映画『ことの終わり』の口コミ・レビュー

ことの終わり

[コトノオワリ]
The End Of The Affair
1999年上映時間:102分
平均点:5.39 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-10-14)
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
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監督ニール・ジョーダン
キャストレイフ・ファインズ(男優)モーリス・ベンドリクス
スティーヴン・レイ(男優)ヘンリー・マイルズ
ジュリアン・ムーア(女優)サラ・マイルズ
ジェームズ・ボーラム(男優)サヴェージ
イアン・ハート(男優)パーキス
サイモン・フィッシャー・ターナー(男優)ギルバート医師
ジェイソン・アイザックス(男優)リチャード・スマイス神父
井上倫宏モーリス・ベンドリクス(日本語吹き替え版)
伊藤和晃ヘンリー・マイルズ(日本語吹き替え版)
日野由利加サラ・マイルズ(日本語吹き替え版)
原康義パーキス(日本語吹き替え版)
水内清光リチャード・スマイス神父(日本語吹き替え版)
原作グレアム・グリーン〔原作〕
脚本ニール・ジョーダン
音楽マイケル・ナイマン〔音楽〕
ジョナサン・エヴァンス-ジョーンズ(バイオリン演奏)
撮影ロジャー・プラット
製作スティーヴン・ウーリー
ニール・ジョーダン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術アンソニー・プラット(プロダクション・デザイン)
ジョン・ブッシュ[美術](セット装飾)
衣装サンディ・パウエル
編集トニー・ローソン〔編集〕
録音ロビン・オドノヒュー
ドミニク・レスター[録音]
字幕翻訳古田由紀子
その他マイケル・ナイマン〔音楽〕(指揮)
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💬口コミ一覧

