映画『どら平太』の口コミ・レビュー

どら平太

[ドラヘイタ]
2000年上映時間:111分
平均点:5.42 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-05-13)
アクションコメディ時代劇小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-13)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
キャスト役所広司(男優)望月小平太(どら平太)
浅野ゆう子(女優)こせい
宇崎竜童(男優)仙波義十郎
片岡鶴太郎(男優)安川半蔵
菅原文太(男優)大河岸の灘八
石倉三郎(男優)巴の太十
石橋蓮司(男優)継町の才兵衛
うじきつよし(男優)中井勝之助
尾藤イサオ(男優)市川六左衛門
大滝秀治(男優)今村掃部
加藤武(男優)内島舎人
神山繁(男優)本田逸記
三谷昇(男優)落合主水正
津嘉山正種(男優)佐藤帯刀
松重豊(男優)乾善四郎
本田博太郎(男優)伝吉
岸田今日子(女優)姐御風の女
江戸家猫八[三代目](男優)杢兵衛
赤塚真人(男優)源次
横山あきお(男優)馬方
楊原京子(女優)
伊佐山ひろ子(女優)
原作山本周五郎「町奉行日記」
脚本黒澤明
木下恵介
小林正樹(1916年生まれ)
市川崑
音楽谷川賢作
撮影五十畑幸勇
製作西岡善信
日活(「どら平太」製作委員会)
毎日放送(「どら平太」製作委員会)
製作総指揮中村雅哉
配給東宝
美術西岡善信
衣装斉藤育子
編集長田千鶴子
山下健治(編集助手)
録音大谷巖
大橋鉄矢(調音)
斉藤禎一(調音協力)
照明下村一夫
その他竹山洋(特別協力)
東京現像所(現像)
あらすじ
ある小藩の新任町奉行として、江戸から望月小平太(役所広司)が着任した。彼にはその道楽ぶりから「どら平太」のあだ名がついていた。しかしそれは平太がわざと流させた風評で、実は、密輸、売春、賭博など無法地帯と化した「壕外」を改革するという高い志をもって赴任してきたのであった。平太の前に、「壕外」を支配する三人の親分、そして「壕外」から利益を得ていた藩の重職たちが立ちはだかる…。
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💬口コミ一覧

43.お蔵入りになっていた「四騎の会」共同脚本作品がついに日の目を見る!というわけなんでしょうが、市川崑監督はまるで「あくまでこれはオレの映画だ!」と言わんばかり、まるで犬がションベンで電柱にマーキングしていくがごとく、遠慮会釈なく市川色に染めて行っております。時に艶っぽく、時にバカっぽいこの映像は、誰が何と言おうと市川映画。鶴太郎の役どころも何だか、今にも手をポンと打って「ヨシわかった!」なんて(加藤武の代わりに)叫び出しそうではないですか。さて一方、主人公のどら平太を演じるは役所広司・・・この配役は難しいですねえ。役所さんがやるとどうしても「ホントはきっとマジメな人なんだろう」みたいに思えてきて、あまり意外性がない。ま、でも楽しく観られたので、OKです。ただ、殺陣はちゃんとやって欲しかったなあ(スローなんか使ってカッコつけたのはちょっとガッカリ)。
鱗歌さん 8点(2004-06-26 02:07:10)
42.日本映画久々の痛快娯楽時代劇。市川監督らしい豪快さの中にもユーモア溢れる独特の映像センスは、今回も健在だ。ただ、時代劇の王道を行くキャラクターのどら平太があまりにも強すぎて、様々な登場人物の中でもとりわけ菅原文太演ずる首領が、敵役としては物足りなくて何とも呆気ないのが唯一不満だ。
ドラえもんさん 8点(2001-10-19 23:26:33)
41.見ていて気持ちイー映画です。さわやかすぎるよ、どらへいた。
bababaさん 8点(2001-05-03 12:57:05)
40.ネタバレ 夕方、テレビでやってる勧善懲悪時代劇を
豪華な顔ぶれで脚本にした感じの出来です。

