映画『さまよう刃(2009)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

さまよう刃(2009)

[サマヨウヤイバ]
The Hovering Blade
2009年上映時間:112分
平均点:4.82 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-10-10)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
新規登録(2009-10-05)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2019-01-04)【イニシャルK】さん
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監督益子昌一
キャスト寺尾聰(男優)長峰重樹
竹野内豊(男優)織部孝史
伊東四朗(男優)真野信一
酒井美紀(女優)木島和佳子
山谷初男(男優)木島隆明
長谷川初範(男優)島田
木下ほうか(男優)伊藤
池内万作(男優)田中
佐藤貴広(男優)中井誠
原作東野圭吾「さまよう刃」
脚本益子昌一
音楽川井憲次
製作平城隆司
東映(「さまよう刃」製作委員会)
テレビ朝日(「さまよう刃」製作委員会)
角川書店(「さまよう刃」製作委員会)
エイベックス・エンタテインメント(「さまよう刃」製作委員会)
木下グループ(「さまよう刃」製作委員会)
東映ビデオ(「さまよう刃」製作委員会)
企画遠藤茂行
配給東映
美術柴田博英(装飾)
録音山方浩
照明三善章誉
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💬口コミ一覧

13.原作の大筋をうすーくなぞって、ただただ陰気な映画に成り下がってますね。時間の枠はあるにせよ商業映画ならばもう少し面白くあるべきです。せっかくの良い話が台無しになってます。
アフロさん [地上波(邦画)] 4点(2012-08-17 03:07:18)
12.ネタバレ 観た事をすっかり忘れてまた録画して思い出した、そんな作品。勧善懲悪が好きなので、あそこまでやったならチャールズ・ブロンソンみたいに仇討ちして欲しかった!モヤモヤが残る作り。原作とはまったく違うご様子なので機会があったら読んでみたいです。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 4点(2012-08-14 01:13:11)
11.ネタバレ 薄い映画になってしまい残念。
東野圭吾の作品にして評価の分かれる原作ですが、
原作の読者が結末に不満を感じたのは長峰に復讐を遂げさせてやりたい
という思いがあるからだと思う。
それくらいこの話は、読者や観客がいかに長峰に感情移入できるかが全てだと思う。
映画では犯人側の少年の鬼畜さや、犯行の惨たらしさがあまり描写されないので
いまいち本気で長峰に感情移入できない。
それはレイプシーンをきちんと描写していないとかそういうことではなくて、
やったことに罪悪感なんて微塵も感じず、なんとかうまく誤魔化して
逃げきろうとする犯人の描写や、少年法を逆手にとって開き直る様が描かれないので、
犯人達に理不尽に娘の命を奪われた長峰の怒りと悲しみが共感しきれないのだ。
時間とともに薄れてしまう復讐心を保つために、何度もつらい犯行の映像を
見返して娘を死に追いやった犯人達への怒りを増幅させる描写も無く、
長峰が何の展開も無く雪山を歩いているシーンが無駄に冗長で
緊張感もなくなってしまい間延びしてしまう。
途中でいい加減にあきらめて自首したら?とさえ思えてしまうのだ。
原作ラストとの変更もぬるい。
これではブロンソンの「狼よさらば」の方がずっと感情移入できてしまうのだ。
期待していただけに残念。



おなやさん [映画館(邦画)] 4点(2009-10-12 01:10:45)
👍 1
10.逃走劇としては緊張感がなく間延びした展開は韓国版より劣る。
TERUさん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2023-01-17 20:20:24)
9.ネタバレ 原作は見ていませんが映画のクオリティではないです。犯人一人に復讐するのに何時間かけてるんだと言いたい。
その間に何かしらの逃走やら葛藤が描かれているのなら分かるのだが、無駄なカットばかり。無表情をずっと映す
雪山を意味ありげに長時間映す。ペンションの一件もたいして意味はなく。あってもなくても良い。
30分で表現出来る映画を2時間にして退屈にした。そんな映画でした。