33.あらゆる表現された作品と言うものは、その時に観る人の精神状態によって大きく左右されるものですね。今この作品を観ても当時と同じように感じる事はないだろうけれど、自分の人生の中で忘れることの出来ない傑作の一つです。
青い地球さん 10点(2003-05-24 01:58:41)
32.私は結構好きです。思ってたのとは違う方向に話が進みましたが、イヤではなかったです。夫役のスティーブン・レイの妻への思いも切ないし、それぞれの思いが上手く交錯して「愛」を感じました。子供のあざも思いがけない使われ方をしていて良かったです。
よっさんさん 9点(2004-01-14 00:07:16)
31.これは単なるAffairなんかじゃない。結局誓いを破ってしまったけれど、それがあの死という結末に繋がった気がする。でも死んでもいいから愛する人に会いたかった、地獄に落ちてもいいから会いたかった。そんな女心ですね。泣けました。
ちかさん 8点(2004-06-16 14:23:44)
30.見た直後よりも、あとになってからの方が印象が残った映画。強い独占を求める男と、自分の祈りによって離れることをもって愛とする女と。2つの誓いを自ら破ってしまい、そして死のときがやってくる。夫と愛人はそれぞれ、神と呼ばれるものに対して何を思ったのだろうか。
あでりーさん 8点(2003-04-14 21:49:17)
29.「第三の男」の正体が明らかになるにつれ、サラ(ジュリアン・ムーア)の本心も明らかにされるというストーリーの骨子は美しい旋律によってさらに引き立てられていてよい。しかし、途中から唐突に神との接点が描かれ始めた点やレイフ・ファインズ演じるモーリスのキャラクターがあまりに狡猾で感情移入できなかった点が残念であったので-2点。とは言え、ファインズとムーアの演技には目を見張るものがあった。
Satineさん 8点(2003-02-08 00:36:18)
28.ネタバレ 全員が互いに未練持ちまくりのドロドロの不倫メロドラマなのだが、同じ場面を異なる視点から撮る各シーンにはどきっとさせられる(こういうのには弱いのです)。前半、時系列がやや不明確だったのが残念。ジュリアン・ムーアの、映画史上屈指の美しいバストに+1点。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-28 02:32:33)
27.ネタバレ 原作者(グレアム・グリーン)の他の作品「第三の男」、「ハバナの男」がサスペンスものなのに、これは全く毛色の異なる作者のカトリック信仰に基づいた現代の聖女話となっています。赤痣の男が私立探偵の息子に代わっていますが、ほぼ原作のイメージ通りの作品と言えます。ただポルノまがいのベッドシーンは観客へのサービスのし過ぎに思え、そこまでしなくても充分にメッセージは伝わるのでは。V1号やV2号による突然の死の恐怖にさらされた戦時下のロンドンと言う異常な状況で発生した情事(Affair)なのか、政府高官である旦那と両主人公の特殊な関係が招いた必然的な事件なのか理解しづらいのはイギリス上流階級のことについての知識が少ないためかも知れません。それにしてもアルマーニュ伯役者がまた登場とはすっかり不倫役が板についています(笑)。
たいほうさん 7点(2004-12-05 09:20:04)
26.なかなかおもしろかったわ。 宗教がらみになっちゃうところは日本人のアタシにはちょっと…って気がしないでもなかったけど、女とその夫と愛人の奇妙な関係はとっても興味深かったわ。 アタシに言わせれば本気の不倫ってのは完全にアウト!なんだけど、この映画ではなんだか三人ともに感情移入できる部分があって「うむむ…」ってな感じで…ホント関係ないんだけど『失楽園』思い出しちゃったわ。 あの映画はアタシ腹たってしょうがなかったんだけど…同じ不倫でも見せ方によってこうも変わるのね。 そしてこの映画でなによりもすばらしいのはジュリアン・ムーア。 リメイク版『サイコ』の時とはまるで別人よ。 女優ってスゴイのねえ。 まさに千の仮面を持つ女、ザ・女優よ。 ステキだわ。
梅桃さん [地上波(字幕)] 7点(2004-08-05 15:40:56)
25.話としてはいい。でもイキナリの神頼み。せっかくサラ(だっけ?)の日記があるのに旨く使えばいいのにな。神との約束?を破る代わりに女は死ぬ。って感じの方向にしてほしかった。どーも据わりの悪い展開だったなー。オリジナルが見たい!
y/zさん 7点(2003-06-22 21:37:10)
24.男と女の愛の捉え方のちがいを感じた!女の愛はやはり深い!母性本能が働くのだろうか?男はあとで、気がつくものらしい・・・信仰心で気持ちを理性化しても、しょせんやはり本当の愛を抑えることは本当に難しいものだし、時の流れにゆだねるしかないのかも、知れない。
Ueko・f★さん 7点(2002-08-21 22:51:05)
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23.ネタバレ 2016.05/21 観賞。愛のあり方いろいろ。でも肉体上での愛と精神上での愛との比較は難しいね。若い頃は精神上の愛に憧れ重視しやがて肉体上の愛に芽生え溺れた感じがする。今後は枯れて来るのか、如何に・・。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-01 22:12:49)
22.神を崇拝するかのように恋に落ちる。つまり信仰と恋愛は同じようなもの、という前提でのはなし。しかし主人公達は嫉妬し苦しみ失い、そして神をも憎む。信仰と恋愛は切っても切り離せないということなのか。信仰心も熱烈な恋愛感もない平凡な日本人には馴染みの無い心理だが、時間軸が行ったり来たりして目線が変わっていく構成は面白いし、ジュリアンムーアもレイフファインズも美しく、大人の恋愛ドラマとしては良かった。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-11 18:04:27)
