映画『悪魔を見た』の口コミ・レビュー(2ページ目)

悪魔を見た

[アクマヲミタ]
I SAW THE DEVIL
2010年上映時間:144分
平均点:6.42 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-02-26)
ドラマサスペンス犯罪ものバイオレンス
新規登録(2011-02-19)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2022-08-01)【TOSHI】さん
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監督キム・ジウン
キャストイ・ビョンホン[俳優](男優)スヒョン
チェ・ミンシク(男優)ギョンチョル
高橋和也スヒョン(日本語吹き替え版)
磯部勉ギョンチョル(日本語吹き替え版)
大原さやかジュヨン(日本語吹き替え版)
楠見尚己チャン元班長(日本語吹き替え版)
河西健吾(日本語吹き替え版)
脚本パク・フンジョン〔監督〕
キム・ジウン(脚色)
配給ブロードメディア・スタジオ
字幕翻訳根本理恵
あらすじ
連続殺人鬼ギョンチョルに婚約者を惨殺された捜査官スヒョンは、ギョンチョルへの復讐を誓い、単独で捜査を開始する。延々と繰り返される復讐劇の末にたどり着く結末とは……? ニーチェの「善悪の彼岸」を基にしたヴァイオレンス・ムービー。
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💬口コミ一覧

11.ネタバレ 結果論だけど、めんどくさいことせずに
あっさりと終わらせてやったほうが良いねぇ…。
復讐劇と残酷描写には引きこまれる。
虎王さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-10 14:50:26)
10.ネタバレ シンプルといえば聞こえは良いが、実はかなりベタでチープな脚本といえる。
復讐モノのの王道をいっているが、特に暴力描写一点に特化した稀に見るバイオレンス作品に仕上がっている。誰を悪魔と捉えるかは鑑賞者の感性に委ねられると思いますが、自分的にはギョンチョルかなぁ。言い換えれば、もし仮に自分は妻を殺された立場であれば同じような行為に走ったかもしれないと、ふと思ったからです。でもそれはあくまで自分に力や情報力があっての話ですが・・・。ビョンホン演じる主人公は国家諜報員のエリートであり、格闘も情報力も長けているわけで、そもそも比べること自体可笑しいかもしれませんが、誰もが大切な家族や友人がそういう悲惨な目にあえば、心の奥底では犯人を殺してやりたいと思うはず。法治国家たる先進国において、そういう気持ちそ抑え、紙一重で理性を保っているのが現実。この主人公は、その理性のタガが外れてしまった、いわば怪物なのだと思う。同情という気持ちは湧かないが一方的に犯人を痛めつける姿には胸のすく想いがしたし、もっとやっちまえ!とさえ思ってしまった。ギョンチョルのしでかした犯行はまさに鬼畜そのものでありそれこそ同情の余地など一切ありえない。
とにかく暴力描写は過激だし陰鬱なラストではあるが、ある意味ストレス発散にはもってこい?の作品かもしれません(~_~;)
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-13 23:39:35)
9.ネタバレ うーん、期待しすぎたのかもしれないけど、バイオレンスを含む他の韓国作品(「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「殺人の追憶」「母なる証明」「チェイサー」等)と比べても、単なるバイオレンス押しの作品になってしまっている気がした。

■描写はとにかくグロい。「復讐者に憐れみを」で十分明示的だと思ったアキレス健切りがさらに露骨な形であるし、頬にナイフ刺したり、ギロチンシーンが数回あったり、基本的に拷問の連続だと考えていい作品。他のバイオレンス作品が可愛く見えるレベル。

■ただ、他の韓国作品が、バイオレンスへの必然性というか、そこを通じてみる「人間の心の闇・深み」みたいなものがあったのに対し、本作からは残念ながらそういったものは感じられなかった。基本的にバイオレンスシーンが「やりたい放題・支離滅裂」という感じで構成されているからであろう。「暴力性の裏に見る・・・」ではなく単に「暴力」になってしまっていた。

■ストーリーとして見ても、チェ・ミンスクは悪魔というよりただの変態レイプ犯であり、「凶悪な行動の裏にある冷徹な理性」みたいなものは微塵も感じられなかった。他方のイ・ビョンホンはまだ理性を感じられるし、ゆえに「復讐の鬼=悪魔」でもありうるだろうが、それにしては行動が場当たり的。基本的に彼の行動は「イ・ビョンホンの(なぜか)圧倒的なまでの肉弾戦の強さ」に全面的に依存しているわけで、こちらもまた行き当たりばったりと言われても仕方がない。

