映画『しんぼる』の口コミ・レビュー(4ページ目)

しんぼる

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2009年上映時間:93分
平均点:3.53 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-09-12)
ドラマコメディ
新規登録(2009-08-24)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-04-08)【イニシャルK】さん
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監督松本人志
キャスト松本人志(男優)
脚本松本人志
製作吉本興業
製作総指揮白岩久弥
企画松本人志
制作ファントム・フィルム(制作プロダクション)
よしもとクリエイティブ・エージェンシー(制作プロダクション)
配給松竹
特撮瀬下寛之(VFX監督)
照明金子康博
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💬口コミ一覧

15.私は、「映画」という枠をいろんな意味で無視した「大日本人」はかなり評価している。しかし「今回は世界を意識した」という本作については、「こうやっとけば世界にもそれなりにウケんだろ」という、やる気のなさしか感じなかった。劇中の小ネタはそれなりに笑えるが、作品としてはまとめ方があまりにも無責任で、前作のようなはっちゃけっぷりも無く、ひたすら後味の悪いものとなってしまっている。もっと自由にやれば面白い作品作れるはずなのに、もったいない。
えいざっくさん [映画館(邦画)] 2点(2009-09-16 02:20:09)
14.ネタバレ 1995年、松本人志は無敵だった。

どれだけ不遜な態度をとっても、それが自意識過剰にならないという自負があったのだろう。

テレビも舞台も文筆も胸を張って作るそれらは、全てが独創性を放ちつつ、空恐ろしい事に全てが笑いを含んでいた。



そして15年…松本人志はいったい何故、映画を作るのだろうか。

面白い奴だからって面白い映画を撮らなければいけないわけではない。

天才だからって映画が才気を放っていなければいけないわけでもない。

知らないのか?

