128.ネタバレ キャットフードの好きなエビ星人 よく考えたなぁ エビの親子の会話からエビ側についてしまった自分がいた。個人的にはあまり好きな部類の映画ではないけど確かに今までにないエイリアンものでした。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-11-25 11:30:07)
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127.ネタバレ 何かやたら不安を掻きたてられる怖い映画。 確かに悪趣味でグロい場面も多いが意外にあっさり撮られており、それらが怖いワケではない。 エビ型エイリアン達の造形とか、彼等がスラムに暮らしているとか、地球人との関係etc…設定だけなら突っ込みどころ満載。突拍子もないトンデモB級設定ではあるが、しかし現実にこんな状況に陥ったら、人間は実際こんなふうに振る舞うだろう。醜く、弱く、なし崩し的な対応しか出来ないだろう。山積みの悲惨な問題は全て放置され、主人公は企業利益の為に容赦なく道具として使われ、壊されていく。 SF映画の皮を被ってはいるが、汚い人間の有り様を、ただ当たり前に無造作に映し出している。この悪ノリっぷり、昔の低予算ホラー映画と似たテイスト。低予算を逆手に取った際どいブラックジョーク、メッセージ性、さすがピーター・ジャクソン製作。 【i-loop】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-11-22 04:06:43)
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126.ネタバレ ドキュメンタリータッチの冒頭でぐっと引きこまれたが、初めてエイリアンが映し出されたシーンで家族と爆笑してしまい、自分の中で完全にネタ映画と化してしまいました。最初は「ロサンゼルス決戦」のような描写を期待していたのですが・・・低予算映画と知って納得しました。 肝心のストーリーの方はというと、主人公がエビ化していくまではまあいいと思います。しかし、後半になって際立つ主人公のクズっぷりにびっくり、そしてその主人公に対して特に怒る素振りを見せないエビ科学者の温厚さに2度びっくり。ラストの主人公の心変わりはなんとベタベタで薄っぺらいことか。あえてそのような人格描写をしたのかと思っていたのですが最後まで回収はされませんでした。 特にグロいとも何とも思いませんでしたが、終始妙に気分が優れなかったのはおそらくその日の明け方に急性アルコール中毒で病院に運ばれていたからでしょう。 【アンダーソン君】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-27 02:11:24)
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125.ネタバレ 公開当時は「アバター」の影に隠れていましたが、かなりの超大作です。異種間の関係がテーマになっているなど、内容も似ている気がしました。人間より力や知識があり、さらには強力な武器まであるのに宇宙船が故障してしまった為「難民」になってしまったエイリアン達。それに対する人間達の行いが、実際にそうするだろうなぁと思うほどリアルで、それに映像のリアルさも加わって、フィクションとは思えなくなってきました。終盤のアーマードスーツの登場など、話の盛り上げ方も巧く、これはオススメです! 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-07 10:19:38)
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124.ネタバレ ふつうのエイリアン物語って思いました 【わんたん】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-06 04:13:48)
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123.ネタバレ 久しぶりに面白い映画を観たなぁと素直に思える映画だった。特に設定が秀逸。差別されるマイノリティであるエイリアンの居住地区を南アフリカにもってくるところなど、下手をすると説教臭くなったり変に啓蒙主義的になったりするものだけど、この映画はちゃんとエンターテイメントから軸足がぶれてない。何より、自分をマジョリティであることを信じて疑わなかった主人公の公務員が、徐々にエイリアンに変質していきながら自分が何も考えずにマイノリティを差別していたことを悟っていく姿は深い。そして、最後、そんなどうでもいい人間だった主人公が意を決して男気をみせる姿に、僕は思わず拍手を贈りたくなってしまった。面白い設定、徐々に盛り上がっていくアクション、魅力的な登場人物、ちょっぴりグロくて、そしてほんの少し深い。良質なエンターテイメント映画だった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 12:08:45)