21.戦争という非日常下での恋が戦後になって…、っていう構造は、たとえば『浮雲』などとも通じる普遍的な物語世界だが、グレアム・グリーンだと、そこにカトリックの神が絡んでくる。恋が、神への誓い・神への愛に広がり、奇跡なんてテーマも出てきちゃう。少年から消えるアザ。神に、どうか私をほっておいてくれ、と祈る無神論者の作家である私。非カトリック圏のカトリック文学のほうが、より突き詰めてるみたい。何を語っても神が現われてくる思考経路って、宗教的にいい加減な風土で暮らしている者にとっては、一枚どうしても通り抜けられない幕が掛かっているようで。上り階段で始まった恋が、下り階段の爆撃で終わったわけだなあ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-27 12:04:13)
20.ドッカーン!ガッシャーン!のせいですか。そうですか。好きな監督なんだけどこの宗教感はよーわからん。
mimiさん 6点(2004-09-24 02:45:04)
19.いや、悪い映画ではなかったですよ。映画の雰囲気は嫌いじゃないです。時間の無駄だったとも思わないし。ただ「是非見て」と勧めてまわる作品でないことも確かです。
ななさん 6点(2001-11-04 22:01:47)
18.戦争を背景にレイフ・ファインズが人妻を寝取るシリーズ(?)としては、私にとって「イングリッシュ・ペイシェイント」より遙かにいい。何より「ことの終わり」を受け入れ、嫉妬と憎しみと愛情を押さえ込み(このやせ我慢こそ男の証)、また、最終的にはその感情を決して隠さない主人公の気持ちと行動が非常に理解できる。ニール・ジョーダンとしては、ヒロインが主人公への愛をより大きなものへと昇華させていく展開が好みの題材だったのでしょう。しかしジョーダン作品の常連スティーブン・レイは、今回はミス・キャスト。どう見ても労働者階級の顔にしか見えない…。ということで6点献上。
sayzinさん 6点(2001-11-03 18:06:36)
17.ネタバレ 小さい頃、我が家ではキリンレモンのビンをケースで注文していて、いつでも好きなときに好きなだけ飲めて、調子に乗って氷ガンガン入れて飲みまくった私はいつも腹を壊してはトイレの中でこう言うのだ。「神様、ごめんなさい、もう二度とキリンレモンは飲みません、ですからお腹の痛いのをなんとかしてください」と。翌日にはまた飲んじゃう私とは違ってジュリアン・ムーアはけして飲まない。そういう映画。違うか。違うね。謎解きの見せ方を、男の視点から描いていたものを女の視点に変えてなぞってゆくというのが分かりやすくてよかった。ただ、物語自体がついていけない。原作もこんななの?ジュリアン・ムーアの謎が解けて、あーそういうことかと承知したまではいいんだけど、死んだと思った男が実は生きていた、というのではなく、やっぱりあれは所謂「奇跡」ってやつなんだという結論がどうも納得がいかん。誓いを守っているときのキスがアザを消して、誓いを破った代償が死であるから、そう解釈していいと思うんだけど、だったら「奇跡」のシーンをもっと「奇跡」らしく神々しく見せてほしいな。わざわざミステリー仕立てにして客を喜ばすストーリー展開は娯楽としてけして悪い語り方ではないし、その「騙し」のためにひたすら不倫劇を過大に見せ付けるのもしょうがないかもしれないけど、やっぱりこの場合、「神の啓示」的なものは必要かと。多少、予想がついたっていいんじゃないかと。もしくは全く「神」は錯覚としてしまうか。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-14 15:47:05)
16.ネタバレ 男二人に女一人、男一人に女二人、男女3人が織りなすドラマは数々ありました。本作品は3人に神が加わります。その点がどうしても私には近寄りがたい。祈りや懺悔はまだしも、最後にベンドリックスが神を呪う。少年の痣には奇跡がおこる。こうなると、私には理解不能で、ごめんなさいと言うしかありませんでした。
ひよりんさん [DVD(吹替)] 5点(2007-02-12 20:46:18)
15.ジュリアン・ムーアだけが美しい映画。彼女にはこういう時代の役が本当に似合う。サラは善人ではなかったかもしれないけど、美しい心を持っていて、それがジュリアン・ムーアによって引き立っていた。それに比べて、サラの周りの男達はなんて醜いの・・・。
づらちゃんさん 5点(2004-05-03 15:38:31)
14.なんとなくいいにおいのする映画でした。でも1年くらいしたら忘れてしまうんだろうなぁとも思います。あのときサラが祈って、ほんとに生き返って、その後もう会わないっつー約束を守ろうとするところが女らしくて好きだ。たいていの人は、ゴミ箱にゴミ投げて一発で入ったらなんかいいことがある、とか思って投げて、入らないと「ィャ、次に入ったらいいことがある」とかってもう一回投げたり。なかなかできない。そこらへんが妙に艶やかに見えた。
らいぜんさん 5点(2004-04-02 16:24:40)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 5.39点
000.00%
113.03%
226.06%
339.09%
4515.15%
5618.18%
6618.18%
7515.15%
839.09%
913.03%
1013.03%

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
主演女優賞ジュリアン・ムーア候補(ノミネート) 
撮影賞ロジャー・プラット候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジュリアン・ムーア候補(ノミネート) 
監督賞ニール・ジョーダン候補(ノミネート) 
作曲賞マイケル・ナイマン〔音楽〕候補(ノミネート) 

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