もう松本人志は、強迫観念にやられているとしか思えない。



「何が悪いのか?」

オレは松本人志のブレーンだと思う。

大抵の人は知っているが、映画は鑑賞"中"ではなく鑑賞"後"が重要である。言葉遊びは好きではないが、とどのつまり芸術なのだ。

しかしブレーンと当人は、分かってないし分かろうとしていない。例え知っていても得策だとは考えない人達だ。

松本人志が松本人志であればそれで良いと思っている。

「だって面白いじゃん」「コレ理解できん奴がアホなだけやろ」と思っている。絶対思っている。

企画会議を見てみたい。接待麻雀みたいなんだろうな。『さぁ松ちゃん!哭け!上がれ!喜べ!褒めてくれ!!』

俯瞰で考えると、主演松本人志という時点で馬鹿げている。



「しんぼる」は悲しい悲しい創作物である。

言葉のキャッチボールだけで作られた儚さと虚しさに全身包まれている。

言葉なんて100の内99はノイズなんだ。知らないわけあるまい。



「ファウンテン 永遠に続く愛」が「少林少女」した様なラストにオレは泣いた。

2列後ろの人は、映画が終わった事も気付かんレベルで爆睡していた。

オレはまた泣いた。



「しんぼる」は確かに唯一無比の作品だ。後にも先にも松本人志しか作り得ない映画だろう。

しかしそれは、今や褒め言葉ではない。

なんて悲しい色やねん。
しまやんさん [映画館(邦画)] 2点(2009-09-15 10:21:39)
👍 5
13.ネタバレ 会話式レビュー・・・
A君『ひどかったね』
B君『ひどかったな』
A君『「大日本人」はきつい映画だったけど、あれの方が数倍マシに思えてきたよ』
B君『そうだね。終わった後、無意識に「ひどいわ・・」と声が漏れちまった。他の客を終わったあとチラリと顔見たら苦い顔してた』
A君『最初の方の閉鎖された空間での展開は基本に忠実と言っていいコントで、部分的に笑える所はあったよ』
B君『でも松っちゃんのテレビでやるコントは元々好きなんだけど、映画はさほど笑えないんだな・・冗長に感じる瞬間もある。間に入るメキシコ編は心底どうでも良くて退屈』
A君『途中からいかに、あの場所から脱出出来るかという流れに入った時に「おっそういう事か脱出一人コントかぁ!」と本作を割り切ろうとしたけど、脱出してから次第に様子がおかしくなる・・』
B君『まぁね・・前半が恋しくなるくらいつまんなくなるな。しまいにはチンコスイッチで上へ登るとヒーリング的映像が始まって、悪いけど「正気?」と思った』
A君『そして問題のラストシーン。世界とチンコスイッチと松っちゃんは?』
B君『露骨に意味ありげに提示されている感じが心底ダサいと思った。松っちゃんが「それぞれのシーンから自由に解釈してほしい」って語っていたけど、それぞれの解釈が出来るほどの底の深さが本作には感じられないんだよ!』
A君『優れた映画は様々なシーンで「ここはこうなんだろうなぁ」と色々解釈できる広がりを見せてくれるけどね』
B君『誰か「松本、それは違うやろ?」ときっぱり軌道修正してくれる人が必要だと思う』
A君『点数的には1点か2点どちらかにしようか迷うね』
B君『後半のひどさに比べたら前半は辛うじて魅力的に見えてきたから2点にしておくよ。』
A君『どこかのサイトで『しんぼる』を褒めている人が「通常の映画の物差しで、この映画を観るのは間違い。ちゃんと観れば分かる。映画評論家じゃないんだから」という内容で『しんぼる』否定派を批判していたけど・・ちゃんと観てつまんない、ひどいと思ったんだから、仕方ないでしょと言いたい・・』
B君『とにかく、こんな惨憺たる事になって残念だよ!誰かハッキリ言ってやれよ!「もう映画はやめとけ」ってね』
まりんさん [映画館(邦画)] 2点(2009-09-13 15:27:14)
12.才能が枯れた天才が撮った資源の無駄。
カニばさみさん [DVD(邦画)] 1点(2013-08-14 14:07:09)
11.数分のコントを映画サイズに引き伸ばした感じなので、見ていてダレる。
外国人にも通じる笑いを狙ったようだが、まったく笑えなくなった。
すべっているのを目の当たりにしたときに感じる、なんとも言えない居心地の悪さ。
バラエティであれだけ面白い人が、どうして映画だとこうなっちゃうんだろう…。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 1点(2013-01-14 23:56:59)
10.頼むから芸人としての地位をくすませないでください
TWISTED SISTER CHRISTIANさん [DVD(邦画)] 1点(2011-08-01 01:26:18)
9.これは酷い。「大日本人」が結構好きだっただけに・・
松ちゃんが真面目に作って真面目にスベってる。
笑えるシーンは幾つかあるが、それを打ち消す程につまらない、蛇足としか思えないシーンがダラダラと続く。
思ったより平均点が高くて驚き。
松ちゃんは大好きだが、いくら妥協してもこれは評価できない。

おーるさん [DVD(邦画)] 1点(2010-10-09 00:55:01)
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8.ネタバレ うーん。せめて、世の中の悪意を司るモノとして再生したら、どうだったんでしょうかねぇ。いや、もう「せめて」って感じなんですけど。
なたねさん [DVD(邦画)] 1点(2010-07-31 15:02:59)
7.ネタバレ 何か自分にしかできない凄い映画を撮ってやろうという気持ちで作ってるんだろうが、これはちょっとつまらなすぎる。
密室でのまっちゃんの一人芝居は、おおげさなコント的なリアクションがきついし、どうしちゃったの?というくらい全然笑えなくて、心配になってくる。終始あくびが止まらず退屈。
崇高ぶったラストにもイラッときた。
案外、まっちゃんが出てないシーンはちゃんとした映画っぽかったので、奇をてらわずに、自身が出演せずに真面目な映画を撮ってみたら良いのではなかろうか。
大日本人に2点をつけたので、本作は1点で。

すべからさん [DVD(邦画)] 1点(2010-02-05 11:56:36)
6.感想はただ一つ。松本人志は映画を作る器ではない。
カップリさん [映画館(邦画)] 1点(2010-01-17 06:24:19)
👍 2
5.ネタバレ まずですね、捻りが何もなかったです。先が読める読める。次に何が来るのか分かっちゃうのは笑いとしては寒いです。セオリー通りでした。まさかそのまんま「醤油」を出してきたときには凍りつきました。それと漫画を読み出したときにはゾッとしてしまいました。
これは映画であってお笑いではないので、完全にスベッてることを非難してもしょうがないですが、笑えたのは3、4回です。台車でクルンと回ったのはちょっとクスッとなりました。

密室が始まって少しすると「キューブ」と「マルコヴィッチの穴」に影響受けてるのが分かるので、レスリングのオチ(手段は別として)までは分かってしまいます。
で、「実践」と出たところで、ラストまで読めます。
読めること自体はさして問題ではないのですが、話がとことんツマラナイです。ネタもつまらないので、正直自分のがオモ・・・とか思っちゃいました。