陽キャラの役所広司がやれば、こんなラストになるよね。
この市川崑とのタッグが名作テレビ時代劇「盤獄の一生」につながるんでしょうね。
僕的には、役所広司は浪人の方が似合ってる気がします。

とにかく上意を捏造したとあっちゃ、武士道も何も、宇崎竜童の切腹も
説得力がなくなります。
まぁ娯楽時代劇の贅沢な味付け版という感じでしょうか・・
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2023-01-29 19:59:11)
39.終わってみれば内容の割りに長い映画でしたが、テンポが良くて飽きずに観られた。何より役所広治の飄々としたナリと内に秘めた意志のメリハリがあってこそだと思います。
よーこさん [地上波(邦画)] 7点(2007-12-03 04:10:18)
38.とにかく映像美に打たれます。
役所広司も最高のハマリ役で、剣術だけでなく柔術の殺陣も美しく且つ迫力がありました。

ストーリーもしっかり組まれていて退屈するという事はありませんでした。
勧善懲悪励行映画ですが、これと言った悪人が登場しません。
だからこそ「正義が悪」という構図を浮き彫りにしたかったんでしょうね。心情的には9点、観て損は無い映画だと思います。
白狼さん 7点(2004-06-09 05:17:36)
37.役所さんの声の張り上げ方がよくってスカッ!とする。色んな人に楽しめる時代劇ですね。
ゆうろうさん 7点(2004-01-04 21:28:59)
36.意外に意外で面白く堪能しました。軽くしすぎないようにとの配慮からなのか、妙に間が、間があって気になりましたが、総じて面白かった。殺陣場面は、私には充分、緊迫感を感じられる、素晴らしいものでありました。浅野ゆう子さんは素敵な女優さんですが、本当に、芸者には見えません。輪郭とか骨格だけやたらはっきりした、内側の艶が感じられない(ごめんなさい)人物像であったような。役所さんは、最高。いいなぁ。素敵。
きなこ餅さん 7点(2004-01-02 23:46:48)
35.スカッと気持ちいい作品です。久々に時代劇で面白いと思いました。……でも別に映画じゃなくていいのに。ドラマで連続物にした方が面白そう、なんて思います(笑)。
もちもちばさん 7点(2003-07-19 00:39:50)
34.面白い!でも、悪役に毒がなさ過ぎる。悪役がもっと、もっと悪知恵が効いて、煮ても焼いても食えないような奴じゃないと・・・。それと浅野ゆう子が、ちっとも芸者に見えない、あれはどっかの武士の奥方様だ。見せ場の、殺陣が迫力不足、室内での殺陣ということでは、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が圧巻。当初、「どら平太」は萬屋錦之助、石原裕次郎、勝新太郎がキャスティングされていたそうです。錦之助のどら平太が見たかったな~!!!でも、何だかんだ言って、ストーリーの面白さは無類でした。
ひろみつさん 7点(2003-04-03 00:28:25)
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33.展開がベタで、先が読めちゃうから そこまで楽しめなかった。キャスティングもあんまり、面白みがない。
くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-27 09:50:14)
32.ネタバレ 良くも悪くも、なんともいえない漫画的なところがある時代劇でしたね。
親分三人衆とか長老たちとか、いかにも悪人て感じのキャラ。
勧善懲悪で普通に楽しめます。
のろいポニーみたいな馬に乗って浅野ゆう子に追いかけられるシーンはナンジャコリャ、て感じでしたが(笑)。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-22 00:38:12)
31.市川崑監督に山本周五郎の原作と言えば同じようなキャスティングで「その木戸を通って」というのがある。あの映像の美しい世界に今度は活劇としての楽しさ、コメディタッチな雰囲気をという試みは買える。ただ全体的に単調と言うか?思ったほどワクワク出来るほどの面白味が感じられない。何か突き抜けるような爽快感が無い。映画的興奮、スリリングさに欠ける印象!丁寧に撮られてはいるがそれ故にもっともっとはじける笑いやら楽しさが欲しい。つまらなくはないが市川崑監督作品としては普通の感じです。この手のコメディタッチな時代劇は岡本喜八監督の方が相応しい気がする。フランキー堺か伊藤雄之助が健在だったらなあ!
