの歌手(日本語吹き替え版)
村治学(日本語吹き替え版)
村山明(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ハーマン
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影ブノワ・ドゥローム
製作デヴィッド・ハイマン
ミラマックス
製作総指揮マーク・ハーマン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術マーティン・チャイルズ(プロダクション・デザイン)
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💬口コミ一覧

31.ネタバレ 子供の視点から、第二次世界大戦中に起きたホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)を描いた作品。なぜいつもシュムールはパジャマを着ているのか?胸に番号がついている…何かゲームをしているのか?農場の煙突から出る嫌な臭いの煙…何を燃やしているのか?まだ8才のブルーノにはそれが意味するものを理解できない。この映画の結末はいかに戦争が非情で残酷な事だったかをストレートに表現できていると思いました。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-01 12:33:16)
30.ネタバレ やられました。涙が止まりません。ユダヤ人の少年が可愛くてそしてラストの手をつなぐシーンは目も当てられません。なんかあらすじとか衝撃のラストとか前知識なく見たほうがいいですね。このてのは。とにかくひたすら切ない子供視点をうまく作った映画でした。
とまさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-02-25 19:58:26)
29.何が凄いって、この映画、終盤に入るまで徹底して子供の目線で描いていること。ゆえに我らは、収容所の中で起こっていることが頭では理解できていても、最悪の想像まで至らない状態で観賞し続けるのである。これが、ラスト15分になってこれ以上無いくらいに効いてくる。ブランコ、パジャマ、パンといった小道具の使い方も完璧。「子供の視点から観たホロコースト」というテーマを、信じられないほど見事に、かつ衝撃的に描き切った紛れもない傑作である。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-16 00:59:39)
28.ネタバレ 差別をテーマにしたものでも、差別する側から描かれたものは案外少ないのではなかろうか。家族、登場人物のそれぞれの考え方が異なっていて、多角的な視点で描かれている。
登場人物に、いわゆる憎たらしい悪人がいないのが逆にリアルで、主人公の少年以外、皆ただ当たり前のものとして差別的意識を持っている。主人公のお姉さんが、そういう教育を受けていき、差別観が形成されていく様が問題の根本なのだろう。
重いテーマながら、コンパクトで分かりやすく、見やすく、頭を抱えてしまうようなラストも素晴らしい。道徳の教材にすべき、価値のある逸品。
あのお父さんは、今後どんな生き方をするのだろう。
すべからさん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 01:47:49)
👍 1
27.今、観終わったところで、衝撃から抜けられないでいるのですが・・。子どもが大人の醜い社会を身近に見て、感じていく。誰もが少しは経験のあることがベースにあるのでブルーノに共感ができるんですよね。親の目を盗んで行ってはいけない場所に行ったことも、遊んではイケナイと言われる子とコッソリ遊んだこともある。子どもとしては日常的なことであり、成長の一場面であるのに・・。その場所が・・絶滅収容所であったという・・。自分の中の「子ども」と、社会の中で適応しながら生きている「分別ある大人」の自分が、自分の内面で親となり子となりして・・非常に葛藤して観ていました。2人が手を繋ぐシーンがいくつかあり、それぞれのシーンがとても印象的です。特に手を繋ぐシーンとしては最後になる映像・・ふたつのやわらかい丸い手がぎゅっと握り合う信頼と不安の語られる手が・・忘れられません。
グレースさん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-21 00:48:02)
26.ネタバレ 誰も正しいと思っていなかった。一番愛を求めた少年が最もドラマチックに殺される。それが戦争っていうもんなんだなと知った。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 9点(2009-08-26 01:26:19)
25.ネタバレ  侵略戦争の中身は、人の物が欲しいという見境の無さだろうか。自分ならもっと上手く使ってみせるから今すぐ欲しい。だから奪った。ちょっとそれは可視化しすぎだろと言われそうだが、そう言う側面の大きさが質量の多くを占める。
