映画『マラソン マン』の口コミ・レビュー

マラソン マン

[マラソンマン]
Marathon Man
1976年上映時間:125分
平均点:5.83 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-03-26)
サスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-10-15)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・シュレシンジャー
助監督ハワード・W・コッチ・Jr
バート・ハリス
キャストダスティン・ホフマン(男優)トマス・リビー/ベーブ
ローレンス・オリヴィエ(男優)クリスチャン・ゼル
ロイ・シャイダー(男優)ドク
ウィリアム・ディヴェイン(男優)ジェニウェー
マルト・ケラー(女優)エルサ・オペル
フリッツ・ウィーヴァー(男優)ビーゼンタール教授
リチャード・ブライト(男優)カール
ルー・ギルバート(男優)ローゼンバウム
トリート・ウィリアムズ(男優)セントラル・パークでジョギングをしている男(ノンクレジット)
マーク・ローレンス〔男優〕(男優)
野沢那智トマス・リビー/ベーブ(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫ドク(日本語吹き替え版)
中田浩二(日本語吹き替え版)
大木民夫(日本語吹き替え版)
藤本譲(日本語吹き替え版)
原作ウィリアム・ゴールドマン
脚本ウィリアム・ゴールドマン
音楽マイケル・スモール
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
撮影ニック・マクリーン(カメラ・オペレーター)
コンラッド・L・ホール
製作ロバート・エヴァンス
パラマウント・ピクチャーズ
シドニー・ベッカーマン
配給CIC
特殊メイクディック・スミス
美術ジョージ・ゲインズ〔美術〕(セット装飾)
リチャード・マクドナルド〔美術〕(プロダクション・デザイン)
ダン・ペリ〔タイトル〕(タイトル・デザイン)
衣装バーニー・ポラック
編集アーサー・シュミット(編集補)
ジム・クラーク
字幕翻訳高瀬鎮夫
その他マイケル・スモール(指揮)
リンズレイ・パーソンズ・Jr(プロダクション総指揮〔ノンクレジット〕)
ジュリエット・テイラー(キャスティング)
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

59.ネタバレ 30年前にテレビで吹き替えで観たのが最初。
「無事なのかね」の歯科医(?)が怖かった。
「あの悪魔だ」と被害者の爺さんが気付いて、追いかけるシーンも記憶に残る。

強欲と復讐と人間不信。
この映画は、私の心のふるさとのような映画。
人間ほど汚い生物は地球にいない。
ステキな女性も、カッコイイ男も現実には存在しない。
世の中、理不尽なことだらけだが、それが当たり前なのである。
殺し殺され、嘘ついて競争に勝つ! 勝った者だけが正義なのである。
激辛カレーライスさん [地上波(吹替)] 10点(2016-04-10 05:44:40)
58.ダスティンの黄金期(60~80年代初め)の作品は外れがないです。
TVC15さん [映画館(字幕)] 10点(2008-02-25 11:37:20)
57.ストーリーは語れるほども覚えていませんが、子供ごころにもローレンスオリビエの悪党ぶりは怖かった。で、名物の歯医者道具をつかった拷問・・・・方法を聞いただけで痛みが全身をつらぬきます。神経を針でさすなんて・・・・・えげつなすぎます。ビデオかりてまたみてみたいです。
うーたーまんさん 10点(2003-06-01 02:04:57)
56.これは半端じゃなく凄い作品。きっとこの映画は“痛さ”ということがテーマなのかな(?) <ねたばれ!>序盤で兄貴が襲われるシーンとかも針金が皮膚に食い込んで痛そーだし、かの有名なホフマンの都合2回にわたる歯の拷問シーンやら悪党が手に仕込んだナイフ振り回すシーンとか、さらに“連中”の一人が田舎町の家でホフマンに射殺されるシーンとか嫌と言いたくなるほど“痛い”シーンの数々。ただ別に極端にグロいシーンがあるわけでもない。この映画の強みはそこにあると思う。不気味な音楽に絶妙なカメラ・ワーク、それに出演者の熱演がこの映画に“痛み”というものを吹き込んだのではないか。
チャーリーさん 9点(2001-04-22 19:40:17)
55.これは素晴らしい映画。ストーリーが多少破綻しようがどこ吹く風、サスペンスサスペンスした雰囲気作りとキャラ設定、奇異な音楽だけで一気に魅せてくれるという稀有な作品である。ダスティン・ホフマンの(スリラーの主人公として完璧な)小市民っぷり、対するローレンス・オリビエの元ナチ歯医者という肩書き、鬼気迫る演技に加えての“必殺技”。これだけでハラハラする要素に事足りるというに、そこに夜の郊外でのマラソンチェイス、ユダヤ人街での宝石奪還戦、中華系殺し屋、爆弾人形なんて盛り込まれた日にゃスリラーファンは憤死するわ。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-22 02:21:00)
54.ダスティン・ホフマン、ローレンス・オリヴィエ、ロイ・シャイダーが出ている(4点)+わけがわからないのが好き(2点)+ハラハラが好き(2点)=8点

kagrikさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-10 13:32:29)
53.マッカーシズムの犠牲になって自殺した父親に対する兄と弟それぞれの思い。ナチの残党とユダヤ人。業を背負った人間達の姿を言葉少なに演じる名優達の硬質な演技が光る。ダイヤモンドの商売と言えばユダヤ人。ダイヤの為にユダヤ人だらけの通りを歩くナチの残党を指さして「白い天使よ!人殺しよ!」と叫びながら追いかける老婆の悲痛な姿に「なんて怖い映画だ」と思わずつぶやいた。子供の頃見た時は単に面白いサスペンスだと思ったが、今改めて見ると非常に骨太な作品だったのだなぁと感心。「マラソン」との関連も絶妙。
黒猫クロマティさん 8点(2004-01-16 12:43:14)
52.たしか高校生の頃にTVで初めて見ました。「拷問」「歯」で真っ先に思い浮かぶ映画です。先日DVDであらためて見たのですが、やっぱり面白い!ローレンス・オリヴィエの悪役ぶりが印象に残った方、何も聞かずにぜひ「ブラジルから来た少年」という映画も見て下さい!びっくりしますよ。
あおみじゅんさん 8点(2003-10-26 19:46:55)
51.古いのにも関わらず、サスペンスというかんじを十分感じました。始めから終わりまで退屈しませんでした。
チャベスさん 8点(2001-10-19 23:24:58)
50.拷問シーンが怖いのもさることながら、悪が日常に溶け込んでいる事が恐かった。
まきさん 8点(2001-07-29 11:51:04)
スポンサーリンク
49.オリビエ扮するゼルを見つけて叫ぶ老婆の白い天使という徒名は、ヨーゼフ・メンゲレの「黒い天使」がモデルだね。事実ボリピアに住んでいたし。枯れたヒマワリが象徴する、故国ドイツに似た湖畔の隠れ家。記憶の風化につけ込んで米国社会に根付こうとする勢力。歴史の犠牲者を忘れないぞ、という「良心」を感じた作品。マラソンに凝っているホフマンが、汗だくのまま受講資格の難しいリーゼンサール教授の講義に出席し、質問に心密かに応答するシーンや、「米国での圧政の歴史」が大学院課程のテーマだ、と述べるのも父親を自殺に追い込んだ偏見への怒りと、その時弟子で今はコロンビアの教授であるリーゼンサールへの挑戦の気概と観る。事実、教授は後で彼の苦境を恥ずかしそうに助けようとするしね。医師であったメンゲレとの対比か、ゼルが歯科医という設定は御愛敬。ロイ・シャイダー扮する兄が、年上女の嘘を見破るシーンも、裏家業を隠して弟を思う気持ちが出ていた。兄弟二人とも苦学したのだろうしね。こんなしっかりした作品を誰かまた作ってくれないかな。
Russianblueさん 8点(2001-07-22 14:00:28)
48.非日常な事件に遭遇することで、日常の中に潜む現代の不安感を描く。事件に巻き込まれたときに、初めて自分がひとりぼっちであり、孤立無援であるということを思い知らされる主人公。その彼の健康な歯を痛みつける拷問シーンや、殺し屋がピアノ線のようなもので首を締めるシーン、そして鋭利な仕掛ナイフ等々、生理的なスリル感を嫌というほど刺激させられる。出演者の中ではナチス残党で貫禄十分のローレンス・オリビエの無表情な残酷さが不気味だ。
ドラえもんさん 8点(2001-03-24 23:14:05)
47.ネタバレ 訳もわからず拷問は恐ろしいですね。。。観たことがないはずなのにラストシーンで既視感?思い出せない。。。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-19 23:21:19)
46.ダスティン・ホフマンの映画は代表作のレインマンに始まり色々観てきたけど、最近になってようやく彼の演技のすごさを実感しはじめた。でもそれは彼が若い時の映画により顕著に現れているような気がする。『クレイマークレイマー』もこの映画もダスティンホフマンが見せる眼差し、それだけでも彼の演技が突出していることが伺える。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-30 21:08:35)
45.ネタバレ ローレンス・オリビエが「ブラジルから来た少年」でユダヤ人博士をやってて、
この作品ではナチの医師をやってるとわかれば見るしかないでしょう。
うまい・・うますぎる。
主役からしてダスティン・ホフマンだし・・兄き役がJAWSのロイ・シャイダー。
このシャイダーの役は結構いいです。
何も考えず頭を使いまくってください。
「ゴッドファーザー」のような殺戮シーンもあり、
最初の東洋系の男はなかなか不気味だった。
マフィアやスパイものが好きな人は楽しめると思う。
当時かなり話題になったらしい拷問シーンはホラーより怖いかも。
最初は見世物みたいな感覚でこちらも見てたのにエスカレートしてくると、
精神的に来ますねこれは~!歯医者に行かない人増えたりして・・
歯医者=電気ドリル=宝石商

NYを散策してからビジネスに行く歯医者の行動は普通で、

街に溶け込んでこっけいであり不気味です。

さてここで冒頭と同じような場面になるところがうまいんですねぇ。

あの武器はスパイダーマンに使われてたみたいなかっこよさがある(爆)

こんなに悪いやつなのに尊厳さえ抱かせるこの歯医者とは・・?