デミトリさん [DVD(邦画)] 3点(2016-12-05 00:16:40)
8.ネタバレ 原作を読んでいないので、映画を観た限りでの感想ですけど、ペンションの娘さんのお節介キャラは非現実的に思えましたし、娘を殺された父親にあんな薄っぺらな説教をできてしまえる人が本当にいるなら、その人殺されても仕方ないと思います。「暴力に暴力で対抗して…」とか、「じゃぁ俺が君に忘れられない暴力を与えるから、暴力でない方法で解決や癒しを完遂して見せなさい」と言いたい。と同時に、猟銃を渡したおやじは、詳細を知りもしないのに、あれじゃ罪のない人が殺されることになってもおかしくない。大馬鹿だ。竹野内が演じたような正義感に悩む刑事とか悲しいかな現実にいると思えない。まず、そんなことを考える真面目な人は日本の警察組織なんかに入らないと思います。主人公の「死にも等しい恐怖」とかいうたどり着きも本当にくだらない。そんなもん、喉元過ぎれば…である。少年法云々を扱うこの物語って、犯罪少年側の視点は何もない。どんな環境で育ったか、どう人格改善の可能性があるかなど。また、それを目指す大人の存在も描かれないし、そういう大人が総力で取り組んでも何の改善も見られないようなクズである場合に、少年法がそいつを保護する意義があるのかという視点もない。そういうもの一切抜きで被害者遺族側だけの視点で進む話しとしては、たどり着く答えがくだらなすぎるし、全部空砲だったというオチも、ペンションのオヤジは何を考えてたのかワケ分かりません。主人公が空砲に替えたわけでもないでしょうし。どっちにしろ主人公は本当には撃つつもりはなかったというオチなのだから、空砲だったとか余計にしか感じませんでした。どうしたって自分の命捨てる覚悟で相手に恐怖与えたかったんでしょう。それから、発砲させないために主人公を撃つなら、手か頭なんじゃないかな? 引き金引く余地与える部位を射ったりしてないと思います。 チクリ少年「警察にチクるど、ナメンナヨ!」と対抗できるのに、10万ホイホイ持って行く? 犯人少年もそばにいた警察もバカかと思います。
だみおさん [DVD(邦画)] 3点(2014-08-15 00:43:28)
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7.原作に涙した作品なので期待して見ましたが見事に裏切られました。益子昌一という人は原作をどう捉えているのですかね、聞いてみたいです。怒れ東野圭吾です。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-09 22:23:29)
6.ネタバレ 元々あった小説や漫画等を、他人が焼き直し映画化となり、作品として発表する、という行為は、大体上手くはいかない例が多い。
描き手の意図するものを100%そっくりそのまま読み手が理解するということは、不可能だと思う。読み手が映画監督というプロであってもそれは然りだ。
だから、これまで数えきれない原作ありきの映画が製作発表され、多くのファンはその出来映えに一喜一憂されるのだ。
しかし、また繰り返されていく原作ありきの映画製作。
まぁ、それが面白い面白くないは別として元々いるファンだとか多少の話題にはなるので、商業的に見込まれるジャンルなので、きっとなくなりはしないしないんだろうけど、焼き直しにもほどがある時がある。今作は、残念ながらそっちの部類で原作と比べてはいけない出来だと思う。
扱うテーマが少年法や、被害者家族、加害者の人権等、もう10年以上も世論の異議を醸し出されているものなので、監督の個人的な意思も加えたくもなるのであろうが、
この件に関しては、やはり十人十色で違った感覚の人々が考えを重ね合わせても、未だ答えが出ていない。だからこそ、他人が描き手の書いてない部分勝手に解釈し、その方向へ持っていくのはどうか、と思う。
原作自体が、そのテーマに対し読み手に考えされる意図で作られた話なので、淡々と手を加えず作るべきだったのでは?と思う。
加害者に死ぬほどの後悔の念を、だとか個人的な答えが今作で出してしまった部分が最大のデメリットになったのだ。まぁ、あくまでこれも個人的な意見に過ぎないのだが。
作品的価値は正直0点か1点。演者の熱演に免じての3点といったところ。
原作未読であったり、これがこの監督のオリジナルというのなら、点数は変わってくるのだが、原作を知ったうえで観た人は、なんか変な違和感の残るラストだったに違いない。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 3点(2012-08-15 20:43:22)