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-08 20:56:08)
👍 1
30.ネタバレ そこそこ面白いのだが、もっともっとコミカルに軽快に仕上げればよかったのにと思う。脚本はいくらでも軽妙、コミカルに振れるし、役所広司の飄々とした演技を筆頭に役者陣もコミカル路線のほうが向いていそうな役者を揃えているし、そもそも市川崑監督自体初期には軽妙でコミカルな作品を得意としてたんだから、どうして名作然とした作りにしてしまったのかが惜しまれる。殺陣にスローの芸術的な映像を入れてもテンポが悪くなるだけで逆効果。人を一人も殺さない殺陣なんだからむしろコミカル方向の演出を入れたほうが軽快さが増して良かったろうに。巨匠が揃って脚本を書いた、ということであまり軽くしてはいけないという雰囲気になってしまったのだろうか。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-08 01:30:25)
👍 1
29.30年前だっら誰が演じることになったんだろう、と考え、しかし考えつかず、役所の貴重さを改めて思った。柔剛あわせ持つキャラクター。でもやはりこの監督は女性映画の人で、たとえ浅野ゆう子でも、彼女が出てくると崑らしさがパーッと出る。遊びみたいなシーンだけど、岸田今日子の女博徒もおかしかった。活劇映画としては、も一つ駄目押しの見せ場がほしいところだなあ。ま、どら平太のサワヤカさの方に主眼が置かれているのだろう。宇崎竜童と片岡鶴太郎は、配役をちょいとひっくり返しているような面白味。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-09-29 10:45:20)
28.シティーハンターのような無敵の遊び人が主人公の少年漫画なストーリーで、水戸黄門よりもハラハラしない時代劇。面白いキャスティングですが、役所さんの独り舞台なのが残念。コメディタッチでテンポも良いので退屈はしないけれども、捻りがなさすぎる。ただ見易い映画。
すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-30 17:24:47)
27.う~ん・・・これは、「痛快時代劇」なんだよなあ、きっと。んでもその割に音楽と照明が、重い。何かハジけ切れてないというか、「俺は巨匠なんだぞ、クロサワともマブダチだったんだぞ」ってな気負いが感じられてしまう。やっぱし娯楽作なんだし、もっとなりふり構わない感じでやって欲しかった。でも、大滝秀治のボケっぷりは良かったです。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-22 18:27:40)
26.痛快だ。それでいいのだ。役所広司がかっこいいのだ。彼は引き際において、平和なときにオレみたいな人間は入らないとか言っていたような気がするが、きっと「時代には適さない才能というのがいつの世の中にもあるもんだな」などと少し感傷的な思いを抱いてしまった。
wunderlichさん 6点(2004-08-25 09:37:27)
25.豪華配役で軽いタッチで楽しめた。
ただ 菅原文太は大物過ぎ使いこなせていない。
   浅野ゆう子に頭があがらいのも判らない。
ご自由さんさん 6点(2004-07-12 16:06:47)
24.なかなかよかったんじゃない。うまく伏線はってるしね。不満なのは良いキャストが出ている割には個々の「からみ」が薄いかなぁ。。と。内容的には2時間スペシャルの時代劇ぐらいです。映画でなければという迫力には欠けますね。割と淡々とラストまでいっちゃいますね。続編があればすんなり入れそうな感じです。

たかちゃんさん 6点(2004-04-26 21:01:55)
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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 5.42点
012.33%
100.00%
200.00%
349.30%
4613.95%
5818.60%
61432.56%
7716.28%
836.98%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.66点 Review3人
4 音楽評価 2.33点 Review3人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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