■悪魔性があるとしたら、最後の「俺は苦しさを感じないんだ」だが、それにしては途中のシーンでは散々痛がってるし、結局本心は「どんだけ痛めつけられても生きていたい。生きていれば必ずチャンスは来る」という「カイジ」っぽい精神なのだろうと思った。

■やるとしたら、乱闘シーンを全部削って、基本的に「イ・ビョンホンの不意打ち→体をどこか傷つけられる」にして冷徹に痛めつけていった方が、「悪魔」の感じは出たように思う。同じ復讐ものといっても「オールド・ボーイ」の冷徹な計画性と悪魔性(凶悪性)には全く及ばず。残念
θさん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-22 00:08:28)
👍 2
8.いやあびっくりした。予告編などでは重圧でサスペンスフルな映画だと思っていましたが
ふたを開けてみるとつっこみどころ満載でした。
はっきり言ってサスペンス映画としては落第点です。酷いと言ってもいいと思います。
スマートさのかけらも感じません。
さらに演出が大仰だし、
音楽はへんにボリュームが大きくて逆効果だし、
大体なんでこんなシンプルなストーリーに2時間24分もの尺が必要なのかさっぱりわかりません。
でも自分はこの映画がわりと好きです。
観ている間はその上映時間の長さも気になりませんでしたし(尺稼ぎっぽさは感じたけど)
ビョンホン様が迫力満点なカメラワークで殺人鬼とバトルをしたり、凶悪なことをやったりするだけで楽しい気持ちになれます。
なによりどう見てもつっこみ待ちとしか思えない展開が素敵です。
変な韓国映画代表の「グエムル」が好きな人は是が非でも観に行くべきです(グエムル大好きなんです)。
でも、ビョンホン様目当ての女性にはまったくおすすめしません・・R18+指定なだけあって猟奇的なシーンや性的暴行のシーンがあるし、画面の半分くらいはきれいな顔のビョンホン様でなくて、汚い殺人鬼なんだから。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-03 19:16:39)
7.ネタバレ 中盤以降の胸糞が非常に悪い展開になるまではどうなるのだろうとワクワク。
流れから犯人の家族にもかなりエグイことをするのかと思いきや、結末がかなりあっさりとでした。
復讐したい割にはやり方がずさん、罰になっていなさ過ぎてホントにちゃんとやりたいの?と思うところはありました。
とむさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-07 00:26:08)
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6.ネタバレ  後味が悪いなー。婚約者が殺されてしまうのは導入部分だから仕方ないとしても、その家族まで犠牲になるのが許せないです。非人道的かつ悪趣味。妹まで犠牲になるとは思っていなかったので、悪い意味で衝撃的でした。
 しかも、婚約者家族は本来であれば犠牲にならずに済んだ事実が痛い。主人公がキャッチ&リリースみたいな特殊な復讐をしなければ、こんなことにはならなかった。もはや人災と言っても過言ではありません。主人公の罪も重い。
 スヒョンはどのツラさげて義理の父親に会いに行くつもりなのでしょう。
 タクシーの人たちはタクシー強盗?そしてもう一人の殺人鬼はいったい?唐突な登場人物たちに戸惑うこともしばしば。もはやこの辺りからはちょっと『悪魔のいけにえ』シリーズみたいでした。
 女子中学生や看護師、監禁されていた女性はみんな助かるのに、自分の大切な人たちだけ誰も助けられないなんて辛すぎます。
 殺人鬼ギョンチョルのやったことがひどすぎて、もはやどんな報復をしても割りにあいません。ほら、きっちり復讐を果たしたのに、なんのカタルシスも得られない結末。
 映画としては優秀な作品なのかもしれませんが、この救いようの無さは受け入れ難いものがあります。
たきたてさん [DVD(吹替)] 5点(2021-05-24 02:19:40)
👍 1
5.なんてことはない。グロいってだけだ。
センブリーヌさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-04 12:56:14)
4.ネタバレ 熱い民族性がそうさせるのか、韓国映画のバイオレンスとにかく凄い。当該分野において、韓国映画界は間違いなく世界最先端を行っています。本作も例に漏れず、躊躇のない暴力描写、剥き出しとなった感情の衝突、質の高い演技と、見所の多い作品に仕上がっています。最狂の猟奇殺人犯vs殺人スキルを身につけたエリート諜報員という燃える図式も百点満点であり、少なくとも前半部分は最高クラスのバイオレンス映画としてまとまっていました。。。