あと、松本さんの演技が「演技」にしか見えないです。ワザとらしいです。「うわー」って言ってる人がうわーって感じでした。
これがもし、若手のイケメン俳優とかだったらミスマッチで意外と面白かったかもしれないです。

最後は「消滅(=逃げ)」か「寿司(=勝負)」の2択だと思っていましたが、やはりブラックアウトしてしまいました。あそこまでやったうえで引っくり返す、最後に寿司をポンっと出してしまうほどの一貫した美学と哲学が本作に備わっていたのならば、惜しみなく10点を付けていたやもしれません。

まあ何にしても、この映画はあまりに予定調和過ぎました。
でも次回作に期待してます。松本さんが、また笑いから逃げなければ、あるいは笑いに逃げなければ、次こそ面白い映画が作れると思います。
xxxさん [映画館(邦画)] 1点(2009-09-14 23:01:12)
4.ネタバレ 白い部屋とメキシコのつながりがあれでは酷すぎる。白い部屋の話も英語の解説以外にも主人公がわざとらしくロープ等を誰もいないのに説明するわざとらしさがと失敗したときの大げさな叫び声が酷い。ダウンタウンのコントではないのだから。(テレビのコントでももう少し面白かった)ラストは特に酷い。野球の下手な人にイチローのバットを与えてもヒットを打てないように、能力のない監督に無駄なCGを与えたことでさらにつまらなさを強調してしまったようだ。
NAONAOさん [DVD(邦画)] 0点(2014-02-21 21:42:15)
👍 2
3.これって映画と言えるのでしょうか。あまりにお粗末なので怒りさえ感じたほどです。最低でした。
さん [地上波(邦画)] 0点(2012-02-01 23:14:13)
👍 1
2.これ、松本人志監督でなく、無名の監督の作品で、純粋に一つの映画として観賞していたなら、多分平均点0点近いでしょう。監督が伝えたい事は何なのかを考える事に疲れた映画でした。結局答えは出ませんでした。
N.Y.L.Lさん [DVD(邦画)] 0点(2010-05-13 22:19:37)
👍 1
1.ネタバレ 松本人志が神の存在になる過程を態々90分もかけて描いた問題作。映画でもって自分を神にしちゃうって、どんだけ自己愛が強い人なんでしょうねぇ。結論から言うと恐らくやりたかった事は、キューブリックの「2001年宇宙の旅」の真似ごとだったんでしょう。しかし流石にこれは撮影、脚本、演出において、映画として公開するには問題がありすぎる。この人、ホントに映画の撮り方の勉強等をしてから作っているんでしょうか。その位、簡単に言うと下手くそ。先ずオープニングで車が一本道を走ってくるシーンから駄目ですが、何よりカメラをぐらぐら無駄に揺らし過ぎ!ぐらぐら揺らすのが最近の流行りだとでも思っているのでしょうか?密室劇のパートとの対比を出したかったんでしょうが、全然対比になってないよ!だってプロレスの試合シーンからカメラ固定されるんだもん。意味が分かりません。
脚本に関しては、最早崩壊レベル。崩壊というか、松本人志がずっと叫んでいるだけなんで、脚本云々の問題じゃないです。脚本も酷いですが、彼の演技も正直映画として見られる質では無いんじゃないでしょうか。大日本人の時は、まだ観れましたが、本作は観ている間余りにも苦痛でした。
誰も作ったことの無い映画を作ろうとする気概を持つのは結構ですが、それをするには多少は映画作りのノウハウ位は学んでおくべきだと思うんです。「2001年宇宙の旅」は話の複雑さだけでなく、映像面でも素晴らしかった。ちゃんとした技術の上に実験があるのです。彼がもし三作目を作る気があるのなら、松竹はその前に彼を映画学校に放り込んでください。
民朗さん [映画館(邦画)] 0点(2009-09-13 02:01:36)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 3.53点
045.33%
1810.67%
21114.67%
31824.00%
41216.00%
5912.00%
668.00%
756.67%
811.33%
911.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review9人
2 ストーリー評価 2.54点 Review11人
3 鑑賞後の後味 2.72点 Review11人
4 音楽評価 4.00点 Review8人
5 感泣評価 0.71点 Review7人

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