5.ネタバレ 〝こりゃダメだ〟 と断を下してしまったのは、上映開始早々既に数分後の事でした。なぜなら、その原因の一つとして 急な時間の飛ばし方(端折り方)にあると思います。大事なところが抜けているのです。娘の安否を心配し、帰りを待つ様子が一切描かれていないのがこの作品です。そして次の瞬間にはもう、事が進んでいるのです。自分が親の立場であれば、娘の無事な帰りを待つ時、こういう心境なんだろなあっていう気持ちなど 共感出切る部分等が一切味わえませんでしたね。(味わえないという表現については少し誤解を招いてしまう心配もありますが)。とまあ、とにかく、その後は、娘の復讐を というよりも、単に自分が孤独になってしまったが為に、その復讐を というストーリーに成り下がってしまっているように思えます。期待していただけにガッカリでしたね。既にレビューされている方のご意見はごもっともでした。ほとんどの方のご意見に その通りだなと思い頷いてしまいました。
3737さん [映画館(邦画)] 3点(2009-11-01 12:13:24)
👍 1
4.ネタバレ がっかりです。原作をここまで端折って、肝心な部分を変更してはだめでしょう。
本作の重要登場人物の酒井美紀役のペンションの娘が、警察に通報するは、ラストシーンに登場せずでは、終わってるでしょう。唯一期待する寺尾聡の演技では、事実を目の当たりにするシーンにて、その表現方法がゲロとは一体何なんだろう。こんな脚本、演出で、よく原作者は何も言わないよな・・・。
東野圭吾の作品は大好きだが、映像になると全てダメだね。
未読の方は是非原作を読んで下さい。
geniusumarbleさん [DVD(邦画)] 2点(2010-09-10 19:34:51)
3.ネタバレ 重いテーマのわりにはリアリティがなく矛盾が多くてその点で後半になるほど興ざめしてきます。あとテンポがのんびりしているのでエピソードが少なく、思い返してみるとなんて簡単な話だったんだろうと思ってしまう。原作が未読なのですがここまで登場人物の背景が省略されてしまうと感情移入どころではなく、ただただアラが見えてきてしまったのはコンセプトか脚本の問題なのでしょうか。内容以外の映画としての質は悪いとは思わないので残念です。この時代に真面目な映画を製作しようとした熱意は感じるので評価はすこし甘めで。
ことひきさん [映画館(邦画)] 2点(2009-10-16 13:56:55)
👍 1
2.観終わった後、何も残らない作品でした。前半は観ていてただただ気分が悪く、後半は退屈で消化不良。
N.Y.L.Lさん [DVD(邦画)] 1点(2012-11-22 14:58:29)
1.ネタバレ  「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるくらいで、どんな恐ろしい思いをしたって時間が過ぎれば、単なる過去の経験になってしまうのでは。
 他人の尊厳を完全に犯した犯罪者に対しては、更生よりも刑罰を主眼に置くべきだということには、賛成なんですが「死ぬほどの恐怖」を味わせることに、それほどの意味があるかどうかは、疑問です。
 こりゃ、一回原作読むべきですね。読んだ上で再評価。
平成23年3月27日追加
原作読みました。改変が酷~い。他の方が指摘したエピソードの詰め込み、省略等もあるけれど、何よりも酷いのがラストの主人公の意図の勝手な改変。「死ぬほどの恐怖」なんて全然原作には出てこない。なんなんだ、この愚劣な改変は(怒)
想像はつく。恐らく広い層を対象にした映像作品で復讐殺人を何らかの形で肯定するのはまずいという観点から、改変され、才能の乏しい脚本家が自分では気のきいたことを書いてるつもりで付け加えたんだろう。
一応、現在の日本の公の価値観では復讐は否とされているからの、判断だったことは分かる。でもだったら、そもそもこの作品を映画化の対象として選ばなければいいと思う。
しかし、忠臣蔵で吉良を殺す話は平気でなんども賛美する映像化がなされるのに、現在劇では、絶対復讐を否定しなければいけないというのもおかしな話で。(忠臣蔵なんてそもそも逆恨みだし)
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2011-03-21 10:05:25)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 4.82点
000.00%
126.06%
226.06%
3618.18%
4412.12%
5618.18%
6618.18%
7515.15%
813.03%
900.00%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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