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122.ネタバレ なんか昔社会の授業で習った様な関係を人間同士で無く『人間とエイリアン』に変えたのは『エイリアンが当り前に存在する世界』と言う設定と合わせ中々斬新に感じられた。 『エイリアンにあんなひどい事するなんてあの兵隊や科学者最低だな→いや、あんたら同じこと人間にやってたから』と言った皮肉なのでしょうか?ただそうやってエイリアンに同情が集まり過ぎない用気色悪いデザインにしてあったり、人間とエイリアンから観た世界を説明し不運に見舞われる主人公もやたらヒステリックかつ自己中心的な性格にする等、誰かやどこかに好感を持たすこと無く、一歩離れた所から中立的な視点で観賞させようとしている演出が施されている。結果本作に含まれている皮肉(ブラックユーモア)やメッセージの様なものを気付きやすくしているのも上手い。 所々にグログロなアクションを入れることで変に説教臭くなることもなく、かつダレそうな内容に刺激を与えるスパイスとしてしっかり機能している。 『メッセージ性』『ドラマ性』『娯楽性』と言ったまとめ難い要素が上手に料理されている良作。ただ全体的に視覚的嫌悪感を覚えるデザインやシーンがあるので苦手な方はご注意を。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-02 01:07:47)
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121.ネタバレ 前半の似非ドキュメンタリータッチな導入といい、宇宙人と喋れたり、 これマジで作ってんのか???と、センスを疑ったが、 主人公が感染してからは、とても低予算で作り上げたとは思えない怒涛の展開。 導入部分は結局ラストで「続編あるかもよ」的な伏線として使っていたとはいえ、けっこう前半で損をしている作品ではあると思う。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-18 23:33:52)
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120.ネタバレ 低予算ながらロケも工夫し、VFXもそこそこ。興行的にも成功して上手いとは思いますが、内容があまりに希薄。人種や階層の差別を宇宙人に置き換えて表現したかったなら、ドンパチの連続ではなく、もっとダイアログが描写されるべき。 予告を観て、アーサー・C・クラークの「地球幼年期の終わり」のような壮大なテーマがあることを期待していた自分がバカでした。 あと、映像がエグいです。美しい映像ではなく、記憶から消し去りたいようなものばかり。肉片が飛び散ったり手足がもぎ取られたり・・・( ̄Д ̄;; こういうのを娯楽映画というのでしょうか? もう二度と観たくないイヤ~な感触は「娯楽」とは言えないような・・・(;^_^A いえ、決して批判している訳ではなく、監督のチャレンジ精神と制作陣の技量や努力には敬服いたします、ピリオ~ド。(^○^) 【windance】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-02-29 17:04:59)
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119.ネタバレ 予備知識なしで、なんでヨハネスブルグなのかも考えずに見始めた。最初、タイトルの場所がいかにも黒人居住区のように見えるにもかかわらず、扱いに手こずる宇宙人連中を見ていると、知的生物とはいえ意思疎通もできないようだし、一軒一軒ハンコをもらって歩くようなのは馬鹿らしく、移住させても問題先送りなだけで、そもそも人類でもないのだから、皆殺しにしてしまえば簡単ではないか、と思ってしまった。 しかし、主人公と宇宙人の親子がコミュニケーションを始めると、ちゃんと意志の通じる、われわれと同じ人間だということがわかり、殺してしまえなどと思っていたのは何だったのかという気がした。もともと前半と後半で視点が移動する映画なので、そのように思うのも当然だろうが、自分としては見事にレイシズムを疑似体験させられてしまったという思いがある。対象を人類ではなくしたことでそういう効果が生じたわけだが、それにしても自分で呆れてしまった。 ただ、180万もの人口がありながらまともに話が通じるのはごくわずかで、あとはみな野蛮人同然というところや、また全編を通じての殺伐とした雰囲気まで、南ア社会の現状を描写しているように受け取るのは、さすがに行き過ぎなのだろうと思う。多分。 なお主人公は、最初は見ていて嫌悪しか感じず、ワーワー騒いでいるのを見て死んじまえこのバカなどと思っていたのだが、最後は真人間になったようでよかった。 【かっぱ堰】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-26 22:55:12)