ただし、後半になると物語は大脱線をしてしまいます。猟奇殺人仲間が登場したり、猟奇殺人犯が諜報員を出し抜く行動を取り始めたりと、やりすぎ感が出てしまうのです。特に、プロの諜報員であるスヒョンが、殺人鬼とは言えスキルは素人のギョンチョルに圧倒されるという展開は非常にマズく、スヒョンが無能に見えてしまうという結果をもたらしています。このテーマであれば、表面的な主導権を握っているのは終始スヒョンであり、彼は圧倒的な殺人スキルによってギョンチョルを極限まで痛めつけるが、歪みきったギョンチョルの心までは征服することができず、ついに禁断の手段に訴えてしまうという筋書きにした方が良かったと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-07 00:28:02)
👍 2
3.ネタバレ 妻投稿■この映画を見て「私の心の中にも悪魔が潜んでいる」と感じるのは無理だと思う。仮に私が殺されたとしても、みんなで育てているチビが殺されたとしても、私の旦那は加害者への復讐に走らず、自分は何ができるかを考えて、残された人、それがいないなら社会福祉のために身をささげるだろう(ただし私の命を守るために他に方法がないなら、6人くらい殺しそうな一面はある)。殺人被害者家族や暴力被害者当人の方々も、その多くが憎悪に苛まれつつも、他者の権利を尊重する原則を固持し、激しい無力感の中で社会的義務を果たしていかなければいけないのが現実だ。犯罪被害者家族の気持ちの側に立って(・・たような気になって)加害者への死刑を連呼する人たちも、被害者家族が復讐のために社会に反逆したら、たちまち非難に転じるに違いない。■犯罪被害者家族が犯人を殺したいと思うことは、悪魔に魅入られているということなのだろうか。極自然な事なんじゃないのか。そして「悪魔に魅入られる」というキーワードの下に、犯人を憎むことと、周囲を巻き込んで犠牲にして復讐する事を同一リンクで扱っていいのだろうか。両者には大きな断絶があるはずで、その断絶とは何か、何と戦わないといけないかが提示されていることが、こういう種類の映画の価値だと思うが、この映画はそこを素通りし、さも「犯人に殺意を持つことが既に悪魔に魅入られている」という描き方をしている。■「私の心の中の悪魔の発露」はもっと思いもよらないところにあると思うんだけどなあ(特に「多数派」になったときは注意すべき)。
はち-ご=さん [インターネット(字幕)] 5点(2011-09-23 03:17:38)
👍 1
2.ネタバレ 観終わって何ともやるせない気分になった。この映画、どう楽しむのが正解なんでしょうか。「殺人の追憶」みたいな猟奇サスペンスかと思いきや、物語は最初の40分でもう犯人を追い詰めてしまう。しかしこの映画はここからが本番だ。ひたすら犯人を痛めつけてはまた解放するというキャッチ&リリースが繰り返される。これがひたすら長いのだ。殆ど拷問映画と言ってもいいだろう。確かに犯人には同情の余地もなく、その行為は残忍で許されるものでもないが、ジワジワなぶり殺していくのを見せられても全然楽しめない。むしろ、復讐の為犯人を泳がせる主人公に腹が立った。あんな悪魔は社会にリリースするべきではない。そんなに復讐したければどっかに監禁してジワジワ殺せばいい。軽率な主人公の行動によって何人の犠牲者が増えただろう。この主人公に対しても全く共感することはできなかった。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 2点(2013-11-11 17:22:29)
👍 2
1.グロが嫌いなわけでもないけど普通につまんね。
Mazelo Nostraさん [DVD(字幕)] 2点(2011-11-16 18:50:25)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.42点
000.00%
100.00%
226.45%
300.00%
400.00%
5516.13%
6825.81%
7825.81%
8722.58%
900.00%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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