 そう言う汚らしさが、大人の社会で取引や職業を介して行われる所まで浄化されて初めて繋がりが新しい様々な物を産出する美しさが産まれるはずなのだが、この時代にはそれが具体的な認識をされていなかった。
 そして、その時代はあとほんの四半世紀ほど経つと100年前の戦争になってしまう。恐らくこの時代では、この話が描いた友情が生んだ悲劇への怒りはきっと戦争では無く、処刑作業をしっかりと確認しなかった作業者へ向かっただろう。

 現代でははっきりと、侵略戦争への憎悪と狂った思想への警戒心がこの映画のテーマに同調する。描かれていないが、この後父親はいったいなにに対して怒り、なにをするかを想像させる事で更に戦争への嫌悪感を増大させる事に成功している。

 で、ちょっと考えて欲しいのは、実効支配や軍で国家を恫喝し場合によっては非軍属の他国民を殺害することも止むを得ないという主張を続け、それに疑問を抱かないでいる塊。排他と自尊と自己顕示の、ナチスやモンゴル帝国の様な狂気を感じる。
 欧米圏ではこの映画のように非常に洗練された映画が作られているのに。残念でならない。
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 8点(2012-12-06 16:07:41)
24.ネタバレ まぁ、粗があることはたしかでしょう。あんな簡単に収容所に入れるはずはないし、母親や祖母がユダヤ人迫害に反対しているようなそぶりも、英米的価値観(希望的観測?)から来ているようで違和感を感じます。が、それを差し引いてもすぐれた映画であると思います。先の言葉と矛盾するようですが、人物配置が絶妙。特に、家庭教師の言うことを素直に信じる、優等生タイプのお姉さんを置いたことが成功していると思います。ブルーノがシュムールのことを尋ねられ、「知らない」というあたりも、記憶のどこかにあるような事柄で共感できます。
本作は反ナチの立場で作られていますが、さらにグローバルな視点からも見ることができると思います。先入観なく相手と対峙すれば、お互い人間であるということがわかるでしょう。そうなれば、互いを理解することも可能なのではないか。地球上では現在でも、価値観の違いから争い、殺し合う事態が続いていますが、謙虚に相手を見つめて人間同士であるとわかれば、愚かないさかいも少なくなるかもしれません。その可能性を示したことが、21世紀に本作が存在する意義であるように思われました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-24 21:56:19)
👍 1
23.ネタバレ 監督曰く「悲劇を繰り返さないために子供たちに見てほしい映画」だそうで、ホロコーストものでありながら惨い描写はかなり抑えられている、そういう意味では「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」より見やすいのは間違いないが、ラストは大人が見たってショックなわけで、シャワーの意味が分かっている子供はこの映画が心に残り続けるんだろうな~。監督の狙い通りってことで・・・。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-29 18:21:57)
22.ネタバレ 見る前に予想される予定調和的な悲しく感動的な展開というのを超えて、最もこうなって欲しくないという結末を静かにガツンと叩き付けてくる映画です。ただの縞模様の服一つが人の運命を左右してしまうという物語は、その服の背後にある民族や国境に対する行き過ぎた拘りがいかに愚かな事かをハッキリと示しています。民族、国家の象徴としての家族という集合体。子供を育てるという事がどれだけ大切か、重要なのか。親の責任が民族、国家の責任にも繋がる、だからこそ、親は思想、宗教、国家の下で正しい選択をする義務があります。今は(少なくとも表面上は)自由であるがゆえ、彼らを襲った悲劇を回避する事が可能なのだから、再び誤った道を進まないよう努めなければならない、そんな一般市民一人一人の義務について描いた映画だと思いました。二人の子供の表情が素晴らしく、また、いつもはやかましいジェームズ・ホーナーの音楽も今回は綺麗に鳴って、人の闇の歴史を印象的に浮かび上がらせるのでした。一つ難点を言えば、映倫が付けたレイティングPG-12。確かに親による解説は必要かもしれません。でも、PG-12って子供は見ちゃダメって映画のように思われてしまう感があります。残酷な描写や激しい流血はありません。むしろ、ぜひ親子で見て語って貰いたい映画です。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-16 17:19:46)
👍 2
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21.ネタバレ  ネタバレになってしまうかもしれませんが、とりあえず頭をハンマーで殴られたかのような大きな衝撃を受けましたね。マーク・ハーマンが監督だとか、ポスターの雰囲気とかから、ちょっとビタースイートな少年映画かと思ってたのですが、まったく違いましたね。