そこらにいそうな医者か学校の先生か銀行員みたいだから怖い。

ラストの水道処理場(?)のようなところでのシーンなんかは、

歯をいたぶられたホフマンの報復みたいなもんですが、

あの終わり方は本当は違うらしいです。

でもああなったのはホフマン自身が監督に変更を頼んでのもの。

あれでよかったと思いますしあれしかないと思いました。

勧善懲悪だけが映画ではないしそれがハリウッド的なステレオタイプでも、

結果的にはいい子ちゃんになっても私はこれでいいと・・

「ブラジルから来た少年」も同じようなラストですが、

全て悪いものを撲滅しなければならないとは思わないのです。

目には目を歯には歯を(爆)を続けていけば戦争は終わりません。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-01 11:35:00)
44.怖かった。歯を抜かれて、走るなんて最悪。今でも歯医者に行くたび、思い出して、この主人公よりマシだと思っています。ローレンス・オリビエが本物の悪党という感じでそれまで、いいオリビエしか見たことなかったので、逆にものすごく怖かったです。
大木眠魚さん 7点(2003-05-21 01:48:28)
43.我が家では、どれくらい痛いかを表すのにマラソンマンを基準にしています。「三分の一ダスティン」とか言います。
たーしゃさん 7点(2003-04-16 22:56:33)
😂 2
42.ダスティン・ホフマンも熱演だったけど、ローレンス・オリヴィエの、罪業が肌から吹き出るような演技表現に凄みがあり、さすが名優だと思った。
アンドロ氏さん 7点(2003-01-15 20:44:30)
41.ネタバレ うーん怖い。70年代の映画ってほんと怖い。80年代に入るとホラーも派手に血しぶきをげたりとちょっと明るい(?)んだけど、70’sのなんか暗いむっつりと非情な感じっていつもぞーっとさせられます。大学生にしては老けた顔のD・ホフマンですらなんか怖い。
ロイ・シャイダーの前半は怖がらせの演出が冴えに冴えてキレッキレです。義眼の殺し屋がカーテンの後ろに現れたり、暗がりに仲間の女が消えて行ったり、その後に転がるサッカーボール!意味はわかんないけど怖い。
ローレンス・オリビエの後半は「白い天使」歯科医のマッドネスが炸裂する、また一味違った恐ろしさ。「安全か?」とひたすら何度も問うて精神を追い詰めるって新しい拷問のやり口だなあ。やめてほしい。訳が分からない。
恐怖印象が強烈な本作、ところがお話はかなり構成が粗いというか、細部を雑にほったらかしな感があって、なんでロイ・シャイダーがしつこく命を狙われていたのかとか反マッカーシズムの父親の関わり具合とかはもうさっぱり。
演出は10点満点、構成は3点、というとてもアンバランスな不思議な一本です。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-22 00:17:21)
👍 1
40.ネタバレ 特に前半部分の思わせぶりたっぷりな演出は面白い。しかしお話の方は、意図的に説明を省いたのかわかりにくいところも見られます。おそらく観客をベイブと同じ立場に置いてサスペンスを盛り上げようということなのでしょう。裏設定はいろいろ考えてあるようで、よく見ていれば辻褄は合うのですが、それでもよくわからないのは、ジェニウェーがなぜ仲間になっているのか。彼にとってどういう利点があるのか不明。単に金のためなのか? そもそも、ゼルが何をやっているのか(あるいは何もやっていないのか?)がよくわからないし、ゼルにとってドクがどれほど重要だったか(あるいは重要でなかったか)もわからないので、殺すほどのものなのかというのも不明瞭。そういうわけのわからなさによるサスペンスを狙ったのかもしれませんが、正直かんじんな部分もわからないので、ぽかーんとするよりほかありません。フィクションとしてはある程度説明することも必要だと教えてくれる作品。それとも、原作を読めばわかるのでしょうか。原作者が脚本を書いているから、原作を読ませるための手? こういうこじつけでもいいから、説明がないとね!
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-01 08:46:57)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
223.39%
358.47%
4711.86%
51016.95%
61728.81%
7610.17%
8813.56%
911.69%
1035.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1976年 49回
助演男優賞ローレンス・オリヴィエ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1976年 34回
主演男優賞(ドラマ部門)ダスティン・ホフマン候補(ノミネート) 
助演女優賞マルト・ケラー候補(ノミネート) 
助演男優賞ローレンス・オリヴィエ受賞 
監督賞ジョン・シュレシンジャー候補(ノミネート) 
脚本賞ウィリアム・ゴールドマン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