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118.ネタバレ 予備知識なしで~というレビューの方が高評価してるから、私もジャケットの裏は読まずに観賞しました。 確かに驚きですね。 「未知との遭遇」みたいに、すぐ帰ってくれれば、皆から好感持たれるけど、気持ち悪くて、ずっといられたんじゃたまったもんじゃない。 こんな映画初めて観たってかんじだけど、そう思うと自分が監督だったらこうするって言う人、私だけではないと思う。 ずっと人間側(テレビタッチ)だったのが、エイリアン側の映像になっちゃったとたん、最後までドキュメントタッチでいけないものかとは思ったけど、そうすると絶対つまらなくなる。 アパルトヘイトなどをメタファーにしたのかもしれないが、後半はエイリアン対人間の闘いでスパッと終わらせたのはいいと思う。 けど、やっぱり3年後がどうなったのかまで作るべきだとは思う。そこんとこが中途半端。 時間を忘れるくらい面白かったけど、「スターシップ・トゥルーパー」と違って、もう一度観たいとは思わない。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-01-23 15:42:46)
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117.ネタバレ 有識者のコメントで展開する報道のような手触りの導入部といい、おおこれは異性人との共生を描いてゆくのだな、新しい!と期待してしまった。中盤以降はランボーなみの銃撃戦が繰り広げられてちょっとがっかり。ヒューマニズムという言葉はどこへやら、人間てヒキョーだなあ。私がエビさんならほんと即行で帰りたいと思うね。空にどーんと浮かぶ巨大宇宙船とか、パワードスーツ等の美術センスが素晴らしい。かっちょいいです。よく似たナントカDAYより、ずっと渋くて見惚れます。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-20 15:40:22)
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116.ネタバレ 欧米の移民問題というのは、かつての旧植民地から旧宗主国へ人が流れてくる構図であって、何百年と続いた根っこがある。突然現れた宇宙人が飢えて貧しいのは地球人には何の因果関係もない。この映画が移民問題を風刺していると言うなら、あまりに薄っぺらにすぎる感じ。単純に娯楽映画として観ても、大人を主人公にした小汚い「ET」。何だかなぁ…。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-05 00:36:23)
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115.ネタバレ 予備知識0で視聴。エイリアン侵略ものを期待してたら、な~んだ、公務員の対エイリアン仕事はきついよ映画か~、と最初の1時間くらい見てたらなんだかアクション映画になってきてビックリです。しまいにゃロボ出てくるし!この映画はお役所仕事や主人公の人間臭さ、とくに自己中なずるがしこさが良いですね。もうファンタジーな設定のアクション映画に現実味を取り入れたというか。親子は助かってよかったですが、「3年も待てるかYO!」とパパをぶん殴ったりせずに一緒についていけば良かったんじゃないかなぁとか思うのだがこれは無粋だろうか。しかし「異星人と性交渉したから」とか報道されるのはきっついわー。ホントきっついわー。人間に戻れても社会復帰無理すぎるぜ…… せめて「スペースヴァンパイア」みたいのならヒャッホーイ!てなもんですが。 【まるにゃ~ん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-09-29 02:36:18)
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114.ネタバレ 映画「ミスト」でも感じたことですが、この世で最も恐ろしいのはジェイソンでもプレデターでもなく、人間なんですよね。
この作品では、人間は武力と権力を持って、宇宙人を迫害しています。 主人公も当たり前のように宇宙人を迫害し、時には違法だとして、宇宙人の卵を処分しています。 笑いながら。
ところが、そんな主人公。 うっかり被った謎の液体のせいで、徐々に体が宇宙人へと変化を始めます。
そうです。 主人公は迫害する側から、迫害される側へなってしまいます。
地味なSF映画ですが、主人公の心情の変化が上手く描かれていて、最初は本当に嫌な奴だった主人公に、最後は「頑張れ!」とエールを送っている自分がいました。
ただ、本当に地味! SF映画として観るよりも、迫害される立場の人間の苦悩を描いた作品として観る方がいいかもしれません。
あえてハッピーエンドではない終わり方も良かったと思います。
ただ、もう1度は・・・観たくないなあ・・・。 観ていてツライです。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-26 22:12:49)