 この映画が伝えようとしているのは、ホロコーストはもちろんですが戦争という名の殺し合いの現実の中にファンタジーなんてものは全くもって存在しないということ、そしてその現実から目を背けても事態は決して良くはならないということではないかと感じましたね。
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-23 00:12:03)
👍 1
20.ネタバレ 収容所の所長はじめナチスのお偉いさん方が自国民向けに作った嘘八百の「収容所の日常」のプロモーション(?)フィルム。いずれ国内の映画館で順次上映していくつもりで試写会をしたんでしょう。で、その内容をまんまと信じた自国民(しかも我が子)が「収容所は楽しい所」と思いこんで挙句の果てに"憎いユダヤ人"と一緒に毒殺されてしまうというなんとも皮肉たっぷりなエンディング。さすがにこれは予想できませんでした。「ミスト」もそうでしたが、ジャンルがなんであれ子供が死んで終わりというのはきっついですね。他のレビュワーさんが言ってた「ドイツのお話なのに登場人物が全員英語」って、はなから吹き替えで観ていたもんだから言われて見直すまで全く知りませんでした。「ドイツの人の顔つきって確かにちょっとアメリカ人とは違うなー」などと知ったかぶりして観ていたのは何を隠そう私です。アラベスクだって全部英語で歌ってたしまあいいじゃないですか。
S.H.A.D.O.さん [DVD(吹替)] 7点(2015-12-15 13:27:57)
19.ネタバレ 僕には子供がいるので、収容所で子供二人が手をぎゅっとつなぐシーンで、もう耐えられなかった。8歳の子供は純粋である。ユダヤ人がどーとか、戦争がどーとかは理解できないし、理解する気もない。そこには偏見や先入観などはない。だから彼にとっては新しい友人ができた。それだけなのだ。そんな子供に対して、大人は、うしろめたい気持ちで対応するべきじゃないし、大人の理屈で、うしろめたさをごまかして行動すべきじゃない。しかし、世の中はうしろめたさで充満している。戦時中だって、今だって。世界中どこでも。そんなんでいいのか!人類!そんなことを映画を観終わって色々考えたのは、あまりにもラストがいたたまれなくて、言葉にできないほど強烈だったからだ。なんだかあまり感じことのない感情が芽生えて、折り合いがつかず、正直、嫌いかもしれない、この映画。だから、あえてこの評価。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-25 18:41:28)
18.ネタバレ ラストが衝撃的という情報だけは知っていたが、少年がパジャマで収容所に潜入する計画を立てたところでイヤ~な予感。
でも、子供を使ってまさかそんなあざとい最悪の終わり方はしないだろうと思ったら、そのまんまで終わってしまったので唖然。

主人公の少年、父、母、姉、祖父、祖母の対ユダヤ政策に関する立場や考え方の違いがしっかり描き出されている。
脇役であるコトラー中尉、お手伝いの女性、使用人のユダヤの老人も、物語にうまく絡んでいる。
もちろん、物語の軸となる二人の少年の演技にも引き込まれる。

なので、あえてあの賛否が分かれそうな後味最悪のラストにしなくても良かった気がしないでもない。
あのラストにしたいがために、ストーリーの中でかなり無理が生じている。
収容所の警備が子供が簡単に入り込めるほどザルで、大人のユダヤ人収容者たちが子供が紛れているのに放置状態。
しかも、処刑場まで大人の陰に隠れてドイツ兵が誰一人子供に気が付かないということだから。
ベルトコンベヤーに無理やりのせて衝撃的なラストに持っていくような強引さを感じる。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2014-11-19 20:54:57)
17.ネットで結末が最悪の映画との批評で、本作品を鑑賞させて頂きました。鑑賞後、悲しい結末に戦争は悲惨な結果しか出ないと考えさせられる本作品でした。
SATさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-31 21:22:11)
16.ネタバレ ・・・なんという後味の悪さ。タイトルの“縞模様のパジャマ”が全て。これをあの場で着てしまえば着ている者が何者であるかはもう意味を持たないわけね。たとえ所長の息子でも問答無用。ユニフォームとはそういうもの。あれはパジャマじゃなくて目印なのだよ、ブルーノ君、抹殺すべき者たちという、、、。子どもが差別を知ることがテーマだと製作者は言っているけど、その肝心の子どもたちの先行きがあれでは、テーマもクソもないという気がするんですけど。まあ、子どもが見る映画、ということで考えれば、アリなのかな、、、。映画としては、やや類型的な人物造詣な部分もあることは否めないものの、簡潔でありながら心理描写はきちんとされた、小粒でピリリ映画。収容所映画としては、あのアカデミー賞映画『ライフ・イズ・ビューティフル』よりはるかに真面目に作られている逸品。余談だけど、所長役のシューリス、『太陽と月に背いて』のヴェルレーヌとは別人! イカレた詩人よりは、こっちの方が良かったね。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-28 22:13:30)
15.ネタバレ 子供の目線からしかも加害者であるドイツ人の目線からホロコーストを扱った点が斬新で
いかに愚かな行為であったかを子供のあまりにも素直な好奇心・台詞を通して思い知らされる。
よく言われる「加害者であるナチスも家庭では普通の人」というのが根底にあるように思え、
父親も姉もその時その場所にいればさもありなんという普通の人、だからこそ怖いということが
よくわかる。意図的かもしれないがとてもよく似た子供二人の行く末が特に気になって観ていたが
あまりの結末にびっくり。悲惨な題材ながらどこか牧歌的な雰囲気の映像・音楽から想像できない
結末によく言えばびっくり、悪く言えば多少の違和感、しばし絶句しました。
ことひきさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-10 22:20:15)
👍 1
14.ネタバレ 主人公の少年の母親がまだ人間の心を残していて救われたが、映画自体には救いがなかった。
バッハバッハバッハさん [DVD(字幕)] 6点(2019-02-21 00:37:19)
13.ネタバレ 何より恐ろしいのは差別すること以上に差別から目を背けること。そのメッセージは伝わります。
ただ8歳の子供は聖人じゃないし、友人から裏切られれば大人同様に怒るし恨みもする。
今作ではユダヤ人であるシュムールが製作側がこうであれというような、ただただ無垢な子供として描かれており
あるはずの内心の葛藤や動揺があまり伝わってこない。役柄として、演技としては完璧だったのかも知れないけど如何にも模範的。
子供に寄り添ってるようでいて実態は大人の都合に溢れているという嫌なイメージがどうしても頭から離れなかった。
TAKIさん [DVD(字幕)] 6点(2017-09-05 00:49:08)
12.ネタバレ ホロコーストという未曾有の狂気が嵐のように拡がり始めた第二次大戦中のヨーロッパ大陸。立派なドイツ軍軍人である父と共に平穏な生活を送る8歳の少年ブルーノは今回、父の転勤によってドイツ郊外へと引っ越すことに。家族と共に新たな地で新生活を営もうとするブルーノ。だが、そこはユダヤ人という〝劣等民族〟を数多く収容する絶滅工場の隣地に建つ官舎だった――。何も知らない無垢な少年であるブルーノは、そこで常に〝縞模様のパジャマ〟を着て有刺鉄線の向こうで暮らす同い年の少年シュムールと出会うのだった。有刺鉄線越しにケーキやボールの遣り取りを交わし、次第に友情を育んでゆく彼ら。だが、過酷な現実がそんなブルーノとシュムールを呑み込んでいく……。20世紀において人類のもっとも愚かな過ちであるホロコーストという悲劇を、8歳の少年の純粋な目を通して描き出すヒューマンストーリー。政治的な背景を徹底的に排除し、何も知らない子供でもそんな悲劇的な史実を理解できるように何度も練られたであろう分かりやすい脚本の力もあり、最後まで引き込まれて観ることが出来ました。主人公ブルーノを演じた少年のナチュラルな演技も巧く、おかげでラストの衝撃の結末にも心を揺さぶられました。うん、素晴らしい良作であった……と、言いたいところなのだけど、観終わって冷静に考えてみると、この衝撃のラストを撮りたいがあまり、脚本の粗が目立つところが玉に瑕でしたね、これ。やっぱりあんなに簡単に収容所に入れちゃあかんでしょ。それに後半10分の展開が急ぎすぎで説得力に欠けます。もっと時間が長くなってもいいので、ブルーノが何度も収容所に進入して冒険を繰り返していたという展開にした方が、2人の友情ももっと深く描けただろうし、衝撃のラストももっと嫌な余韻を――それこそ誰もがもう二度とこんな悲劇を繰り返さないと心から思えるほどの最悪な余韻を残せたであろうに。惜しい。とはいえ、何も知らない子供にも分かりやすくホロコーストの残虐性を描いたドラマとして、なかなか良く出来ていたと思います。多くの子供たちに本作を観てもらい、『アンネの日記』や『ライフ・イズ・ビューティフル』といったさらなる素晴らしい作品を手にとるきっかけになってくれればと切に願います。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-25 20:22:08)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.19点
026.45%
113.23%
200.00%
300.00%
4412.90%
539.68%
6412.90%
7619.35%
8516.13%
9619.35%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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