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113.ネタバレ ○なんか惜しい作品だな。及第点は与えられるんだが、あとひと押し。○まず何の説明もなくいきなり宇宙船があるというインパクト。ドキュメンタリー風語り口調が間に挟んであるのも先への期待感を膨らませる。ただ、空に浮かぶ宇宙船はインデペンデンス・デイそのもの。同じ過ぎてびっくり。○エイリアンもとことん気持ち悪く作ってあるのこそ評価できるが、オリジナリティがあまりない。○その後の展開としてエイリアンに冒され、エイリアンの仲間になって、ブツを取り戻すべくアジトへという流れが普通すぎた。その構造を壊すべくナイジェリアマフィアとの3者構造にしているがあまり功を奏している感はない。○舞台と皮肉を拝借した娯楽作だが、メッセージ性も娯楽性も及第点どまり。確かに面白いが、もっとオリジナリティがあったり、破壊的な展開があれば良かったはず。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 22:24:19)
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112.ネタバレ 新感覚SF。アパルトヘイトへの皮肉の要でもあり寓話のようでもある。 純粋にSFとして見ても面白い。たまたまほかの作品と間違って借りてきてしまったんだけどこれは大正解でした。最初は何かのパロティなのかなと勘違いするようなチープさでしたが、途中からぐいぐい引っ張られていって気がつくと、最後までつんのめるようにして見ちゃいました。理屈抜きに、ぜひ見て見て欲しい。SF好きな人はもちろん、社会派好きの人にも、そういうのが総じて好きじゃないという人にも。こんなに面白い作品が日本でスルーされているとは、なんともったいない。とにかく一度見て欲しい。 【ひであき】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2011-07-17 05:49:31)
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111.ネタバレ エイリアンとの未知との遭遇を果たしてから20年後、当たり前のように地球に住み着く彼らという設定は面白く、すぐに映画の世界に引き込まれました。ただその後はスタローンとかシュワルツェネッガーとかの映画でよく見るような狙われ続ける主人公、さあどうするみたいなストーリーで独自性というのは感じませんでした。しかしながらエイリアンの強力武器を手に入れて無双状態になるわけでもなく(一瞬なるけど。)、司令船はあっさり地球の兵器で破壊されたりと意外?な展開なところは良かったかな。エンディングはもう少し先まで描いてくれると良かったなと自分は思いましたが・・・。 しかしエビちゃんも見慣れてくるとかわいくなりますね。 【ほかろん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-02 23:04:22)
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110.ネタバレ アパルトヘイトで思うところがあったのでしょうね。もの哀しいBGMの中、人間同士の争いが展開されます。今までの映像技術の総決算って感じで、社会派なのにエンターテイメントで引っ張る。映画冒頭のエイリアンに書類を書かせるところが可笑しかった。日本だけじゃないみたいですね。役所の書類主義。いろんな人種がいるから、契約ってもんが大事になるんでしょうけど、法律は人間の考えたものだから、エイリアンに見せてもなぁ・・・子どものエイリアンが可愛かった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-28 18:34:48)
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109.ネタバレ エイリアン・ネイションなど非人類との反乱や共存をテーマにした映画はあったが、この映画の味付けはちょっと違う。差別問題への皮肉や投影が込められている。かつてアパルトヘイト制度があった南アフリカが舞台だったり、タイトルの第○地区という呼び名も南アフリカを調べてみると非常に意味深い。
主人公ヴィカスも当初は異星人達を差別する側だったが、クリストファーの痛みを知っていくことで情が湧き、最終的な目的が自己保身から自己犠牲に変わる。差別問題がテーマのひとつであり単純な勧善懲悪で語ることができないため、安易なハッピーエンドに持っていかず余韻を残したシナリオも優秀だった。そして要所で流れる哀愁の漂うBGMがさらに盛り上げる。ヴィカス役:シャールト・コプリーがほとんどアドリブで演じたという迫真の演技は見事、これはぜひ英語音声で一度は見るべき。とにかくSF / アクション / 社会風刺 / コメディ要素など色んなエッセンスを取り入れた欲張りな映画だと思った。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-05-02 13:54:04)
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